男の子たちの変態的な日常

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241 変態性欲〜前編〜

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 ふとリョウに初めてを捧げた時のことを思い出していた。
 破瓜の痛みに発狂しそうになったけれど、数をこなしていくたびに快感を貪るような変態に僕もなってしまった。
 セックスは子供を作る神聖な儀式であり、それ以外の性交渉は男を喜ばせるための奉仕程度にしか考えていなかった頃の自分が懐かしい。
 オーラルセックスから始まり、様々な体位から奥まで突かれ、僕は数えきれないほどの絶頂を味わってきた。
 リョウの底なしのスタミナは驚愕に値するほどで、一度放出しても間を置かずに連続で100発近く出したこともある。
 愛する夫が人並み外れた精力の持ち主だと処理する側としては本当に大変だが、その苦労に見合うだけの快楽も味わえて結果オーライだ。
 らめぇ、イヤと言いながらも、結局は受け入れてしまうのだから、もはやリョウの変態性欲を非難することは僕にはできない。


「あぁ……もうどうしたらいいんだか」


 今の僕を純真無垢というには、ちょっとばかし無理があるかもしれない。
 愛する夫から辱めを受け、性の悦びを貪る毎日に羞恥心を感じる一方で、そんな日々を愛おしいと感じる自分もいる。
 リョウの逞しい男根が頭から離れず、身も心も蕩かす快美からは逃れられない。
 身体の中に潜む淫蕩な本性がリョウの手によって覚醒させられてしまったようだ。
 いつにもなくエロリビドーが爆発しそうになり、僕は落ち着きなくリビングの中を歩きまわる。
 インターホンが軽やかなチャイムを鳴り響かせ、リョウの帰りを知らせる。
 逸る気持ちを抑え、玄関口に向かい、内鍵を外す。白いカーディガンを羽織ったワンピース姿の僕を見て、リョウの股間がテントを張る。
 パープルカラーのアイライン、薄紅色のチーク、ベージュピンクのルージュ。化粧をばっちり施した僕にリョウは気を昂らせる。
 リョウはカーディガンを脱がせると、僕に好色の眼差しを向けた。


「おぉ……ノースリーブのマキシワンピースか。色っぽいぜ♡」


 リョウに指先で乳首の頂点を刺激されると、僕は反射的に後ずさり、胸を腕で隠す。
 すかさずリョウは間合いを詰め、今度はヒップに手を回し、尻をやんわり揉みしだいた。


「……あッ、らめぇ」
「今日のアキラのケツも格別だなぁ。それに、あぁ……すごくいい匂いがするぜぇ~♡」


 見栄えのいい化粧、フローラルな香水、身体の線を露わにしたワンピース。リョウの前では、少しでも美しくありたいという心理が働いてしまう。
 リョウのズボンの下のペニスは隆々と反り勃ち、瞳の奥では闘志の炎がメラメラと燃え盛っていた。
 僕も身体の芯が火照り始め、無意識のうちに内腿をすり合わせた。
 股から甘ったるい匂いが香り立ち、心臓をドキリとさせる。
 すでに発情臭を発しているのか、ちょっとの刺激を受けただけでも、欲情の導火線に火がつきそうだった。


「ほうら、エッチなシミがどんどん広がってるぞぉ~♡」


 指がクロッチの中心部をとらえる。
 大量の粘液が染みでているのだろう。ニチュニチュと卑猥な音が響き、もはや肉体の変化を否定することはできなかった。


「あ、いやッ……うンぅ!」


 口から自然と吐息がこぼれ、甘い余韻を含みだす。
 毛穴から汗が噴き出し、灼熱の砂漠に放りだされたかのように身が燃えあがる。
 眉が八の字に下がり、唇がわなわな震えた。
 歯を食いしばって快楽に抗うも、官能の電磁波が脳幹を焼きつくした。
 背後から胸を引き絞られ、しこり勃った乳首がピンと突きでた。


「あ、あぁぁぁぁン!」
「アキラは先っぽを触られるのが気持ちいいんだよなぁwww」
「あッ、あッ!」


 乳首を指で転がされ、喘ぐ僕の目の前を今度は赤い物体が横切った。


「ふぇぇ!」


 ソファの横に隠していたのか、リョウは手にしたロープで僕の身体を縛っていく。
 亀甲縛りにされた僕の胸をリョウはそっと撫でまわす。


「ン、ふぅぅ~ッ」


 甘美な電流が脊髄を駆け抜け、意識せずとも鼻にかかった声が洩れてしまう。


「さあ、次は足の方だ♡」


 リョウは肩を抱き寄せ、ソファに促す。


「そこに座って」


 言われたとおりに腰を下ろせば、右足を抱えられ、ワンピースの裾が捲れあがった。
 クロッチの中心部には、確かに大きなシミが浮きでている。
 リョウはまたもやソファの横からロープを引っ張りだした。
 太腿と脛のあたりをぐるぐる巻きにされ、右足がくの字に固定される。
 抵抗しようにも、後ろ手に拘束された状態では力が入らない。
 同様の手順で左足もロープで括られ、不本意ながらもM字開脚の姿勢を披露するしかなかった。


「これで完了だ。うへへ、実にいい眺めだぜ♡」


 ワンピースはウエストまでずり上がり、股間が晒されている。
 大股をおっ広げた姿、こんもり股間の膨らみがさらなる羞恥を与える。


「うへへ、シミがよ~く見えるぞぉ♡」


 リョウはクロッチを指先で撫でさすった。


「ン、ふッ!」
「シミ、大きくなってきたぞ♡ 股布、ずらしてみるかwww」
「あ、ンふわぁぁッ!」


 クロッチを脇にずらすと、リョウは卵形のピンクローターをあてがい、グイグイ押し込んできた。
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