男の子たちの変態的な日常

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316 変態障がい

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 発達障害者の中には早期発見が遅れ、失敗体験が積み重なった結果、自信喪失に陥り、それが二次障害につながることが多々ある。
 僕の場合は社会不安障害と診断されてから長い間、お薬を飲み続けていたため、今までは精神に問題があると思われていた。
 発達障害の特徴の中には精神障害の他の特徴と区別が難しいものが多く、医師の誤診で何らかの精神障害認定を受けるケースが頻繁にある。なので発達障害を少しでも疑っている人は自分から検査を申し出るのもいいだろう。
 個人的には発達障害者は高い頻度で社会不安障害も患っていると思っている。
 何故なら発達障害者は日常生活のちょっとした選択への不安、自分の将来の見通しがつかないことに対する不安、人の感情が読み取りにくいため想定外の言動をされたときの不安など様々な不安要素を抱えながら生きている。社会不安障害を患うようになるのは当然の帰結と言えるだろう。
 職場や学校で周囲の人からどのように見られているか心配になったり、通勤中の電車の中で誰かが自分に悪口を言っているのではないかと病的に感じながら日々の生活を怯えて生きている発達障害者に対して世の中はあまりにも無慈悲だ。
 最近は外を歩く時に人の目が気になり過ぎて不安になるため、どこぞの鬼化した妹の如く僕はリョウの背負う木箱の中に入っていた。


「アキラ~、俺が傍にいるから出てこいよ……。これじゃあ、まるで俺が今から鬼狩りに行くみたいじゃねえかwww」
「無理だよ。僕、日の光を浴びると灰化するから……」
「いやいや、しねえだろwww」


 リョウは引きこもって出てこない僕に痺れを切らしたように木箱を少し揺らした。


「ほ~ら、出てこないと揺らしまくるぞぉ♡」
「……おえ~ッ!」


 三半規管が死ぬほど弱い僕は一瞬にして酔うと、木箱の中でリバースする。


「アキラ、大丈夫か⁉︎ つか、どんだけ三半規管弱いんだよwww」


 すぐに木箱から救出され、ぐったりした僕をお姫様抱っこしながらリョウは運んでくれた。


「あぁ……らめぇ、灰になっちゃう……」
「はいはい、そりゃあ大変だなぁ。これ以上、吐かないようにこれでも咥えとけwww」


 リョウは僕に竹筒……ではなく、竹製のディルドを咥えさせた。


「ふごくへだつお……(すごく目立つよ)」
「いいんだよ、それで♡ アキラが他の男のチンポを喰らわないようにするには丁度いい口枷だwww」
「ちんほ、ふらわないお……(チンポ、喰らわないよ)」
「アキラはチンポを喰らわずにはいられない変態としての本能を日頃から無意識に抑え込んでいるんだ。その証拠に俺のチンポが欲しいがあまりにアキラの身体中が火照ってきてるぜwww」


 リョウにそう言われると、そんな気がしないでもないような気もする。
 人気のない所まで来ると、リョウはペニスを突き出して僕を促す。


「ほ~ら、俺のチンポでも咥えて精神を落ち着かせろ♡」


 リョウに求められていることを察した僕は竹製のディルドを吐き捨てると、大きくM字に足を開いた状態で屈み、怒張にしゃぶりついた。
 僕は火照る口内で舌を休みなく動かした。


「うへへ、嬉しいんだな? 顔がうっとりしてるぞぉ~♡」
「はぁ、はひぃ、リョウが傍にいてくれて安心……しきっひぇ……れるれるッ……ふはぁ……らめぇ……んくう~♡」


 リョウは興奮を噛み締めながら腰を突き出し、喉奥に亀頭を押し付けてくる。


「んふはぁ、んんぁ、じゅるる、あぁ、あぁ、オチンポ悦んでふぅ♡」


 舌をダンスするように激しく動すと、唇が猛獣の様にチンポに喰らいついて暴れる。
 自らの昂ぶりをリョウへぶつけていくような、激しい口奉仕をお見舞いする。
 すると、あっという間に竿の芯が甘く疼いてきて射精の衝動が込み上げてきたことを知らせる。


「うおお~、出すぞぉ♡ 出る……おおおお~ッ!!!」
「ろうぞぉ、んはぁ、精液受けることしかれきないぃ、僕に、じゅるぅ、んはああああ♡」


 どっぷうううッ、びゅるぅ、びゅびゅううッ!!!


「おぉッ! おぶッ……おほぉッ! べっとり、濃厚らッ……せ、精液ぃ、いっぱい……あぁ、ふッ、あぁぁ~♡」


 激しすぎる射精の勢いに僕の口内から飛び出した肉棒の先から白濁が迸る。
 それを顔全体で受け止め、恍惚と甘ったるい叫びを上げた。
 口元に滴る白濁を息つく間もなく舐め取り、そのたびに大げさなくらい背筋を仰け反らせて甲高く喘ぐ。


「まだまだ出続けるぜぇ~ッ!!!」


 そう言うと、リョウは竿の根元を掴んで標的を定める。
 直後、激しく迸ったリョウの白濁液がうっとりとする僕の顔を包み込んでいく。


「んぶはぁあうぅッ! あぁ、ああ~、んふはぁぁ、あぁん♡」


 リョウのチンポのおかげで、ありのままの変態的な自分をさらけ出すことが出来た僕は障害克服の第一歩を踏み出すのだった。
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