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男なんですが…
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翌日、登校して教室に入ると昨日話せなかった女子達が俺の所にやってきた。
どこの学校に行っても、まず話題になるのは俺の名前だ。
「土屋くんの名前って可愛いよねー!私名前で呼びたいんだけどいいー?」
「凛っていいよねー!可愛い!!」
……これもそうだけど何故か女子ウケはいいんだよね。でも可愛いって言われてもちっとも嬉しくない。
「可愛い……かな?別に名前で呼んでもらって構わないよ」
「マジー?じゃあこれから宜しくね!凛ちゃん!」
「あ、凛ちゃんって可愛いねー!」
出た。『凛ちゃん』
これも絶対言われてた。俺、女じゃないのに……何故か呼びやすいからと言って凛ちゃんと呼ばれる事が多い。
苦笑いしながら女子たちの輪を抜けて、自分の席へ向かった。すると、篠田がこっちを向いて笑っていた。
「おはよー!凛ちゃん(笑)」
「ちょっと……篠田まで止めてよ」
「あ、悪い悪い(笑) 朝からスゲー女子にモテモテじゃん!」
「からかわれてるだけだよ」
俺がそう言うと篠田はハハッと声を出して笑い俺の肩をポンポンと叩いた。
「いや、可愛いってのは事実じゃねー?何てゆーか……土屋って中性的な顔してるじゃん?」
「……それもよく言われるんだよね」
「あ、気にさわった!?別に変な意味で言ったんじゃねーからな!」
「言われ慣れてるから大丈夫だよ」
俺は再び苦笑すると篠田は本当ごめん!と謝ってきた。まぁ、別にそこまで気にしてないからいいけど。
篠田は時計を見て机の横に掛けてあるジャージを取り出し何故か着替え始めている。
「土屋、今日1限目から体育だからもう着替えた方がいいぞ!」
「え、1限目から体育なの!?」
周りを見れば確かに着替え始めていたので俺も真新しいジャージを広げて着替える。
今日は100m走をするみたいだ。俺は篠田と一緒に校庭に向かった。一人二本ずつ走りタイムが速い方が記録になるらしい。
俺の運動センスは可もなく不可もなくって感じだ。言ってしまえば普通。タイムも……まぁそこそこだったかな。
次は篠田が走る番だ。篠田がクラウチングの姿勢をとると女子達がキャーキャー騒いでいる。きっと走ってる姿かっこいいだろうな。
パンッとスタートの音と共に凄いスピードで俺の前を走り抜けて行く。……凄い。本当にかっこいい。女子達が騒ぐのも分かる。
息を切らした篠田がこっちに戻ってきた時、興奮気味に篠田の元へ行き、ついつい大きな声で言ってしまった。
「……篠田凄いよ。かっこよかった」
「うわー、何か土屋に言われると照れるんだけど(笑)」
篠田は頭を掻きながら照れ笑いをしている。流石、大会で優勝してるだけのことはある。運動神経いい男ってやっぱ憧れるなー。
体育も終わり教室に戻ろうとゾロゾロと皆歩き出す。……そう言えばあの三人いなかったな。単位とか出席日数は大丈夫なんだろうか。
篠田は職員室に用があるからと言っていたので先に教室に戻ろうと、階段を上り廊下を曲がろうとしたら、ドンッ、と誰かにぶつかってしまった。
「あ……すいません!大丈夫ですか!?」
ぶつかった相手に謝罪し顔を見上げたら……七瀬だった。
どこの学校に行っても、まず話題になるのは俺の名前だ。
「土屋くんの名前って可愛いよねー!私名前で呼びたいんだけどいいー?」
「凛っていいよねー!可愛い!!」
……これもそうだけど何故か女子ウケはいいんだよね。でも可愛いって言われてもちっとも嬉しくない。
「可愛い……かな?別に名前で呼んでもらって構わないよ」
「マジー?じゃあこれから宜しくね!凛ちゃん!」
「あ、凛ちゃんって可愛いねー!」
出た。『凛ちゃん』
これも絶対言われてた。俺、女じゃないのに……何故か呼びやすいからと言って凛ちゃんと呼ばれる事が多い。
苦笑いしながら女子たちの輪を抜けて、自分の席へ向かった。すると、篠田がこっちを向いて笑っていた。
「おはよー!凛ちゃん(笑)」
「ちょっと……篠田まで止めてよ」
「あ、悪い悪い(笑) 朝からスゲー女子にモテモテじゃん!」
「からかわれてるだけだよ」
俺がそう言うと篠田はハハッと声を出して笑い俺の肩をポンポンと叩いた。
「いや、可愛いってのは事実じゃねー?何てゆーか……土屋って中性的な顔してるじゃん?」
「……それもよく言われるんだよね」
「あ、気にさわった!?別に変な意味で言ったんじゃねーからな!」
「言われ慣れてるから大丈夫だよ」
俺は再び苦笑すると篠田は本当ごめん!と謝ってきた。まぁ、別にそこまで気にしてないからいいけど。
篠田は時計を見て机の横に掛けてあるジャージを取り出し何故か着替え始めている。
「土屋、今日1限目から体育だからもう着替えた方がいいぞ!」
「え、1限目から体育なの!?」
周りを見れば確かに着替え始めていたので俺も真新しいジャージを広げて着替える。
今日は100m走をするみたいだ。俺は篠田と一緒に校庭に向かった。一人二本ずつ走りタイムが速い方が記録になるらしい。
俺の運動センスは可もなく不可もなくって感じだ。言ってしまえば普通。タイムも……まぁそこそこだったかな。
次は篠田が走る番だ。篠田がクラウチングの姿勢をとると女子達がキャーキャー騒いでいる。きっと走ってる姿かっこいいだろうな。
パンッとスタートの音と共に凄いスピードで俺の前を走り抜けて行く。……凄い。本当にかっこいい。女子達が騒ぐのも分かる。
息を切らした篠田がこっちに戻ってきた時、興奮気味に篠田の元へ行き、ついつい大きな声で言ってしまった。
「……篠田凄いよ。かっこよかった」
「うわー、何か土屋に言われると照れるんだけど(笑)」
篠田は頭を掻きながら照れ笑いをしている。流石、大会で優勝してるだけのことはある。運動神経いい男ってやっぱ憧れるなー。
体育も終わり教室に戻ろうとゾロゾロと皆歩き出す。……そう言えばあの三人いなかったな。単位とか出席日数は大丈夫なんだろうか。
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ぶつかった相手に謝罪し顔を見上げたら……七瀬だった。
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