パーティーの仲間に冤罪を着せられた最強の剣士が魔王になって復讐をはたすまでの物語

誰もが精霊の恩寵を授かり特殊なギフトと魔法を使える時代、彼はその恩恵を受けることができなかった。ギフトを持たず病魔に侵された体で魔術を使えない忌み子だと、彼はそう言われ続けながらもその生涯を剣のみに捧げて、魔術師殺し、最強の剣士とまで呼ばれるようになった。

彼はとうとう仲間たちとともに最大の敵、魔王を打倒する。

しかし突然、彼は反逆罪に問われて監獄へと落とされることになる。
失意のどん底にあった彼に仲間の一人はこう告げたのだった。

「お前は足手まといだったんだよ。心底うんざりしてたんだ。お前を助けてやるのは」

全てはやつの陰謀、策略だったのだ。
襲い来る刺客から生き延びた彼は復讐を誓い新たなる日常を生きる。

不遇スタートです。

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