男の子たちの変態的な日常

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121 変態飛行機〜後編〜

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「ううッ、ひぃ!」

 僕は内腿をブルブルと震わせた。全身から力が抜けて立っていられなくなり、鏡に両手を突いて身体を支える。
 リョウは僕の耳朶に熱い息を吹きかける。

「いや~んッ!」

 思わず僕は背中を弓なりにそらすと、リョウを挑発するようにヒップを築き上げ、みだらにくねらせる。

「物欲しそうなケツしやがって~♡」

 リョウは僕の尻たぶを割りひろげて、半勃ちのペニスを濡れそぼったアナルにねじ込んだ。難なく根元までペニスを挿入すると、リョウは僕の腋の下から両手を入れて乳首を揉みしだく。

「うぅ~、お願いだから動かしてぇ……」

 リョウは挿入したペニスをまったく動かそうとはしなかった。僕はたまらなくなって自分から腰を前後に振り始めた。洗面台の端を両手でつかんで角度に気をつけながらアナルを貫く太幹を軸に身体をくねらす。
 しかし、アナルはようやく侵入してきた勃起を逃すまいとして締めつけるばかりで、ペニスを出し入れすることまではどうしてもできない。
 リョウは鏡の中の僕を見つめながら硬くしこった乳首をいじりまわしている。

「お願い……ただ入れるだけじゃ、らめぇ」

 僕はすすり泣きをもらしてリョウに哀願した。僕の本能的な欲望はすっかり燃え上がって、白濁の液で消しとめられるのを待ちわびている。万が一このまま途中でやめられてしまっては、生殺しもいいところだ。

「お願いだからお腹の奥まで突きあげてぇ!」

 リョウは鏡の中で身悶える僕の姿をあざけるような目で見つめながら、リョウは両手を僕のウエストまで滑らせていった。両脚に軽く力を入れて、きつく締め付けるアナルの中で剛直を抜き差しする。

「キター、ようやく……あぁ~ん♡」

 僕は恍惚の笑みを満面に浮かべて唇を緩ませた。

「たっぷり、ご馳走してやるぜぇ~♡」

 リョウはリズミカルにペニスを抽送し始めた。熱く絡みついていくアナルをこねあげるように突っ込み、かと思うと逆に突き放すように勢いよく抜き取る。リョウの剛棒は、さらに硬く張りつめていった。

「あ~ん、いいッ! 気持ちいい~、もっと動いて♡」

 僕は奥を激しく突きあげられるたびに苦しげな表情であえいだ。僕の瞳はうつろに開いて、半開きになった唇の端から唾液が溢れ落ちる。

「きちゃう、アレが……波がきちゃう」
「まだイクのは早いぞ~」

 リョウは爆発寸前の極太ペニスをますます激しく出し入れする。貪欲な僕の身体は、雄汁を一滴残さずしぼり取ろうときつく締めつけていく。

「ひィィ……んッ!」

 太い勃起がグンッと突き入れられると、引きつった喘ぎ声が噴きこぼれる。
 快感にあごが突きあがり、亀頭を咥えた秘口がキュウッと締まった。
 肉棒の感触を味わわせるようにゆっくりと押し入れられると、腰が溶けてしまいそうだ。
 力強く狭間を貫いてくる男根の感覚に、僕は何度も悦びの声をあげてのけぞった。
 硬く充実した男根の先端が奥に当たるまで貫いてくる。

「あひッ……あぁッ♡ おっ、奥まできてるぅ~ッ……♡」

 恍惚に溺れきった表情でよがり泣きをもらす僕の裸身が、再び大きくそりかえった。
 腰がわななき、泣き声が震える。待ちに待っていたモノを迎え入れた悦びにアナルがキュウッと収縮するのが感じられた。

「ああッ……あぁんッ、あんッあんッあぁ~んッ♡」

 お腹いっぱいに埋め込まれた男根が激しく抜き差しされると、僕は愛しいリョウにしがみついた。
 ゴツンッゴツンッとお腹を突きあげられるたび、頭の中が白く光り、脳の芯が痺れる。
 リョウはさらに激しく腰を律動させる。

「あひッ♡ あ、あぁッ♡ あうッ、くぅう~♡……」

 身にあまるほどの剛直が吸いつくアナルをえぐり、僕の中をゴリゴリこねる。
 お腹の中を乱暴にかきまわされ、僕は髪を振り乱して身悶えた。より深く男根を迎え入れようと、リョウの動きに合わせて自ら腰を揺すりたてる。

「すごい乱れようだぞ……かなりキテるみたいだなぁ~♡ ほらッほらッ!」

 僕の頬や首筋にキスマークを刻み、そこかしこにリョウは歯を立てる。

「ひあッ♡ あぁ、いいッ……身体が溶けちゃいそうッ、ひぃんッ♡」

 僕は我を忘れ、よがり声を噴きこぼしてすすり泣いた。
 僕の身体が律動に合わせて揺さぶられる。
 汗の滴る僕たちの肌がぴったりとくっついて離れない。

「あひぃ、ひぃッ♡ イク……も、もうイッちゃう!!!」
「そうか、じゃあ存分にイカせてやるぜぇ……♡」

 リョウは、絶頂寸前で悶え泣く僕へ愛しげに囁き、ラストスパートをかける。
 リョウ自身も、そろそろ限界に差しかかっていた。

「あぁッ……あんッ、あんッあんッ……リョウッ♡ イ、イク……イッちゃう♡」
「アキラッ……俺もイクぜぇ~♡ 中にいっぱい出してやるからなッ!」

 僕たちはリズムを合わせて、絶頂へと駆け昇っていった。

「あッあぁッ、ふわぁあああ~んッ♡」

 甲高い悦びの声を噴きあげて、僕はわななく裸身を大きくくねらせた。

「くぅッ……♡」

 リョウはアナルの激しい収縮を押し破って男根を抜き差ししていたが、ついに忍耐を解き放つことになった。
 亀頭がググッとふくれあがり、爆ぜるような熱い噴出が始まった。
 男根全体がビクビクと脈打ち、大量の精が僕の中へと放たれる。

「ふわぁ……は、入ってくるぅ♡ 僕の中にリョウのが……うれしい……♡」

 力強い脈動とともに精液を注ぎ込まれた僕は、めくるめくような悦びを覚え、一気に昇り詰めていった。
 やがて、強ばった身体から力が抜け落ち、ガクリと横たわった。投げ出された四肢がピクッピクッと小さく痙攣する。
 リョウは僕を抱えて席へ戻った。座席ベルトを締めて毛布を体にかけると、すぐに寝息をたて始める。
 その綺麗な横顔をカスケはじっと見つめていたが、リョウは気づきもせずに夢の中でも僕とのセックスに耽るのだった。
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