男の子たちの変態的な日常

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296 水も滴るいい変態

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 家の洗濯機が壊れてしまい、仕方なく僕たちは昔ながらの洗濯板と桶を使って洗濯機することにした。


「だだっ広い物置を調べていたら、丁度いい桶をいくつか見つけてなぁ。何でもとっとけば、いざって時に使えるもんだぜ」


 もったいない精神の塊のようなリョウは四次元ポケットのように何でも入っている物置から桶と洗濯板を持って庭に行く。
 リョウは桶を置いて蛇口にホースを繋ぐと、全開にして水を撒いた。
 地面が水を得て、水分が浸透していく。
 冷たい水が流れる感触は、まだ熱い季節には結構気持ちいい。


「これ使って、どうやって洗濯するの?」
「これはだなぁ、桶に板をこう、斜めに充てて……」


 一通りの説明された後、僕たちは洗濯を開始した。
 しゃがんだ姿勢で、板に張ったシャツを擦り合わせる。
 洗濯板でのお洗濯という日常ではない行為に対し、すぐに差が表れた。
 初めてのことであっても余裕でこなすリョウと違って、僕は板が安定しなくてガタガタ揺れてしまい、あちこちに水をこぼしている。


「あわあわ……難しいねぇ~」
「こうやって、あまり力を込めずにだなぁ、こう軽く……」


 僕に教えるリョウは微笑みを浮かべていた。
 結局、盛大に水をこぼしまくる僕は脚を使って洗い始めることにした。


「わぁ~い、なんだかワイン作りしてるみたいで楽しい♡」


 晴天の下、僕たちは泡にまみれて楽しそうに洗濯を続ける。この時間が、とても大切でかけがえのないもののように思える。
 すすぎと絞りを終えて洗濯が終了。全て干し終えると、僕たちはぐっと伸びをする。


「アキラが可愛く手伝ってくれたおかげでみんな綺麗になったぜ♡」


 リョウの労いの言葉に僕は思わず顔が火照る。


「こんなに熱い日は庭で水鉄砲でもやろうぜ♡」


 リョウが取り出したのは大型の水鉄砲が数丁。タップリの水が入る両手持ちのモノや、片手で使えるハンドガンタイプもいくつかある。


「わぁ~、すご~い♡」


 僕はキラキラした瞳で水鉄砲たちを手に取り、興味深げに見つめる。これからここで、水鉄砲合戦をすると考えただけでワクワクが止まらない。熱い夏にしかできない遊びだからこそ、精一杯遊び尽くさなければ。
 僕は銃身の長いタイプで肩にかけるベルトがついているスマートガン型を選択。リョウはハンドガンタイプを二丁手に取り、掌でクルリっと回してみせた。
 武装が決まると、お互いに数メートル離れて準備完了。
 そしてリョウとの水鉄砲バトルが始まった。


「行くよ、リョウ! 発射~ッ!」


 スマートガン装備の僕は、その性能を生かして長距離射撃を仕掛ける。陽光を白く反射させながら襲い来る銃撃の水を、リョウは左右に走って避ける。
 銃床を脇に挟んだ僕は連射式の水鉄砲で辺り一面に放水する。


「おっととと……うわぁ~!」


 発射の威力に僕は振り回されてしまった。水はリョウだけでなく、撃った本人である僕にも襲いかかる。
 そして、リョウは水も滴る良い男になりながら、ハンドガンで撃ってきた。
 水に濡れた僕たちの肌が夏の太陽をキラリっと反射させていた。
 バシャビシャシャシャッ!


「きゃんッ、もう変なトコ撃ったりして!」


 水で撃たれた僕の下腹部が濡れまくる。次は背後から後頭部とお尻を狙われる。
 ビュビュビュビュッ!


「やぁ~ん、冷た~い♡」


 僕のお尻は冷たい放水を受けてキュッと窄まる。濡れた生地がお尻に食い込み、肌に張り付いた。すると、だんだん僕の胸とお尻が剥き出しになっていく。


「あれ⁉︎ なんか裸になっていってるんだけど⁉︎」


 僕がそう言うと、リョウはイタズラ成功スマイルを浮かべる。


「この日のためにアキラには水に濡れると溶ける素材の服を着せていたのさwww」


 得意満面なリョウ。僕はお尻の生地が完全になくなっていることを確認すると、恥ずかしがりながら驚いた。


「うわぁ、僕のお尻部分がなくなってるぅ~!」


 僕は溶ける服を着ているという事実に羞恥して硬直した。
 太陽の下での、濡れた僕の身体に、リョウの視線は釘付けになっている。
 再び放水が始まると、僕も思わず反撃した。
 興奮したリョウが追い打ちで水責めにすると、僕の布面積は更に失われていった。
 ただでさえ僕の露出に興奮していたリョウは更に熱を高め、ズボンを大きく膨らます。


「もぉ~、ギブアップだってば!」


 言いながらスマートガンを放り出した僕は両掌で身体を隠しながら、這々の体で逃げ出す。そのまま、シャワールームに駆け込むつもりだったが、リョウに捕まって後ろからチンポを挿入された。


「水も滴る可愛いアキラが目の前にいたら、誰だってチンポ入れたくなっちまうぜwww」
「んんんッ、リョウったら~♡」


 ペニス刺しにされたまま、蕩けた瞳で僕は下からリョウを見つめる。リョウは幸せいっぱいに輝く笑みを浮かべていた。


「アキラ♡」
「ふふふ……リョウ♡」


 そっと髪を撫でられると、額にキスされる。キラキラの視線を向けていた僕は目を閉じて恥ずかしがった。
 僕たちはビショビショに濡れた身体で抱き合いながら、熱いセックスに没頭する。
 水鉄砲よりも強いリョウの射精が延々と胎内で放たれる中、セミの鳴き声と僕の喘ぎ声が庭の中でハーモニーを奏で続けるのだった。
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