男の子たちの変態的な日常

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191 変態メイド

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「うんしょ、うんしょっと……ふう、ようやく片付いた。リョウったら、いくら仕事が忙しいからって、こんなに散らかして。後は、この高そうな壺を綺麗に拭いて、と」

 僕はリョウの部屋を整理していた。雑巾を絞って額に浮き出た汗を拭う僕は、パフスリーブの入った長袖を着て、膝上10センチのスカートと三つ折りの靴下をはかされている。頭のヘッドドレスと、ひらひらの白いエプロンが黒を基調としたメイド服に映える。

「だ~れだ?」

 いきなり僕は背後から両胸をギュッと掴まれた。

「ぎゃあああッ! らめぇ~、犯されるぅぅ! リョウ、助けてぇ~」

 僕は驚きのあまり、目を閉じたまま持っていた壺を後ろの人物へ投げつけた。でも、相手は軽々と僕が投げた壺を受けとめた。

「可愛い反応だったぞ~、アキラ♡ でも、驚き過ぎだwww」

 リョウの声を聞いて、ぴたっと僕は正気に戻ることが出来た。

「リョウ……ごめん。最近ちょっと神経質になってるみたい」

 ここのところ僕は日常的に痴漢に遭ったり、誘拐されそうになったりと大忙しな毎日を送っていたせいで、ちょっとしたことで過剰反応してしまうようになってしまった。

「大丈夫だ、アキラ♡ 俺との稽古でアキラは充分強くなった。何があってもアキラなら乗り越えられるさ」
「う~ん、本当に強くなったのかなぁ~? 正直あんまり実感ないんだけど……」
「それなら俺が試してやるぜ。さあ、ベッドの上で仰向けにのけぞり、手足を踏ん張って腰をあげるんだ」
「あ、うん……こんな感じでいいかな?」

 僕はベッドにあがると膝を折り、頭と胸を大きく逸らしてブリッジのようなポーズをつくった。

「よ~し、いい格好だぞ。さあ、覚悟するんだ~♡」

 リョウは僕が着ているメイド服の胸を開き、ブラウス越しに乳首をくにくにと触ってきた。

「ひッ、うッ、あうッ!」
「なんだ、もう感じているのか? 乳首の起き上がるのがブラウス越しに伝わってくるぞぉ~♡ 本音では期待してたんだろぉ?」
「……そ、そんなことないわけないこともないけどさ♡」

 かなり苦しい姿勢で胸を弄ばれ、僕は辛そうに応えた。全身がガクガク震えている。

「よし、このまま右脚をあげてみろ。高く、もっと高くぅ~!」

 僕は言われた通りに脚を大きく開いて高々と宙にあげた。スカートがめくれ上がり、白いストッキングに包まれた脚が天を指す。リョウは恥ずかしさに震える僕の股間をしげしげと見つめる。うっすらと汗ばみ、羞恥で激しく潤った股間にシルクのふんどしパンツが食い込んでいる。

「ウホホッ、濡れてるじゃねえか。いやらしいメイドさんだなぁ~♡」
「ふぇぇ……ひゃんッ!」

 リョウは人差し指と中指を僕の股間にあてがい、ズブズブ中へ沈めていった。

「あッ……らめぇ~♡」

 口では言うものの、僕は無抵抗でリョウの指をノリノリで受け入れていく。部屋中に、ぶちゅくちゅと淫らな音がこだました。

「あ~ん、乱暴にしちゃ……あぅぅ♡」
「いい声で鳴くじゃないか。ご褒美にもっと善がらせてやるぜぇ~♡」

 リョウは、さらに指を奥へと突き入れ、グリグリと動かした。

「らめぇ~ッ、もう、許して♡ このままじゃ、僕……」

 僕の恍惚とした瞳で見つめられ、リョウは加虐心を増大させた。
 リョウは僕の股からぐちゃぐちゃに掻きまわしていた指を引き抜く。

「あ、ああん。らめぇ、意地悪しないでぇ~♡」

 僕の中で行き場のない快楽が渦巻き、神経を掻き乱す。

「アキラひとりで気持ち良くなるより2人で気持ち良くなった方が断然盛り上がるだろう♡」

 リョウは、片足を高くあげてブリッジをつくり必死に耐えていた僕を押し潰して、上からのしかかった。リョウの手が僕の乳首をこねくりまわし、別の手がスカートの中を這いまわる。さらに、舌で僕の喉を舐めまわしてきた。

「らめぇ、今日はまだお風呂入ってないから汗っぽいよ……」
「いいんだよ、それで。むしろ入ってない方がアキラの匂いをより一層楽しめてお得だろうが~♡」

 手を動かしながら、リョウは僕の唇を塞いだ。つづいて、耳もとに熱い息を吹きかけ、耳たぶを軽く咥える。
 僕はされるがままだった。震える僕を見て愛しく感じたリョウは、僕の上着とブラウスの前をはだけさせた。
 リョウは半裸でベッドに横たわる僕の左の乳首にかぶりついて舌で転がした。右の乳首を手のひらでローリングする。胸を刺激された僕は、えも言われぬ吸引感と胸全体を包み込む密着感に、敏感に反応し始めた。
 リョウは指を僕の股間へと滑り込ませる。そこはもう甘い蜜で溢れかえっていた。

「アキラの身体は甘くて、とろけるような舌触りだぜぇ~♡」

 リョウの頭が下の方へ動き、僕の腹のセンターラインを舌でなぞる。

「らめぇ、恥ずかしい……あッ、そんなとこ♡」

 強がりながらも、僕は自ら脚をひろげていく。スカートを腹までまくったリョウは、ふんどしパンツをずり降ろして丸見えの股間に顔を近づけると、指で穴を左右にひろげた。

「イヤ~、あんまり見ちゃらめぇ! 恥ずかしいよ……」
「どこが恥ずかしいんだ~?」

 甘えた声をあげる僕に、リョウが意地悪く尋ねる。

「あ、あそこに決まってるでしょ……」
「あそこ~? どこなんだ、そこは~?」
「えっと、お……」

 恥ずかしさのあまり、消え入りそうな声になってしまう。

「お? 何だ~?」

 込み上げてくる恥ずかしさが、快楽のどん底に突き落とす。快楽に身を任せるのが恥辱に感じる。そんな僕がリョウには可愛くて仕方ないらしい。

「ほ~ら、アキラのここがいやらしい液でビショビショだぜぇ~♡」

 指と言葉で責められ、僕は恥ずかしさと、切なさと、快感で頭がショートする。

「あッ、あッ、ああッ、らめぇ~!!!」

 リョウは僕の中に指を入れて振動させながらこねまわし、リズムをつけて弄ぶ。
 互いの唇を吸い合い、太腿を交差して絡み合った。
 リョウは向かい合う僕の脚の間に片足を入れて身体を重ねた。僕たちの裸体が密着し、唇と唇、胸と胸がくっつき合う。
 僕とリョウの性器が互いをむさぼるようにキスをすると、腰が激しく淫らにグラインドを繰り返す。

「はあああッ、も、もう……ひぃっくぅぅぅぅ!!!」
「お、俺もだぜぇ~!!!」

 上のリョウが腰を激しく押し付けるのに合わせて、下の僕も下半身を揺すりあげる。快感が複雑に絡み合い、ふたりとも頭の中が真っ白になっていった。絶頂の果てに溢れたリョウの白濁液が僕の中へ流れ込む。
 やがて、僕の目から涙が流れた。

「アキラはすぐに泣くなぁ。泣き顔も可愛いけど、泣いてばかりじゃ強くなれないぞ♡」
「ごめん。でも、嬉しいんだ……リョウと一緒にイけたのが♡」
「ふふふ、本当に可愛いヤツだぜ。これからも俺が守ってやるからアキラは大船に乗った気持ちでいればいい♡」

 そう言うと、リョウは静かに目を閉じて僕の上から唇を重ねるのだった。
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