男の子たちの変態的な日常

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147 変態の休日

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「いやはや、起業してから5年でここまで大きな会社になるとは思ってなかったよ」
「俺のおかげだろ~? カスケ1人の力では無理だったろうなぁwww」

 2人で話ながらリョウとカスケは乾杯のグラスをぶつける。
 カスケの会社は資本金10億円、社員300人、売上3000億円クラスの専門商社だが、リョウがコンサルタントとして経営に参画し、各種改革を進めたところ、1年間で経費が20パーセントもカットできたのである。
 リョウもカスケも僕のことは常に頭の中にあっても、最近は夜寝る時間もないほど忙しそうだ。
 ひと月ほどして、リョウの方は久しぶりに休みを取ってくれた。

「悪いなぁ、アキラ。家事やナギサの面倒を全面的に押し付けちまって……」
「別に構わないよ。その代わり、美味しいレストランでご飯ご馳走してよね♡」
「おう! とびっきり美味いところに連れて行ってやる♡」

 今日はカスケがアオイをヒーローショーに連れて行ってくれたので、僕とリョウは久しぶりに2人っきりのデートを楽しむことにした。
 都心のホテルのスカイラウンジに行くと、注文してからすぐに料理が来た。

「最近、リョウってば全然僕の相手してくんなかったから寂しかったよぉ~」

 リョウは一瞬にして僕が何を望んでいるかを理解した。


ーーー


 リョウは僕を自分の部屋に連れて帰ると、首輪を出した。

「さあ、今日はたっぷりと可愛がってやるからなぁ~♡」

 リョウは僕の髪の毛を浮かせて装着してくれた。
 首輪が装着された瞬間からリョウと僕はご主人様と奴隷になる。
 着ていた服を剥ぎ取られて首輪だけをつけた状態になった僕をリョウはベッドに転がした。
 僕の裸体を見てリョウの肉棒はすっかり興奮し、先端からは先走り液を垂らしていた。
 リョウはベッドに飛び乗ると、早速僕の上に圧しかかる。

「ああ~、リョウったら、がっつき過ぎ! そんなに急がなくても、僕は逃げたりしないから♡」
「わりい、久しぶりにヤレるかと思うと居ても立っても居られなくてなぁ~♡」

 ひと月ぶりの交接に僕も悦んだ。リョウは一気に突き込んできた。
 リョウの巨根が僕の中を切り開き、いちばん奥の天井を亀頭がノックしている。

「やっぱり、アキラとセックスしてる時が人生で1番楽しいなぁ~♡」

 そう言いながらリョウは唇を求めてくる。僕はリョウの求めにすぐ応じる。

「ああッ、いい~♡」

 僕の唇を舌で割り開き、中に挿入する。待っていましたとばかりに、僕の舌に絡みついてきた。リョウはしばらく僕の下の感触を楽しむ。むはっという音とともに、僕は唇を外した。

「こうしてリョウとキスするの久しぶり♡」

 僕はついつい嬉しくなってしまう。
 リョウは再度唇を合わせながら、腰を使い始める。

「ああッ、あッ、あああん、ああ~♡」

 僕のよがり声がどんどん激しくなる。硬い肉棒がますます膨張し、硬度を増す。

「わりい、アキラ! もう出ちまうッ!!!」

 リョウが大きく叫んだ。
 一か月の禁欲後のセックスはこれが限界だったようだ。
 僕の中にたっぷりとリョウは白濁液を注ぎ込んだ。
 リョウは自分の分身を僕の1番奥に収めたところで、ようやく一息ついた。
 キスをしながら放出された僕は満足げな表情で身体を起こす。

「お掃除してあげるね♡」

 四つん這いになって、蜜液でてかてかと光る亀頭に顔を寄せるとぱくりと咥え込んだ。尿管に残された精液を吸い上げて、裏筋から根元までペニス全体を清拭する。それだけで僕の口の中でペニスがむくむくと元気になってくる。
 リョウはチェストから麻縄を取り出した。

「さあ、これからがショータイムだぜぇ~♡」

 そう言われただけで僕の眼が潤み始める。僕は思わず縛られることに期待してしまった。
 僕のことを高手小手に縛り上げると、リョウは舐めまわすように見つめてくる。

「本当に変態だなぁ~、アキラは♡ 縛られただけで、こんなに硬くするとは」

 乳首をコリコリと弄られると、僕は思わず「ヒャン」と変な声をあげて身体をくねらせた。

「下半身もびしょびしょじゃねえかぁ~♡」

 確かに僕は完全にスイッチが入っていた。僕の内面に隠れていた淫らな変態性欲が表れ始めてきた。

「さあ、アキラの方から入れてごらん♡」

 リョウはベッドに仰向けになると、屹立を押さえた。僕はベッドに上がると、肉棒の上で膝立ちになる。

「ああああああああああ~ッ!!!」

 肉棒が股間を割り開くと、僕の感極まった声が流れる。

「自分から腰を振ってイクんだ、アキラ!」
「ああああん、恥ずかしい~♡」

 そう言いながらも僕は腰を振って必死の面持ちで肉棒を味わおうとする。だが、身体をうまく支えることができない。前後に上半身を揺すりながら、何とか腰を動かしていく。しかし、あっという間に限界だった。

「ああッ、もう、らめぇ~♡」

 僕はリョウの胸に突っ伏した。
 リョウは硬さが全然衰えていない逸物を僕の中から抜いた。

「ああ~ッ、そんな!」

 ちょっと不満げに僕は声をあげる。

「安心しろ、後ろからイカせてやるぜぇ~!」

 リョウは僕を俯せにさせ、尻を突き出させた。
 僕の下半身を押さえると、リョウは亀頭を尻の狭間に潜らせるようにして突き入れる。
 リョウは腰を振った。

「ああ、ああッ、いい~♡」

 抜き差しに合わせて、枕に口元を当てた僕はよがり声をあげる。

「もう、らめぇ~♡ イクゥ、イクゥ、イッちゃう!!!」

 絶叫で僕はリョウに絶頂を告げる。

「とどめだぁ~ッ!」

 一度ギリギリまで引いた逸物を思いきり奥まで叩き込む。子宮口に切っ先が割り開くように衝突する。

「ああッ、イキすぎちゃうぅ、ああ~ッ!!!」
「イクゥ、俺もイクゥ!!! アキラ、愛してるぞぉ~ッ!!!」

 激しく噴出する精を僕の中に浴びせる。
 僕たちは朝までお互いの肉体を貪り合いながらオーガズムに達した数だけ愛し合った。
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