男だらけの変態異世界冒険譚

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日常編

39 縄酔い息子

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 僕はナギサを連れてゼノンがいる魔王城に来ていた。
 テーブルの上にはキャンドルが飾られていて、悪くない雰囲気だ。
 前菜が運ばれてきた。それを機に僕とゼノンはナギサの話で盛り上がった。

「いやはや、ちょっと見ないうちに大きくなったなぁ~、ナギサくん♡」

 赤ん坊の頃に会ったきり一度もナギサを見たことがなかったゼノンはその成長中ぶりに感心していた。

「ナギサくんは恋人とかいるのかなぁ~?」
「も~う、まだナギサは小さいんだからいるわけないでしょ」

 僕は顔の前で手を振って否定した。

「なるほど。つまり初体験はまだだとwww」
「ちょっと、ゼノン! 変な気、起こさないでよねッ!」

 ゼノンは相変わらずの調子でナギサにセクハラまがいの質問をする。

「ナギサくんはエッチな気分になる時ってあるかなぁ~?」
「……えっと、ないことはないです♡」

 ナギサの言葉に反応して、ゼノンは興奮した顔で訊く。

「なるほどぉ~、ナギサくんはどんな男がタイプなのかなぁ?」
「え~と……ぼくの好きなタイプは……」

 すると、メインの肉料理が運ばれてきた。ゼノンはスタミナをつけていることを見せつけるように、モリモリ食べて元気なところをナギサにアピールする。
 ナギサも同じ量の肉をぺろりと平らげる。

「そんなに小さいのに、いっぱい食べられるんだなぁ♡ 元気でよろしい!」

 ゼノンが感心したように言う。

「ヒビキパパが、ぼくにいっぱい食べて元気な身体で赤ちゃんを産むようにいつも言うので、食べる時はいっぱい食べるようにしています♡」
「よ~し、ナギサくんが元気な赤ちゃんを産めるような強い身体にするためにオレが鍛えてやるとしよう! ついでにミライもなぁ~♡」

 食事を終えるとゼノンは僕とナギサを全裸にして首輪をつける。
 大きなベッドが置かれた寝室で、僕とナギサはゼノンと向かいあっていた。
 ゼノンはナギサを後ろ手に組ませて腕を麻縄で縛り、高手小手に縄をかけていく。
 流れるように縄が締められていき、関節が決まっていく。肩や肘も手首もほとんど動かせなくなる。手を縛っている中心の縄にフックがかけられる。これで吊ることが可能になる。
 ゼノンはすぐに吊るしはしない。今度は左右それぞれの足に縄をかけ、膝を折りたたんだ形で縄掛けしていく。さらにウエストにも新たな縄をかける。合わせて五ヶ所でバランスを取りナギサを吊るした。
 空中で椅子にでも座っているかのように吊るされたナギサは、「ハッ、ハッ、ハッ」と熱い吐息を零しながら身悶えを始めている。

「どうやら縄酔いしてきたようだなぁ~♡」

 何も身につけていないナギサの身体が縄で縛られたことで、むっとした色気が鼻につくほど漏れ出してくる。
 ゼノンはナギサの足と腰の縄を吊り上げ、反対に手の縄を下げた。結果としてナギサの身体は顔を下にした逆さ斜めの形で固定された。仰向けの姿勢で股間が広く割り広げられている。
 その身体に鞭が飛んだ。胸や腹、尻へとさまざまな方向から鞭を飛ばし、あらゆる箇所を刺激する。

「あああッ、ああッ、らめぇ~、許して♡」

 ナギサが哀願している。しかし、言葉と裏腹にナギサは鞭で興奮している。股間には、透明な雫がたっぷり溜まり、鞭が当たるたびに飛び散るのだ。

「さすがはミライの息子だなぁ~♡ やはりオレの思った通り、ナギサは天性のマゾだったんだ!」

 ゼノンは上を向いて大きく屹立している逸物を逆さになっているナギサの口の中に押し込んでやる。
 ナギサはゲホゲホとむせ返りそうになりながらも、ゼノンの肉棒の動きに唇を合わせていく。

「ナギサくん、よく見ておくんだぞ♡ これから君のパパを使って子作りの仕方を教えてあげるからなぁ」

 そう言うとゼノンはナギサの口から肉棒を引き出すと、僕の股間に肉棒を添えてきた。ぐっと腰を入れてくる。硬くて大きな肉根が僕の中を押し開いていく。

「ああッ、ああッ、息子の前で……何てハレンチなぁ~♡」
「おおッ、早くもオレ様のチンポがイキそうだぜ~♡」

 ゼノンは雄叫びをあげながら強く突き込んだ。子宮口を突き破りそうな激しい突き込みだ。
 僕たちのセックスをまじまじと見つめながらナギサは興奮していた。僕はナギサがこんなにも淫らな表現を浮かべているのを初めて見た。
 すでに興奮しきっていたゼノンはあっという間に絶頂に至った。

「おおッ、イクぅ~、出るぞッ!!!」

 尿道を精液が勢いよく通りすぎていくのを感じた。

「ああッ、僕もイクぅ~♡」

 肉棒をぐいぐい締め上げながら僕は白目を剥いてしまった。
 僕を抱きしめたまま、ゆっくりとゼノンは肉棒を引き出した。
 ゼノンはナギサの縄を解くと、ベッドの上に寝かせる。
 その後、入浴を共にし、ベッドの上で僕とナギサは裸のままゼノンに抱かれながら寝たのであった。
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