男の子たちの変態的な日常

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231 変態セックスボランティア

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 カスケはセックスボランティア団体を支援しており、恋愛や売春にもコミットできない人たちの性的欲求を解消するための介助を行っている。


「世の中にはセックスしたくても出来ない可哀想な人たちが数多く存在しているんだ。一生童貞のまま死ぬしかない運命にある男たちを救うために急遽ぼくはセックスボランティア団体を金銭的な面で支援することにした。そこでアキラやリョウにも、ぼくたちの活動に協力してもらいたくて今日は集まってもらったんだ」


 暇さえあればセックスばかりしている僕とリョウにとってセックスなしの性活……いや、生活など考えられないが、世の中には死ぬほどモテない人たちが星の数ほどいるのだろう。


「出来る限りのことは協力するけど、セックスボランティアって聞いただけで何かドン引きなんだけど……」
「アキラの言う通りだぜ。モテないヤツらにはオナニーでもさせときゃいいだろ」


 思わず眉をひそめる僕とリョウの手を引きながらカスケは非自発的禁欲者のもとへ案内する。


「世の中にはオナニーじゃ解決できない問題もあるんだよ。ほら、彼を見てごらん」


 カスケの指差す方向を見ると、ベッドに縛りつけられた全裸の巨体の男が大声で意味不明な雄叫びをあげている。


「彼はこの施設に隔離……じゃなくて入居している池沼いけぬまくん。池沼いけぬまくんは性行為の概念すらあやふやな状態だから常に欲求不満でね。そこで第三者が何とかして性的欲求の解消に努めないといけないわけさ」


 性欲が溜まりに溜まって錯乱しているのか、池沼いけぬまくんは白目を剥いて奇声をあげ続けていた。


「この状態でどうやって性欲を解消させてあげるわけ? 下手したら、僕なんか絞め殺されちゃうよwww」
「大丈夫、大丈夫♡ 池沼いけぬまくんは欲求不満になると奇声をあげ始めるんだけど、解消されれば借りてきた猫のように大人しくなるから。普段はちゃんと言うことを聞く素直で可愛い子だから決して悪い子ではないんだよ」


 どう見てもコントロール不可能な猛獣にしか見えないが、一応カスケの言うことに耳を傾けた。


「セックスボランティアはセックスワーカーみたいな性的なサービスを提供するものではなく、あくまで絶頂までの手伝いをするだけだからね。アキラ、池沼いけぬまくんのオチンポをタオル越しに掴んで射精まで導いてあげてよ♡」


 そう言うと、カスケは池沼いけぬまくんの股間の上にタオルをのせる。


「しょうがないなぁ~、ちょっとだけだからね……」


 タオル越しに握ると、それは硬く反り返って、僕の指が回らないほどに太く、ズキズキと熱く脈打っていた。表皮は何か特殊な分泌物が滲み出しているのか、ベタベタしてるのがタオルの上からでも分かる。


「あうあうあ~ッ!!!」


 大興奮状態の池沼いけぬまくんは縛めを怪力で引きちぎると、俊敏な動きで僕の上衣の襟もとに手をかけ、力任せに引き裂いた。上衣は乾いた音とともに左右に開け、胸が露になる。


「ぎゃあああああああああああああああ~ッ!!!」


 思わず断末魔のような叫びをあげた僕を颯爽とリョウがお姫様抱っこをしてくれた。


「はいはい、良い子だから落ちついて~! 人間の身体をダッチワイフのように扱っちゃダメだぞ、池沼いけぬまくん♡」


 カスケが諭すように優しく語りかけると、池沼いけぬまくんは何とか落ち着きを取り戻したが、まだ僕の身体に興味津々らしく、お預けを食らった犬のようにこちらを見ていた。


「カスケ、後は任せたぜ。俺はアキラを連れて避難するから」


 そう言うと、リョウは僕をお姫様抱っこしたまま、びゅっと施設から逃げ出していった。




ーーー




「ふぇぇ……怖かったよ、リョウ」


 震える僕の身体を抱きしめながらリョウは頭を撫でてくれた。


「まったく、カスケの野郎め。俺のアキラに怖い思いをさせるとは許せんなぁ。何がセックスボランティアだ」
「やっぱり、エッチなことは愛する者同士でした方がいいよね♡」
「その通り、アキラは俺だけを気持ち良くさせてくれればいいんだ。その分、俺がアキラを気持ち良くさせてやるからなぁwww」


 そう言うと、リョウは僕の股間に鼻を近づけてきた。
 下の方から、犬みたいにクンクン鼻を鳴らす音が聞こえる。
 そして、しばらくの間そうしてクンクン匂いを嗅いでいたかと思ったら、急に生温かく濡れたものが、ベロンと股間を這うのを感じた。


「あうッ!」


 リョウに見つめられ、匂いを嗅がれていたために、ひどく敏感になっていたそこの感覚が過剰なまでの刺激を伝えてきたのである。


「相変わらずアキラは敏感な身体だなぁ~♡」


 リョウが嬉しそうに言う。


「やんッ」


 僕の反応に気をよくしたリョウは、さらに、よく動く舌で立て続けに舐め上げてきた。


「あうッ、あふうッ!」


 快感センサーのようになってしまった僕の下半身を、リョウの生温かい舌がいろいろな角度から舐めまわし、絶妙な強弱をつけて刺激し続ける。
 そのたびに子宮に向かって、電気パルスのように強烈な甘い痺れが走り、僕はたまらず体を震わせ、甘い声を洩らした。


「さっそく感じてきたなぁ。ジュクジュク、スケベなオツユが出てきたぞ。どれどれ、味見してみるか~♡」


 リョウはイヤらしい口吻で、僕の体の変化を指摘すると、舌先を中に差し込んで、淫水を掻き出すようにして吸わぶり、ピチャピチャと淫靡な水音をさせて、それを味わった。


「ああッ、らめぇ~!」
「うひょ~、美味え♡ 粘度もちょうどいい。ドロドロでもなければ、サラサラすぎもしない。アキラが健康なしるしだぜ」


 そうやって間断なく淫らな言葉を吹き込まれていると、次第に頭の中が痺れたようになって、僕自身も、否応なくリョウの言葉で自分の肉体の状態をイメージするようになってしまった。そして、それは再び僕の肉体にフィードバックされて、いっそう大量の淫水を湧き出させる結果となった。


「おおッ、すげえ! スケベ汁がどんどん溢れてくるから、飲みきりたくても飲みきれねえぜ。よ~し、それじゃ、そろそろハメさせてもらうぞぉ~♡」


 僕の下半身に突き付けられた長く硬い肉槍が、グイとばかりに突き込まれた。


「ああああああああああ~ッ!」


 侵入してきた熱い槍の穂先は、あっという間に奥の子宮口に達すると、まるで強い快感の放射能を帯びているように僕の感官を冒し、思考力を奪い去ってしまった。


「ほうら、アキラ♡ 感じるか~?」


 僕にのしかかったリョウは、顔を背ける僕の耳元に唇を寄せて、いやらしい口調で囁きかけながら、セクシャルなダンスでも踊っているみたいに腰をねちっこく振って、内部を掻き回す。


「あうッ……うん……か、感じるぅ~♡」


 股間から送り込まれる快感に、頭を麻痺させられた僕はリョウに誘導されるままに、そう叫んでいた。
 早くも僕を自分のペースに巻き込んだリョウは余裕たっぷりにこちらの反応をうかがいながら、巧みに腰を使い、ぶっとくて長いペニスの先で子宮口を突いたり、鋭い亀頭で擦り立てたり、あるいは腰を引いて、張り出した鰓で入口付近を刺激したりと、縦横無尽に責め立てる。


「ひいッ、あひいッ……あ~ッ、いい~♡」


 愛する夫のペニスを突き込まれ、グリグリされると、子宮が悦びに震え、僕は淫らに体をくねらせ、喘ぎを噴きこぼしてしまう。
 僕は朝までリョウのためのセックスボランティアに没頭し、2人の愛をさらに確固たるものにしたのであった。
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