男の子たちの変態的な日常

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127 変態水着〜後編〜

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 リョウは僕の顔を舐めまわし、唇を強引に奪った。僕の唇の感触がリョウをさらにたかぶらせた。

「むぅ~、うぅ……♡」

 リョウは僕の吐息を吸い込むと、その唇を割り、舌をねじ入れた。舌先で粘膜の感触を楽しみ、僕の縮こまっている舌を絡め取る。僕の舌を強引にしゃぶりながら、トロトロと唾液を注ぎ込んだ。

「あぅ、うぅ……」

 濃厚なキスの刺激に僕の意識は妖しく蕩けていった。
 リョウは凝ったデザインの酒瓶を取り出した。中には、妖しいピンク色をした液体が入っていた。
 豊穣な香りを放つその液体を口に含むと、口移しに僕に飲ませた。アルコールの刺激に僕はむせたが、リョウに口の中へ流し込まれると、コクリコクリと小さく喉を鳴らして飲みくだす。

「ふふふ……この、美味いだろぉ~? 即効性の媚薬入りブランデーだ。すごく気持ちよくなれるんだぜぇ~♡」

 ほどなく媚薬が染み込み、僕は身体が奥のほうから熱くなるのを感じ始めると頭がクラクラしてきた。顔も真っ赤になっている。
 そんな僕の姿にリョウはゾクゾクするほど激しい興奮を感じたみたいだ。

「今までで1番犯しがいのある姿だぜぇ~、今日のアキラは♡」

 優しく囁いたリョウは、ぐったりとなった僕を背後から抱きかかえた。僕の胸もとを貪りつつ、指先でちっちゃな尖りをクリクリといじりまわす。

「はぁ、ん……ううぅ」

 敏感なところをつままれると、僕は顔をのけぞらせて小さな声をあげた。

「――はにぁあッ……身体が痺れて、動かない……」

 感じやすい乳首を揉みたてられているうちに、身体が熱くなってきた。全身を覆う異様な感覚に僕は首をゆらゆら揺すり、蕩けた瞳をさまよわせる。さらした喉からか細い喘ぎが噴きこぼれた。

「どうだ? もう、たまらん気分だろ~? もっと、よくしてやるからなぁ♡」

 リョウが耳に息を吹き込むと、僕はビクッと身体を震わせた。かさにかかって、媚薬入りブランデーをなおも口移しに飲ませる。
 さらにリョウは自分の制服の前を開いて、よく発達した美しい胸筋をあらわにした。先端には濃く色づいた乳首がツンッと尖っている。
 リョウはおもむろに、おののく僕の裸身を組み敷いた。自らの満ち張った胸筋を、僕の胸へ重ね合わせると、しこった乳首がクリクリとこすれ合った。
 リョウは逃れようとするのを押さえつけ、火照る肌をすり合わせながら、僕の唇を奪い、たっぷりと弄んだ。
 リョウの右手が僕の脚の間へのび、股間を巧みに撫でまわす。僕はたまらず悲鳴をあげた。

「ひみゃあ……あぁッ! いや、らめぇ……」

 巧みな手戯で性感を刺激された僕の肉体は妖しい昂りに染められていった。
 力の抜けきった下半身が持ちあげられ、折り曲げるようなポーズを取らされた。閉じ合わせようとする脚を押さえつけ、リョウは僕の股間を覗き込む。
 男同士だけに感じるツボは充分心得ていた。

「あぁッ! らめぇ、触らないで……はぁあんッ」

 大切なところをいじりまわされた僕は首を振りたてる。
 リョウは僕を責める手に熱をこめていった。抱えられた僕の腰がピクッピクッと跳ねる。
 リョウはアナルの奥へ指を潜りこませた。

「はぁ~んッ! リョウ……らめぇッ♡」

 狭口を無理やり押しひろげられると、僕は悲鳴をあげた。
 リョウは気にせず、ヒクヒクとしたアナルの締めつけを楽しむ。

「あぁ……あぁッ! はぁあんッ……」

 ねじ入れた指を出し入れされると、僕は引きつった声を噴きこぼした。

「可愛い声だぜ。感じるのはここだなぁ~? それともこっちか~? ほらほら~♡」

 狭いアナルの中でリョウの指が縦横無尽に動き、敏感な中をこすりたてる。リョウの繊細かつだいたんなテクニックの前では、もはやなすすべもない。僕の頭の中は、痺れてしまいそうだった。かさにかかった責めに、僕の声も透き通っていく。
 生来豊かな感受性を媚薬にあおられたうえ、ツボを知りつくした絶妙のテクニックで責められてはたまらない。

「はぁあん~ッ……あぁんッ」

 相変わらずハード過ぎる責めだった。僕は震える悲鳴をほとばしらせ、大粒の涙をこぼし、汗で濡れる裸身をピクピクと痙攣させる。虚ろな瞳を宙にさまよわせて、か細い泣き声を絞った。
 身も世もなく悶え泣く僕の痴態を見て、リョウはサディスティックな悦びに瞳を輝かせた。ぽってりと肉厚な唇に妖艶な笑みを浮かべ、黒い小箱を取り出した。
 中には、小さなリングが入っていた。直径3センチの金の輪に、金の細い鎖がつながっている。

「これをアキラの可愛いオチンチンにはめてやるからな♡」
「あぁッ……い、いや。そんなの、はめちゃ、らめぇ~ッ!!!」

 僕は首を揺すって哀願するが、肉棒をつかまれ、甲高い悲鳴を噴きこぼす。
 リョウは慣れた手つきで小さな輪をはめ込んだ。リングはカリ首の下をキュウッと絞りあげた。

「うぅ~ッ……あぁ! ち、ちぎれちゃうぅ……はぁんッ」

 敏感なところを締めあげられた僕は悲鳴を弾けさせた。
 ひろげられた脚がビクビクと跳ね、総身をわななかせる。引きつった喘ぎを噴きこぼす唇からよだれが滴り、金のリングに囚われてピンクの亀頭がズキズキと脈打った。

「あう……らめぇ、許して……うぅッ!」

 弱々しい喘ぎがもれる。その声にますます昂ったリョウは金のリングにつながった鎖を引っ張りながら、僕のアナルの奥へ指を差し入れた。今度は2本だ。根元までねじこみ、グリグリとえぐる。

「ひいッ……ひゃあああッ! らめぇ……僕、ヘンになっちゃう~、はぁああッ!」

 激しい刺激で頭の中が白く灼かれ、僕は何も考えられなくなっていく。

「ヘンになっていんだぞぉ~! ほら、もっと~♡」

 楽しげな笑みを浮かべ、リョウはアナルの奥にねじ入れた指先でこねまわす。
 ピクピクと震える亀頭を舌でつつきながら、アナルに差し入れた指の腹で僕の中を愛撫する。奥まで責められたアナルが指全体をきつく食いしめる。亀頭からは粘っこい汁が溢れ、下へと伝い落ちた。

「ほら、ここ感じるんだろ……もっとなぶってやるからなぁ~♡」
「んはぁあああッ! うはぁッ、あぁッ……」

 すさまじい感覚が僕の腰から背筋を駆け抜け、全身が痺れた。 
 アナル全体が収縮を起こしたかと思うと、僕はあえなく昇り詰めてしまう。

「ああぁッ、ふっ、はあああ~……ッ!」

 甲高い悲鳴とともに、のけぞった僕の裸身がガクガクとわななく。身体の奥からほとばしる快感が、残った意識をも吹き飛ばしていた。
 愉悦の小波が去った後、僕は四肢を投げだして身を横たえていた。手脚が小さく痙攣している。
 苦悶にも似た表情で喘ぐ姿を楽しそうに見つめたリョウは、僕の震える唇を奪った。
 この時はまだ気づいていなかったが、僕の身体には少しずつ異変が起こっていた。僕のお腹がわずかにだが膨らんできて、乳首まで張ってきたのだ。
 僕がリョウの子を宿したことに気がつくのは、いよいよ次回――。
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