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289 変態文化〜前編〜
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僕たちは日本のハリウッドと呼ばれる映画村に来ていた。
和装のコスプレをしながら僕たちは映画村内を歩き回っていた。
「まるで時代劇の中に入ったみたい♡ ねえねえ、江戸時代って、どれくらい昔? 原始時代より昔?」
「江戸時代は徳川家康が江戸に幕府を開いた慶長8 (1603) 年から徳川慶喜が大政奉還を行なった慶応3 (1867) 年にいたる265年間のことだよ。原始時代は有史以前の時代だから、もっと昔だね」
義務教育レベルの知識に欠ける僕にカスケが分かりやすく江戸時代について説明してくれる。
「って言うことは、平成の前が江戸時代なんだね♡」
「いやいや、江戸時代の後は明治・大正・昭和で、その後が平成だよ……」
「今は何時代?」
「令和だけどさ……アキラ、ちょっと大丈夫?」
お勉強は昔から苦手だけど、その中でも歴史はすこぶる苦手だった。正確には算数も国語も理解も英語も全科目すこぶる苦手だったけど……。
「カスケ、アキラは頭悪いぐらいが丁度いいんだよ♡ むしろ頭の良いアキラなんか、もはやアキラじゃねえだろwww」
「それもそうだね。頭の弱いところがアキラの可愛いところでもあるわけだし♡」
褒められてんだが、ディスられてんだか分からないが、とりあえず僕の頭が悪いことは事実だ……。
「見てみろよ。アキラの好きそうなモノがあるぜぇ~♡」
リョウが指差す方を見てみると、そこには直径3センチほどの白い円筒が展示してあった。長さは約20センチで全体的に丸みを帯びている。一方の端からヒモが出ていた。
「まさか、これは……」
「さすが、アキラ。エッチなことには察しがいいね♡ これこそ、江戸時代のバイブだよ!」
カスケの説明によると江戸時代のカラクリ技師によって作られたバイブらしい。いつの時代も男たちの考えることは変わらないようだ。
「ほ~ら、ここのヒモを引っ張るとwww」
リョウがヒモを引っ張ると、カラクリのスイッチが入ってウネウネと動き始めた。
リョウは僕の着物の裾をはだけて、下着をつけていない下半身に円筒の先をそっと押しつける。
「んんッ……」
淫らな振動を受けて、僕の身体がビクッと跳ねる。
「んあぁ~、ホントに江戸時代のモノなの……」
カラクリの動きはたまらなく刺激的だった。
リョウはバイブの先を奥へ滑らせる。本能のままに帯をほどき、着物の襟元をはだける。
敏感な乳首がリョウの指技に応じてぷくっと硬くしこってきた。指でつまんで転がされるとジンジン疼いてきて心地よい。
「あッ、んんん……江戸時代、ヤバ過ぎ……」
江戸時代の昔から我が国の変態文化が現代とほぼ変わらない水準まで発達していたことに驚きが隠せない。
変態大国の祖先から受け継いだ変態遺伝子を嚙み締めながら僕はいつの間にか両目をつぶって身悶えていた。
「らめぇ、もう……ううん、もっと入れてたい♡ ああッ……やっぱり、らめぇ~」
大きな声がもれないように唇を軽く嚙み、目の端に羞恥の涙を浮かべる。
「んひぃ~♡」
魂がすっぽりと抜けていくような快感が込み上げてくる。ヒップを浮かせ、一心不乱にくねらせる。乳首は硬くしこり、ぬめりを帯びた透明な愛液がじわっと滲み出る。
リョウは僕を軽々と抱き上げて、部屋の隅に展示されている三角木馬の上にひょいとまたがらせる。
僕は三角に尖った木馬の背中で秘部を割られ、大きな声を放った。
「あああああああああ~ッ!!!」
エクスタシーの波に翻弄されつつも、力の入らない両手で木馬の首にしがみつく。狭間を浮かせるようにして前かがみになっても、結局モロに木馬の背に当たる。
「ひぃぃ~ッ!」
声を上げながら思わず身体を揺すると、余計に股間が木馬に食い込んでいく。同時に挿入されていたバイブが僕の中を突き上げてきて、頭の奥が真っ白に輝いてくる。本能的に僕は自ら木馬を揺らして快感をむさぼってしまう。
「江戸時代はフェラチオのことを『風船遊び』と言ったそうだよ。アキラは風船遊びは大好きだよねぇ~♡」
カスケはそう言うと、ふんどしを素早くほどき、ペニスを剥き出しにして僕の唇に含んできた。
今の僕はすっかり快楽のとりこになっている。めくるめく快感に呑まれて、狂ったようにフェラチオ奉仕に励む。
大きく左右に膨らんだカリ首を喉のずっと奥まで咥え込んで、唇をすぼめたり開いたり。両手で玉袋を優しく引っ張ったり、やわやわ転がしたり。
「ほらほら、ぼくの風船が膨らんできたよ♡」
「おいコラ! 勝手にアキラの口ん中に、しょぼくれた風船なんか入れんじゃねえよwww」
「しょぼくれた風船とは失礼だね。ぼくの風船はリョウの野蛮なヤツとは違って、おくゆかしいのさ♡」
カスケは僕の口の中で怒張が硬く勃起してくるのを感じ、うめくような声をもらす。太竿は完全にそそり勃ち、ちょっとした刺激を受けただけでも爆発してしまいそうだ。
和装のコスプレをしながら僕たちは映画村内を歩き回っていた。
「まるで時代劇の中に入ったみたい♡ ねえねえ、江戸時代って、どれくらい昔? 原始時代より昔?」
「江戸時代は徳川家康が江戸に幕府を開いた慶長8 (1603) 年から徳川慶喜が大政奉還を行なった慶応3 (1867) 年にいたる265年間のことだよ。原始時代は有史以前の時代だから、もっと昔だね」
義務教育レベルの知識に欠ける僕にカスケが分かりやすく江戸時代について説明してくれる。
「って言うことは、平成の前が江戸時代なんだね♡」
「いやいや、江戸時代の後は明治・大正・昭和で、その後が平成だよ……」
「今は何時代?」
「令和だけどさ……アキラ、ちょっと大丈夫?」
お勉強は昔から苦手だけど、その中でも歴史はすこぶる苦手だった。正確には算数も国語も理解も英語も全科目すこぶる苦手だったけど……。
「カスケ、アキラは頭悪いぐらいが丁度いいんだよ♡ むしろ頭の良いアキラなんか、もはやアキラじゃねえだろwww」
「それもそうだね。頭の弱いところがアキラの可愛いところでもあるわけだし♡」
褒められてんだが、ディスられてんだか分からないが、とりあえず僕の頭が悪いことは事実だ……。
「見てみろよ。アキラの好きそうなモノがあるぜぇ~♡」
リョウが指差す方を見てみると、そこには直径3センチほどの白い円筒が展示してあった。長さは約20センチで全体的に丸みを帯びている。一方の端からヒモが出ていた。
「まさか、これは……」
「さすが、アキラ。エッチなことには察しがいいね♡ これこそ、江戸時代のバイブだよ!」
カスケの説明によると江戸時代のカラクリ技師によって作られたバイブらしい。いつの時代も男たちの考えることは変わらないようだ。
「ほ~ら、ここのヒモを引っ張るとwww」
リョウがヒモを引っ張ると、カラクリのスイッチが入ってウネウネと動き始めた。
リョウは僕の着物の裾をはだけて、下着をつけていない下半身に円筒の先をそっと押しつける。
「んんッ……」
淫らな振動を受けて、僕の身体がビクッと跳ねる。
「んあぁ~、ホントに江戸時代のモノなの……」
カラクリの動きはたまらなく刺激的だった。
リョウはバイブの先を奥へ滑らせる。本能のままに帯をほどき、着物の襟元をはだける。
敏感な乳首がリョウの指技に応じてぷくっと硬くしこってきた。指でつまんで転がされるとジンジン疼いてきて心地よい。
「あッ、んんん……江戸時代、ヤバ過ぎ……」
江戸時代の昔から我が国の変態文化が現代とほぼ変わらない水準まで発達していたことに驚きが隠せない。
変態大国の祖先から受け継いだ変態遺伝子を嚙み締めながら僕はいつの間にか両目をつぶって身悶えていた。
「らめぇ、もう……ううん、もっと入れてたい♡ ああッ……やっぱり、らめぇ~」
大きな声がもれないように唇を軽く嚙み、目の端に羞恥の涙を浮かべる。
「んひぃ~♡」
魂がすっぽりと抜けていくような快感が込み上げてくる。ヒップを浮かせ、一心不乱にくねらせる。乳首は硬くしこり、ぬめりを帯びた透明な愛液がじわっと滲み出る。
リョウは僕を軽々と抱き上げて、部屋の隅に展示されている三角木馬の上にひょいとまたがらせる。
僕は三角に尖った木馬の背中で秘部を割られ、大きな声を放った。
「あああああああああ~ッ!!!」
エクスタシーの波に翻弄されつつも、力の入らない両手で木馬の首にしがみつく。狭間を浮かせるようにして前かがみになっても、結局モロに木馬の背に当たる。
「ひぃぃ~ッ!」
声を上げながら思わず身体を揺すると、余計に股間が木馬に食い込んでいく。同時に挿入されていたバイブが僕の中を突き上げてきて、頭の奥が真っ白に輝いてくる。本能的に僕は自ら木馬を揺らして快感をむさぼってしまう。
「江戸時代はフェラチオのことを『風船遊び』と言ったそうだよ。アキラは風船遊びは大好きだよねぇ~♡」
カスケはそう言うと、ふんどしを素早くほどき、ペニスを剥き出しにして僕の唇に含んできた。
今の僕はすっかり快楽のとりこになっている。めくるめく快感に呑まれて、狂ったようにフェラチオ奉仕に励む。
大きく左右に膨らんだカリ首を喉のずっと奥まで咥え込んで、唇をすぼめたり開いたり。両手で玉袋を優しく引っ張ったり、やわやわ転がしたり。
「ほらほら、ぼくの風船が膨らんできたよ♡」
「おいコラ! 勝手にアキラの口ん中に、しょぼくれた風船なんか入れんじゃねえよwww」
「しょぼくれた風船とは失礼だね。ぼくの風船はリョウの野蛮なヤツとは違って、おくゆかしいのさ♡」
カスケは僕の口の中で怒張が硬く勃起してくるのを感じ、うめくような声をもらす。太竿は完全にそそり勃ち、ちょっとした刺激を受けただけでも爆発してしまいそうだ。
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