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229 変態仮装現実〜前編〜
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カスケが出資しているVR制作会社が新たに開発した試作品の被験体に僕は志願した。
「これが新たに開発されたVRグローブだ。このグローブを装着することで、5本の指をトラッキングし、VR空間内のモノを触って感じ取る事ができるんだ」
形状は完全にグローブであり、指先に高精度9自由度のIMUセンサー(ジャイロスコープ、加速度計、磁力計搭載の慣性計測装置)を内蔵し、VIVEのVR空間上に両手と全ての指の動きを、高精度且つ5ms以下の低レイテンシーで、リアルタイムにシミュレーション表示させることが可能。また、手首にはバイブレーション機能を搭載しており、VR体験中の触覚をフィードバックさせることもできる。
「それじゃあ、VRゴーグルもつけてね。さっそく仮想現実の世界へGo~♡」
カスケの言葉を合図に僕は仮装現実の世界へと旅立っていった。
ーーー
VR彼氏は自由自在にカスタマイズすることが可能であり、僕はリョウそっくりに作り上げた。
僕の気分に合わせてコンピューターが自動的にシチュエーションを選択してくれるおかげで難しい操作は一切なかった。
「俺がアキラにもっと素晴らしいパンツをプレゼントしてやるから、今穿いてるのは脱ぐんだぁ~♡」
性格や仕草、声に至るまでVR彼氏はリョウそのものだった。まさか、ここまで精巧に作ることができるなんて心底感心した。
VR彼氏は僕のスカートの中へ手を入れ、一息に足元までパンツを引き下ろした。途端にVR彼氏が小さな布切れになった下着を取り上げてしまう。
うろたえたようになって超ミニの裾を押さえる僕の手を取って遊歩道へ連れ出していく。
片手を握られている僕は、もう片方の手でスカートの前後を交互に押さえ、内股になって引きずられていく。VR彼氏は公園を出て、人通りの多い商店街へ向かって行った。
仮装現実だと分かっていても人目が気になり、スカートを引っ張ったり、内股でモジモジ歩いてしまう。
次第に僕の全身がジーンとしびれたようになっていく。
VR彼氏は羞恥の色をみなぎらせる僕の横顔をチラチラと眺めながら、満足感にひたっている。
「アキラ、約束通り、パンツを買ってるからなぁ♡ ほ~ら、この店だ」
一目でそうと分かる猥褻感を漂わせたアダルトショップだった。
VR彼氏が戸惑う僕の手を引いて中へ入っていく。
ニヤリと笑ったVR彼氏は、いきなり僕の超ミニをまくりあげた。
店内にぎっしり陳列されたゲイビデオ写真や、淫猥なタイトルの並ぶBL小説の背表紙に圧倒されて、それまで顔を上げることもできなかった僕は、弾かれたようにスカートの裾を押さえた。前を押さえると後ろを、後ろを押さえると前をまくられて、うろたえきった仕草で僕は太腿を揺らす。
VR彼氏は僕を連れて2階の売り場へ上がっていった。2階にはさらにきわどい大人のオモチャが並んでいる。
リモコンバイブとローションを持ってきたVR彼氏は僕の耳元にささやく。
「さあ、生まれたままの姿になるんだ。これからアキラの大好きなリモバイを仕込んでやるからなぁ~♡」
VR彼氏が急かすように尻を叩いてくる。僕は胸を高鳴らせて服のボタンに手をかけた。
見えない縄でがんじがらめにされた僕は、全身しびれたようになりながら服を脱いでいった。
VR彼氏の目はギラついて、むさぼるように僕の素肌を眺めまわしていた。僕は片手で胸を隠しながら、おずおずとスカートのホックに手をやった。思い切ってホックを外すと、腰の曲線をなぞるようにチェックの布地が滑ってノーパンの下半身が露わになった。
僕は足元に落ちたスカートを拾う余裕もなく、膝を震わせ、やっとの思いで裸身を立たせていた。右手で胸を隠し、左手はきつく太腿の付け根に押し当てている。肌という肌にVR彼氏の淫猥極まりない視線が突き刺さる。
ゴクリと唾を呑んだVR彼氏が淫猥な声音で笑いながらリモバイを持って、僕の前にしゃがみ込んだ。
「ほ~ら、アキラの可愛い股を開くんだぁ♡」
しばらくして店を出た僕はキョロキョロと左右をうかがう。
僕は純白の体操着に濃紺のブルマーをはかされていた。VR彼氏はパンツの代わりにブルマーを買ったのだ。
腰まわりにぴっちりと密着し、尻のラインも露わなブルマーは下着と変わりない感覚だった。
ノーパンのまま下半身にリモコンバイブを押し当てられて、濃紺の布地はそこだけ淫らがましい盛り上がりを見せている。
歩くたび、グリッ、グリッ、と食い込む感じがたまらないおぞましさで、なんとか太腿をよじってローターをずらそうとするが、そんなことをすればするほど奥にめり込んでくる。そのうちにサイズが小さめのブルマーまで食い込んできて尻まではみだしかかる。
「さあ、家までジョギングするぞ♡ そんな格好でのんびり歩いていたら、変態だと思われるからなぁwww」
VR彼氏は僕の服を入れた手提げ袋を片手に、ピシリとブルマーの尻を叩いた。
僕は言われるままに走りだした。走ると言っても、常人がヨチヨチと歩くより少し早い程度のペースだが、足が遅い僕には十分疲れるほどの運動量であった。
「これが新たに開発されたVRグローブだ。このグローブを装着することで、5本の指をトラッキングし、VR空間内のモノを触って感じ取る事ができるんだ」
形状は完全にグローブであり、指先に高精度9自由度のIMUセンサー(ジャイロスコープ、加速度計、磁力計搭載の慣性計測装置)を内蔵し、VIVEのVR空間上に両手と全ての指の動きを、高精度且つ5ms以下の低レイテンシーで、リアルタイムにシミュレーション表示させることが可能。また、手首にはバイブレーション機能を搭載しており、VR体験中の触覚をフィードバックさせることもできる。
「それじゃあ、VRゴーグルもつけてね。さっそく仮想現実の世界へGo~♡」
カスケの言葉を合図に僕は仮装現実の世界へと旅立っていった。
ーーー
VR彼氏は自由自在にカスタマイズすることが可能であり、僕はリョウそっくりに作り上げた。
僕の気分に合わせてコンピューターが自動的にシチュエーションを選択してくれるおかげで難しい操作は一切なかった。
「俺がアキラにもっと素晴らしいパンツをプレゼントしてやるから、今穿いてるのは脱ぐんだぁ~♡」
性格や仕草、声に至るまでVR彼氏はリョウそのものだった。まさか、ここまで精巧に作ることができるなんて心底感心した。
VR彼氏は僕のスカートの中へ手を入れ、一息に足元までパンツを引き下ろした。途端にVR彼氏が小さな布切れになった下着を取り上げてしまう。
うろたえたようになって超ミニの裾を押さえる僕の手を取って遊歩道へ連れ出していく。
片手を握られている僕は、もう片方の手でスカートの前後を交互に押さえ、内股になって引きずられていく。VR彼氏は公園を出て、人通りの多い商店街へ向かって行った。
仮装現実だと分かっていても人目が気になり、スカートを引っ張ったり、内股でモジモジ歩いてしまう。
次第に僕の全身がジーンとしびれたようになっていく。
VR彼氏は羞恥の色をみなぎらせる僕の横顔をチラチラと眺めながら、満足感にひたっている。
「アキラ、約束通り、パンツを買ってるからなぁ♡ ほ~ら、この店だ」
一目でそうと分かる猥褻感を漂わせたアダルトショップだった。
VR彼氏が戸惑う僕の手を引いて中へ入っていく。
ニヤリと笑ったVR彼氏は、いきなり僕の超ミニをまくりあげた。
店内にぎっしり陳列されたゲイビデオ写真や、淫猥なタイトルの並ぶBL小説の背表紙に圧倒されて、それまで顔を上げることもできなかった僕は、弾かれたようにスカートの裾を押さえた。前を押さえると後ろを、後ろを押さえると前をまくられて、うろたえきった仕草で僕は太腿を揺らす。
VR彼氏は僕を連れて2階の売り場へ上がっていった。2階にはさらにきわどい大人のオモチャが並んでいる。
リモコンバイブとローションを持ってきたVR彼氏は僕の耳元にささやく。
「さあ、生まれたままの姿になるんだ。これからアキラの大好きなリモバイを仕込んでやるからなぁ~♡」
VR彼氏が急かすように尻を叩いてくる。僕は胸を高鳴らせて服のボタンに手をかけた。
見えない縄でがんじがらめにされた僕は、全身しびれたようになりながら服を脱いでいった。
VR彼氏の目はギラついて、むさぼるように僕の素肌を眺めまわしていた。僕は片手で胸を隠しながら、おずおずとスカートのホックに手をやった。思い切ってホックを外すと、腰の曲線をなぞるようにチェックの布地が滑ってノーパンの下半身が露わになった。
僕は足元に落ちたスカートを拾う余裕もなく、膝を震わせ、やっとの思いで裸身を立たせていた。右手で胸を隠し、左手はきつく太腿の付け根に押し当てている。肌という肌にVR彼氏の淫猥極まりない視線が突き刺さる。
ゴクリと唾を呑んだVR彼氏が淫猥な声音で笑いながらリモバイを持って、僕の前にしゃがみ込んだ。
「ほ~ら、アキラの可愛い股を開くんだぁ♡」
しばらくして店を出た僕はキョロキョロと左右をうかがう。
僕は純白の体操着に濃紺のブルマーをはかされていた。VR彼氏はパンツの代わりにブルマーを買ったのだ。
腰まわりにぴっちりと密着し、尻のラインも露わなブルマーは下着と変わりない感覚だった。
ノーパンのまま下半身にリモコンバイブを押し当てられて、濃紺の布地はそこだけ淫らがましい盛り上がりを見せている。
歩くたび、グリッ、グリッ、と食い込む感じがたまらないおぞましさで、なんとか太腿をよじってローターをずらそうとするが、そんなことをすればするほど奥にめり込んでくる。そのうちにサイズが小さめのブルマーまで食い込んできて尻まではみだしかかる。
「さあ、家までジョギングするぞ♡ そんな格好でのんびり歩いていたら、変態だと思われるからなぁwww」
VR彼氏は僕の服を入れた手提げ袋を片手に、ピシリとブルマーの尻を叩いた。
僕は言われるままに走りだした。走ると言っても、常人がヨチヨチと歩くより少し早い程度のペースだが、足が遅い僕には十分疲れるほどの運動量であった。
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