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182 変態チンポを制するものは世界を制す〜前編〜
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太陽もようやく山の向こうに隠れ始めようという時間。繁華街の明かりもちらほらと輝きはじめ、昼間とは違う夜の顔が浮かび出した頃。
キレイにモノトーンの石畳で覆われている歩行者専用道路を、息を切らしながらリョウは歩いていた。
「もう……限界だぁ……アキラ……うぅ……」
その姿勢はいつも堂々としているリョウらしくない。背中を丸め、腰が引けている。荷物はといえば、手にビジネスバッグを持っているぐらいだ。しかも、ハードな仕事に疲れて息を切らしているわけでもない。
「パンパンに腫れちまったぜ……こいつはちょっと厳しいなぁ」
リョウは思わず下腹部の辺りに手を置くと、しっかりと凝固していた。このまま背筋を伸ばして歩いたりしたら、ぴっちりとしたズボンに恥ずかしい盛り上がりができることを周囲に知らしめることになる。
「ここんとこ、アキラと一緒にいる時間が減ってセックスする時間が取れなかったのが原因だなぁ。どうやらアキラという名の鞘に納まってねえと俺のチンポは妖刀になるらしいwww」
リョウがそう呟くと、股間は益々強張りを増した。
「仕事の休憩時間にオナニーで30回ぐらい射精しても俺の股間は鎮まらないというのか……。普通の男たちは普段どうやって、己の生理現象と向き合ってるんだ? やはり自分の恋人や結婚相手に何とかしてもらってるんだろうか?」
現実的に考えて男の生理現象をオナニーだけで解消するのは不可能。ゆえに、この世から性犯罪はなくならない。
男は生まれながらに股間にチンポという名の凶器を与えられた狩人だ。だが、男という生き物は死ぬまで性欲に振り回されながら生きていかなければならない宿命にある。
セックスこそが男の人生。男からセックスを奪ったら後は何も残らない。どんなイケメンであろうと、男の本体はチンポなのだ。
そして男のチンポを自由自在にコントロールする術に長けた者こそがこの世界を思いのままに支配することができるのだ。
ーーー
「今頃、リョウは僕のことを考えながら勃起してるんだろうなぁ~♡ オナニーで100回射精しても満たされないリョウの性欲はバケモノ級だから、ショタ化した僕の身がもたなくて本当に困るんだけどね」
「でも、アキラパパってスゴイよね。精力絶倫なリョウパパの相手が務まるのは、この世でアキラパパぐらいだよwww」
いつものように教室の隅に集まった僕とアオイは、おしゃべりに花を咲かせている。
「結局、性欲こそが男の原動力なんだよね。だからチンポの扱いさえ上手くなれば男社会を裏から牛耳ることだって出来ちゃうわけ。――チンポを制するものは世界を制す。アオイだったら、いつか世界を制するのも夢じゃないよ♡」
僕の話を聞いてアオイはニヤリと笑うと、何か思いついたように職員室の方へ向かって歩き出した。
ーーー
前にやったテストが返却され、小学生レベルなら楽勝だと自信満々に受け取った僕の答案用紙は見事なまでに0点だった。
「小学生レベルの勉強でもダメだったか……。そういえば、頭の方は昔からめっぽう悪かったからなぁwww」
僕の後にアオイも答案用紙が返却され、すかさず息子の点数を確認する。
「どれどれ、どうせパパと一緒で0点でしょ……ファッ⁉︎ ――100点⁉︎」
アオイの答案用紙には確かに100点と書かれていたが、よく見ると解答欄には何も書かれていない。
「アオイ……これは一体?」
「シィ~、静かに……後で話すから♡」
放課後になると、アオイは僕を連れて職員室に行った。
「先生のおかげで助かりました。これからもどうかご贔屓に♡」
「いやぁ、これぐらいのことならいくらでも……ん? アキラ君も先生にサービスしてくれるのかなぁ~?」
何となく状況を察した僕はアオイに耳打ちする。
「先生のチンポを支配下に置いたってわけね♡ アオイもやるじゃんwww」
「先生のチンポを制するものは学校の成績を制す。何ちゃってwww」
ジョークを飛ばしながら流し目を送ってくるアオイに、僕はやれやれといった様子で肩を竦めるのだった。
ーーー
どぎつい照明に彩られた室内に入るなり、僕たちは声を上げた。
先生に連れられて、さっそくラブホテルにやって来た僕たちは入った部屋を見渡す。
「こんな感じの部屋で良かったかなぁ~?」
トロンとした先生の目が、僕とアオイにチラチラと向けられる。
「いい感じだと思いますよぉ~、先生のチンポもね♡」
先生にじわじわとにじり寄ったアオイが、ズボンに手をかけて下着ごと強引に引きずり下ろした。
「うわぁ~、もう勃起してるじゃん♡」
「こんなにも可愛い教え子たちを前にして勃たない方がおかしいだろぉ~♡」
ブルンと音をさせるような勢いでさらけ出された肉棒に僕は驚いた。
教師といえど、結局は男。下半身でしか物事を考えられない哀れな生き物であることに変わりはない。
アオイは見事なまでに目の前のチンポをコントロールし、自分の支配下に置いていた。我が息子ながら末恐ろしい……。
キレイにモノトーンの石畳で覆われている歩行者専用道路を、息を切らしながらリョウは歩いていた。
「もう……限界だぁ……アキラ……うぅ……」
その姿勢はいつも堂々としているリョウらしくない。背中を丸め、腰が引けている。荷物はといえば、手にビジネスバッグを持っているぐらいだ。しかも、ハードな仕事に疲れて息を切らしているわけでもない。
「パンパンに腫れちまったぜ……こいつはちょっと厳しいなぁ」
リョウは思わず下腹部の辺りに手を置くと、しっかりと凝固していた。このまま背筋を伸ばして歩いたりしたら、ぴっちりとしたズボンに恥ずかしい盛り上がりができることを周囲に知らしめることになる。
「ここんとこ、アキラと一緒にいる時間が減ってセックスする時間が取れなかったのが原因だなぁ。どうやらアキラという名の鞘に納まってねえと俺のチンポは妖刀になるらしいwww」
リョウがそう呟くと、股間は益々強張りを増した。
「仕事の休憩時間にオナニーで30回ぐらい射精しても俺の股間は鎮まらないというのか……。普通の男たちは普段どうやって、己の生理現象と向き合ってるんだ? やはり自分の恋人や結婚相手に何とかしてもらってるんだろうか?」
現実的に考えて男の生理現象をオナニーだけで解消するのは不可能。ゆえに、この世から性犯罪はなくならない。
男は生まれながらに股間にチンポという名の凶器を与えられた狩人だ。だが、男という生き物は死ぬまで性欲に振り回されながら生きていかなければならない宿命にある。
セックスこそが男の人生。男からセックスを奪ったら後は何も残らない。どんなイケメンであろうと、男の本体はチンポなのだ。
そして男のチンポを自由自在にコントロールする術に長けた者こそがこの世界を思いのままに支配することができるのだ。
ーーー
「今頃、リョウは僕のことを考えながら勃起してるんだろうなぁ~♡ オナニーで100回射精しても満たされないリョウの性欲はバケモノ級だから、ショタ化した僕の身がもたなくて本当に困るんだけどね」
「でも、アキラパパってスゴイよね。精力絶倫なリョウパパの相手が務まるのは、この世でアキラパパぐらいだよwww」
いつものように教室の隅に集まった僕とアオイは、おしゃべりに花を咲かせている。
「結局、性欲こそが男の原動力なんだよね。だからチンポの扱いさえ上手くなれば男社会を裏から牛耳ることだって出来ちゃうわけ。――チンポを制するものは世界を制す。アオイだったら、いつか世界を制するのも夢じゃないよ♡」
僕の話を聞いてアオイはニヤリと笑うと、何か思いついたように職員室の方へ向かって歩き出した。
ーーー
前にやったテストが返却され、小学生レベルなら楽勝だと自信満々に受け取った僕の答案用紙は見事なまでに0点だった。
「小学生レベルの勉強でもダメだったか……。そういえば、頭の方は昔からめっぽう悪かったからなぁwww」
僕の後にアオイも答案用紙が返却され、すかさず息子の点数を確認する。
「どれどれ、どうせパパと一緒で0点でしょ……ファッ⁉︎ ――100点⁉︎」
アオイの答案用紙には確かに100点と書かれていたが、よく見ると解答欄には何も書かれていない。
「アオイ……これは一体?」
「シィ~、静かに……後で話すから♡」
放課後になると、アオイは僕を連れて職員室に行った。
「先生のおかげで助かりました。これからもどうかご贔屓に♡」
「いやぁ、これぐらいのことならいくらでも……ん? アキラ君も先生にサービスしてくれるのかなぁ~?」
何となく状況を察した僕はアオイに耳打ちする。
「先生のチンポを支配下に置いたってわけね♡ アオイもやるじゃんwww」
「先生のチンポを制するものは学校の成績を制す。何ちゃってwww」
ジョークを飛ばしながら流し目を送ってくるアオイに、僕はやれやれといった様子で肩を竦めるのだった。
ーーー
どぎつい照明に彩られた室内に入るなり、僕たちは声を上げた。
先生に連れられて、さっそくラブホテルにやって来た僕たちは入った部屋を見渡す。
「こんな感じの部屋で良かったかなぁ~?」
トロンとした先生の目が、僕とアオイにチラチラと向けられる。
「いい感じだと思いますよぉ~、先生のチンポもね♡」
先生にじわじわとにじり寄ったアオイが、ズボンに手をかけて下着ごと強引に引きずり下ろした。
「うわぁ~、もう勃起してるじゃん♡」
「こんなにも可愛い教え子たちを前にして勃たない方がおかしいだろぉ~♡」
ブルンと音をさせるような勢いでさらけ出された肉棒に僕は驚いた。
教師といえど、結局は男。下半身でしか物事を考えられない哀れな生き物であることに変わりはない。
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