男の子たちの変態的な日常

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125 変態オンラインゲーム〜後編〜

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 リョウと合流した僕は歌声を奏でながら人差し指で魔法陣を描くところまで徹底してゲームキャラになりきっていた。
 僕は歌い終わると、ソファにお尻を沈めてリョウを見上げた。

「アキラのつぶらな瞳で見つめられると、さっそく下半身が暴走してくるぜ~♡」
「も~う、リョウったら♡ そんなことより僕の格好どう? ゲームの中から出てきたみたいでしょ~?」

 僕はカラフルなコスプレ姿をリョウに披露した。
 魔法陣の刺繍が施されたハイレグがしっかり再現されている。太腿を付け根まで見せびらかし、ピンク色の際どいデルタを覗かせる。
 とりわけ目を引くポイントは胸だろう。セーラー服を分解して作ったリボンが、一種の肩出しドレスとなって胸元を飾り立てている。

「無論、素晴らしい格好だぜ~♡ それにしても、よく道中その格好で職務質問されなかったなwww」
「正直、自分でも今日の格好はチャレンジし過ぎかなと思ってたんだwww でも、どうしてもリョウに見てほしくて♡」

 腰は天使と悪魔の羽根を1枚ずつ、パレオみたいに装着している。

「可憐なコスチュームはファンタジーの世界から本当に抜き出てきたかのようだぜぇ~♡ 手袋やブーツの細やかなリボンまで凝ってるなぁ」

 僕の太腿はハイレグのデルタを引き締め、見た目の開放感とは裏腹に、局所の不可侵性を漂わせる。
 密室でふたりきりのうえ、ハイレグ姿で近づかれてはリョウの下半身が暴走してしまうのも無理はないかもしれない。

「……なぁ、アキラ。そんなエッチな格好をしてるってことは何されても構わないってことだろ? 今日もアキラを好きにしていいだろ~?」

 リョウの誘惑的な申し出に、僕は胸を熱くした。鼓動が勝手にハイペースになり、息遣いが咽にひゅうっと木霊する。

「はいはい、どうせ断っても無理やり襲ってくるんでしょ?  やるなら……早くしてよね~♡」

 僕は恥ずかしげに、顔を逸らして言った。すかさず、リョウは引き抜くようにハイレグを脱がせる。
 ゆっくりと僕の両脚を左右に開かせた。やっぱり恥ずかしくて僕は横を向いて固く目を閉じている。
 リョウは僕の正面に膝をついた。

「相変わらず美味しそうだなぁ~、アキラのココは♡」

 いきなり割れ目を、ぺろんっとリョウが舐めあげた。

「ひッ……あッ!」

 反射的に腰が引かれる。
 リョウは僕のお尻の割れ目をひろげると、恥ずかしい穴を舐めまわす。

「はあッ……ん……♡」

 僕はリョウの頭を抱えるようにして快楽に身をよじっていると、もう一度ぴくんっと腰を引いた。

「んッ!……すごッ、んああッ!」

 激しい反応だった。

「アキラはどんな時でも感度抜群だよなぁ~♡」

 リョウは「ぺちゃぺちゃ」といやらしい音をたてながら、僕の恥ずかしい穴を舐めつくしていった。

「らめぇ……ふああん……♡」

 僕はトコトン感じまくってしまう。

「ふあッ! 気持ちいい……もう、どうかなっちゃうッ!!!……」

 悲鳴のような僕の叫びがしだいにトーンをあげていく。

「よし、そろそろいいようだなぁ~♡」

 僕の脚をかかえると、リョウは自分のズボンを瞬時に脱げ捨てる。

「いつものように愛のダブル連結の始まりだぜぇ~♡」
「もう、リョウったら♡」

 目を閉じたまま、僕は小さく応えた。
 リョウは僕の唇にキスをし、それから、硬く勃起したシャフトの先端を恥ずかしい穴に押し当てた。
 スムーズに、ぬぷっとペニスの先端は入っていく。

「ふあああああああああああああああああ~ッ♡」

 リョウと繋がった瞬間、僕の身体が弓なりに反りかえる。

「俺のは相変わらず最高だろぉ~?」
「うん……すごくいいよ~♡」

 涙をぽろぽろとこぼしながら、僕は気丈に応える。そして、僕は下からギュッ!……と、思いきり強くリョウの首を抱きしめた。

「ねえ、リョウ……僕のこと好きって言って♡」

 リョウの耳もとで僕は囁いた。
 すると、リョウのペニスが僕の中で膨張し始める。

「何度だって言ってやるぜ! 大好きだッ! 愛してるぞ、アキラ~♡」

 リョウは思いのたけを込めて、熱っぽく告げた。

「本当にメチャクチャ大好きだ、愛してるッ!!! アキラの存在こそが俺の生きる理由そのものだ♡」

 言いながら、僕の身体を強く抱きしめて腰を動かした。
 僕のことを愛しいと思う気持ちと、僕の身体をトコトン貪り尽くしたいという正反対のベクトルを持つ2つの意識が相乗効果でリョウの欲望を激しく焚きつけていた。
 リョウの腰は小刻みにカクカクと震え、前後に動くシャフトが僕の中でキュウッと締め付けられる。
 それでも、リョウは構わず抽送を延々と繰り返した。

「僕も大好き……リョウのことが大好きだよ……だから、もっと僕を愛してぇぇ♡」

 嗚咽をもらしながら、僕はリョウの耳もとに何度もそう囁いていた。
 抽送のペースアップとともに、喘ぎ声の間隔も狭くなって、その声も、より高くより切なく、変化していく。

「んッ、んッ、はッ……んああ~ッ♡」

 ひときわ高まった僕の声に導かれるように、リョウは絶頂に達し、大量の精液が、どぷどぷっと僕の中をいっぱいにしていった。
 リョウは息を荒げたまま、ひくひくと痙攣している僕の身体をきつく抱きしめ、唇にキスをした。
 多分に衝動的な抱擁だったが、僕は優しくキスを返した。そして、何度もリョウと呼び、微笑みながら背中にまわした腕に僕は力を込める。
 僕たちはつながったまま抱き合い、キスを繰り返した。しばらくそうしてから、リョウは優しくシャフトを僕から引き抜いた。

「あ~ん……リョウ、出しすぎぃ……えはぁ、男だけど妊娠しちゃったかも♡」
「俺の精子は超強力だから子宮の有無に関係なく孕ませちまうかもなぁ~♡」

 この時は単なる冗談だと思っていた。でも、僕が本当に妊娠出産する日が近いうちにやってくる。
 この日の僕はそんなこと夢にも思っていなかった……。
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