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103話 光速の領域
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「ふむ。中々粘ったようだが限界のようだな」
ゼーリオの血から作られた天使たちはゼーリオの命令でウェンとスイを殺しに行っていた。はっきりいって今のスイなら何千何万と天使が襲ってこようとも問題はない。しかし、
「ふぅふぅ」
一緒に戦っているウェンの限界が近く息を切らしている。むしろウェンはスイが大部分の天使たちを引き受けているとはいえ全部ではない。スイが引き受け切れなかった天使たちはウェンが殺さなければならないのだが天使たちはゼーリオの血から作られただけあって戦争序盤に現れた天使たちとは比べものにならないほどに強く、その強さは上級の神にも匹敵する。
「限界ですね。このまま貴女の足手纏いになる訳にはいきませんね」
「だからといって心臓を捧げるとかやめてよね!! 翁もいないカン兄もいなくなってウェン姉までいなくなるならこんな世界どうでもいいんだから!」
「とはいえこのままでは2人共死にますよ」
際限なく湧き出る天使たち。
「カン兄とリュウガが瞬殺されたのが予想外だったからね。ゼーリオは完全に遊んでるでしょ。さっきから自分は出張らずにひたすら天使を生み出してるんだから」
「だからこうして寿命が少しばかり伸びているんですけどね」
「だけどそれも限界だね」
2人は限界を感じていた。最強2人が負けた時点で自分たちの敗北を。仮にウェンの心臓を喰らったとしてもスイの実力は龍帝を超える事が出来てもそれ止まりでゼーリオには決して届かない。それだけの差があるのだ。
「我が出張ってしまうとこんなにもつまらんとはな。もう飽きたし終わりにしようか」
追加の天使を1000体作り出してこの戦争に幕を引こうとするゼーリオ。
「さ、せ、る、か、よーーーー!!!!」
瀕死の龍帝が雷が迸る。
「おっ?」
ゼーリオは急激に魔力量の増えた龍帝の方を向く。そこには下半身と両手をなくして死にかけの龍帝がいるのではなく5体満足の龍帝がいた。
「あの状況からどうやって?・・・・なるほど。空気に漂う電子を無理矢理強大な電力に育て上げてからそれを喰らう事で魔力を回復させて体を再生させたのか」
龍帝は死に際で空気中の電子を雷に成長させることに成功した。それを喰らう事で魔力を回復させて体の再生にも成功した。しかし、
「素晴らしい才能だ。電子は常にあるものだ。それを雷にして喰らうという事は実質無限の魔力だ。だが無駄だ。我はあらゆる属性、現象から魔力を吸収出来る。お前がたどり着いた境地は我にとっては普通の事だ」
「チッ!」
あくまでも龍帝の実力が急激に上がった訳ではない。出来る事が増えて魔力が実質無限になっただけだ。結局は雷速である龍帝では光速のゼーリオには勝てない。
(せめてあいつらの所に向かった。天使共をぶち殺したいがゼーリオはそれを許さねぇだろうな)
ウェンたちの所には秒でたどり着ける。しかし、たどり着く前にゼーリオに殺される。それでは復活した意味がない。
(考えろ考えろ。何か手はないのか??)
「考えたところで無駄だ。貴様らは我によって死ぬ」
思考している龍帝の首を狙った斬撃。回避は不可能であり龍帝の首は宙を舞うはずだった。ガキィン!! という金属音が鳴り響く。聖剣が弾かれたのだ。龍帝の鱗によってではない。龍帝の鱗であっても聖剣が通用するのは先程の戦いから証明済みだ。では誰が? ゼーリオの光速の斬撃を防いだのは、
「龍神の末裔。何故貴様が生きている??」
この戦争が始まって初めてゼーリオが本気で驚愕した。それも当然だ。どんなに強力な回復魔法の使い手だとしても首を刎ねられてしまえば流石に死ぬというのに。しかも、そこから復活したのは魔力のない人間だからだ。
(誰だこいつは?)
ゼーリオだけでなく龍帝も驚いていた。リュウガの変化はあまりにも劇的だったからだ。リュウガから死の気配を感じる。それもギールスをも超える圧倒的な死の気配だ。それにも関わらずリュウガからは神の気配を感じない。それにも関わらず、
(光速に対応した。ありえねぇ。魔力抜きで身体能力のみで光速で達するなんてありえるのか??)
そんなありえない事を起こしたからこそ先程のゼーリオの斬撃をリュウガは防いだ。
(まぐれか? それとも死の気配を感じて危険な場所に刀を置いておいただけか?)
ゼーリオはどうやってリュウガが光速に対応したかを考えるが、
(考えるだけ無駄だな。試せば分かる)
最初に首を斬り落とした時と同じように光速の斬撃を放つ。おまけに雷を纏った斬撃だ。仮に光速に対応出来ても雷によるダメージを受ける。しかも雷は龍帝レベルの威力を持っており神ですら灰になるレベルだ。
「死ね!!」
ガキィン!! という鉄のぶかり合う音が響く。つまりは、
「光速にまで至ったのか!!(おまけに聖剣に付与した雷が殺されている)」
聖剣に付与した雷が殺されている。それが意味するのは、
(今のあいつには視るという過程が必要ないのか)
ギールスと戦った龍帝は今のリュウガの力はギールスと同じレベルに至ったのを確信した。しかも、光速に対応出来る肉体のおまけ付きでだ。
「任せたぞ!!」
龍帝はそれだけ言ってウェンたちの所に向かった。返事は聞かなかった。返事を聞くのも時間がもったいないからだ。しかし、そもそもリュウガの耳には龍帝の声は届いてない。
(凄まじい殺意だな。そしてこの集中力)
今のリュウガにはいらない情報をそぎ落としている。視覚、嗅覚、聴覚といった感覚はゼーリオ以外のものをリュウガは認識していない。今のリュウガはただゼーリオを殺す事に特化した存在となっていた。そんなリュウガから目を離したりしなかったがゼーリオの視界からリュウガが消える。
「うっおお!!」
突きが眼前に迫っていたのをギリギリで避けるゼーリオ。光速で動けるのは自分だけであり今まで他に見た事がなかった。さっきの攻防でリュウガも光速の領域に踏み入れた確信があったがまだ体が理解出来なかったために回避はギリギリとなってしまった。しかし、
「もう理解した本気を出させた事を誇りに思って死ね!! 練龍牙!!」
光速の戦闘が今始まる!!
ゼーリオの血から作られた天使たちはゼーリオの命令でウェンとスイを殺しに行っていた。はっきりいって今のスイなら何千何万と天使が襲ってこようとも問題はない。しかし、
「ふぅふぅ」
一緒に戦っているウェンの限界が近く息を切らしている。むしろウェンはスイが大部分の天使たちを引き受けているとはいえ全部ではない。スイが引き受け切れなかった天使たちはウェンが殺さなければならないのだが天使たちはゼーリオの血から作られただけあって戦争序盤に現れた天使たちとは比べものにならないほどに強く、その強さは上級の神にも匹敵する。
「限界ですね。このまま貴女の足手纏いになる訳にはいきませんね」
「だからといって心臓を捧げるとかやめてよね!! 翁もいないカン兄もいなくなってウェン姉までいなくなるならこんな世界どうでもいいんだから!」
「とはいえこのままでは2人共死にますよ」
際限なく湧き出る天使たち。
「カン兄とリュウガが瞬殺されたのが予想外だったからね。ゼーリオは完全に遊んでるでしょ。さっきから自分は出張らずにひたすら天使を生み出してるんだから」
「だからこうして寿命が少しばかり伸びているんですけどね」
「だけどそれも限界だね」
2人は限界を感じていた。最強2人が負けた時点で自分たちの敗北を。仮にウェンの心臓を喰らったとしてもスイの実力は龍帝を超える事が出来てもそれ止まりでゼーリオには決して届かない。それだけの差があるのだ。
「我が出張ってしまうとこんなにもつまらんとはな。もう飽きたし終わりにしようか」
追加の天使を1000体作り出してこの戦争に幕を引こうとするゼーリオ。
「さ、せ、る、か、よーーーー!!!!」
瀕死の龍帝が雷が迸る。
「おっ?」
ゼーリオは急激に魔力量の増えた龍帝の方を向く。そこには下半身と両手をなくして死にかけの龍帝がいるのではなく5体満足の龍帝がいた。
「あの状況からどうやって?・・・・なるほど。空気に漂う電子を無理矢理強大な電力に育て上げてからそれを喰らう事で魔力を回復させて体を再生させたのか」
龍帝は死に際で空気中の電子を雷に成長させることに成功した。それを喰らう事で魔力を回復させて体の再生にも成功した。しかし、
「素晴らしい才能だ。電子は常にあるものだ。それを雷にして喰らうという事は実質無限の魔力だ。だが無駄だ。我はあらゆる属性、現象から魔力を吸収出来る。お前がたどり着いた境地は我にとっては普通の事だ」
「チッ!」
あくまでも龍帝の実力が急激に上がった訳ではない。出来る事が増えて魔力が実質無限になっただけだ。結局は雷速である龍帝では光速のゼーリオには勝てない。
(せめてあいつらの所に向かった。天使共をぶち殺したいがゼーリオはそれを許さねぇだろうな)
ウェンたちの所には秒でたどり着ける。しかし、たどり着く前にゼーリオに殺される。それでは復活した意味がない。
(考えろ考えろ。何か手はないのか??)
「考えたところで無駄だ。貴様らは我によって死ぬ」
思考している龍帝の首を狙った斬撃。回避は不可能であり龍帝の首は宙を舞うはずだった。ガキィン!! という金属音が鳴り響く。聖剣が弾かれたのだ。龍帝の鱗によってではない。龍帝の鱗であっても聖剣が通用するのは先程の戦いから証明済みだ。では誰が? ゼーリオの光速の斬撃を防いだのは、
「龍神の末裔。何故貴様が生きている??」
この戦争が始まって初めてゼーリオが本気で驚愕した。それも当然だ。どんなに強力な回復魔法の使い手だとしても首を刎ねられてしまえば流石に死ぬというのに。しかも、そこから復活したのは魔力のない人間だからだ。
(誰だこいつは?)
ゼーリオだけでなく龍帝も驚いていた。リュウガの変化はあまりにも劇的だったからだ。リュウガから死の気配を感じる。それもギールスをも超える圧倒的な死の気配だ。それにも関わらずリュウガからは神の気配を感じない。それにも関わらず、
(光速に対応した。ありえねぇ。魔力抜きで身体能力のみで光速で達するなんてありえるのか??)
そんなありえない事を起こしたからこそ先程のゼーリオの斬撃をリュウガは防いだ。
(まぐれか? それとも死の気配を感じて危険な場所に刀を置いておいただけか?)
ゼーリオはどうやってリュウガが光速に対応したかを考えるが、
(考えるだけ無駄だな。試せば分かる)
最初に首を斬り落とした時と同じように光速の斬撃を放つ。おまけに雷を纏った斬撃だ。仮に光速に対応出来ても雷によるダメージを受ける。しかも雷は龍帝レベルの威力を持っており神ですら灰になるレベルだ。
「死ね!!」
ガキィン!! という鉄のぶかり合う音が響く。つまりは、
「光速にまで至ったのか!!(おまけに聖剣に付与した雷が殺されている)」
聖剣に付与した雷が殺されている。それが意味するのは、
(今のあいつには視るという過程が必要ないのか)
ギールスと戦った龍帝は今のリュウガの力はギールスと同じレベルに至ったのを確信した。しかも、光速に対応出来る肉体のおまけ付きでだ。
「任せたぞ!!」
龍帝はそれだけ言ってウェンたちの所に向かった。返事は聞かなかった。返事を聞くのも時間がもったいないからだ。しかし、そもそもリュウガの耳には龍帝の声は届いてない。
(凄まじい殺意だな。そしてこの集中力)
今のリュウガにはいらない情報をそぎ落としている。視覚、嗅覚、聴覚といった感覚はゼーリオ以外のものをリュウガは認識していない。今のリュウガはただゼーリオを殺す事に特化した存在となっていた。そんなリュウガから目を離したりしなかったがゼーリオの視界からリュウガが消える。
「うっおお!!」
突きが眼前に迫っていたのをギリギリで避けるゼーリオ。光速で動けるのは自分だけであり今まで他に見た事がなかった。さっきの攻防でリュウガも光速の領域に踏み入れた確信があったがまだ体が理解出来なかったために回避はギリギリとなってしまった。しかし、
「もう理解した本気を出させた事を誇りに思って死ね!! 練龍牙!!」
光速の戦闘が今始まる!!
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