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78話 冥府の住人
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冥府の門を潜るとそこは薄暗い荒れ果てた大地であった。
「何つーか思ってた通りの殺風景な土地だな」
「こんな所で神をやってる奴がいるんだ。言葉は謹んでおけよ」
リュウガの言葉に龍帝は口を挟むがそんな事を気にするリュウガではないし龍帝自身も思っている事なのでそれ以上の事は言わなかった。
「それで? 冥府の神、ギールスはどこにいるんだよ」
「知るかよ。オレ様だって初めて来るんだからよ」
「じゃあ何か? どんな広さかもわからない世界でどこにいるかもわからない神1柱を探すっていうのかよ」
「そうなるな」
「大丈夫かよ。時間をかけすぎて地上では5年が経って神々によって滅ぼされましたは笑えねぇぞ」
「そうならないように頑張るしかねぇんだよ。それじゃあ別行動だな」
そう言ってどこかへ飛ぼうとする龍帝に、
「はぁ!? ウェンは2人で行けって言ったろ!」
「ギールスを見つけない事には話になんねぇだろ。それに協力する気はオレ様もそうだがお前もないだろ」
「まぁ、そうだけどよ」
「だったら別行動でいいだろ。そもそもギールスを単独で殺せないようなザコのままじゃゼーリオを殺さないんだ。今回は前哨戦みたいなもんだ。気合い入れろよ」
そう言って雷速で飛んで行く龍帝であった。
「はぁ、こっちもこっちで動くか」
リュウガも移動を開始するのであった。しかし、
「ふざけんなよ。ずっと薄暗いままだから時間の経過がわかんねぇ。おまけに人の気配もねぇから道を聞けねぇ」
既に3時間は移動しているのだが移動する前からまったく風景は変わらないままであった。
「文句言ってみたもののここは冥府なんだもんな。生者なんて俺と龍帝くらいだもんな。後はギールスとその配下か。いや? そもそもあいつらって生きてる判定なのか?」
そんな事を考えながら移動を続けるリュウガは瞬時に頭を下げる。その上を鎌が通過する。
(気配を完璧に消してるのか。しかも攻撃してるのにも関わらずに殺気すらないままだ。俺にも出来ないのにな)
そんな芸当をした相手に向かって蹴りを放つ。刀を使わないのはぶちのめしてギールスの居場所を聞くためだったのだがリュウガの蹴りは当たらなかった。
「はぁ!?」
蹴りは当たらずに相手の体をすり抜けるのであった。避けられたのではない。相手の首を狙った蹴りはすり抜けたのだ。そうして蹴りが過ぎたと同時に相手は鎌で再度攻撃を仕掛ける。それをリュウガはバックステップで避けるとそのまま距離を取る。
(霊体って事なのか? 骸龍や骸兵みたいに実体があると思ってたんだがな。しかしまぁ、これまた見たまんまな奴が出たな)
改めて相手を見るとそれは鎌を持ったマントを羽織った骸骨であった。人々が連想する死神そのまんまであった。
(物理は無効。そうなると俺に残された手段は死の気配を壊して殺す事だが死んでる奴にも有効なのか?)
死の気配を壊すとそのものは死ぬのだがそれは冥府の世界の存在であっても有効なのか? という問題がある。一応骸龍にも有効だったので大丈夫のはずだが結果は、
「問題なし」
死の気配を破壊してそのまま死神を瞬殺してしまった。物理攻撃無効は厄介ではあるがそれ以外の能力は大した事はなかった。
「A~Sランクって所だな。まぁ物理無効だし一部の冒険者は詰むな。魔法は効くのか気になるが俺は使えないし。そこの所は龍帝が検証するだろ」
そう言って移動を再開しようとするリュウガの周りには死神と骸兵がわんさか集まるのであった。
「こりゃあ長丁場になるな」
そう呟きリュウガは突撃するのであった。リュウガが戦闘をしている一方で龍帝は、
(ザコしかいないな。骸龍すらいないのが解せねぇな)
周りにいるザコを雷撃により灰すら残さないほどに殲滅してしまう。
(結構移動した。それこそ地上なら一周出来てしまうほどには)
雷速を誇る龍帝にとっては星を一周するなど容易いのだがそれでもギールスを見つけられずに未だに移動を続けるのであった。
(情報が足りねぇな。とはいっても骸龍でもいなきゃ喋れる奴がいないから〆あげて情報を聞き出す事も出来ねぇ)
ギールスは神であるが冥府という死が蔓延する世界の王であるために神の気配よりも死の気配を纏っていて魔力による探知に引っかからないのだ。
(長丁場になるな。戦力としてじゃなく探索係としてウェンを連れて行くべきだったか?)
と考えるが、
(いや、冥府に生命を司るあいつが来たらそれこそ面倒な事になるな)
以前、骸龍がウェンを欲していたのを思い出して先ほどの考えは行うべきではないと判断する。
「リュウガの野郎は上手くやってるのかぁ?」
とリュウガについて言及するのであった。そんなリュウガは、
「これで全部だな」
ふ~と一息ついた。230ほどの敵を斬り殺したがやはりその中に喋れる相手はいなかった。
(敵を殺しまくれば異変に気づいて出てきたりしねぇか? いや、さすがにないか。そもそも侵入した時点で気づいてるだろうし待ってるだけか?)
と色々考えていると、
「新手か」
死神が1人現れたので瞬時に斬りかかるのだが鎌によって刀の軌道を変えられる。
「!?(さっきまでの奴らとは違う!!)」
舐めてかかった訳ではないがさきほどの連中相手なら充分な剣速に反応してきた死神に警戒度を上げるも、
(勝てないほどじゃねぇ! 確実に殺す!)
持ち手を変えて刀の軌道を更に変えて斬りかかるとそれをバックステップで避けられた。すぐさま追撃しようとしたら、
「待て! 君は外から来たんだろう?」
死神が口を開く。喋れるとは思ってなかったので急停止するリュウガであったが、
(喋れる。貴重な情報源だ。しかし、問題がある)
情報源ならボコボコにして吐かせるのだがリュウガは死の気配を破壊する事でしか攻撃手段がない。つまり殺す事しか出来ないので尋問が出来ないのだ。そうして困ってるリュウガに、
「実力もあり外の世界の君に頼みがあるボクを外の世界に連れて行ってくれ!」
「いいぜ。なんて言うと思うか? お前は何者だよ?」
「無双流創始者テンネン・ムソウだ」
テンネンを名乗るこの死神はリュウガの助けとなるかそれとも罠となるかは神のみぞ知る。
「何つーか思ってた通りの殺風景な土地だな」
「こんな所で神をやってる奴がいるんだ。言葉は謹んでおけよ」
リュウガの言葉に龍帝は口を挟むがそんな事を気にするリュウガではないし龍帝自身も思っている事なのでそれ以上の事は言わなかった。
「それで? 冥府の神、ギールスはどこにいるんだよ」
「知るかよ。オレ様だって初めて来るんだからよ」
「じゃあ何か? どんな広さかもわからない世界でどこにいるかもわからない神1柱を探すっていうのかよ」
「そうなるな」
「大丈夫かよ。時間をかけすぎて地上では5年が経って神々によって滅ぼされましたは笑えねぇぞ」
「そうならないように頑張るしかねぇんだよ。それじゃあ別行動だな」
そう言ってどこかへ飛ぼうとする龍帝に、
「はぁ!? ウェンは2人で行けって言ったろ!」
「ギールスを見つけない事には話になんねぇだろ。それに協力する気はオレ様もそうだがお前もないだろ」
「まぁ、そうだけどよ」
「だったら別行動でいいだろ。そもそもギールスを単独で殺せないようなザコのままじゃゼーリオを殺さないんだ。今回は前哨戦みたいなもんだ。気合い入れろよ」
そう言って雷速で飛んで行く龍帝であった。
「はぁ、こっちもこっちで動くか」
リュウガも移動を開始するのであった。しかし、
「ふざけんなよ。ずっと薄暗いままだから時間の経過がわかんねぇ。おまけに人の気配もねぇから道を聞けねぇ」
既に3時間は移動しているのだが移動する前からまったく風景は変わらないままであった。
「文句言ってみたもののここは冥府なんだもんな。生者なんて俺と龍帝くらいだもんな。後はギールスとその配下か。いや? そもそもあいつらって生きてる判定なのか?」
そんな事を考えながら移動を続けるリュウガは瞬時に頭を下げる。その上を鎌が通過する。
(気配を完璧に消してるのか。しかも攻撃してるのにも関わらずに殺気すらないままだ。俺にも出来ないのにな)
そんな芸当をした相手に向かって蹴りを放つ。刀を使わないのはぶちのめしてギールスの居場所を聞くためだったのだがリュウガの蹴りは当たらなかった。
「はぁ!?」
蹴りは当たらずに相手の体をすり抜けるのであった。避けられたのではない。相手の首を狙った蹴りはすり抜けたのだ。そうして蹴りが過ぎたと同時に相手は鎌で再度攻撃を仕掛ける。それをリュウガはバックステップで避けるとそのまま距離を取る。
(霊体って事なのか? 骸龍や骸兵みたいに実体があると思ってたんだがな。しかしまぁ、これまた見たまんまな奴が出たな)
改めて相手を見るとそれは鎌を持ったマントを羽織った骸骨であった。人々が連想する死神そのまんまであった。
(物理は無効。そうなると俺に残された手段は死の気配を壊して殺す事だが死んでる奴にも有効なのか?)
死の気配を壊すとそのものは死ぬのだがそれは冥府の世界の存在であっても有効なのか? という問題がある。一応骸龍にも有効だったので大丈夫のはずだが結果は、
「問題なし」
死の気配を破壊してそのまま死神を瞬殺してしまった。物理攻撃無効は厄介ではあるがそれ以外の能力は大した事はなかった。
「A~Sランクって所だな。まぁ物理無効だし一部の冒険者は詰むな。魔法は効くのか気になるが俺は使えないし。そこの所は龍帝が検証するだろ」
そう言って移動を再開しようとするリュウガの周りには死神と骸兵がわんさか集まるのであった。
「こりゃあ長丁場になるな」
そう呟きリュウガは突撃するのであった。リュウガが戦闘をしている一方で龍帝は、
(ザコしかいないな。骸龍すらいないのが解せねぇな)
周りにいるザコを雷撃により灰すら残さないほどに殲滅してしまう。
(結構移動した。それこそ地上なら一周出来てしまうほどには)
雷速を誇る龍帝にとっては星を一周するなど容易いのだがそれでもギールスを見つけられずに未だに移動を続けるのであった。
(情報が足りねぇな。とはいっても骸龍でもいなきゃ喋れる奴がいないから〆あげて情報を聞き出す事も出来ねぇ)
ギールスは神であるが冥府という死が蔓延する世界の王であるために神の気配よりも死の気配を纏っていて魔力による探知に引っかからないのだ。
(長丁場になるな。戦力としてじゃなく探索係としてウェンを連れて行くべきだったか?)
と考えるが、
(いや、冥府に生命を司るあいつが来たらそれこそ面倒な事になるな)
以前、骸龍がウェンを欲していたのを思い出して先ほどの考えは行うべきではないと判断する。
「リュウガの野郎は上手くやってるのかぁ?」
とリュウガについて言及するのであった。そんなリュウガは、
「これで全部だな」
ふ~と一息ついた。230ほどの敵を斬り殺したがやはりその中に喋れる相手はいなかった。
(敵を殺しまくれば異変に気づいて出てきたりしねぇか? いや、さすがにないか。そもそも侵入した時点で気づいてるだろうし待ってるだけか?)
と色々考えていると、
「新手か」
死神が1人現れたので瞬時に斬りかかるのだが鎌によって刀の軌道を変えられる。
「!?(さっきまでの奴らとは違う!!)」
舐めてかかった訳ではないがさきほどの連中相手なら充分な剣速に反応してきた死神に警戒度を上げるも、
(勝てないほどじゃねぇ! 確実に殺す!)
持ち手を変えて刀の軌道を更に変えて斬りかかるとそれをバックステップで避けられた。すぐさま追撃しようとしたら、
「待て! 君は外から来たんだろう?」
死神が口を開く。喋れるとは思ってなかったので急停止するリュウガであったが、
(喋れる。貴重な情報源だ。しかし、問題がある)
情報源ならボコボコにして吐かせるのだがリュウガは死の気配を破壊する事でしか攻撃手段がない。つまり殺す事しか出来ないので尋問が出来ないのだ。そうして困ってるリュウガに、
「実力もあり外の世界の君に頼みがあるボクを外の世界に連れて行ってくれ!」
「いいぜ。なんて言うと思うか? お前は何者だよ?」
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