33 / 87
日常編
33 変態ボテ腹犬〜後編〜
しおりを挟む
ヒビキは後ろから覆いかぶさってくると、ねちっこく腰を突きながら「ハアハア」と異様に荒い鼻息と共に、僕の耳元に口を寄せる。
「ここから赤ちゃんにミルクを飲ませるんだぞぉ~♡」
そう言いながらヒビキは右手で後ろから、僕の乳首をギュッと掴んだ。
そして「ミルク搾り、ミルク搾り♡」と連呼しながら僕の乳首を激しく揉みしだく。
「ああん♡ そ、そんなに強くギュッてされると――ああああぁあぁンッ!」
僕が仰け反るようにして大きく喘ぐと、後頭部をヒビキの肩に乗せるような格好となった。僕の耳元で囁いていたヒビキと視線が合う。
斜め後ろから見るヒビキの美貌は高い鼻筋がよりシャープに際立ち、まるで彫刻のように美しい。それでいて頰の赤みや長い睫毛の震えなどは、息を飲むほど生々しかった。
何より宝石のような美しい瞳が僕を見詰めるために横目に流れ、気づいた時にはヒビキから食らいつくような激しいキスをされた。
ねじきるように口を重ね、限界いっぱいまで舌を突き入れられる。
――レロ、むちゅ、くちゅん、れろ、ぺろ、んちゅうぅぅぅぅッ♡
そのまま桃色の肉片を、貪るように絡め合う。
ただ味覚器官を絡め合うだけではなく、互いの下唇と上唇をついばむようにねぶりあい、口腔粘膜の全てを駆使して一つに溶けあおうとする。
僕は自ら積極的に舌を伸ばし「ハアハア♡」と甘い吐息を漏らしながら、ヒビキの下唇を舐めていく。
それはまさに犬が、大好きなご主人様の顔を舐める仕草そのものだった。
もし僕に尻尾が生えていたならば、千切れそうなほど勢いよくパタパタと左右に振られているに違いない。
「このエッチなワンワンめ♡ ご主人様である俺のことが大好きでたまらないんだなぁ~?」
「きゅふん♡」
ヒビキの囁いたセリフに、僕の身体が雷でも落ちたようにビクンと痙攣。その直後には根元までアナルに埋まった男根を、きゅうううぅとキツく引き絞る。
「大好きワン♡ もっともっと愛して欲しいワンッ! ご主人様のオチンポ汁を、僕のエッチなボテ腹の中にたくさんドプドプ出して欲しいワ~ンッ!!!」
僕は自分自身のセリフで感じてしまい、淫らな言葉を口にしては、身体を鋭くビクビクと痙攣させ続ける。
ヒビキはもう限界のようだ。
完全にボテ腹犬になっている僕の姿がヒビキの理性を粉砕し、若い獣欲を暴走させる。
「このままボテ腹の中にいっぱい出すぜぇッ! お腹の中の赤ちゃんまで孕ましちまうかもなぁ~♡」
僕の背中に覆いかぶさったまま右手で力いっぱい乳首をギュッと掴み、唇が触れ合うほどの至近距離でそう叫ぶ。
跳ねるように腰を振りまくり、すでに内腿まで愛液でビショビショに濡らしている割れ目の奥を打ち続ける。
「ああ~ッ、もうイクぜ♡ イッちまうぞぉ~ッ!」
「あああん! 出してッ! いっぱいボテ腹の中に出して欲しいワ~ン♡」
もうすでにヒビキにとって、僕がワンワン言葉で喋るのは当たり前だという認識だ。
「あああッ、ミライ! ご主人様が思わず興奮で絶頂を迎えるような、ものすごく変態的なことを言うんだッ!!!」
鼻が触れ合うほど近くにあるヒビキの美しい瞳が興奮で血走ったその直後――ビクビクビクッ!
四つん這いの僕の身体が、再び雷にでも打たれたように激しく痙攣する。
僕はヒビキの卑猥な命令で完全にイッてしまった。
そんな壮絶なエクスタシーの中、マゾっ気のある僕が絶叫する。
「ああん! 中に出してぇぇ! ご主人様に交尾してもらうためだけに、こんなにも膨らんだボテ腹になったワンワンにぃぃ、ご主人様のおちんぽミルク、たくさんドクドクして欲しいワアァン!」
このセリフが限界ギリギリで耐えていたヒビキの踏ん張りを粉砕した。
ヒビキの頭の奥がカッと一瞬で真っ白になり、腰の奥で何かが爆発したような衝撃が走る。
僕の中に深く食い込んでいる肉棒の細い尿道内を、太い精液が一気に駆け抜けていく。
「あああ! イクッ! イクうううぅぅぅ!」
ヒビキは覆いかぶさる僕の身体を両手で思いっきり掻き抱いて動きを止めた。
ドギュン! ドリュどぎゅン! ドプどぎゅッ、どりゅン!
凄まじい勢いだった。
ずっとヒビキの方を向いていた僕は、続けざまに迸る灼熱液によって弾かれたように前を向いた。
「出てるぅぅッ!!! ご主人様の熱いのが僕の中でいっぱい出てるうぅ~ッ♡」
顎が仰け反り、赤い首輪を嵌めた首を筋張らせて絶叫したその直後――。
ぷしゃああぁああぁぁあああッ!!!
鋭い飛沫がシーツに直撃する。
僕は盛大に潮を吹いてしまった。
獣の体位で交わる僕たちは結合部分から湯気を立て、互いに絶頂を極め合う。
「くふぁあぁッ……」
ヒビキは僕に覆いかぶさり強く抱きしめたまま、長い射精をやっと終える。
行為の後半から握りっぱなしだった、僕の乳首をヒビキはやっと放す。
すると、全身を大きく弓反らせていた僕はクタッとベッドに上半身を落とした。
ヒビキが未だ硬さの残る男根を引き抜くと、僕は「ワン♡」と甘い声でひと鳴きした。
すると――。
「……ねえ、ヒビキ」
「ん? どうしたんだ、ミライ?」
「う、産まれちゃう……!」
「……えッ⁉︎」
「赤ちゃんが……う、産まれてきちゃうよぉ~ッ!」
「な……なんだってぇぇぇぇッ⁉︎」
「医者を……医者を呼んでぇぇッ!!!」
「待っててくれッ! すぐに呼んでくるからなぁ~ッ!!!」
ヒビキの転送魔法のおかげで僕はすぐさま病院に運ばれ、まもなく出産した。
ヒビキから赤ちゃんを受け取った瞬間、僕に新たな命を育む『親』としての自覚が芽生えた。
愛する我が子の親となった僕とヒビキは顔を見合わせると、ニッコリと極上の笑顔を浮かべながら甘~いキスをし続けた♡
「ここから赤ちゃんにミルクを飲ませるんだぞぉ~♡」
そう言いながらヒビキは右手で後ろから、僕の乳首をギュッと掴んだ。
そして「ミルク搾り、ミルク搾り♡」と連呼しながら僕の乳首を激しく揉みしだく。
「ああん♡ そ、そんなに強くギュッてされると――ああああぁあぁンッ!」
僕が仰け反るようにして大きく喘ぐと、後頭部をヒビキの肩に乗せるような格好となった。僕の耳元で囁いていたヒビキと視線が合う。
斜め後ろから見るヒビキの美貌は高い鼻筋がよりシャープに際立ち、まるで彫刻のように美しい。それでいて頰の赤みや長い睫毛の震えなどは、息を飲むほど生々しかった。
何より宝石のような美しい瞳が僕を見詰めるために横目に流れ、気づいた時にはヒビキから食らいつくような激しいキスをされた。
ねじきるように口を重ね、限界いっぱいまで舌を突き入れられる。
――レロ、むちゅ、くちゅん、れろ、ぺろ、んちゅうぅぅぅぅッ♡
そのまま桃色の肉片を、貪るように絡め合う。
ただ味覚器官を絡め合うだけではなく、互いの下唇と上唇をついばむようにねぶりあい、口腔粘膜の全てを駆使して一つに溶けあおうとする。
僕は自ら積極的に舌を伸ばし「ハアハア♡」と甘い吐息を漏らしながら、ヒビキの下唇を舐めていく。
それはまさに犬が、大好きなご主人様の顔を舐める仕草そのものだった。
もし僕に尻尾が生えていたならば、千切れそうなほど勢いよくパタパタと左右に振られているに違いない。
「このエッチなワンワンめ♡ ご主人様である俺のことが大好きでたまらないんだなぁ~?」
「きゅふん♡」
ヒビキの囁いたセリフに、僕の身体が雷でも落ちたようにビクンと痙攣。その直後には根元までアナルに埋まった男根を、きゅうううぅとキツく引き絞る。
「大好きワン♡ もっともっと愛して欲しいワンッ! ご主人様のオチンポ汁を、僕のエッチなボテ腹の中にたくさんドプドプ出して欲しいワ~ンッ!!!」
僕は自分自身のセリフで感じてしまい、淫らな言葉を口にしては、身体を鋭くビクビクと痙攣させ続ける。
ヒビキはもう限界のようだ。
完全にボテ腹犬になっている僕の姿がヒビキの理性を粉砕し、若い獣欲を暴走させる。
「このままボテ腹の中にいっぱい出すぜぇッ! お腹の中の赤ちゃんまで孕ましちまうかもなぁ~♡」
僕の背中に覆いかぶさったまま右手で力いっぱい乳首をギュッと掴み、唇が触れ合うほどの至近距離でそう叫ぶ。
跳ねるように腰を振りまくり、すでに内腿まで愛液でビショビショに濡らしている割れ目の奥を打ち続ける。
「ああ~ッ、もうイクぜ♡ イッちまうぞぉ~ッ!」
「あああん! 出してッ! いっぱいボテ腹の中に出して欲しいワ~ン♡」
もうすでにヒビキにとって、僕がワンワン言葉で喋るのは当たり前だという認識だ。
「あああッ、ミライ! ご主人様が思わず興奮で絶頂を迎えるような、ものすごく変態的なことを言うんだッ!!!」
鼻が触れ合うほど近くにあるヒビキの美しい瞳が興奮で血走ったその直後――ビクビクビクッ!
四つん這いの僕の身体が、再び雷にでも打たれたように激しく痙攣する。
僕はヒビキの卑猥な命令で完全にイッてしまった。
そんな壮絶なエクスタシーの中、マゾっ気のある僕が絶叫する。
「ああん! 中に出してぇぇ! ご主人様に交尾してもらうためだけに、こんなにも膨らんだボテ腹になったワンワンにぃぃ、ご主人様のおちんぽミルク、たくさんドクドクして欲しいワアァン!」
このセリフが限界ギリギリで耐えていたヒビキの踏ん張りを粉砕した。
ヒビキの頭の奥がカッと一瞬で真っ白になり、腰の奥で何かが爆発したような衝撃が走る。
僕の中に深く食い込んでいる肉棒の細い尿道内を、太い精液が一気に駆け抜けていく。
「あああ! イクッ! イクうううぅぅぅ!」
ヒビキは覆いかぶさる僕の身体を両手で思いっきり掻き抱いて動きを止めた。
ドギュン! ドリュどぎゅン! ドプどぎゅッ、どりゅン!
凄まじい勢いだった。
ずっとヒビキの方を向いていた僕は、続けざまに迸る灼熱液によって弾かれたように前を向いた。
「出てるぅぅッ!!! ご主人様の熱いのが僕の中でいっぱい出てるうぅ~ッ♡」
顎が仰け反り、赤い首輪を嵌めた首を筋張らせて絶叫したその直後――。
ぷしゃああぁああぁぁあああッ!!!
鋭い飛沫がシーツに直撃する。
僕は盛大に潮を吹いてしまった。
獣の体位で交わる僕たちは結合部分から湯気を立て、互いに絶頂を極め合う。
「くふぁあぁッ……」
ヒビキは僕に覆いかぶさり強く抱きしめたまま、長い射精をやっと終える。
行為の後半から握りっぱなしだった、僕の乳首をヒビキはやっと放す。
すると、全身を大きく弓反らせていた僕はクタッとベッドに上半身を落とした。
ヒビキが未だ硬さの残る男根を引き抜くと、僕は「ワン♡」と甘い声でひと鳴きした。
すると――。
「……ねえ、ヒビキ」
「ん? どうしたんだ、ミライ?」
「う、産まれちゃう……!」
「……えッ⁉︎」
「赤ちゃんが……う、産まれてきちゃうよぉ~ッ!」
「な……なんだってぇぇぇぇッ⁉︎」
「医者を……医者を呼んでぇぇッ!!!」
「待っててくれッ! すぐに呼んでくるからなぁ~ッ!!!」
ヒビキの転送魔法のおかげで僕はすぐさま病院に運ばれ、まもなく出産した。
ヒビキから赤ちゃんを受け取った瞬間、僕に新たな命を育む『親』としての自覚が芽生えた。
愛する我が子の親となった僕とヒビキは顔を見合わせると、ニッコリと極上の笑顔を浮かべながら甘~いキスをし続けた♡
0
お気に入りに追加
251
あなたにおすすめの小説
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
目覚ましに先輩の声を使ってたらバレた話
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
サッカー部の先輩・ハヤトの声が密かに大好きなミノル。
彼を誘い家に泊まってもらった翌朝、目覚ましが鳴った。
……あ。
音声アラームを先輩の声にしているのがバレた。
しかもボイスレコーダーでこっそり録音していたことも白状することに。
やばい、どうしよう。
少年ペット契約
眠りん
BL
※少年売買契約のスピンオフ作品です。
↑上記作品を知らなくても読めます。
小山内文和は貧乏な家庭に育ち、教育上よろしくない環境にいながらも、幸せな生活を送っていた。
趣味は布団でゴロゴロする事。
ある日学校から帰ってくると、部屋はもぬけの殻、両親はいなくなっており、借金取りにやってきたヤクザの組員に人身売買で売られる事になってしまった。
文和を購入したのは堂島雪夜。四十二歳の優しい雰囲気のおじさんだ。
文和は雪夜の養子となり、学校に通ったり、本当の子供のように愛された。
文和同様人身売買で買われて、堂島の元で育ったアラサー家政婦の金井栞も、サバサバした性格だが、文和に親切だ。
三年程を堂島の家で、呑気に雪夜や栞とゴロゴロした生活を送っていたのだが、ある日雪夜が人身売買の罪で逮捕されてしまった。
文和はゴロゴロ生活を守る為、雪夜が出所するまでの間、ペットにしてくれる人を探す事にした。
※前作と違い、エロは最初の頃少しだけで、あとはほぼないです。
※前作がシリアスで暗かったので、今回は明るめでやってます。
ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話
八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。
古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。
好きな人がカッコ良すぎて俺はそろそろ天に召されるかもしれない
豆ちよこ
BL
男子校に通う棚橋学斗にはとってもとっても気になる人がいた。同じクラスの葛西宏樹。
とにかく目を惹く葛西は超絶カッコいいんだ!
神様のご褒美か、はたまた気紛れかは知らないけど、隣同士の席になっちゃったからもう大変。ついつい気になってチラチラと見てしまう。
そんな学斗に、葛西もどうやら気付いているようで……。
□チャラ王子攻め
□天然おとぼけ受け
□ほのぼのスクールBL
タイトル前に◆◇のマークが付いてるものは、飛ばし読みしても問題ありません。
◆…葛西視点
◇…てっちゃん視点
pixivで連載中の私のお気に入りCPを、アルファさんのフォントで読みたくてお引越しさせました。
所々修正と大幅な加筆を加えながら、少しづつ公開していこうと思います。転載…、というより筋書きが同じの、新しいお話になってしまったかも。支部はプロット、こちらが本編と捉えて頂けたら良いかと思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる