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2 親子で男と女の関係になりました♡

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 愛する息子と身体の関係にまでなった私は必要以上に紡也ぼうやのことを気にしては心臓をドキドキさせていた。
 今までは息子の視線など気にしていなかった。というより無意識に気にしないよう心の奥底で息子への愛を抑圧していたのかもしれない。


「母さん、今日も綺麗だよ~♡」
「もぉ~、そのセリフは聞き飽きたから早く学校行きなさい」
「分かったよ。その代わり、チューしてくれる?」
「はい、はい……ほら、こっちに可愛い顔をお出し♡」


 紡也ぼうやが玄関まで行くと、私は両手を軽く左右に広げる。それを合図に紡也ぼうやは私の身体に抱きつき、顔を近づけた。


「いってらっしゃい。気をつけるのよ……ちゅッ」
「うん♡ 帰りは遅くなるかも。女友達に良いバイトを紹介してもらったから、今日の放課後から勤務することになったんだ」
「あら、そう……」
「ごめんね。でも、なるべく早く帰ってくるから! 母さんに寂しい思いはさせないよ♡」


 紡也ぼうやは私の身体を放して靴を履くと、名残惜しそうにチラチラと目配せしながら家を後にした。


「女友達ねぇ~、一体何者なのかしら? 正直、息子のバイト先よりも気になるんだけど……」


 そのことでモヤモヤしながらも私は愛する息子のために午前中は家事に専念するのだった。




ーーー




「遅~いッ! 一体いつまでバイトしてるのやら?」


 夜8時を過ぎても愛する息子が帰って来ないことに憤りを覚えた私は紡也ぼうやが言っていた女友達というワードに妙な胸騒ぎを感じていた。
 紡也ぼうやは良くも悪くも八方美人であり、女の子に対しては誰にでも優しい。そのせいか、本人に悪気はなくても女の子を勘違いさせてしまうことが昔から多々あった。


「う~ん、なんだか紡也ぼうやのことが無性に心配になってきた……」


 そう呟きながら玄関で待っていると、ちょうど愛する息子が帰ってきた。


「母さん、ただいま♡」
「おかえり……って、えぇ⁉︎」


 なんと紡也ぼうやの後ろに3人も見知らぬ女子高生がニヤニヤしながら立っていたのだ。


「この人たちにはバイト先でお世話になっててね。僕に働き口を紹介してくれた恩人でもあるんだ」


 紡也ぼうやがそう言うと、真ん中にいたマッシュルームヘアのチー牛顔が我先にと自己紹介を始める。


「どうも、始めまして。息子さんに働き口を紹介したのは何を隠そうわたくしこと貴腐寺院きふじいん 喪子もこでございます! 以後お見知り置きを」


 貴腐寺院きふじいんさんは私に食らいつく勢いで喋り倒す。


「息子さんとは結婚を前提にしたお付き合いをさせていただいております。紡也ぼうやくんと身体の関係になるのも時間の問題かとwww」


 貴腐寺院きふじいんさんのトンデモ発言に私も周囲の女子たちも驚愕する。


「ちょっと、何適当なこと言ってんの⁉︎ 頭、大丈夫⁉︎」


 的確なツッコミを炸裂させたのは年の割には老け顔のチー牛だった。


「あ~ら、戸史間としまさん。別に間違ってなんかいないわ。いずれそうなる運命なんだから嘘ではないでしょ。紡也ぼうやくんも何か言ってやってちょうだいwww」


 紡也ぼうや貴腐寺院きふじいんさんに仕事を紹介してもらった手前、はっきりとは否定しづらいらしく、笑って誤魔化すだけだった。


「すみません、あまり気になさらずに適当に流してくれればいいかと。息子さんの貞操は私と出武杉でぶすぎさんで守るのでご安心ください」


 戸史間としまさんはそう言うと、隣に佇む肉の塊と形容する以外に言葉が見つからないほどの百貫デブに目配せする。


「2人とも男に飢えた喪女ですが、根は悪い子じゃないので悪しからず。ちなみに私は性欲よりも食欲が旺盛なので息子さんに手を出すことはないのでご安心をwww」


 そう言うと、体臭がキツイ出武杉でぶすぎさんはフライドチキンを片手にムシャムシャ頬張り始める。正直、このメンバーの中で一番近寄りがたい女の子だった。


「バイト初日で右も左も分からない僕を助けてくれた皆に御礼がしたくてね。今日の晩御飯は僕が作るから、ゆっくりしていって。もちろん、母さんも♡」


 紡也ぼうやは私にウインクすると、皆をリビングに案内する。
 リビングのソファで3人の喪女たちは股をどかっと広げて座ると、部屋内をくまなくチェックする。
 愛する息子の友達とはいえ、あまり歓迎する気にもなれない私はキッチンでチーズ牛丼を作る紡也ぼうやの手伝いをしながら問いただす。


「あの子たち、露骨に紡也ぼうやに対して好意を持ってるみたいだけど、どこで知り合ったの?」
「前に牛丼屋に男友達と一緒に行った時、そこで貴腐寺院きふじいんさんたちがキモいオッサン共にしつこく付き纏われてたから助けてあげたんだ。そしたら同じ高校に通ってる同級生だということが分かって意気投合したってわけ」


 うちの紡也ぼうやに彼女らが惚れてしまった理由がよく分かった。ただでさえ、紡也ぼうやは道を歩いているだけで逆ナンされたり、スカウトされたりするレベルのモテ男なのだ。そんなイケメンに窮地を救われたら惚れない子などいないだろう。


「正直、私と紡也ぼうやの愛の巣にズカズカと上がり込んでくる不届き者は許容できないんだけど……」
「ごめんなさい、母さん! でも、安心して。僕が愛してるのは母さんだけだから♡」


 紡也ぼうやの唇と私の唇が重なり、睦み合う。舌が挿入され、蛇のように絡み、お互いの唾液が混ざり合う。
 私の上に覆いかぶさった紡也ぼうやの目が、昨日セックスした時の大人びた色に変わる。
 私の身体はすぐに反応してしまった。たちまち乳首が硬く尖ってくる。
 紡也ぼうやは私に色々な愛撫を加えていった。全ての愛撫に私は異常に反応してしまう。すると、私の胸を揉みあげる紡也ぼうやの指が激しく蠢く。


「ダメよ、ああ、あの子たちがいるの忘れたの!」
「実は可愛い母さんを皆に自慢するのが僕のホントの目的だったんだ。だから、もっとよがり狂って♡」


 紡也ぼうやは私の乳首をいじりながら背中にキスをすると、軽くクリトリスの辺りをいじってきた。セックスに関して全くウブな私は紡也ぼうやの愛撫によって官能の蟻地獄に落ちていく。
 紡也ぼうやの指が私のクリトリスを強くつまむ。


「あうッ」


 私の身体がエビのようにたわむ。


「もうダメ……身体がどうかなっちゃう」


 完全に官能の世界に取り込まれそうになった次の瞬間、キッチンへ貴腐寺院きふじいんさんたちが飛び込んできた。


「どうも、お手伝いに……って、あれ? お取り込み中でしたかwww」


 3人の喪女たちは目を丸くしながら親子で絡み合っている私と紡也ぼうやを見やる。


「仲睦まじい理想的な親子関係ですね。もしかして、私たちはお邪魔だったかしらwww」
「いや、むしろ僕と母さんのイチャラブっぷりをチーズ牛丼でも食べながら見てってよ♡」


 リビングに行くと、チーズ牛丼を頬張る喪女3人組の目の前で紡也ぼうやは私を膝の上に載せる。


「女手一つで育ててくれた母さんは僕がこの世で最も愛してやまない神のごとき存在でね。全人類がこうべを垂れて崇拝すべき絶対正義の象徴だとさえ思ってるんだ。母さんのいいところなら2387個は言えるね♡」


 そう言うと、紡也ぼうやは私の長所を一つ一つ言い始めた。


「1つ目は笑顔が最高、2つ目は優しい、3つ目は可愛い、4つ目は美しい、5つ目は肌が綺麗、6つ目は髪が艶やか、7つ目はキスが味わい深い、8つ目はエッチに喘ぐところ、9つ目は存在そのものが癒し、それからね……」


 冗談抜きで実の母親を褒めまくる紡也ぼうやを見て、3人の喪女たちはドン引きのあまり言葉を失う。


「もういいのよ、紡也ぼうや。ママのことが大好きなのは充分知ってるから、とりあえず黙りなさいwww」
「えぇ~、まだまだ言い足りないのに……」


 喪女の皆さんはチーズ牛丼を黙々と食べ終えると、見てはいけないものを見てしまったかのような重苦しい表情で帰っていった。


「もぉ~、紡也ぼうやったら! あの子たち、ドン引きしてたじゃないの。たぶん明日からバイト先で気まずいわよwww」
「別に全然気にしないも~ん。母さんへの愛が強すぎて我慢できないんだからしょうがないよ♡」


 そう言うと、紡也ぼうやは私を押し倒して一気に秘唇へ挿入する。


「家に帰ってきてから、ずっと股間がそそり勃ってたんだ♡」
「あうッ、あううう!」


 キッチンにいた時から紡也ぼうやの股間のテントが張りっぱなしだったのは知っていたが、いきなり挿入されるとは思わず妙な声を上げてしまった。
 実の息子相手に嬌声を上げる私は母親として終わっているのかもしれないwww
 一定のリズムで紡也ぼうやの腰が動くたび、私の身体に官能のビッグウェーブが巻き起こる。
 紡也ぼうやは私の身体を抱き上げると、思いきり奥までペニスを突き入れた。


「ああああああああああああああああ~ッ!!!」


 愛する実の息子と禁忌の悦楽を貪る私の叫び声が辺りに響き渡る。
 親子で男と女の関係になってしまったことへの罪悪感は完全に吹っ飛び、心の赴くままに絶頂を迎えるのであった。
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