男の子たちの変態的な日常

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243 変態解放〜前編〜

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 デリケートゾーンは顔や腕などの部位と違って普段は下着やナプキンなどに覆われているため、非常に蒸れやすく、そのせいで不快感に悩んでいた。
 僕は無意識のうちに両足を閉じる。
 ナプキンなどを長期間使用してると、かぶれやかゆみが頻繁に起こり、気分が憂鬱になってしまう。


「……はあ~、嫌んなるわぁ」
「そんなに蒸れるのが嫌なら脱いじまえよ~♡」


 そう言うと、リョウは僕のワンピースのボタンを外していき、ネイビーブルーの布地を肩から足元にゆったり落としていった。


「うひょ~、今日の下着も白か! 純粋なアキラには純白がお似合いだぜ~♡」


 リョウを喜ばせるために狙って選んだわけではないが、べた褒めされると思わず嬉しくなってしまう。
 リョウはニタリと笑いながら、らんらんとした目をショーツ1枚の下腹部に向けた。
 身を屈めたリョウはショーツをナプキンごと脱ぎ下ろしていった。


「うへへ、これで蒸れから解放されただろう。さあ、もっとよく見せろぉ~♡」


 両膝を申し訳程度に開けば、リョウはすかさず腰を落とす。
 太腿を強引に割り開かれ、僕の大事なところが剥き出しになる。好奇の眼差しが僕の中心部に注がれ、僕は顔を背けて目を閉じた。


「おぉ~♡」


 リョウが身を乗り出した気配が伝わり、荒々しい鼻息が股間に当たる。
 恥ずかしい箇所を凝視され、匂いまで嗅がれてしまう。


「相変わらず綺麗だなぁ~♡ 一日中舐めつづけてやりたいぜwww」


 リョウに品評されると、顔がみるみる熱くなる。


「おぉ~、もう濡れてるじゃねえかwww」


 眉根を寄せ、思わず口元を引き攣らせる。
 両足を開いたことで、淫液がとば口まで溢れでてしまったのかもしれない。
 快楽の嵐が脳裏に吹きすさび、全身の血が沸騰する。
 下肢を強張らせて気を引き締めるも、快感の微電流が全身に走り、続いて猛烈な尿意が襲いかかった。


「あ、あ、あ……」


 歯の根が合わなくなり、おぞましい戦慄が背筋を這いのぼる。


「うへへ、オシッコしたくなったんだろ? アキラは漏らすの大好きだもんだなぁ♡」
「ら、らめぇ~!」


 悲痛な声で拒否するも、排泄欲求は待ってくれない。次第に下腹が重くなり、膀胱に不快な鈍痛が走る。
 1分、2分、3分。脂汗が額から滴り落ち、下肢の震えが全身に移行する。
 リョウは再び身を乗り出して股間を覗き込んだ。


「あぁぁぁぁッ! らめぇ~!」


 捨てきれないプライドと自制心が、僕をさらなる羞恥地獄に追い立てる。
 すぐにでも排尿して楽になりたいと思う反面、尿道口はなかなか開かない。僕は歯列を嚙みしめ、豊臀をプルプルとわななかせた。
 僕の尿意はひたすら増幅し、膀胱がパンパンに張りつめる。
 いくら堪えたところで、限界が目の前に迫っているのは明らかだった。
 顎を天井に向け、口を引き結び、踏ん張る両足に力を込める。
 恥じらいの瞬間を少しでも先送りしたかったが、下腹は今にも破裂しそうな痛みを伴っていた。


「うへへ、尿道口がヒクヒクしてるぜ。こうしたら、どうだ~?」
「……あんッ!!!」


 リョウは指で僕の排泄口をいじくりまわす。次の瞬間、全身に鳥肌が立ち、下腹部への集中力が途切れた。


「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~ッ!!!」
「うひょ~ッ! 出た、出た♡」


 極限まで我慢していたぶん、琥珀色の液体が猛烈な勢いでほとばしる。
 早く終わってと切に願う一方、僕はこの世のものとは思えぬ排泄感に恍惚とした。
 エクスタシーにも似た感覚が打ち寄せ、無意識のうちに身をよじってしまう。
 股間からは小水だけでなく、粘っこい愛液が糸を引いて垂れ滴っていた。
 尿意が失せはじめると、リョウは横から手を伸ばし、僕の下半身をなぞりあげる。そして鼻先に近づけた指を嗅いだあと、舌先でペロッと舐めあげた。


「いい匂いだぜ。味も最高に美味いしなぁ~♡」
「……あぁ」


 リョウが満面の笑みで答え、凄まじい羞恥に身を焦がす。意識を朦朧とさせた僕は早くも失神しそうになった。
 僕の顔は愉悦に満ち、豊満な裸体をいまだにひくつかせていた。
 限界まで我慢してからの放尿は、僕に快楽にも似た感覚を与えていた。
 やはり僕にはMの気質があるのかもしれない。
 気を昂らせたリョウは僕をお姫様抱っこして立ち上がった。


「きゃんッ」


 急ぎ足でベッドに向かい、僕を座らせて大股を開かせる。そこは聖水の雫で濡れ光っていた。
 体温が上昇し、僕の肌から熱気が立ちのぼり、身体全体が桜色に染まる。
 ゆっくり時間をかけて、リョウは内腿から指先でなぞりあげる。


「……う、ンッ」


 そっと撫であげられると、僕は甘やかな呻き声を洩らし、ヒップをピクンと震わせた。
 今や僕の身体はリョウを受け入れる態勢をほぼ整えているといっても過言ではなかった。


「おやおや、エッチなおつゆが垂れてきたぞ。恥骨もプルプル震えてて、もう堪んねえぜぇ~♡」
「ン、ンぅぅ~ッ!!!」


 触れるか触れぬ程度の力加減で撫であげられて、僕は背筋をピンと立たせ、悩ましいトーンを一段と高めた。
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