95 / 348
94 変態女体化
しおりを挟む
最近は女になりたい男が多いらしい。
今、若い男たちの間で性転換ブームが巻き起こっている。
女の身体になって、男とセックスがしたい男が急増しているそうなのだ。
現在は医療が進歩し、男性器を完全に女性器に変える技術が発達し、副作用もなく安心して性転換できるようになった。無論、女性器を男性器に変えることも可能だ。
「いやはや、男でも子供が作れる時代になるなんて驚きだよ」
僕は性転換したクラスメイトの女子(元男子)を見ながら呟いた。
僕のクラスでは今月に入って5人も性転換している。
「いいんじゃないか。要するに男同士でも子供を作れるようになったってことだろ? 最高じゃん♡」
リョウは何だか嬉しそうだった。
「なあなあ、アキラ。俺たちも将来は子供を授かろうぜ~♡」
「ええッ⁉︎ 赤ちゃん欲しいの⁉︎」
そんなことは考えたことなかった。
男同士で結婚までは考えたことはあっても、まさか男同士で子供まで得られるとは……。
「ぼくもアキラと子作りしたいかな~♡」
「ええッ⁉︎ 子作りだなんて!」
カスケに子作りしたいとか言われて、僕は思わず大声を上げてしまった。
「でも、確かに子供は欲しいかも……。子作りする時だけ僕も性転換しよっかなぁ♡」
僕は試しに性転換手術を受けてみることにした。もちろん、すぐに男に戻るつもりだけどね。
手術は日帰りで終わった。まさか、ここまで一瞬で性転換できるとは医療の進歩にはホント驚かされる。
鏡で自分の外見を見てみたが、男だった時とそんなに変わらない。胸も真っ平らだ。背は男だった時から低いし、声も元々あんまり低くない。変わったのは股間の肉剣がなくなったことぐらいだ。
「う~ん、やっぱり僕みたいな冴えない男が女になってもぱっとしないなぁ。リョウみたいなイケメンが性転換すれば美人になるのかなぁ?」
女になっても喪女として一生終わりそうな自分に幻滅した僕はBLでも読み漁りながらPCでアニメを見始めると、しばらくして下半身に倦怠を感じ、それが深くなってきた。
「あれ? もしかしてオリモノってやつかな……」
膣奥にもどかしいような倦怠感が滞留する。そういった男にはない女の微妙な身体の変調によって、僕は女に性転換したことを実感した。
パンツを替えなきゃと思うけれど、今そういう気にもなれずに、じっと椅子に座ってアニメを見続けた。
椅子を引き、机の上に手を置いて頬杖しながら身体を屈めた。
と、急に下腹部に悪寒がした。
「あ、あッ、なんか来るぅ。アレが始まっちゃうのかな……」
椅子の座面に圧迫されているお股まで鈍痛を感じた。女のブルーな日が始まってしまったのだ。
慌てて椅子から立ち上がり、膣に力を入れて締めるが、すぐ屈んで座り込んでしまう。しばらくしゃがんだままだったが、また何とか立って、机の引き出しを開けた。僕は予め用意していた生理用品を取り出した。
パンツを下ろして、クロッチにナプキンを当てた。
パンツを引っ張り上げて穿いたが、頭がクラクラして、またその場にしゃがみ込んだ。貧血を起こしたらしい。椅子に座ってしばらくお腹を両手で押さえていた。
「あ、あぅ……い、いっぱい出ちゃいそう……」
顎を上げて、切ない溜め息を漏らす。いっぱい出たのは、僕の禁忌の粘液と涙だった。
眼を閉じて何も考えない。しばらく鬱々としていた。
少し時間が経って大事なところがじっとりして不快になってきた。「多い日」になりそうなので、ナプキンテープがしっかり接着するサニタリーショーツを出して、ナプキンも新しいものに替えた。
こんな不快で恥ずかしく、涙まで出てくる「女の子の日」を僕は初めて経験した。
「うぅ……こんな姿、リョウやカスケには見せられない。男に戻りたくなってきた」
数日経つと、バストが少し成長してイチジクのように乳房が実ってきた。仕方がないのでブラジャーを買いに行くことにした。
乳首は男とは異なる小さなイチゴのような形状になった。
ブラウスの胸を見ると丸く盛り上がっている。ブラジャーラインがほの明るく透けて見えていた。
生地が薄いせいか、ブラジャーの形状はストラップだけでなく、カップのふちの輪郭まで透けて見えている。
ブラジャーはカップの下の幅がやや広くなっている形で、乳房をすっぽり包み込む三角ブラだ。柔らかいノンワイヤーブラジャーが僕には合っているみたいだった。
ブラウスの前をはだけると、ブラのふちが見えた。ストラップが一ヶ所ねじれていているのを発見した。まだブラジャーには慣れそうにない。
僕はブラジャーに包まれた自分の半球型の乳房を見た。
バストトップは乳首の形は出ていないものの、位置はわかる。
そこを、指の爪でコリコリしてみた。
「あッ、あああッ……」
つい感じてしまって、眉間に皺を寄せて忍耐したが、すぐに情けない表情になってしまう。
僕は乳首をいじっていた指を目の前に持ってきた。
「これ以上やったら、変な癖がつきそうだから今のうちに男に戻してもらおうかな。このまま女の身体でいたら一生戻れなくなっちゃうかも♡」
翌日、僕は再び日帰りで性転換手術をしてもらって男に戻った。
そのうち女の身体にまた性転換したら、今度はリョウと一緒に子作りでもしようかな♡
今、若い男たちの間で性転換ブームが巻き起こっている。
女の身体になって、男とセックスがしたい男が急増しているそうなのだ。
現在は医療が進歩し、男性器を完全に女性器に変える技術が発達し、副作用もなく安心して性転換できるようになった。無論、女性器を男性器に変えることも可能だ。
「いやはや、男でも子供が作れる時代になるなんて驚きだよ」
僕は性転換したクラスメイトの女子(元男子)を見ながら呟いた。
僕のクラスでは今月に入って5人も性転換している。
「いいんじゃないか。要するに男同士でも子供を作れるようになったってことだろ? 最高じゃん♡」
リョウは何だか嬉しそうだった。
「なあなあ、アキラ。俺たちも将来は子供を授かろうぜ~♡」
「ええッ⁉︎ 赤ちゃん欲しいの⁉︎」
そんなことは考えたことなかった。
男同士で結婚までは考えたことはあっても、まさか男同士で子供まで得られるとは……。
「ぼくもアキラと子作りしたいかな~♡」
「ええッ⁉︎ 子作りだなんて!」
カスケに子作りしたいとか言われて、僕は思わず大声を上げてしまった。
「でも、確かに子供は欲しいかも……。子作りする時だけ僕も性転換しよっかなぁ♡」
僕は試しに性転換手術を受けてみることにした。もちろん、すぐに男に戻るつもりだけどね。
手術は日帰りで終わった。まさか、ここまで一瞬で性転換できるとは医療の進歩にはホント驚かされる。
鏡で自分の外見を見てみたが、男だった時とそんなに変わらない。胸も真っ平らだ。背は男だった時から低いし、声も元々あんまり低くない。変わったのは股間の肉剣がなくなったことぐらいだ。
「う~ん、やっぱり僕みたいな冴えない男が女になってもぱっとしないなぁ。リョウみたいなイケメンが性転換すれば美人になるのかなぁ?」
女になっても喪女として一生終わりそうな自分に幻滅した僕はBLでも読み漁りながらPCでアニメを見始めると、しばらくして下半身に倦怠を感じ、それが深くなってきた。
「あれ? もしかしてオリモノってやつかな……」
膣奥にもどかしいような倦怠感が滞留する。そういった男にはない女の微妙な身体の変調によって、僕は女に性転換したことを実感した。
パンツを替えなきゃと思うけれど、今そういう気にもなれずに、じっと椅子に座ってアニメを見続けた。
椅子を引き、机の上に手を置いて頬杖しながら身体を屈めた。
と、急に下腹部に悪寒がした。
「あ、あッ、なんか来るぅ。アレが始まっちゃうのかな……」
椅子の座面に圧迫されているお股まで鈍痛を感じた。女のブルーな日が始まってしまったのだ。
慌てて椅子から立ち上がり、膣に力を入れて締めるが、すぐ屈んで座り込んでしまう。しばらくしゃがんだままだったが、また何とか立って、机の引き出しを開けた。僕は予め用意していた生理用品を取り出した。
パンツを下ろして、クロッチにナプキンを当てた。
パンツを引っ張り上げて穿いたが、頭がクラクラして、またその場にしゃがみ込んだ。貧血を起こしたらしい。椅子に座ってしばらくお腹を両手で押さえていた。
「あ、あぅ……い、いっぱい出ちゃいそう……」
顎を上げて、切ない溜め息を漏らす。いっぱい出たのは、僕の禁忌の粘液と涙だった。
眼を閉じて何も考えない。しばらく鬱々としていた。
少し時間が経って大事なところがじっとりして不快になってきた。「多い日」になりそうなので、ナプキンテープがしっかり接着するサニタリーショーツを出して、ナプキンも新しいものに替えた。
こんな不快で恥ずかしく、涙まで出てくる「女の子の日」を僕は初めて経験した。
「うぅ……こんな姿、リョウやカスケには見せられない。男に戻りたくなってきた」
数日経つと、バストが少し成長してイチジクのように乳房が実ってきた。仕方がないのでブラジャーを買いに行くことにした。
乳首は男とは異なる小さなイチゴのような形状になった。
ブラウスの胸を見ると丸く盛り上がっている。ブラジャーラインがほの明るく透けて見えていた。
生地が薄いせいか、ブラジャーの形状はストラップだけでなく、カップのふちの輪郭まで透けて見えている。
ブラジャーはカップの下の幅がやや広くなっている形で、乳房をすっぽり包み込む三角ブラだ。柔らかいノンワイヤーブラジャーが僕には合っているみたいだった。
ブラウスの前をはだけると、ブラのふちが見えた。ストラップが一ヶ所ねじれていているのを発見した。まだブラジャーには慣れそうにない。
僕はブラジャーに包まれた自分の半球型の乳房を見た。
バストトップは乳首の形は出ていないものの、位置はわかる。
そこを、指の爪でコリコリしてみた。
「あッ、あああッ……」
つい感じてしまって、眉間に皺を寄せて忍耐したが、すぐに情けない表情になってしまう。
僕は乳首をいじっていた指を目の前に持ってきた。
「これ以上やったら、変な癖がつきそうだから今のうちに男に戻してもらおうかな。このまま女の身体でいたら一生戻れなくなっちゃうかも♡」
翌日、僕は再び日帰りで性転換手術をしてもらって男に戻った。
そのうち女の身体にまた性転換したら、今度はリョウと一緒に子作りでもしようかな♡
0
お気に入りに追加
348
あなたにおすすめの小説

男子寮のベットの軋む音
なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。
そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。
ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。
女子禁制の禁断の場所。

こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。


身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。


塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる