愛された彼女と愛した俺! 〜夢の時間〜

nemuri

文字の大きさ
上 下
10 / 10

十話

しおりを挟む
空は晴れていた。時間は、まだたくさんある!コンビニに寄って何か軽食しようと思った。食事も自由に出来る嬉しさは、気分も良くしてくれた。
しかし、あの企画はどうかと思うのだけどと考えていながら歩いていたら電柱にぶつかった!久しぶりにぶつかった気がする、考え事しながら下を向いて歩いたらダメってこの事なんだろう!
コンビニに立ち寄ると目を光らせた!食事制限もない今はコンビニ自体が最高に感じる!ほとんどの用品が揃っているのだから!

「いらっしゃいませー」

「ありがとうございましたー」

コンビニの音楽が流れていて人が、出入りしていく姿から空気までなんとなく嬉しく感じる。さてと何を買おうかなと悩んでいたけどやっぱりここは、身体には良くないけどコンビニ弁当にしよう!
好きなものを食べれる今ならと思い、唐揚げ弁当と炭酸水を購入した。
近くの公園によって食べた!手作りとはまた違う美味しさなんだけど味がとにかくすごいびっくりするぐらい濃いよね
時間を見ると良い時間に着きそう。公園のゴミ箱に分別して捨てて最近のゴミ捨てはしっかり分別してくださいとか書いてあるんだね面白いなぁと思いながら公園から出た。
近くまで来てたからゆっくり歩いて向かった。
やっぱり病気が治ってから長時間歩くのもすごいすごい幸せに感じるというより
今、不自由なく出来ることが幸せだった!
何故止まっているのか、治っているのかはわからないけれどこの時間が止まれば良いのにと願っていたらいつの間にか真優の家に着いていた。

ブーブー
チャイムの音を鳴らすとしばらくして真優が出てきた。フワッとしたワンピースを着ていたので思わず見惚れてしまうぐらいの可愛いさでやっぱり兄妹って似てるんだなぁと思うと顔が熱くなった。

「やっほー!来てくれたね。ありがとう、入って入って。家には親が居るぐらいだから大丈夫だよー、あっちょっと部屋で待っててくれる?すぐ戻ってくるから。」
「お邪魔します、すごい可愛いよ!」
「え?ほんと、嬉しいありがとうね、夢。」

そう言って部屋に案内されて真優は部屋を出てった。女の子らしいというより男の子みたいな部屋に近いかもしれない。間違えてるわけじゃ無いのよね?

「散らかっちゃった。気にしないで」
「ふふふ。私、お友達のお家に遊びに来るのは初めてだから嬉しくって」
「そうなんだね、これからはたくさん一緒に遊ぼうね。」
「ありがとう」

真優と企画について話合いや作業していくこと2時間経っていた。

「よし、休憩しよう。おやつ用意してくるけど食べられないのとかある?」
「特にないよ」

身体が治ってから嘘のように全ての食べ物が健常者と同じように食べれるようになっていた。普通の食事が出来るのって幸せなんだね。
真優は部屋から出て行きおやつを取りに向かった。
部屋を見渡していると戸棚に写真が並んでいた。可愛いなぁ。小さい頃の写真なんだろうか?知らない子達と真優の集合写真や家族写真が綺麗に並べられていた。
一枚だけ倒れいてるのを見つけて起こして見てみると私が前々に通っていた病院の一室だった。そこに写っていたのは真優と兄の優真の家族と私によく似た女の子が写っていた。
会ったことも無いのに、会えばすぐに分かる。友達も少なくて病院生活だったから普通なら覚えているから。
たしかに昔と言っても前々の記憶は無い。
この写真に見覚えも無く、不思議な感覚しか湧かなかった。写真を元に戻してしばらくすると真優がおやつを持って部屋に戻ってきた。

「ただいま。」
「おかえり、わぁ…美味しそう!もしかして手作り?」
「正解!!!食べよっか、味には自信があるの!」


真優は料理も出来るらしい。料理も出来て可愛いくてこんな女性と結婚したい…あれ?何言ってんの?
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

なんか、異世界行ったら愛重めの溺愛してくる奴らに囲われた

いに。
恋愛
"佐久良 麗" これが私の名前。 名前の"麗"(れい)は綺麗に真っ直ぐ育ちますようになんて思いでつけられた、、、らしい。 両親は他界 好きなものも特にない 将来の夢なんてない 好きな人なんてもっといない 本当になにも持っていない。 0(れい)な人間。 これを見越してつけたの?なんてそんなことは言わないがそれ程になにもない人生。 そんな人生だったはずだ。 「ここ、、どこ?」 瞬きをしただけ、ただそれだけで世界が変わってしまった。 _______________.... 「レイ、何をしている早くいくぞ」 「れーいちゃん!僕が抱っこしてあげよっか?」 「いや、れいちゃんは俺と手を繋ぐんだもんねー?」 「、、茶番か。あ、おいそこの段差気をつけろ」 えっと……? なんか気づいたら周り囲まれてるんですけどなにが起こったんだろう? ※ただ主人公が愛でられる物語です ※シリアスたまにあり ※周りめちゃ愛重い溺愛ルート確です ※ど素人作品です、温かい目で見てください どうぞよろしくお願いします。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

断る――――前にもそう言ったはずだ

鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」  結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。  周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。  けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。  他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。 (わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)  そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。  ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。  そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?

ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

菱沼あゆ
恋愛
念願のランプのショップを開いた鞠宮あかり。 だが、開店早々、植え込みに猫とおばあさんを避けた車が突っ込んでくる。 車に乗っていたイケメン、木南青葉はインテリアや雑貨などを輸入している会社の社長で、あかりの店に出入りするようになるが。 あかりには実は、年の離れた弟ということになっている息子がいて――。

5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?

gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。 そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて 「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」 もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね? 3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。 4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。 1章が書籍になりました。

獣人の彼はつがいの彼女を逃がさない

たま
恋愛
気が付いたら異世界、深魔の森でした。 何にも思い出せないパニック中、恐ろしい生き物に襲われていた所を、年齢不詳な美人薬師の師匠に助けられた。そんな優しい師匠の側でのんびりこ生きて、いつか、い つ か、この世界を見て回れたらと思っていたのに。運命のつがいだと言う狼獣人に、強制的に広い世界に連れ出されちゃう話

旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜

ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉 転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!? のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました…… イケメン山盛りの逆ハーです 前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります 小説家になろう、カクヨムに転載しています

腹黒宰相との白い結婚

恋愛
大嫌いな腹黒宰相ロイドと結婚する羽目になったランメリアは、条件をつきつけた――これは白い結婚であること。代わりに側妻を娶るも愛人を作るも好きにすればいい。そう決めたはずだったのだが、なぜか、周囲が全力で溝を埋めてくる。

処理中です...