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230 変態仮装現実〜後編〜
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「うへへ、まだスイッチを入れてもいないのに、尻をクネクネさせやがってwww」
ブルマーからはみ出す尻を気にする僕にリモコンを向け、ボタンを押す。
あッ、と小さな悲鳴とともに、僕は立ち止まり、濃紺の布地を張りつめさせて腰を引いた。膝と膝をすり合わせるようにして、ガクガクと尻を上下に揺する。
僕はVR彼氏を振り返り、哀願するような顔でかぶりを振った。その間も、左右の太腿をすり合わせ、靴の底を鳴らして足踏みまでしてしまう。
感じやすい体質の僕にとって、身体の一番敏感な部分へ押し当てられたローターの振動はあまりにも刺激的なものだった。
淫ら極まりない欲情のままに無理やり性感をかきたてられ、僕の肉体に潜むいやらしい情感を突きつけられる。
一瞬の休みも与えられない機械の蠕動に劣情をみなぎらせていく。僕は、もう立っていることもできなくなり、近くの電柱にすがりつくような格好になり、後ろに突き出したブルマーの腰をガクつかせている。
ジクジクと濃紺の布地が湿り気を帯びてきたのが、僕にも分かった。
必死に唇を嚙み締めて、こみあげる性感をこらえようとするが、機械のうごめきは容赦ない。
VR彼氏はスイッチを切ると、僕のところへ来た。膝をガクつかせて、その場にくずおれそうになっている僕の肩を抱く。
ようやく家にたどり着いた時には階段をあがるのもやっとで、二階の廊下でへたり込んでしまった僕はVR彼氏にお姫様抱っこされて部屋へ引き入れられた。
両手をついた横座りの姿勢になって僕は肩で息をする。
僕は横座りの太腿の内側に汗ではないねっとりしたぬめりを感じていた。ブルマーの股間は前から後ろまでじっとりと濡れて、ジンジンと疼いてどうしようもない。
「おや? ブルマーのお股にびっちょりシミができてるぞぉ~♡」
VR彼氏はうずくまるように僕の股座を覗き込む。いったんは、開き直ったような気持ちになっていた僕だが、そうやってあからさまに顔を近づけられると、思わず太腿を閉じ合わせて尻をモジつかせてしまう。
VR彼氏はそんな僕の恥じらいなど気にせず、ブルマーのウエストに手をかけて引きずり下ろし、下半身を剥き出しにさせていく。ローションと愛液にまみれたローターがシーツの上に転がり出た。
あッ、と小さく悲鳴をあげた僕は体操着の裾を引っ張って股間を隠そうとするが、それもたちまちはぎとられ、白いソックス以外は全裸にされてしまった。
立膝にされた両脚を容赦なくガバリと開かされる。僕は羞恥に火照る顔を両手でおおって横たわった。
VR彼氏は恥じらいをあおるように僕の下半身をガニ股の形に開脚させていった。
VR彼氏は跳ねるように飛び出した陰茎をグイグイとしごきあげると、僕の手を掴んで自分の股間に押し当てた。
仮装現実のわりには手触りがリアル過ぎると思っていたら、急に誰かにVRゴーグルを外され、僕は現実世界へ戻ってきた。
「お~い、カスケ。俺のアキラに仮装現実だと偽って淫らなことしてんじゃねえよwww」
僕のVRゴーグルを外したのはリョウだった。そして、僕が目の前で掴まされていたのはカスケの肉棒だった。
「あちゃ~、バレたかwww」
カスケは頭をかきながら自分のチンポをしまった。
「リョウそっくりのVR彼氏にだったら、アキラも股を……じゃなくて心を開いてくれると思ったんだけどなぁwww」
仮装現実にしては妙に感覚がリアルだと思ったら、僕の近くにローションと愛液にまみれたローターが転がっている。どうやらリアルに僕の中へ挿入されていたようだ。
「も~う、VRにしては生々しいと思ってたんだよね。変態セックスはリアルだけで充分だよ」
「アキラの言う通りだ。リアルセックスに勝るもんはこの世にねえぜ~♡」
そう言うと、リョウは僕の左右の膝をつかんだ。そのまま、グイ、と持ち上げて大股開きのM字開脚にしてしまう。
僕の股間は容赦なくリョウの目の前に露出されてしまった。
リョウは張りつめた亀頭の先端でしたたる粘汁をこねくりまわすようにした。
いきり立ったリョウの男根は、一息にズン、と根元まで沈められた。奥までリアルに貫かれる感覚に、僕は声を振り絞った。
リョウは最初からガツガツとむさぼるような腰つきで抜き挿ししていった。体重をかけて奥まで突き立て、根元から亀頭までいっぱいに使う。
鼻息を荒げながら、いよいよ肉茎を野太く反り返らせ、容赦なく大腰を使っていく。
ズン、と重い一突きごとに切ない性感が子宮にわきあがる。
抜き挿しされる男根もいよいよ力み返り、リョウはツンと来る射精感にうめき声をあげている。
すぐに僕も絶頂の予感にうち震え始めた。嚙み締めていた唇もゆるんで、鼻にかかった喘ぎ声をもらし続ける。
キリキリと身体の芯を絞りあげられるような感覚が走ったかと思うと、たちまち我慢ならずにガクガクと腰が前後に揺れ、M字の太腿が完全に開ききった。
同時にリョウも盛大に精液を放つ。
VRに理想を求めずとも、現実で愛してくれる理想の夫がいることに僕は心の底から歓喜するのであった。
ブルマーからはみ出す尻を気にする僕にリモコンを向け、ボタンを押す。
あッ、と小さな悲鳴とともに、僕は立ち止まり、濃紺の布地を張りつめさせて腰を引いた。膝と膝をすり合わせるようにして、ガクガクと尻を上下に揺する。
僕はVR彼氏を振り返り、哀願するような顔でかぶりを振った。その間も、左右の太腿をすり合わせ、靴の底を鳴らして足踏みまでしてしまう。
感じやすい体質の僕にとって、身体の一番敏感な部分へ押し当てられたローターの振動はあまりにも刺激的なものだった。
淫ら極まりない欲情のままに無理やり性感をかきたてられ、僕の肉体に潜むいやらしい情感を突きつけられる。
一瞬の休みも与えられない機械の蠕動に劣情をみなぎらせていく。僕は、もう立っていることもできなくなり、近くの電柱にすがりつくような格好になり、後ろに突き出したブルマーの腰をガクつかせている。
ジクジクと濃紺の布地が湿り気を帯びてきたのが、僕にも分かった。
必死に唇を嚙み締めて、こみあげる性感をこらえようとするが、機械のうごめきは容赦ない。
VR彼氏はスイッチを切ると、僕のところへ来た。膝をガクつかせて、その場にくずおれそうになっている僕の肩を抱く。
ようやく家にたどり着いた時には階段をあがるのもやっとで、二階の廊下でへたり込んでしまった僕はVR彼氏にお姫様抱っこされて部屋へ引き入れられた。
両手をついた横座りの姿勢になって僕は肩で息をする。
僕は横座りの太腿の内側に汗ではないねっとりしたぬめりを感じていた。ブルマーの股間は前から後ろまでじっとりと濡れて、ジンジンと疼いてどうしようもない。
「おや? ブルマーのお股にびっちょりシミができてるぞぉ~♡」
VR彼氏はうずくまるように僕の股座を覗き込む。いったんは、開き直ったような気持ちになっていた僕だが、そうやってあからさまに顔を近づけられると、思わず太腿を閉じ合わせて尻をモジつかせてしまう。
VR彼氏はそんな僕の恥じらいなど気にせず、ブルマーのウエストに手をかけて引きずり下ろし、下半身を剥き出しにさせていく。ローションと愛液にまみれたローターがシーツの上に転がり出た。
あッ、と小さく悲鳴をあげた僕は体操着の裾を引っ張って股間を隠そうとするが、それもたちまちはぎとられ、白いソックス以外は全裸にされてしまった。
立膝にされた両脚を容赦なくガバリと開かされる。僕は羞恥に火照る顔を両手でおおって横たわった。
VR彼氏は恥じらいをあおるように僕の下半身をガニ股の形に開脚させていった。
VR彼氏は跳ねるように飛び出した陰茎をグイグイとしごきあげると、僕の手を掴んで自分の股間に押し当てた。
仮装現実のわりには手触りがリアル過ぎると思っていたら、急に誰かにVRゴーグルを外され、僕は現実世界へ戻ってきた。
「お~い、カスケ。俺のアキラに仮装現実だと偽って淫らなことしてんじゃねえよwww」
僕のVRゴーグルを外したのはリョウだった。そして、僕が目の前で掴まされていたのはカスケの肉棒だった。
「あちゃ~、バレたかwww」
カスケは頭をかきながら自分のチンポをしまった。
「リョウそっくりのVR彼氏にだったら、アキラも股を……じゃなくて心を開いてくれると思ったんだけどなぁwww」
仮装現実にしては妙に感覚がリアルだと思ったら、僕の近くにローションと愛液にまみれたローターが転がっている。どうやらリアルに僕の中へ挿入されていたようだ。
「も~う、VRにしては生々しいと思ってたんだよね。変態セックスはリアルだけで充分だよ」
「アキラの言う通りだ。リアルセックスに勝るもんはこの世にねえぜ~♡」
そう言うと、リョウは僕の左右の膝をつかんだ。そのまま、グイ、と持ち上げて大股開きのM字開脚にしてしまう。
僕の股間は容赦なくリョウの目の前に露出されてしまった。
リョウは張りつめた亀頭の先端でしたたる粘汁をこねくりまわすようにした。
いきり立ったリョウの男根は、一息にズン、と根元まで沈められた。奥までリアルに貫かれる感覚に、僕は声を振り絞った。
リョウは最初からガツガツとむさぼるような腰つきで抜き挿ししていった。体重をかけて奥まで突き立て、根元から亀頭までいっぱいに使う。
鼻息を荒げながら、いよいよ肉茎を野太く反り返らせ、容赦なく大腰を使っていく。
ズン、と重い一突きごとに切ない性感が子宮にわきあがる。
抜き挿しされる男根もいよいよ力み返り、リョウはツンと来る射精感にうめき声をあげている。
すぐに僕も絶頂の予感にうち震え始めた。嚙み締めていた唇もゆるんで、鼻にかかった喘ぎ声をもらし続ける。
キリキリと身体の芯を絞りあげられるような感覚が走ったかと思うと、たちまち我慢ならずにガクガクと腰が前後に揺れ、M字の太腿が完全に開ききった。
同時にリョウも盛大に精液を放つ。
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