男の子たちの変態的な日常

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293 永劫の変態セックス

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 誰もが憧れる不老不死――。
 近い将来、叶うかもしれないと言われているのをご存知だろうか?
 多くの大企業が『不老長寿』に着目し、積極的に投資を実施している。カスケもその1人だ。


「僕、不老不死になりたい! 不老不死になれる薬があるならちょうだい♡」
「アキラはまだピチピチに若いじゃない。それに死ぬのだって遠い未来の話だしね」


 カスケにおねだりしてみたが、適当に流されてしまった。


「でも、いつか自分も死ぬんだと思うと怖くて怖くてたまらないよ……。カスケは怖くないの?」
「怖いよ。だからこそ人間は社会や文明を今よりも発展させて、より良い世界を築く努力をしていかなければならないんだ。自らの可能性を信じて、一歩一歩前進していけば、いつの日か必ず人間は死を乗り越えられるさ♡」


 現代はiPS細胞など再生医療を実現するための基盤が出来つつあり、それらはカスケが言うように人類が死を乗り越えるための重要なファクターとなっていくだろう。


「ぼくがアキラを不老不死にしてみせると約束するよ。そのために積極的な投資を行っているのだから♡」
「ホントにぃ~♡ わぁ~い、不老不死になって永遠にセックスできる身体になるんだ」


 そこへ丁度リョウがやって来て、会話に入ってきた。


「俺はもう不老不死だけどなぁwww」
「マジで⁉︎ ホントに?」
「銃で撃たれても死ななかったしなぁwww」
「ああ、そんなこともあったね……」


 確かにリョウならバズーカ砲で撃たれようが、戦車に轢かれようが、普通に生きてそうだ。僕なんかDQNに1発殴られただけで死んじゃいそうなのに……。


「やれやれ、野蛮人ほど若々しくて長生きなんだよね。ぼくみたいなエリートは仕事が忙しいから常に健康に気を配ってないと、ちょっとしたことで体調を崩しちゃうから羨ましい限りだよ……」
「おいおい、カスケ。社会人は身体が資本だぜ。強い肉体があって、始めて優れたパフォーマンスが発揮できるってもんよ。軟弱な肉体じゃ、優れた才能があったとしても男社会じゃ生き残れない。それがこの世界の定めってヤツだなぁ」


 そう言うと、リョウは僕の首筋に舌を這わせながら、指をパンツの端から滑り込ませた。


「あああんッ」
「日頃からアキラとセックスしてるおかげで、老い知らずだぜぇ。アンチ・エイジングどころか、ストップ・エイジングだなぁwww」


 僕の胸もとに手を差し入れて、はだけた乳首にむしゃぶりつく。ヌメヌメした唾液が僕の乳首を濡らし、室内の照明に反射した。
 リョウの指がパンツ越しに僕の一番敏感な部分に触れると、思わず身体が痙攣してしまう。


「アキラの存在が俺を未来永劫イカし続けてくれる! そしてアキラも俺のチンポで永遠にイキ続けろぉ~♡」


 リョウは僕の身体を押し倒して、服を剥ぎ取った。
 勢いよく僕たちの体重がかかったベッドの脚がきしむ。
 僕の胸を揉み上げながら、リョウの指が器用にパンツを引きさげる。明るい照明の下で恥ずかしがる僕を見て興奮したリョウが、僕の両脚を思いきりひろげて、股間を覗き込む。


「ああん♡ らめぇ~ッ!」


 首を左右に振りながら激しく身悶えする僕にリョウはさらに興奮する。


「不老不死になったら、永遠に濡れ濡れ状態だなぁ♡」
「いやぁん、恥ずかしい……」


 僕はリョウに見られると、異常な興奮を覚えた。全身を恥辱色に染めながら、身体はどんどん発情していく。
 恥部を照明にさらしながら愛撫されると、僕はかすれた言葉にならない言葉を発した。


「僕、これ以上ヤラれたら……永遠にヘンになっちゃう~♡」


 興奮したリョウが、さらに僕の脚を押し開いた。


「アキラの中で永遠に勃起したまま入れててえ~ッ!」


 そう言うと、リョウは肉棒の先を押し当ててきた。そこはすでに男根を欲しがって潤滑液を分泌している。


「永遠に奥まで入れてぇ~♡」


 僕の言葉を合図に、リョウは自慢の逸物を奥まで突き入れる。
 僕の中が太いこわばりを包み込んで、小刻みに震える。
 腰を揺らして一定のリズムを刻むリョウの身体に手をまわした僕は背中に爪をたてた。
 リョウは身体を屈めて僕の乳首に唇を当て、軽く嚙む。
 僕の額に汗が流れた。全身がビクビクと小刻みに痙攣する。
 リョウは両手で僕の臀部をガッチリと掴み、自分の股間に押し付けると乳首をチュパチュパと吸い立てる。


「あああん♡」


 仰け反った僕の身体が波のように大きく揺れた。
 僕は恍惚のダンサーのように身悶えしながら、激しく腰を振りたてる。
 リョウもリズムを取って激しく突きあげた。
 ベッドの上でヒクヒクと痙攣する僕の姿に情欲を掻き立てられたリョウは今まで以上に激しく腰を振りたてる。
 その光景を羨ましそうに見つめるカスケのことなど僕たちはすっかり忘れていた。
 このセックスが永遠に続くような錯覚を覚えた僕たちは一瞬一瞬のエクスタシーを大切に感じてイキていくと心に誓うのであった。
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