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英才教育クエスト編
82 クエスト達成
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覚悟を決めたナギサが臨戦態勢に入った瞬間、盗賊の首が次々と一瞬にしてねじ切れていく。ぞろぞろと首のなくなった死体が大量の鮮血を撒き散らしながら倒れる。突然のことで驚いたナギサは地べたの上を後退りながら、倒れてくる首なし死体を避けると、その後ろには僕をお姫様抱っこしたヒビキが仁王立ちしていた。
「やっぱり、ナギサはやれば出来る子だったな♡ 後は俺に任せておけ! 俺の愛するミライと息子を盛大に傷つけたことをあの世で後悔させてやるぜwww」
僕の両手両足から流れ出る鮮血をまじまじと見たヒビキの顔が悪魔のような形相に変わる。安堵の涙を浮かべる僕の耳に、盗賊たちの慌てふためく声が聞こえてくる。
「ひぃ~、殺されちまうッ!」
「ビビるんじゃねえッ! 全員でかかれば、こんな野郎は屁でもねえぜ!」
ヒビキは右往左往する盗賊たちを次々と一撃で屠っていくと、周囲に鮮血と共に臓物が飛び散る。
「お前らは散々こうやって弱者を面白おかしく殺してきたんだろ? 自分が狩られる側になっても、抵抗できない人間を辱しめ、いたぶるのは楽しいかよ?」
ヒビキの瞳には暗い光が宿り、冷たく研ぎ澄まされた殺気を放っていた。
「そりゃあ、楽しいに決まってるだろ! 抵抗できないヤツをいたぶり抜き、よって集って好き放題に辱しめる。これ以上の快楽があるか? 嫌がるのを無理やり押し開いて、とびっきりぶっといチンポをブチ込んでやった時のヒイヒイ泣き叫ぶツラは格別だぜ。穴という穴をオレたちのチンポで徹底的に穢しまくって、それだけはやめてと哀願する肉便器の中にザーメンをぶちまけ、気を失うまで徹底的に犯しまくってやった後は両手両足を切断して性奴隷市場に高値で売り飛ばして大儲け――」
盗賊は喋り続けることができなかった。ヒビキが鞘から剣を抜き、盗賊の眉間に深々と突き刺したからである。
「お前たちのような男に生きてる価値はない。この俺が全員まとめて地獄に送ってやる!」
ヒビキの言葉に怒り狂った盗賊たちが、ムチやナイフで一斉に襲いかかる。
長剣を大きく旋回させると、ヒビキはナイフを手に飛びかかってきた盗賊の下顎を打ち砕いた。鮮血を巻きあげながら吹き飛ぶ盗賊には目もくれず、ムチの攻撃を外套で弾いてかわすと、素早く突進して立て続けに2人の盗賊を左右に斬り伏せる。一切の反撃を許さないヒビキの圧倒的な強さに盗賊たちは怯んだ。
「やっぱり、うちの夫は強いや♡」
僕はヒビキの凄まじい剣技に感嘆の声をあげた。
地べたを這うようにして近づいてきたナギサが、僕を優しく抱きしめる。
寄り添って戦いを見つめる僕たちの視線の先で、ヒビキが盗賊たちを全員血祭りにあげるまで多くの時間はかからなかった。最後にヒビキは必死で逃げ惑う頭領の首や両手両足を派手に叩き斬り、辺り一面が赤く染まるほどの鮮血を吹いて痙攣する死体を蹴り飛ばす。
長剣をおさめたヒビキは、静かに呼吸を整えてから僕の前に歩み寄る。
焚き火の光を受けて輝く綺麗な髪と、彫りの深い優しい顔立ち。うっとりするほどの美男ではあるが、決して優男というわけではない理想的な男らしさを兼ね備えたヒビキの姿に僕とナギサはただひたすら見惚れていた。
「2人とも、もう安心だ♡ 今、怪我の具合を見てやるからなぁ」
ヒビキに無駄な心配をかけないように僕は何とか立ち上がろうとした。しかし、両脚に力を込めようとした途端に激痛が走り、僕は苦痛に顔をひどく歪めたままうなだれる。
「足が……」
チェーンソーで両手両足を切断しようとした盗賊たちに押さえつけられ、激しく抵抗した時に股間の関節が外れてしまったらしい。僕の下半身にまるで力が入らない。
「可哀想に……ちょっと様子を見させてくれ」
犯されそうになった秘部をヒビキにまじまじと覗かれ、僕は羞恥のあまり顔を真っ赤に染めたが、愛するヒビキに身を任せ続けた。
「なるほど、股間の骨が外れているみたいだ。無理もないか、人間のツラを被った悪魔のような連中に寄ってたかって組み敷かれたんだからな。ミライの華奢な身体には相当な責め苦だったろう。今、治してやるからな♡」
ヒビキは僕の太腿を抱えると、軽く力を込めて捻った。
「あぁッ……」
最初の鋭い痛みが一瞬で去ると、急に腰のあたりが軽くなってくる。
「たぶん大丈夫。何とか歩いてみるよ。ありがとう、ヒビキ♡」
歯を食い縛りながら、僕は立ち上がろうと試みた。しかし、僕の身体は盗賊たちの凌辱で完全に痺れきっていうことを聞かなかった。
「ミライ、無理をするな。まだ手足から流れ出る血が止まってないんだから。応急処置として簡単な治癒魔法をかけてやるからなぁ♡」
ヒビキは凌辱に疲れきった僕の血の気の失せた唇にキスをし、血が流れ出る両手両足に温かい手で触れた。すると、瞬く間に傷が塞がって血が止まる。
「これで応急処置完了だ。傷痕も数日経てば完全に消えるだろう。もう夜遅いから今日は家に帰って、明日になったらコイツらの首をギルドに持っていこうぜ。報酬の方はミライとナギサで山分けしてくれ。俺は少しばかり手を貸しただけだから、今回は完全にナギサとミライの手柄だ♡」
ヒビキは盗賊たちの生首を大きな頭陀袋に収納すると、僕をお姫様抱っこしながら家路につくのだった。
「やっぱり、ナギサはやれば出来る子だったな♡ 後は俺に任せておけ! 俺の愛するミライと息子を盛大に傷つけたことをあの世で後悔させてやるぜwww」
僕の両手両足から流れ出る鮮血をまじまじと見たヒビキの顔が悪魔のような形相に変わる。安堵の涙を浮かべる僕の耳に、盗賊たちの慌てふためく声が聞こえてくる。
「ひぃ~、殺されちまうッ!」
「ビビるんじゃねえッ! 全員でかかれば、こんな野郎は屁でもねえぜ!」
ヒビキは右往左往する盗賊たちを次々と一撃で屠っていくと、周囲に鮮血と共に臓物が飛び散る。
「お前らは散々こうやって弱者を面白おかしく殺してきたんだろ? 自分が狩られる側になっても、抵抗できない人間を辱しめ、いたぶるのは楽しいかよ?」
ヒビキの瞳には暗い光が宿り、冷たく研ぎ澄まされた殺気を放っていた。
「そりゃあ、楽しいに決まってるだろ! 抵抗できないヤツをいたぶり抜き、よって集って好き放題に辱しめる。これ以上の快楽があるか? 嫌がるのを無理やり押し開いて、とびっきりぶっといチンポをブチ込んでやった時のヒイヒイ泣き叫ぶツラは格別だぜ。穴という穴をオレたちのチンポで徹底的に穢しまくって、それだけはやめてと哀願する肉便器の中にザーメンをぶちまけ、気を失うまで徹底的に犯しまくってやった後は両手両足を切断して性奴隷市場に高値で売り飛ばして大儲け――」
盗賊は喋り続けることができなかった。ヒビキが鞘から剣を抜き、盗賊の眉間に深々と突き刺したからである。
「お前たちのような男に生きてる価値はない。この俺が全員まとめて地獄に送ってやる!」
ヒビキの言葉に怒り狂った盗賊たちが、ムチやナイフで一斉に襲いかかる。
長剣を大きく旋回させると、ヒビキはナイフを手に飛びかかってきた盗賊の下顎を打ち砕いた。鮮血を巻きあげながら吹き飛ぶ盗賊には目もくれず、ムチの攻撃を外套で弾いてかわすと、素早く突進して立て続けに2人の盗賊を左右に斬り伏せる。一切の反撃を許さないヒビキの圧倒的な強さに盗賊たちは怯んだ。
「やっぱり、うちの夫は強いや♡」
僕はヒビキの凄まじい剣技に感嘆の声をあげた。
地べたを這うようにして近づいてきたナギサが、僕を優しく抱きしめる。
寄り添って戦いを見つめる僕たちの視線の先で、ヒビキが盗賊たちを全員血祭りにあげるまで多くの時間はかからなかった。最後にヒビキは必死で逃げ惑う頭領の首や両手両足を派手に叩き斬り、辺り一面が赤く染まるほどの鮮血を吹いて痙攣する死体を蹴り飛ばす。
長剣をおさめたヒビキは、静かに呼吸を整えてから僕の前に歩み寄る。
焚き火の光を受けて輝く綺麗な髪と、彫りの深い優しい顔立ち。うっとりするほどの美男ではあるが、決して優男というわけではない理想的な男らしさを兼ね備えたヒビキの姿に僕とナギサはただひたすら見惚れていた。
「2人とも、もう安心だ♡ 今、怪我の具合を見てやるからなぁ」
ヒビキに無駄な心配をかけないように僕は何とか立ち上がろうとした。しかし、両脚に力を込めようとした途端に激痛が走り、僕は苦痛に顔をひどく歪めたままうなだれる。
「足が……」
チェーンソーで両手両足を切断しようとした盗賊たちに押さえつけられ、激しく抵抗した時に股間の関節が外れてしまったらしい。僕の下半身にまるで力が入らない。
「可哀想に……ちょっと様子を見させてくれ」
犯されそうになった秘部をヒビキにまじまじと覗かれ、僕は羞恥のあまり顔を真っ赤に染めたが、愛するヒビキに身を任せ続けた。
「なるほど、股間の骨が外れているみたいだ。無理もないか、人間のツラを被った悪魔のような連中に寄ってたかって組み敷かれたんだからな。ミライの華奢な身体には相当な責め苦だったろう。今、治してやるからな♡」
ヒビキは僕の太腿を抱えると、軽く力を込めて捻った。
「あぁッ……」
最初の鋭い痛みが一瞬で去ると、急に腰のあたりが軽くなってくる。
「たぶん大丈夫。何とか歩いてみるよ。ありがとう、ヒビキ♡」
歯を食い縛りながら、僕は立ち上がろうと試みた。しかし、僕の身体は盗賊たちの凌辱で完全に痺れきっていうことを聞かなかった。
「ミライ、無理をするな。まだ手足から流れ出る血が止まってないんだから。応急処置として簡単な治癒魔法をかけてやるからなぁ♡」
ヒビキは凌辱に疲れきった僕の血の気の失せた唇にキスをし、血が流れ出る両手両足に温かい手で触れた。すると、瞬く間に傷が塞がって血が止まる。
「これで応急処置完了だ。傷痕も数日経てば完全に消えるだろう。もう夜遅いから今日は家に帰って、明日になったらコイツらの首をギルドに持っていこうぜ。報酬の方はミライとナギサで山分けしてくれ。俺は少しばかり手を貸しただけだから、今回は完全にナギサとミライの手柄だ♡」
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