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120 変態飛行機〜前編〜
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僕はリョウとカスケの3人で海外旅行に行くことにした。
雲海を越えて高度3万フィートで機体が安定するとベルト着用サインが消えて、キャビンアテンダントたちが食事を配るために客席を順番にまわり始める。
僕はエコノミーの窓際に座り、窓の外を見つめていた。
食事が終わると窓のブラインドはすべて降ろされて映画が上映された。
日本ではまだ未公開のものだったが、興味のない恋愛モノで見る気になれなかった。
隣の席のカスケはヘッドホンをつけて、顎の下まですっぽり毛布にくるまって両目を閉じている。眠ってしまったのか、ピクリとも動かなかった。
僕も少し寝ておこうと目をつぶってみたが、まどろんだだけで、すぐに目が覚めてしまった。映画は相変わらずつまらないシーンの連続だし、腕時計を覗いてみても、分針は思うように進んでいない。
このまま後5時間以上も雲の上を飛び続けるのかと思うと、気が遠くなりそうだ。
どこかで手脚を動かさないと体中の筋肉が凝り固まってしまいそうだ。それにナッツの食べ過ぎで喉がひどく乾いている。そこでシートベルトをはずし、映画を楽しんでいる乗客たちの邪魔にならないように頭をできるだけさげて機体の後部へと歩いていった。
最後部にいくつか並んでいるトイレの前で屈伸運動をしていると、いきなり背後のドアが開いて誰かが後ろ向きのまま出てきた。当然ヒップとヒップがぶつかって、2人とも後ろ向きのままで慌てて互いの腕をつかんだ。
「すまない、アキラ」
聞き覚えのある声の主はリョウだった。
「次入っても大丈夫だぞ」
リョウは僕がトイレの前に並んでいたのだと思い、ドアを押さえて中に入るようにうながした。
「ねえ、リョウ。一緒に入ろうよ♡」
「一緒に? あぁ~、なるほど♡」
リョウはうなずき、僕の髪をかきあげて耳もとにささやいた。
「お楽しみの時間にしようぜぇ~♡」
僕の腕をつかみ、リョウは背後から背中を抱くようにしてトイレに押し入った。後ろ手で鍵をかけると、僕たちの頭上で小さな明かりがともる。
リョウは僕の唇をキスで封じ、僕の身体を洗面台に押しつけて服の中に両手を入れてきた。
「ん~、むむむ……」
僕はリョウの舌に舌を絡めてキスに応えつつ、鼻腔から息をもらした。僕の乳首がコロコロと硬く尖ってくる。
僕の欲望は理性とは裏腹に熱く燃え始めている。その証拠に乳首をこねあげられても抵抗ひとつせずにされるがままになっている。
リョウは僕の首筋へ唇を這わせていく。リョウの甘酸っぱい体臭が僕の鼻先にまとわりついた。
「リョウってば、いい匂い♡」
「アキラも美味しそうな匂いだぞ♡」
リョウが片手を股奥へ潜り込ませると、僕の身体に官能の震えが走る。
「ああ、最高に可愛いなぁ♡ あんなくだらない映画は即刻やめさせて、代わりにアキラにストリップショーでもやってほしかったぜ」
「やっぱり、リョウもあの映画はつまらないと思ってたんだね。ベタな恋愛映画よりBLを上映してほしいくらいだよ」
そう言うと、僕はリョウに抱きついていった。
リョウは自分のズボンとトランクスを膝の辺りまでずり降ろして、まだ柔らかなペニスを剥き出しにする。僕は目を見張った。
「リョウったら、また大きくなってない?」
「ああ、俺もまだまだ成長期らしい。さあ、アキラのテクニックでもっと大きくしてくれ♡」
僕は興奮で胸が高鳴ってくるのを感じつつ、唇を開いて左右に大きく張り出した亀頭を咥え込んだ。先割れのあたりを舌先でなぞりあげ、両手で太竿の下にさがった玉袋をやわやわと揉みあげる。
リョウは頭を両手でつかんで、僕の口中へ勃起をグイグイねじ込んでいく。
「ぶッ……ぐうう」
喉の奥を亀頭で突かれた僕は少しむせたが、必死になって男根を舐めあげた。言われたとおりに喉の奥深くまで勃起を咥え込んで、水を飲むように食道を収縮させる。
「いいぞ、気持ちよくなってきたぜぇ~♡」
リョウの言葉どおり、ペニスはあっという間にそそり勃ってきた。ほとんど床と平行になるまで勃起したが、それ以上は高ぶらない。
リョウは口から太ペニスを引き抜くと、腕を掴んで僕を洗面台の前に立たせた。
僕のズボンを降ろすと、リョウはパンツに包まれたお尻を剥き出しにして、ナイロンの布地越しに割れ目を指でなぶりあげる。
時折、気流の乱れで機体が上下に揺れたが、興奮している僕たちは気にもとめない。
リョウはポンプに入った液体せっけんを手のひらにたっぷり出して、その手を僕のパンツの中へ突っ込んだ。
「やぁ~ん、冷たい!」
「すぐに熱くなるさ♡」
リョウは背中に覆いかぶさるようにして僕の動きを封じ、甘い香を放つせっけんを割れ目の間に荒っぽく塗り込んでいく。
僕の左肩にリョウは顎を乗せ、背後から抱きしめるようにしてアナルと乳首をなぶられる。
僕は頰を赤らめて両目を閉じた。リョウの愛撫を受けて、全身が熱く火照り始めていた。
雲海を越えて高度3万フィートで機体が安定するとベルト着用サインが消えて、キャビンアテンダントたちが食事を配るために客席を順番にまわり始める。
僕はエコノミーの窓際に座り、窓の外を見つめていた。
食事が終わると窓のブラインドはすべて降ろされて映画が上映された。
日本ではまだ未公開のものだったが、興味のない恋愛モノで見る気になれなかった。
隣の席のカスケはヘッドホンをつけて、顎の下まですっぽり毛布にくるまって両目を閉じている。眠ってしまったのか、ピクリとも動かなかった。
僕も少し寝ておこうと目をつぶってみたが、まどろんだだけで、すぐに目が覚めてしまった。映画は相変わらずつまらないシーンの連続だし、腕時計を覗いてみても、分針は思うように進んでいない。
このまま後5時間以上も雲の上を飛び続けるのかと思うと、気が遠くなりそうだ。
どこかで手脚を動かさないと体中の筋肉が凝り固まってしまいそうだ。それにナッツの食べ過ぎで喉がひどく乾いている。そこでシートベルトをはずし、映画を楽しんでいる乗客たちの邪魔にならないように頭をできるだけさげて機体の後部へと歩いていった。
最後部にいくつか並んでいるトイレの前で屈伸運動をしていると、いきなり背後のドアが開いて誰かが後ろ向きのまま出てきた。当然ヒップとヒップがぶつかって、2人とも後ろ向きのままで慌てて互いの腕をつかんだ。
「すまない、アキラ」
聞き覚えのある声の主はリョウだった。
「次入っても大丈夫だぞ」
リョウは僕がトイレの前に並んでいたのだと思い、ドアを押さえて中に入るようにうながした。
「ねえ、リョウ。一緒に入ろうよ♡」
「一緒に? あぁ~、なるほど♡」
リョウはうなずき、僕の髪をかきあげて耳もとにささやいた。
「お楽しみの時間にしようぜぇ~♡」
僕の腕をつかみ、リョウは背後から背中を抱くようにしてトイレに押し入った。後ろ手で鍵をかけると、僕たちの頭上で小さな明かりがともる。
リョウは僕の唇をキスで封じ、僕の身体を洗面台に押しつけて服の中に両手を入れてきた。
「ん~、むむむ……」
僕はリョウの舌に舌を絡めてキスに応えつつ、鼻腔から息をもらした。僕の乳首がコロコロと硬く尖ってくる。
僕の欲望は理性とは裏腹に熱く燃え始めている。その証拠に乳首をこねあげられても抵抗ひとつせずにされるがままになっている。
リョウは僕の首筋へ唇を這わせていく。リョウの甘酸っぱい体臭が僕の鼻先にまとわりついた。
「リョウってば、いい匂い♡」
「アキラも美味しそうな匂いだぞ♡」
リョウが片手を股奥へ潜り込ませると、僕の身体に官能の震えが走る。
「ああ、最高に可愛いなぁ♡ あんなくだらない映画は即刻やめさせて、代わりにアキラにストリップショーでもやってほしかったぜ」
「やっぱり、リョウもあの映画はつまらないと思ってたんだね。ベタな恋愛映画よりBLを上映してほしいくらいだよ」
そう言うと、僕はリョウに抱きついていった。
リョウは自分のズボンとトランクスを膝の辺りまでずり降ろして、まだ柔らかなペニスを剥き出しにする。僕は目を見張った。
「リョウったら、また大きくなってない?」
「ああ、俺もまだまだ成長期らしい。さあ、アキラのテクニックでもっと大きくしてくれ♡」
僕は興奮で胸が高鳴ってくるのを感じつつ、唇を開いて左右に大きく張り出した亀頭を咥え込んだ。先割れのあたりを舌先でなぞりあげ、両手で太竿の下にさがった玉袋をやわやわと揉みあげる。
リョウは頭を両手でつかんで、僕の口中へ勃起をグイグイねじ込んでいく。
「ぶッ……ぐうう」
喉の奥を亀頭で突かれた僕は少しむせたが、必死になって男根を舐めあげた。言われたとおりに喉の奥深くまで勃起を咥え込んで、水を飲むように食道を収縮させる。
「いいぞ、気持ちよくなってきたぜぇ~♡」
リョウの言葉どおり、ペニスはあっという間にそそり勃ってきた。ほとんど床と平行になるまで勃起したが、それ以上は高ぶらない。
リョウは口から太ペニスを引き抜くと、腕を掴んで僕を洗面台の前に立たせた。
僕のズボンを降ろすと、リョウはパンツに包まれたお尻を剥き出しにして、ナイロンの布地越しに割れ目を指でなぶりあげる。
時折、気流の乱れで機体が上下に揺れたが、興奮している僕たちは気にもとめない。
リョウはポンプに入った液体せっけんを手のひらにたっぷり出して、その手を僕のパンツの中へ突っ込んだ。
「やぁ~ん、冷たい!」
「すぐに熱くなるさ♡」
リョウは背中に覆いかぶさるようにして僕の動きを封じ、甘い香を放つせっけんを割れ目の間に荒っぽく塗り込んでいく。
僕の左肩にリョウは顎を乗せ、背後から抱きしめるようにしてアナルと乳首をなぶられる。
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