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じゃんけんの夏休み(全3話)
プロローグ
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俺、ヒロヤと、カンペイと、翔太の三人は幼稚園からの親友である。その絆は中学生になっても途切れたことはない。家族ぐるみの付き合いってのがまた強みなんだな。翔太のやつ、裏切りやがって。まだ根に持ってんの? 小学三年生からだよねっ、という楽しい話が東京某所に今日もこだましていると思ってくれればいい。
今回の件は、突然翔太がいいだした。「電気あんまって知ってる?」というものだった。
「そりゃあ知ってるよ」俺は答えた。小説で読んだことがあった。
「なに?」カンペイが聞いた。「なんだよそれ」
「ではカンペイの体で試してみよう」俺がいった。翔太がくすくす笑った。
「翔太も笑った! なんだか嫌な予感がするなあ」カンペイはわざとらしく頭をかいた。みんな笑う。
「では、試してみよう——」俺の足がカンペイの股間に届いた。
「アッ!!」カンペイもそれをみて悟ったが、俺の足の勢いよ。時既に遅し。
ギャァ————ッ!!
まるでアニメのような大声を出してカンペイは後ろにぐるりと一回転して、木でできた本棚に頭を打ちつけた。
翔太が、それを見ていった。「後ろでんぐり返り、できるんじゃん!」
結局、同じようにでんぐり返りが下手な翔太が、罰としてでんぐり返りの自習を十分間、ゲーム半セット分やらされることになった。
今回の件は、突然翔太がいいだした。「電気あんまって知ってる?」というものだった。
「そりゃあ知ってるよ」俺は答えた。小説で読んだことがあった。
「なに?」カンペイが聞いた。「なんだよそれ」
「ではカンペイの体で試してみよう」俺がいった。翔太がくすくす笑った。
「翔太も笑った! なんだか嫌な予感がするなあ」カンペイはわざとらしく頭をかいた。みんな笑う。
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ギャァ————ッ!!
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