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253 変態キャンΔ〜前編〜
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キャンプ場へ車で出かけた僕たちは目的地に着くとまず、テントを設営した。
リョウと手を繋ぎながら山歩きを楽しんでいると、木立の間から鏡のような湖面が見えてきた。僕は思わず無邪気な歓声をあげた。
「ここは日によっては富士山が映る隠れ名所みたいなところらしいぜ♡」
他の登山客の姿は、ほんの数人しか見えなかった。
湖畔を巡った後、またキャンプ場へ戻ってきた僕たちは夕食のバーベキューの支度にかかった。
「リョウ、見て。このキャンプ場、僕たちだけなんだね」
辺りを見回しながら僕はひと気のない様子が不思議でしょうがなかった。
「そういえば、アキラにはまだ言ってなかったなぁ。ここは1日1組限定の貸し切りキャンプ場なんだ」
「なるほど、他に人がいなくて最高だね♡」
食事は終えると、辺りはすっかり夜闇に包まれた。
生暖かい風が吹いてきて、初夏の夜らしくじっとり湿度が高くなってきた。
僕とリョウは早めにテントに入った。すでに、僕たちは登山服から楽な服装に着替えていた。
僕はやや短め丈のショートパンツをはき、脚を露わにしていた。
テントの中で横座りになると、太ももの付け根あたりまで露出して、ほとんどホットパンツと言っていい。
リョウは僕の太ももをチラチラ盗み見る。テントの中は僕たちの匂いでこもっていた。
やがて、僕たちはテントの中で横になった。並べた寝袋の中へ潜り込む。
僕は思わず笑い声をあげた。
「なんだか、寝袋の感触って不思議だね……」
僕はモゾモゾと身体をくねらせながら言った。
「落ち着かないか? まあ、すぐに慣れるはずさ♡」
僕は目を閉じると、急に五感が鋭くなったように感じた。
リョウの荒い息づかい、心臓の鼓動まで聞こえてきた。
寝袋からリョウが這い出した。テントの中は湿っぽい初夏の夜気に満ちていた。
四つ足の獣のように身を起こしたリョウは、そっと、僕に這い寄ってきた。
リョウは手早くズボンを脱ぎ、下半身を剥き出しにした。
色と欲を原動力に生きてきたリョウはビンビンそそり立つ肉茎をしごきあげた。
僕の寝袋のジッパーをそっと下ろしていくにつれ、ムンと湿っぽくこもった匂いが漂ってきた。
僕の首筋には、じっとり汗が滲んでいた。
リョウの手がそっと滑り込んでいく。熱いくらいの体温が伝わってくる。
「……う、ううん……」
僕の唇からかすかなため息がもれた。
リョウは僕の太ももに肉茎をこすりつけてきた。
寝袋の前をすっかり開けてしまうと、僕の寝袋が全身露わになった。
リョウはショートパンツのウエストに手をかけた。
ゆっくり下げられていくにつれ、さすがに僕も身動きし始める。
リョウの手が一気にショートパンツを引きずりおろした。
そのまま、全身でのしかかっていく。
リョウは完全に獣と化して、僕の身体を抱き寄せていた。
リョウの手が僕のパンツにかかった。純白の布地が引き下げられる。
僕の脚にからんだパンツをリョウは足首から引き抜いてしまった。
とっさに僕は身体を反転させ、四つん這いになった。ヒップがおののき揺れる。
その後ろから、獲物をとらえる野獣のようにリョウがむしゃぶりついていった。
すぐに膝立ちの体勢になると、ビンビンに反り返っている剛直を僕の尻に当てがった。
「よおし、いくぞ、アキラ~♡」
ズンと腰を迫り出したリョウは、僕の下半身へ劣情のしるしを突き立てていく。
「ああああああああああああ~ッ!」
僕の背中が反り返って悲鳴が上がった。
リョウの両手はTシャツ越しに僕の胸をつかんでいる。
秘部に熱い肉茎をくわえこまされている実感に、僕の全身はおののいた。
リョウの手は淫猥そのものの仕草で僕の胸を揉みしだいていた。
劣情こもった手が僕の乳首をとらえた。
リョウは僕の全身を揺さぶりあげるようにして腰を使い始めた。
汗ばむ首筋にリョウは唇でむしゃぶりついてきた。
ハムッ、ハムッ、とリョウは鼻息も荒く貪る。
僕の肌は脂汗にじっとり濡れてネトつき始めた。
肌と肌がこすれて、猥褻な感触が加速していく。
剛直は子宮の底まで届くほど、深く僕を犯していた。
ネチッこい腰つきになってリョウは僕の肉体を味わいにかかった。
僕の肢体が淫猥極まりないリョウの陰茎で貫かれている。
絞り出すようなうめき声に、獣じみた荒い鼻息。
健康的なはずのテントの中は、初夏の夜気とともに濃厚な性臭に蒸れていた。
「うへへ、じっとり濡れてきたみたいだなぁ~♡」
ワッと声をあげる僕に、リョウはいっそう腰使いを荒げていった。
両手で僕の腰をつかみ、引き寄せるようにして突き上げていく。
「あ、ああんッ、らめぇ~♡」
僕の声にかすかな陶酔が混じり始めたようだった。
経験豊かなリョウは、そんな声色の変化、汗ばむ肌、切なげな腰のうねりなどを察知した。
僕の肩をつかんだリョウは顔を自分の方へ向けさせる。
リョウはむしゃぶりつくような勢いで僕の唇を奪った。
僕の顎をつかんで、有無を言わさず唇を犯していく。
リョウと手を繋ぎながら山歩きを楽しんでいると、木立の間から鏡のような湖面が見えてきた。僕は思わず無邪気な歓声をあげた。
「ここは日によっては富士山が映る隠れ名所みたいなところらしいぜ♡」
他の登山客の姿は、ほんの数人しか見えなかった。
湖畔を巡った後、またキャンプ場へ戻ってきた僕たちは夕食のバーベキューの支度にかかった。
「リョウ、見て。このキャンプ場、僕たちだけなんだね」
辺りを見回しながら僕はひと気のない様子が不思議でしょうがなかった。
「そういえば、アキラにはまだ言ってなかったなぁ。ここは1日1組限定の貸し切りキャンプ場なんだ」
「なるほど、他に人がいなくて最高だね♡」
食事は終えると、辺りはすっかり夜闇に包まれた。
生暖かい風が吹いてきて、初夏の夜らしくじっとり湿度が高くなってきた。
僕とリョウは早めにテントに入った。すでに、僕たちは登山服から楽な服装に着替えていた。
僕はやや短め丈のショートパンツをはき、脚を露わにしていた。
テントの中で横座りになると、太ももの付け根あたりまで露出して、ほとんどホットパンツと言っていい。
リョウは僕の太ももをチラチラ盗み見る。テントの中は僕たちの匂いでこもっていた。
やがて、僕たちはテントの中で横になった。並べた寝袋の中へ潜り込む。
僕は思わず笑い声をあげた。
「なんだか、寝袋の感触って不思議だね……」
僕はモゾモゾと身体をくねらせながら言った。
「落ち着かないか? まあ、すぐに慣れるはずさ♡」
僕は目を閉じると、急に五感が鋭くなったように感じた。
リョウの荒い息づかい、心臓の鼓動まで聞こえてきた。
寝袋からリョウが這い出した。テントの中は湿っぽい初夏の夜気に満ちていた。
四つ足の獣のように身を起こしたリョウは、そっと、僕に這い寄ってきた。
リョウは手早くズボンを脱ぎ、下半身を剥き出しにした。
色と欲を原動力に生きてきたリョウはビンビンそそり立つ肉茎をしごきあげた。
僕の寝袋のジッパーをそっと下ろしていくにつれ、ムンと湿っぽくこもった匂いが漂ってきた。
僕の首筋には、じっとり汗が滲んでいた。
リョウの手がそっと滑り込んでいく。熱いくらいの体温が伝わってくる。
「……う、ううん……」
僕の唇からかすかなため息がもれた。
リョウは僕の太ももに肉茎をこすりつけてきた。
寝袋の前をすっかり開けてしまうと、僕の寝袋が全身露わになった。
リョウはショートパンツのウエストに手をかけた。
ゆっくり下げられていくにつれ、さすがに僕も身動きし始める。
リョウの手が一気にショートパンツを引きずりおろした。
そのまま、全身でのしかかっていく。
リョウは完全に獣と化して、僕の身体を抱き寄せていた。
リョウの手が僕のパンツにかかった。純白の布地が引き下げられる。
僕の脚にからんだパンツをリョウは足首から引き抜いてしまった。
とっさに僕は身体を反転させ、四つん這いになった。ヒップがおののき揺れる。
その後ろから、獲物をとらえる野獣のようにリョウがむしゃぶりついていった。
すぐに膝立ちの体勢になると、ビンビンに反り返っている剛直を僕の尻に当てがった。
「よおし、いくぞ、アキラ~♡」
ズンと腰を迫り出したリョウは、僕の下半身へ劣情のしるしを突き立てていく。
「ああああああああああああ~ッ!」
僕の背中が反り返って悲鳴が上がった。
リョウの両手はTシャツ越しに僕の胸をつかんでいる。
秘部に熱い肉茎をくわえこまされている実感に、僕の全身はおののいた。
リョウの手は淫猥そのものの仕草で僕の胸を揉みしだいていた。
劣情こもった手が僕の乳首をとらえた。
リョウは僕の全身を揺さぶりあげるようにして腰を使い始めた。
汗ばむ首筋にリョウは唇でむしゃぶりついてきた。
ハムッ、ハムッ、とリョウは鼻息も荒く貪る。
僕の肌は脂汗にじっとり濡れてネトつき始めた。
肌と肌がこすれて、猥褻な感触が加速していく。
剛直は子宮の底まで届くほど、深く僕を犯していた。
ネチッこい腰つきになってリョウは僕の肉体を味わいにかかった。
僕の肢体が淫猥極まりないリョウの陰茎で貫かれている。
絞り出すようなうめき声に、獣じみた荒い鼻息。
健康的なはずのテントの中は、初夏の夜気とともに濃厚な性臭に蒸れていた。
「うへへ、じっとり濡れてきたみたいだなぁ~♡」
ワッと声をあげる僕に、リョウはいっそう腰使いを荒げていった。
両手で僕の腰をつかみ、引き寄せるようにして突き上げていく。
「あ、ああんッ、らめぇ~♡」
僕の声にかすかな陶酔が混じり始めたようだった。
経験豊かなリョウは、そんな声色の変化、汗ばむ肌、切なげな腰のうねりなどを察知した。
僕の肩をつかんだリョウは顔を自分の方へ向けさせる。
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