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第6話 避妊するべきか迷った件〜後編〜
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「あん、一護くん……」
――ピチャピチャ。
「おおお、そこ気持ち良すぎだぜ~♡」
やはりそうだったと、僕は歓喜した。
「こ、こう? こんな感じ?」
少しずつ、この行為がいやでも怖くもなくなってきた。
僕はさらに舌を突き出し、亀頭の出っ張りをグルグルと円を描く動きで何度も舐め立てる。
「うおお~、たまんねえぜ♡」
「んぷぷぷうッ!!!」
たまらず僕はくぐもった、驚きの呻き声をあげてしまう。
あろうことか、激情と恍惚の虜となった一護くんが猛る勃起を無理やり僕の口の中にねじり込んできたのである。
「んぐッ、んごご……一護くん」
「ワリイ、可愛いアオイにチンポ舐めてもらえるだけで早くも我慢できなくなっちまってなぁ♡」
「んぷぷぷうッ!!!」
ぢゅぽ。ぢゅぽぢゅぽ。ぶぴぴ!
焼けるように熱くて硬い牡の肉スリコギが、僕の口いっぱいを強引に塞いだ。
僕の口がまん丸に開ききり、人には見せられないような恥ずかしい顔つきになってしまう。
唇の皮が突っ張って、今にも裂けてしまいそうだった。
「ああ、アオイ~♡」
「むぶう。んむぶうう」
それなのに、雄々しく硬い極太はゴリゴリと、僕の口中をあまさず蹂躙しようとするかのように前へ後ろへと動き出す。
「むんぅ、んむぅンン、一護くん……」
思いも寄らなかった強引な責めに、僕は目を見開いたり、ギュッと瞑ったりしていささか困惑してしまった。
しかし、淫欲の虜となった一護くんは、僕に申し訳なさそうにしながらも、着火してしまった情欲をもはやどうにもこらえきれないようだ。
「ああ、アオイ♡ 最高だぜぇ~!」
「んむうぅ……一護くん♡」
「アオイ、もっと亀頭舐めてくれ~♡」
「……んむうぅ……」
――ピチャ、ねろん。ねろねろ。
哀訴するような一護くんの懇願に、僕は必死に期待に応えようとした。
グルッ、グルルッと不穏に喉を鳴らしながらも、舌を躍らせて亀頭に這わせ、ねろん、ねろんと舐めしゃぶる。
「うおお、いいぞぉ~♡ たまらん、気持ちいい……ああ、もうイッちまいそうだ!」
「はうう……一護くん♡」
苦悶と甘い情愛がない交ぜになって僕を浮き立たせた。
一護くんへのせつない想いが、一気に加速する。
気づけば一護くんはさらに激しく腰を使い、容赦のない抽送で僕の口腔を滅茶苦茶に犯す。
ぢゅるぴ。ぶぴぴ! ぶぴぶぴ、んぢゅちゅ!
「んむぶう、んむぶうんッ! ああ……一護くん♡」
胃袋が煮立てられるうずらの卵さながらに上へ下へと跳ね躍り、ねじれるような心地になった。
それでも僕は求められるがまま必死に舌を動かして、暴れるペニスに舌を擦り付ける。
舐めているそこが亀頭なのかそうではないのか、もうまったく分からなかった。
何しろ一護くんの雄々しいペニスはいっときも休むことなく前へ後ろへとピストンし、僕の口腔粘膜を蹂躙しつづけているのである。
亀頭がぬるりと喉の穴に飛び込んだ。
それを一護くんが引き抜くたびに、にゅぽん、にゅぽんと、間抜けで激しい爆ぜ音がする。
フェラチオがΩの僕にとって負荷の高い行為だということを改めて思い知らされた。
僕は懸命に堪えながら、めったやたらに舌を蠢かせた。
「うひょ~、気持ちいいッ!!!」
息づまる思いで躍らせる舌が幸福な偶然で気持ちのいいところに擦れるらしかった。
「むんうぅ⁉︎」
気づけば、一護くんは両手でガッシと僕の頭を拘束する。
そして、そのまま怒涛の勢いで荒々しく激しいピストンを繰り返した。
一護くんはカクカクと滑稽なほどに腰を振り、僕の喉奥深く何度も巨大な亀頭を突き刺しては抜く。
「ああ、気持ちいい~♡ いいぞ、アオイ!」
もはや、僕は舌なんてこれっぽっちも動かせなくなった。
それどころか、身体だって動かない。
湿った股間をバツバツとたたきつけられ、口の中で一護くんの猛りを抜き差しされる。
「うおおおおおおおおおおお~ッ!!!」
獣のように獰猛な、一護くんの咆哮が鼓膜に響いた直後であった。
いきなり温かでドロドロとしたものが水鉄砲の勢いで、僕の喉奥と口蓋垂をたたく。
一護くんのペニスは根元までずっぽりと僕の口中に埋まっていた。
ドクン、ドクンと雄々しい脈動音を立て、一護くんの怒張はさかんに膨張と収縮を繰り返す。
ビチャリ、ビチャリ、ビチャリ。
湿った音を立てて、そのたびに大量の精液が僕の口中に噴き出した。下手をしたら鼻腔にまでなだれ込み、鼻の穴から逆流すらしてしまいそうだ。
「うぐッ、んぐぅぅ……一護くん♡」
「おお、アオイ……最高だったぜ。ありがとうな♡」
一護くんは僕の小さな頭をなおも両手で拘束したまま、天を仰いで熱い吐息を零した。
断末魔の痙攣のようになおも陰茎がピクピクと脈打ち、男根に残っていたらしき精液を音を立てて滲み出させる。
少し前の自分なら間違いなく男のチンポを舐めて射精させるなんてこと気持ち悪すぎて絶対できなかっただろう。
もしかしたら、ほんの少しだけ僕は大人のΩになれたのかもしれない。
男に対する戸惑いや嫌悪をいくつも繰り返しながらも、それを乗り越えていくことでΩは本当の意味で成長していくのだろう。
一護くんは、いい子、いい子、というように僕の頭を撫でてくれた。
一護くんがズルッと腰を引いた。
僕の口からペニスが抜けていく。
肉棒のあとを追うかのように、僕の口から大量の精液が、ゴハッと音を立てて溢れ出した。
「ねえねえ……本当に僕なんかが一護くんの赤ちゃんを産んだりしても良いのかなぁ?」
「むしろ土下座してでもアオイに俺の子供を産んでほしいぜ。セックスの時にアオイに避妊させないのは俺なりの覚悟の証だ。避妊具を使うようなエッチ目当てのヤリチンに俺はなりたくねえ。いつだってアオイとの関係に真剣でありたいんだ♡」
遊びでセックスするようなDQNじゃない男がこの世界にいることを知り、世の中まだまだ捨てたもんじゃないと感心してしまった。
今この瞬間、僕は一護くんの赤ちゃんを孕みたいと心の底から熱望するようになった。
モジモジと恥じらいながら頰をポッと桜色に染める僕を一護くんはベッドに押し倒すと、何度も何度も僕の子宮に尊い子種を植え付けるのだった。
――ピチャピチャ。
「おおお、そこ気持ち良すぎだぜ~♡」
やはりそうだったと、僕は歓喜した。
「こ、こう? こんな感じ?」
少しずつ、この行為がいやでも怖くもなくなってきた。
僕はさらに舌を突き出し、亀頭の出っ張りをグルグルと円を描く動きで何度も舐め立てる。
「うおお~、たまんねえぜ♡」
「んぷぷぷうッ!!!」
たまらず僕はくぐもった、驚きの呻き声をあげてしまう。
あろうことか、激情と恍惚の虜となった一護くんが猛る勃起を無理やり僕の口の中にねじり込んできたのである。
「んぐッ、んごご……一護くん」
「ワリイ、可愛いアオイにチンポ舐めてもらえるだけで早くも我慢できなくなっちまってなぁ♡」
「んぷぷぷうッ!!!」
ぢゅぽ。ぢゅぽぢゅぽ。ぶぴぴ!
焼けるように熱くて硬い牡の肉スリコギが、僕の口いっぱいを強引に塞いだ。
僕の口がまん丸に開ききり、人には見せられないような恥ずかしい顔つきになってしまう。
唇の皮が突っ張って、今にも裂けてしまいそうだった。
「ああ、アオイ~♡」
「むぶう。んむぶうう」
それなのに、雄々しく硬い極太はゴリゴリと、僕の口中をあまさず蹂躙しようとするかのように前へ後ろへと動き出す。
「むんぅ、んむぅンン、一護くん……」
思いも寄らなかった強引な責めに、僕は目を見開いたり、ギュッと瞑ったりしていささか困惑してしまった。
しかし、淫欲の虜となった一護くんは、僕に申し訳なさそうにしながらも、着火してしまった情欲をもはやどうにもこらえきれないようだ。
「ああ、アオイ♡ 最高だぜぇ~!」
「んむうぅ……一護くん♡」
「アオイ、もっと亀頭舐めてくれ~♡」
「……んむうぅ……」
――ピチャ、ねろん。ねろねろ。
哀訴するような一護くんの懇願に、僕は必死に期待に応えようとした。
グルッ、グルルッと不穏に喉を鳴らしながらも、舌を躍らせて亀頭に這わせ、ねろん、ねろんと舐めしゃぶる。
「うおお、いいぞぉ~♡ たまらん、気持ちいい……ああ、もうイッちまいそうだ!」
「はうう……一護くん♡」
苦悶と甘い情愛がない交ぜになって僕を浮き立たせた。
一護くんへのせつない想いが、一気に加速する。
気づけば一護くんはさらに激しく腰を使い、容赦のない抽送で僕の口腔を滅茶苦茶に犯す。
ぢゅるぴ。ぶぴぴ! ぶぴぶぴ、んぢゅちゅ!
「んむぶう、んむぶうんッ! ああ……一護くん♡」
胃袋が煮立てられるうずらの卵さながらに上へ下へと跳ね躍り、ねじれるような心地になった。
それでも僕は求められるがまま必死に舌を動かして、暴れるペニスに舌を擦り付ける。
舐めているそこが亀頭なのかそうではないのか、もうまったく分からなかった。
何しろ一護くんの雄々しいペニスはいっときも休むことなく前へ後ろへとピストンし、僕の口腔粘膜を蹂躙しつづけているのである。
亀頭がぬるりと喉の穴に飛び込んだ。
それを一護くんが引き抜くたびに、にゅぽん、にゅぽんと、間抜けで激しい爆ぜ音がする。
フェラチオがΩの僕にとって負荷の高い行為だということを改めて思い知らされた。
僕は懸命に堪えながら、めったやたらに舌を蠢かせた。
「うひょ~、気持ちいいッ!!!」
息づまる思いで躍らせる舌が幸福な偶然で気持ちのいいところに擦れるらしかった。
「むんうぅ⁉︎」
気づけば、一護くんは両手でガッシと僕の頭を拘束する。
そして、そのまま怒涛の勢いで荒々しく激しいピストンを繰り返した。
一護くんはカクカクと滑稽なほどに腰を振り、僕の喉奥深く何度も巨大な亀頭を突き刺しては抜く。
「ああ、気持ちいい~♡ いいぞ、アオイ!」
もはや、僕は舌なんてこれっぽっちも動かせなくなった。
それどころか、身体だって動かない。
湿った股間をバツバツとたたきつけられ、口の中で一護くんの猛りを抜き差しされる。
「うおおおおおおおおおおお~ッ!!!」
獣のように獰猛な、一護くんの咆哮が鼓膜に響いた直後であった。
いきなり温かでドロドロとしたものが水鉄砲の勢いで、僕の喉奥と口蓋垂をたたく。
一護くんのペニスは根元までずっぽりと僕の口中に埋まっていた。
ドクン、ドクンと雄々しい脈動音を立て、一護くんの怒張はさかんに膨張と収縮を繰り返す。
ビチャリ、ビチャリ、ビチャリ。
湿った音を立てて、そのたびに大量の精液が僕の口中に噴き出した。下手をしたら鼻腔にまでなだれ込み、鼻の穴から逆流すらしてしまいそうだ。
「うぐッ、んぐぅぅ……一護くん♡」
「おお、アオイ……最高だったぜ。ありがとうな♡」
一護くんは僕の小さな頭をなおも両手で拘束したまま、天を仰いで熱い吐息を零した。
断末魔の痙攣のようになおも陰茎がピクピクと脈打ち、男根に残っていたらしき精液を音を立てて滲み出させる。
少し前の自分なら間違いなく男のチンポを舐めて射精させるなんてこと気持ち悪すぎて絶対できなかっただろう。
もしかしたら、ほんの少しだけ僕は大人のΩになれたのかもしれない。
男に対する戸惑いや嫌悪をいくつも繰り返しながらも、それを乗り越えていくことでΩは本当の意味で成長していくのだろう。
一護くんは、いい子、いい子、というように僕の頭を撫でてくれた。
一護くんがズルッと腰を引いた。
僕の口からペニスが抜けていく。
肉棒のあとを追うかのように、僕の口から大量の精液が、ゴハッと音を立てて溢れ出した。
「ねえねえ……本当に僕なんかが一護くんの赤ちゃんを産んだりしても良いのかなぁ?」
「むしろ土下座してでもアオイに俺の子供を産んでほしいぜ。セックスの時にアオイに避妊させないのは俺なりの覚悟の証だ。避妊具を使うようなエッチ目当てのヤリチンに俺はなりたくねえ。いつだってアオイとの関係に真剣でありたいんだ♡」
遊びでセックスするようなDQNじゃない男がこの世界にいることを知り、世の中まだまだ捨てたもんじゃないと感心してしまった。
今この瞬間、僕は一護くんの赤ちゃんを孕みたいと心の底から熱望するようになった。
モジモジと恥じらいながら頰をポッと桜色に染める僕を一護くんはベッドに押し倒すと、何度も何度も僕の子宮に尊い子種を植え付けるのだった。
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