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256 変態柔道〜前編〜
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美容体重を維持するために俺は柔道を始めることにした。
もちろん、柔道のコーチをしてくれるのはリョウだ。
パンツを奪われており、下衣の腰紐はゆるゆるの状態できつく縛ることを禁じられている。腰骨に引っかかっているだけで、今にも落ちてしまいそうだ。しかも、下半身にはローターを挿れられている。リョウが言うには今の状態で柔道をやるのが一番効果的に鍛えられるんだとか……。
ローターの異物感に気を奪われながら、青畳の中央に歩を進める。
僕は両手をあげて、気合いを入れた。
「ヤァァァッ!」
そのまま歩み寄っていくが、脚を動かしたことで中がローターで擦られる。鈍い刺激がひろがり、集中力が削がれてしまう。
「うッ……」
「アキラ、この試練に耐えてこそ美しき肉体を手に入れることが出来るんだ。美は1日にしてならず!」
僕はリョウの言葉で積極的に前に出て、がっちりと組み付いていった。
軽く押すようにしてからスッと引いて誘う。相手が不用意に右足を進めてきたところに、素早く左足を飛ばした。狙っていたのは組際の出足払いだ。
しかし、技のキレが悪く、大柄なリョウを綺麗に倒すことができない。
一本を取ることができず、逆に精神的に追い詰められてしまう。
さらに連続で足技を仕掛けていくが、ことごとく外される。気持ちばかりが焦ってしまい、技がどんどん雑になっていった。
下衣が落ちそうなのが気になって、動きの大きな技を出すことができない。内股を仕掛ける絶好のチャンスは何度かあったが、躊躇して身体が動かなかった。
「あ~ん、中で擦れちゃう……」
焦る一方で、別の問題が生じていた。
脚を動かすたび、埋め込まれたローターの存在感が大きくなってくる。摩擦がひどくなり、無意識に妖しい感覚がひろがるのだ。
「うぅッ……」
しかし、敵に弱みを見せるわけにはいかず、奥歯を食い縛って攻めつづける。
早くも僕の息はあがっている。そのとき、自分の口から精液の匂いが漂っているのに気がついた。
顔が燃え上がったように熱くなる。昨日の夜、リョウにフェラチオをして、飲精させられた名残りに違いなかった。
僕は動揺して、まともな技を出せなくなっていた。
リョウの口もとにはいやらしい笑みが浮かんでいる。ピンク色の小さな箱を見せつけて、こそこそと操作した。その直後、僕に埋め込まれているローターが突然振動を始めた。
「うくッ……」
思わず小さな呻き声が漏れてしまう。下腹部の奥でブブブッと微かなモーター音が響いて、強烈に内部を揺さぶられる。
「くッ……ンンッ……」
ローターは振動をつづけており、立っているのもやっとの状態だ。甘い刺激が下腹部から全身へとひろがり、ともすると膝が折れそうになる。それでも動かないわけにはいかず、ときおり足を飛ばしていった。
「あぅッ……」
自分で技を仕掛けておきながら、小さな声を漏らしてしまう。ローターが内部を擦り、奥から蜜が分泌されるのが分かった。
「あんまり動くと……ああッ、脱げちゃう」
ローターの振動に加えて、下衣が落ちそうになっている。僕の動きはなおのこと悪くなる。
それでも美容体重を維持するための特訓だと思って、懸命に踏ん張った。
足腰に力を入れるたび、ローターを食い締めることになり、蕩けるような愉悦が下半身を震わせる。しかし、僕は諦めることなく、自らも技を仕掛けていった。
「あンンッ……」
だが、ローターの振動が強くなり、どす黒い快感が大きくなってしまう。思わず腰を捩らせる。
「らめぇ、そんなにされたら……」
僕は何とか我慢しながらも懸命に技を繰り出していく。
「ンッ……ンぅッ……」
こらえきれない吐息が漏れ出す。
「はううッ……」
快感は際限なく大きくなっている。多量の蜜が分泌されて、すでに下衣の股間に染みを作っていた。
それでも僕はタイミングを見計らい、内股を仕掛けていった。
「トリャァァァァッ!」
リョウの身体を跳ねあげたつもりが、まったく手応えがない。まずいと思ったその直後、僕の身体が宙に舞っていた。内股すこしで逆に投げられたのだ。
「くひぃッ……」
畳の上に叩きつけられる寸前にリョウが僕の身体を支える。その時、驚いた僕は思わず内腿を擦り合わせて、内部に埋め込まれたローターを締めつけた。
「うぅ~、イッちゃう! あああ~、イクぅ、イクぅぅぅぅッ!!!」
リョウに身体を支えられた状態で僕は軽いアクメに昇りつめていく。柔道の組み手中にもかかわらず、どす黒い快楽に呑み込まれてしまった。
僕はローターを食い締めて法悦にまみれながら顔を真っ赤に染めた。
「うへへ、そろそろローターを抜いてやるとしよう♡」
腰紐を解いて下衣をおろしていく。僕も心得ており、片足ずつ持ちあげたりと協力した。パンツは穿いていないので、これで下半身は裸の状態だ。上衣は着たままで、しっかりと帯も締めていた。
リョウは僕の足もとにしゃがみ込み、股間から垂れ下がっているローターのアンテナコードを指で摘む。そして、わざとゆっくり引き抜いていく。
「少しずつ抜いてやるからなぁ~♡ ほら、中で動いてるのが分かるかぁ?」
「あ……は、早く抜いて……ンン~」
僕は両手で口もとを押さえて、溢れそうになる声をこらえている。そんな僕の仕草にリョウは嗜虐欲を煽られ、不意を突くようにグイッと一気に引き抜いた。
もちろん、柔道のコーチをしてくれるのはリョウだ。
パンツを奪われており、下衣の腰紐はゆるゆるの状態できつく縛ることを禁じられている。腰骨に引っかかっているだけで、今にも落ちてしまいそうだ。しかも、下半身にはローターを挿れられている。リョウが言うには今の状態で柔道をやるのが一番効果的に鍛えられるんだとか……。
ローターの異物感に気を奪われながら、青畳の中央に歩を進める。
僕は両手をあげて、気合いを入れた。
「ヤァァァッ!」
そのまま歩み寄っていくが、脚を動かしたことで中がローターで擦られる。鈍い刺激がひろがり、集中力が削がれてしまう。
「うッ……」
「アキラ、この試練に耐えてこそ美しき肉体を手に入れることが出来るんだ。美は1日にしてならず!」
僕はリョウの言葉で積極的に前に出て、がっちりと組み付いていった。
軽く押すようにしてからスッと引いて誘う。相手が不用意に右足を進めてきたところに、素早く左足を飛ばした。狙っていたのは組際の出足払いだ。
しかし、技のキレが悪く、大柄なリョウを綺麗に倒すことができない。
一本を取ることができず、逆に精神的に追い詰められてしまう。
さらに連続で足技を仕掛けていくが、ことごとく外される。気持ちばかりが焦ってしまい、技がどんどん雑になっていった。
下衣が落ちそうなのが気になって、動きの大きな技を出すことができない。内股を仕掛ける絶好のチャンスは何度かあったが、躊躇して身体が動かなかった。
「あ~ん、中で擦れちゃう……」
焦る一方で、別の問題が生じていた。
脚を動かすたび、埋め込まれたローターの存在感が大きくなってくる。摩擦がひどくなり、無意識に妖しい感覚がひろがるのだ。
「うぅッ……」
しかし、敵に弱みを見せるわけにはいかず、奥歯を食い縛って攻めつづける。
早くも僕の息はあがっている。そのとき、自分の口から精液の匂いが漂っているのに気がついた。
顔が燃え上がったように熱くなる。昨日の夜、リョウにフェラチオをして、飲精させられた名残りに違いなかった。
僕は動揺して、まともな技を出せなくなっていた。
リョウの口もとにはいやらしい笑みが浮かんでいる。ピンク色の小さな箱を見せつけて、こそこそと操作した。その直後、僕に埋め込まれているローターが突然振動を始めた。
「うくッ……」
思わず小さな呻き声が漏れてしまう。下腹部の奥でブブブッと微かなモーター音が響いて、強烈に内部を揺さぶられる。
「くッ……ンンッ……」
ローターは振動をつづけており、立っているのもやっとの状態だ。甘い刺激が下腹部から全身へとひろがり、ともすると膝が折れそうになる。それでも動かないわけにはいかず、ときおり足を飛ばしていった。
「あぅッ……」
自分で技を仕掛けておきながら、小さな声を漏らしてしまう。ローターが内部を擦り、奥から蜜が分泌されるのが分かった。
「あんまり動くと……ああッ、脱げちゃう」
ローターの振動に加えて、下衣が落ちそうになっている。僕の動きはなおのこと悪くなる。
それでも美容体重を維持するための特訓だと思って、懸命に踏ん張った。
足腰に力を入れるたび、ローターを食い締めることになり、蕩けるような愉悦が下半身を震わせる。しかし、僕は諦めることなく、自らも技を仕掛けていった。
「あンンッ……」
だが、ローターの振動が強くなり、どす黒い快感が大きくなってしまう。思わず腰を捩らせる。
「らめぇ、そんなにされたら……」
僕は何とか我慢しながらも懸命に技を繰り出していく。
「ンッ……ンぅッ……」
こらえきれない吐息が漏れ出す。
「はううッ……」
快感は際限なく大きくなっている。多量の蜜が分泌されて、すでに下衣の股間に染みを作っていた。
それでも僕はタイミングを見計らい、内股を仕掛けていった。
「トリャァァァァッ!」
リョウの身体を跳ねあげたつもりが、まったく手応えがない。まずいと思ったその直後、僕の身体が宙に舞っていた。内股すこしで逆に投げられたのだ。
「くひぃッ……」
畳の上に叩きつけられる寸前にリョウが僕の身体を支える。その時、驚いた僕は思わず内腿を擦り合わせて、内部に埋め込まれたローターを締めつけた。
「うぅ~、イッちゃう! あああ~、イクぅ、イクぅぅぅぅッ!!!」
リョウに身体を支えられた状態で僕は軽いアクメに昇りつめていく。柔道の組み手中にもかかわらず、どす黒い快楽に呑み込まれてしまった。
僕はローターを食い締めて法悦にまみれながら顔を真っ赤に染めた。
「うへへ、そろそろローターを抜いてやるとしよう♡」
腰紐を解いて下衣をおろしていく。僕も心得ており、片足ずつ持ちあげたりと協力した。パンツは穿いていないので、これで下半身は裸の状態だ。上衣は着たままで、しっかりと帯も締めていた。
リョウは僕の足もとにしゃがみ込み、股間から垂れ下がっているローターのアンテナコードを指で摘む。そして、わざとゆっくり引き抜いていく。
「少しずつ抜いてやるからなぁ~♡ ほら、中で動いてるのが分かるかぁ?」
「あ……は、早く抜いて……ンン~」
僕は両手で口もとを押さえて、溢れそうになる声をこらえている。そんな僕の仕草にリョウは嗜虐欲を煽られ、不意を突くようにグイッと一気に引き抜いた。
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