男の子たちの変態的な日常

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163 変態オカズ

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「お腹すいちゃったな」

 アオイは鼻をクンクンさせる。

「……あ、いい匂いがするぅ~♡」

 アオイは踊るような足取りで部屋を飛び出し、階段を駆け降りていく。

「あぁ、アオイ……ッ⁉︎」

 僕は、あんぐりと口を開けたまま絶句した。

「お腹すいたから何かちょうだい♡」

 にこっと笑うアオイは生まれたままの姿だった。柔らかくウエーブした長い髪が、白い肩や胸もとにかかっていたが、乳首も下腹部もまるっきり剥き出しになっている。足も素足のまま、何もつけていない。

「あ、あ、アオイ……」

 僕は言葉を失った。酸欠の金魚のように口をパクパクしながら、アオイの身体を上から下まで眺めまわし、グビッと息を呑む。

「お腹がペコペコだよ。ねえねえ、このイカとエビ、とっても美味しそう♡」

 すべすべしたお腹を押さえてみせるアオイを見てたら、実の親であるにもかかわらず僕は興奮してしまう。

「それじゃあ、そろそろご飯にしようか。たんと食べてねぇ~♡」
「わ~い、ご飯だぁ~♡ いただきま~すッ!」

 エビをつまむと、パクッとくいつき、バリバリと殻ごとかみくだく。頭もシッポも丸ごと食べていく。

「アオイったら、可愛い見た目に反して、豪快に食べるなぁ~♡ そういうところはリョウに似てるかも」
「だって、すごく美味しいんだもん♡」
「サバも食べるかい?」
「うん♡」

 アオイはこくっとうなずいた。ニコッと笑って汚れた指を舐めている。小さな舌がチロチロと動いているのを見ているうちに、僕の股間がムクムク勃起してきた。

「アオイの好きな物は何でも食べさせてあげるよ♡ でも、その前に、僕の言うことを聞いてくれる?」
「なんでも? じゃあ、言うこと聞いちゃう♡」

 無垢な天使のような笑顔で答えられたとたん、僕はアオイに飛びかかっていた。畳の上に身体を押し倒し、アオイの胸にむしゃぶりついていく。

「ああんッ! な、何するのぉ~⁉︎」
「親子の愛の営みだよ♡ アオイってば、本当は最初から僕のことを誘ってたんじゃないのぉ~? この変態息子め!」

 アオイは僕に組み敷かれ、乳首をしゃぶられる。
 僕は手をアオイの股間に這わせた。恥ずかしい穴をさぐり当てると、乱暴に指を突っ込む。

「あうッ!」

 もう片方の手でアオイの手をつかみ、僕の股間を触らせる。ほっそりとした柔らかな指が股間に絡みつき、さぐるように動き始める。
 アオイは自分の股間へ目を向けた。僕の指に弄ばれ、息が荒くなってくる。

「あ~ッ!」

 僕の指で乱暴にこすられ、アオイはブルブルッとお尻を震わせた。

「あああッ!」

 僕は舌を使って、アオイの敏感なところを責めていく。いやらしい口で下の口をふさがれ、チュプチュプと吸われるとアオイの身体中に電流が走った。
 アオイはエビのように身体を反らして、短い息を繰り返す。知らずしらずのうちに自分の乳首をつかむと、乳首はすでに硬くしこっていた。

「あはぁ~ッ、いやぁあ~ん♡ ゆ、許してぇ……」
「アオイったら、もう感じてきちゃったんだ~♡ 気持ちよくてしょうがないって顔してるよぉ~」

 股間をつねられたアオイは、ヒイィッと声をあげた。快感をむさぼるだけで精いっぱいで、何も答えられないみたいだ。

「ほらほら、こんなにもベチョベチョにしちゃって~♡ 僕よりも淫乱だねぇ~」

 僕はアオイを抱き上げ、愛液でビチョビチョに濡れている割れ目にサンマの頭を押しつけた。

「あぅッ! ら、らめぇ……。し、死んじゃうぅ!」

 横たわったアオイは狂ったようにヒップを振った。半開きになった唇からよだれをたらし、両手で自分の乳首を揉みしだいている。もう、自分が何をしているのか、全然わかっていないようだ。
 僕の顔が淫らな欲望に歪む。
 僕は深呼吸をしてから白いパンツを横にずらし、サンマを自らの秘部に沈めた。

「ん、ふッ……」

 すでに淫水で濡れそぼっていた僕の中は、容易に欲棒を受け入れた。精神の高揚をさらに高めるために、僕は指で自身の乳首を摘みあげる。
 それから脚を絡め、アオイの中にサンマを一気に差し貫く。

「ああッ! アキラパパッ、らめぇ~!……いたッ、痛い、イタいぃぃッ!」

 アオイは身体を貫く激痛におののいた。
 アオイの脚を抱きしめて衝撃に耐える僕の背筋が大きく波打つ。

「はぁッ、はぁッ、はぁッ……かぁはッ」

 愛の結合部では、卑猥な音とともに淫な蜜がしたたり、僕たちの下半身を濡らしていく。
 アオイの乱れた姿態に、僕の禁断の欲望はますます高まった。腰の律動を早め、むさぼるように、そして、壊さぬようにさらに深く求め合う。
 苦痛の悲鳴が歓喜の叫びに変わるまで、少しの時間もかからなかった。身体がしだいに熱く火照り、疼く。

「アキラパパ、いいッ、いいよ! もっと、もっと突いてぇ! ハァん……奥まで、もっと奥までぇ~ッ!」

 僕とアオイは深くつながったまま、荒く熱い息を吐く。
 こうして僕とアオイを繋いだサンマは、仕事から帰ってきたリョウの夕食のオカズとして美味しく食べられるのであった。
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