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第32話 〝創造〟という言葉の浪漫度は果てしない
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「どうなっておるのだ!? 〝まりょく〟が増えているではないか! 〝1〟だけれども! 〝1〟だけれども!」
「大事なことだからと、二回言わなくても良いから。理由としては、今回の異世界転移の際に、魔沼ヨゴレの呪いにかかったから、そのおかげだと考えるのが妥当かな」
カンは、今まで何度確認しても〝0〟であった〝まりょく〟が〝1〟に増えていることに驚愕しながらも、喜びに震え、机をカタカタと空き缶ボディで鳴らしていた。
イチカは、割と冷静にカンの〝まりょく〟が増えたことを推察し、納得顔であったが〝呪い〟という言葉にカンは引っかかり、ボディを震わすのをやめた。
「ん? 呪いのおかげ? それは、どう言う意味なのだ」
「今回カンが同化してしまったのは、〝魔沼〟と呼ばれる高濃度に魔力が溜まってしまった沼なんだよ。遥か昔に、そこで魔王同士の争いが起きた所為だね。ほら、ここにそう書いてある」
イチカが手元のノートパソコンの画面をカンに見えるように動かすと、そこにはカミペディアに、先程カンが同化していた沼の記載が、詳細に記されていた。
そして、すでに〝喋る石鹸が一部同化済み〟と早くもカンの事が載っていた。
「出たなカミペディアめ!? 既に我の事まで載っているとは、驚きを通り越して恐怖を感じるレベルだぞ!? って、ん? 魔王!? いるのかさっきの世界に!?」
「本当に喧しい空き缶だね。纏めて全部にツッコミ入れないでよ、ややこしい。しかし、まぁ……そうだね、魔王みたいな存在ってのは、何処の世界でもいるものさ」
「ほほう、では此処もいるのか?」
「この世界かい?……聞きたいかい」
カンの問いに、不敵に笑いながら威圧を身体から発するイチカの様子に、カンは無意識にボディを震わせ、再び机をカタカタと鳴らした。
「あぁ、うむ。聞くのは、止めておこう。話を〝まりょく〟に戻すのだ。何故、我は新しいボディに転生しても〝まりょく〟を獲得しているのだ?」
「カンは、魔沼と一体化したまま体力が0になったよね。その時に魂が、魔沼でヨゴレまくりで汚染されまくりで呪われまくりで、その結果として魔力が身についたんだよ」
「まくり過ぎで、もはや意味が分からんな。だがしかし! 〝まりょく〟を獲得した事が、大事なのだ!」
「その通りだ! 例え、〝魔沼ヨゴレ呪い〟のレベルが上がれば上がるほど、魔力が高まる代償として、身も心もヨゴレるイベントが発生するとしても、今のカンには〝まりょく〟を得ることが大事なんだ!」
「ちょ!? それ初耳ぃいいいカァアァアアアン!?」
唐突に明かされる〝魔沼ヨゴレ呪い〟の効果に、カンは驚愕の声を上げた。
「しかし、ヨゴレるイベントって……何なのだ?」
「さて、次の転移は何処にしようかな♪」
「安定の無視か。待て待て、そう慌てるでない」
「なんだよ、転移しないことには何も始まらないだろ」
「若干、不穏の意味が含まれてそうだが……そうじゃないだろぉおお! 魔力が増えるほどヨゴレやすくなるのは、この際置いておいても、魔力だぞ! 魔力ゲットなのだ!」
カンは、ありったけの声で吼えた。声の大きさに、イチカがややイラッとするくらいに吼えた。
「参考までに、初歩魔法で有名な火魔法【ファイヤーボール】でさえ消費する〝まりょく〟は〝5〟ね」
「……〝まりょく〟が足りない!? 消費魔力半減でも全く使えないぃいぃい……しかしだ! 何事も先ずは、挑戦あるのみ! 【ファイヤーボール】!」
"カンは、ファイヤーボールを唱えた! しかし、MPが足りない!"
「〝そもそもファイヤーボールを修得しておらず、ただの中二病の叫びだった!〟」
「世界の声に、追加で言葉を足して、我の精神を追い込むでないわ!」
イチカの悪ノリに、安定のツッコミを入れるカンだったが、やはりショックは隠し切れなかった。
「しかし、まりょく〝1〟では何も魔法など覚えられんのではないか……」
その呟きに覇気はなく、まさに負け犬のそれだった。〝まりょく〟を例え〝1〟でも得たことを喜んでいたカンは、いったい何処へ行ったのか。
そんなカンを見下ろしながら、イチカは優しく微笑んだ。
「諦めるには、まだ早いさ。まだまだこの世界には、空き缶には知らないことが多く存在するんだよ」
「なん……だと……? た、確かに、己で言うのも何だが、空き缶が知らないことが、きっとこの世界には溢れておるだろうな」
イチカの言葉に反応するカンは、心なしかどこか声に力が入っていた。藁を持つかむ気持ちではあったが、イチカの更なる言葉をカンは待った。
そこに、希望があってくれと祈りながら。
「まりょく〝1〟で使える魔法を、カン自身が創造すればいいんだ!」
「創造だと……? そ、そんな事が可能なのカァン!?」
「僕は嘘を言ったことがあったかい?」
「確かにイチカは、嘘を言った事が無……なかったか? なかったのだったか?」
若干、自信が揺らぐカンだったが、〝創造〟という響きに胸が熱くなっていく感じを、確かに感じていた。
「魔法を……創る……だなんて事が……」
熱を帯びるその呟きは、大きな声をだしている訳ではなかったが、不思議と書斎に響き渡ったのだった。
「大事なことだからと、二回言わなくても良いから。理由としては、今回の異世界転移の際に、魔沼ヨゴレの呪いにかかったから、そのおかげだと考えるのが妥当かな」
カンは、今まで何度確認しても〝0〟であった〝まりょく〟が〝1〟に増えていることに驚愕しながらも、喜びに震え、机をカタカタと空き缶ボディで鳴らしていた。
イチカは、割と冷静にカンの〝まりょく〟が増えたことを推察し、納得顔であったが〝呪い〟という言葉にカンは引っかかり、ボディを震わすのをやめた。
「ん? 呪いのおかげ? それは、どう言う意味なのだ」
「今回カンが同化してしまったのは、〝魔沼〟と呼ばれる高濃度に魔力が溜まってしまった沼なんだよ。遥か昔に、そこで魔王同士の争いが起きた所為だね。ほら、ここにそう書いてある」
イチカが手元のノートパソコンの画面をカンに見えるように動かすと、そこにはカミペディアに、先程カンが同化していた沼の記載が、詳細に記されていた。
そして、すでに〝喋る石鹸が一部同化済み〟と早くもカンの事が載っていた。
「出たなカミペディアめ!? 既に我の事まで載っているとは、驚きを通り越して恐怖を感じるレベルだぞ!? って、ん? 魔王!? いるのかさっきの世界に!?」
「本当に喧しい空き缶だね。纏めて全部にツッコミ入れないでよ、ややこしい。しかし、まぁ……そうだね、魔王みたいな存在ってのは、何処の世界でもいるものさ」
「ほほう、では此処もいるのか?」
「この世界かい?……聞きたいかい」
カンの問いに、不敵に笑いながら威圧を身体から発するイチカの様子に、カンは無意識にボディを震わせ、再び机をカタカタと鳴らした。
「あぁ、うむ。聞くのは、止めておこう。話を〝まりょく〟に戻すのだ。何故、我は新しいボディに転生しても〝まりょく〟を獲得しているのだ?」
「カンは、魔沼と一体化したまま体力が0になったよね。その時に魂が、魔沼でヨゴレまくりで汚染されまくりで呪われまくりで、その結果として魔力が身についたんだよ」
「まくり過ぎで、もはや意味が分からんな。だがしかし! 〝まりょく〟を獲得した事が、大事なのだ!」
「その通りだ! 例え、〝魔沼ヨゴレ呪い〟のレベルが上がれば上がるほど、魔力が高まる代償として、身も心もヨゴレるイベントが発生するとしても、今のカンには〝まりょく〟を得ることが大事なんだ!」
「ちょ!? それ初耳ぃいいいカァアァアアアン!?」
唐突に明かされる〝魔沼ヨゴレ呪い〟の効果に、カンは驚愕の声を上げた。
「しかし、ヨゴレるイベントって……何なのだ?」
「さて、次の転移は何処にしようかな♪」
「安定の無視か。待て待て、そう慌てるでない」
「なんだよ、転移しないことには何も始まらないだろ」
「若干、不穏の意味が含まれてそうだが……そうじゃないだろぉおお! 魔力が増えるほどヨゴレやすくなるのは、この際置いておいても、魔力だぞ! 魔力ゲットなのだ!」
カンは、ありったけの声で吼えた。声の大きさに、イチカがややイラッとするくらいに吼えた。
「参考までに、初歩魔法で有名な火魔法【ファイヤーボール】でさえ消費する〝まりょく〟は〝5〟ね」
「……〝まりょく〟が足りない!? 消費魔力半減でも全く使えないぃいぃい……しかしだ! 何事も先ずは、挑戦あるのみ! 【ファイヤーボール】!」
"カンは、ファイヤーボールを唱えた! しかし、MPが足りない!"
「〝そもそもファイヤーボールを修得しておらず、ただの中二病の叫びだった!〟」
「世界の声に、追加で言葉を足して、我の精神を追い込むでないわ!」
イチカの悪ノリに、安定のツッコミを入れるカンだったが、やはりショックは隠し切れなかった。
「しかし、まりょく〝1〟では何も魔法など覚えられんのではないか……」
その呟きに覇気はなく、まさに負け犬のそれだった。〝まりょく〟を例え〝1〟でも得たことを喜んでいたカンは、いったい何処へ行ったのか。
そんなカンを見下ろしながら、イチカは優しく微笑んだ。
「諦めるには、まだ早いさ。まだまだこの世界には、空き缶には知らないことが多く存在するんだよ」
「なん……だと……? た、確かに、己で言うのも何だが、空き缶が知らないことが、きっとこの世界には溢れておるだろうな」
イチカの言葉に反応するカンは、心なしかどこか声に力が入っていた。藁を持つかむ気持ちではあったが、イチカの更なる言葉をカンは待った。
そこに、希望があってくれと祈りながら。
「まりょく〝1〟で使える魔法を、カン自身が創造すればいいんだ!」
「創造だと……? そ、そんな事が可能なのカァン!?」
「僕は嘘を言ったことがあったかい?」
「確かにイチカは、嘘を言った事が無……なかったか? なかったのだったか?」
若干、自信が揺らぐカンだったが、〝創造〟という響きに胸が熱くなっていく感じを、確かに感じていた。
「魔法を……創る……だなんて事が……」
熱を帯びるその呟きは、大きな声をだしている訳ではなかったが、不思議と書斎に響き渡ったのだった。
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