男の子たちの変態的な日常

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225 変態治療

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 どうにも雨の日は体調が死ぬほど悪くなる……。
 最近世間でも認知されつつある気象病を患っている僕は気圧の変化に敏感だ。
 今日みたいに天気が悪い日は頭痛と首の痛みに悩まされる。
 気象病に悩む人たちは他にも、倦怠感、めまい、耳鳴り、気管支ぜんそく、関節痛、神経痛、古傷の痛み、鬱や不安症などの症状が出ることもあるそうだ。
 気圧、気温、湿度の大きな変化による自律神経の乱れが気象病の主な原因らしい。
 人間は1平方メートルで換算すると10トンもの重さの気圧を受けており、体内からも同じ圧力で押し返すことで均衡を保っている。気圧が大きく変動すると、そのバランスが崩れ、自律神経の乱れを引き起こすのだ。
 気象病になりやすい人は乗り物酔いにも悩んでいることが多いらしい。乗り物酔いをしやすい人は、内耳が揺れに敏感であることは周知の事実だろう。つまり気象病は内耳が気圧の変化という「揺れ」に敏感だと起こるわけだ。
 乗り物に酔いやすい人と気象病になりやすい人がある程度重なることに関しては自分でも思い当たるふしがある。覚えている人もいると思うが、僕は乗り物に乗ると高い確率でリバースしてしまう(第109話参照)。
 難儀な虚弱体質であることに我ながら呆れてしまった僕はふて寝を決め込む。
 少しばかり眠りについていると、まだ濡れていない粘膜に、いきなり挿入され、異物感に僕は眼を覚ました。


「気象病の治療にはセックスが一番だぜ♡ さあ、俺のチンポで元気100倍になってくれ!」


 驚愕しながらも、僕の中は防御本能から愛液を滲ませ始める。僕の身体はリョウの欲望に刺し貫かれたいと本能レベルで望んでいるようだった。
 リョウがグイと腰をすすめると、僕の中がググッと開き、膨張しきった肉棒の抽送がはじまる。


「うおおお、相変わらずよく締まるなぁ~♡」
「ああ……あぐう。んぐッ」


 切ない僕の声だった。
 リョウの下半身の動きが活発になり、それに合わせて僕の身体がベッドから浮いた。
 僕の中は早くもほぐれていた。蜜がとめどもなく溢れ続けている。もはや羞恥心もなく、白い肌を惜しげもなくさらしていた。


「ああ~♡ すごい、すごいよぉ!」


 強い快感が僕の背筋を走り、恥ずかしげもなく歓びの声をあげていた。


「ああッ……もっと強くして~♡」


 舌が耳の裏から髪の生え際を這い、僕の全身へと快感が広がっていく。
 世界広しと言えど、リョウほど太くて大きいチンポを持った男は存在しないだろう。


「アキラとほぼ毎日のようにセックスできてチンポ冥利につきるぜ♡」


 僕の中におさまることができて男冥利につきる、とリョウの男根がビクンビクン歓喜に跳ねあがる。
 リョウは後ろから僕の両太ももをかかえあげ、幼児にオシッコさせるポーズでさらに深く貫いた。
 さお裏の動脈がビクンビクンと脈打ちながら、僕の胎内へとズコズコ消える。
 結合部が、ネッチャネッチャと淫猥な音を響かせる。奥で僕の子宮がうごめきはじめた。
 僕の子宮口から湧き出した粘液がトロトロに僕のカリ裏に絡みはじめ、リョウの絶頂感をあおりはじめる。僕の腰使いがクリクリと淫らそのものに変化しつつある。
 僕はお尻が右に左にとうごめいてしまうのを止められない。尾骨からヒクヒク胸の芯へと伝わる甘酸っぱさが、僕の全身をジンジンさせる。
 もっとコネくってぇ、もっともっと、と思わず叫びたくなってしまう。
 ヌメる腰をグラインドさせて、僕が愛をねだる。早く、早くお腹の中に温かな命のエキスを注がれたい、と腰から下が主張した。
 お尻を振りたてて急速に絶頂への階段を駆け上がっていく。オナニーなんか目じゃない快感に腰骨をトロけさせながら。


「ああ~ン、僕の子宮にザーメンの雨降らせて~♡」


 僕は本気でそう懇願していた。今ここにかけられないと気が狂う、そんな渇望感が僕のお尻を駆りたてる。
 リョウは僕の子宮口をカウパー腺液でヒタヒタに浸しながら奥を突きあげる。


「ああンッ、そこ、そこぉぉぉぉ! そこが気持ちいい~♡ もっと、もっとそこを突いてぇ~ッ!!!」


 僕の子宮口から溢れ出したゼリー状のネバネバは、カリ裏をもチロチロ舐めてリョウに最高の悦楽を与えたが、僕にもその子宮口の溶けざまが最高の愉悦をもたらす。オナニーでは決して味わえないセックスの最高の頂上に僕は追い込まれる。
 排卵日であれば確実に受精する身体のメカニズムに僕はよがり狂わされた。
 リョウがこれ以上奥はないというほど僕の胎内に剛棒を食い込ませる。
 リョウの精液を身体が欲しがってお尻をくねらせてる淫乱な自分に僕は酔いしれていた。
 リョウの腰がうねった瞬間、僕の中に灼熱の体液がぶちまけられた。リョウの睾丸がドクッドクッと僕の中に向かって叩きつけられる。
 ヒクッ、ヒクッ、と僕の内臓が歓喜にしびれ至上の恍惚に酔いしれる。
 僕はリョウの精子の最後の一匹までも絡め取ると、全身を貫くエクスタシーを心ゆくまでむさぼるのだった。
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