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69 変態スケスケ男〜後編〜
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「変だな~、気のせいだったのかな? 今、絶対誰かがいたような気がしたんだけど……」
ところが、きびすを返した僕の足が何かにつまずいた。転びそうになって慌てて地面に片手をつくと、その手は地面に届く前に、目に見えないものにぶつかった。
「あれ? なんなのコレは???」
僕は目を丸くして目の前にある奇妙なものをそっと触り始めた。最初はおずおずと指を這わせる。『それ』はやや生温かく、しっとりと湿り気を帯びている。
「なんだか、人間の体みたいだけど」
ドキドキしながらそのまま指を進めていくと、表面がプニプニしたソーセージのようなものにぶつかった。反射的に身体が震える。
「これはもしかしてオチンポじゃ⁉︎ ということは、見えないだけで誰かいるのッ⁉︎」
僕は右手を素早く引っ込めてバクバク高鳴っている胸を撫で降ろし、今度は大胆に両手を使って透明な肉体の全身をまさぐった。
「ああッ! この男、素っ裸だぁ~♡」
僕は頰を薔薇色に染めて、透明人間の首筋に指を当てて頸動脈をさがす。
トクットクットクッ……。
脈はしっかりしているようだ。つづけて頭部が見つかると力を加減してピタピタ頰をたたいてみる。
「ねぇ、どうしたの? まだ生きてるんでしょ~?」
だが、ぐっすり眠りこんでいるのか、うめき声すらあげなかった。
目に見えない相手とコミュニケーションをとるのは大変だ。
「困ったなぁ~、どうしよう?」
死んだように眠っている透明人間を僕はベッドの上に寝かせる。
僕は脱いだ洋服をハンガーにかけ、パンツ一丁になった。
ベッドの上の白いシーツは、大の字に手足をひろげた人間の形にへこんでいた。
僕はベッドの端に腰を下ろした。軽くしぼったタオルで透明人間の全身にうっすらとついた砂ぼこりを拭う。シーツの上の人型は完全に透明になった。その姿をじっと見まわしていたが、そのうちクスクスと笑いだした。楽しそうな表情で冷蔵庫からジャムの瓶を取って戻ってくる。
僕はイタズラっ子のような顔になって、瓶の蓋を取った。人差し指でジャムをすくいあげて、あらかじめ位置を確認しておいた透明人間の股間へそれを持っていく。左手で萎えたチンポをつかんでひんやりしたジャムを肉茎に塗りつけた。
柔らかだった男根はしごくような刺激を受けて、根元から少しずつ硬くなっていく。
僕はクスクスクスクス笑いながら塗りつづけた。瓶が空っぽになったと同時に、僕の手の中の勃起は半勃ちになった。
「すっかりジャムまみれだね~、すっごく美味しそう♡」
僕はなおも笑みを浮かべて、透明な両脚をつかんで左右に開いた。その間に身体を横たえ、ジャムの塔へ唇を寄せていく。完全に勃起した太竿の根元を指先でつまみ、舌を尖らせて一番敏感な亀頭を刺激する。やさしく円を描くように舐め舐めしながら、時々唇を押し付けたり、先割れを吸いあげたりする。
ジャムにまみれた肉棒はピクピク動いて反応する。
「ふふふ、感度いいんだね。なんだかリョウのオチンポみたいで可愛い♡」
僕はうっとりと頰を染めて、左右に張り出したペニスのカリ首をえぐるように舌先で小刻みに刺激した。先端を唇に含んで、頰をへこませてチュパチュパ吸いあげる。
「んん……むうッ」
あまりの気持ちよさに、とうとう透明人間がうめき声をあげた。
僕は剛棒を頬張ったままで唇の端に微笑みを浮かべた。今度は竿のつけ根にぶら下がる玉袋へ攻撃目標を移す。先割れからタラタラと液をもらす肉棒を輪にした指でしごきあげて、袋をふたつとも口に含んでやさしく吸いあげる。
すると目に見えないペニスはカチンコチンにそそり勃ってしまった。
僕は唇をOの形に開いて目に見えない逸物を一心に吸いあげている。
「んう……アキラ?」
透明人間の声を聞くと、僕は目だけ向けてニコッと笑いかけた。唾液にまみれた陰嚢を手の中で転がしつつ、亀頭が喉ちんこにぶつかるほど深々と剛直を呑み込んだ。
僕は調子に乗って、深々と咥えこんだ剛直を口から出したり入れたりしながら、唇と舌で同時に強く刺激する。
ペニスにはち切れそうな衝撃が走る。けれども、僕は射精を阻止するかのように逸物の根元をギュッとつかんだ。
「ダメだよ。イクのは僕の中にして♡」
射精寸前の巨砲はすっかりトロトロに溶けている僕のアナルにズブズブめり込んだ。
「ああッ、やっぱりリョウのチンポだ! とってもいい~、すごく硬いぃ~♡」
僕はうわずった声をあげて透明な巨根を味わった。
「ああ~ッ、いい~ッ♡」
「うぉお~ッ!!!」
僕が完全に昇りつめた瞬間を狙って沸騰した白いマグマが中で爆発する。同時に緊張の糸がプツッと切れ、剛直していた体中の筋肉がぐずぐずと弛緩していく。ジーンとしびれるような快感が下半身にひろがった。
「はッ、はッ、はぁあッ♡」
普段は受け身のことが多い僕だったが、今回は攻撃する側にまわったので、体力の消耗がいつもの倍以上に激しかった。だが、身体の方は完全に満ち足りている。
「意識がないのに襲っちゃって、ごめんね。だけど、とっても気持ちよかったよ♡」
「いやあ、それは良かったぜ」
「ところで、リョウはどうしてこんな体になっちゃったの?」
「さすがは俺のアキラ♡ 透明になってても俺のことを分かってくれて嬉しいぜ!」
リョウは身体が透明になってしまった細かい経緯を詳しく説明してくれた。
「身体が透明になる症状について図書館で調べたんだが、何も手がかりはつかめなかったんだ。アキラに慰めてもらおうと思って、アキラの部屋に来たら知らない間に眠っちまったわけだ」
リョウが一通り説明し終わると、まるで濃く立ちこめる乳白色の霧の向こうから誰かが歩いてくるように、リョウの裸身が白いシーツの上にぼんやりと浮かび上がってくる。最初はまるで幽霊のようにモヤモヤしていて、1分後には完全な姿を取り戻していた。
「あッ! リョウの身体が元に戻った!」
「お、マジかッ!……ホントだ!!! わ~い、やったぜ~♡ きっとアキラとのセックスのおかげだな。これでカスケの野郎に思う存分復讐ができる!」
リョウはカスケに復讐を誓うと、またもや大きくそそり勃ってきた剛直を僕の中に挿入し直して再び腰を激しく動かし始めた。
ところが、きびすを返した僕の足が何かにつまずいた。転びそうになって慌てて地面に片手をつくと、その手は地面に届く前に、目に見えないものにぶつかった。
「あれ? なんなのコレは???」
僕は目を丸くして目の前にある奇妙なものをそっと触り始めた。最初はおずおずと指を這わせる。『それ』はやや生温かく、しっとりと湿り気を帯びている。
「なんだか、人間の体みたいだけど」
ドキドキしながらそのまま指を進めていくと、表面がプニプニしたソーセージのようなものにぶつかった。反射的に身体が震える。
「これはもしかしてオチンポじゃ⁉︎ ということは、見えないだけで誰かいるのッ⁉︎」
僕は右手を素早く引っ込めてバクバク高鳴っている胸を撫で降ろし、今度は大胆に両手を使って透明な肉体の全身をまさぐった。
「ああッ! この男、素っ裸だぁ~♡」
僕は頰を薔薇色に染めて、透明人間の首筋に指を当てて頸動脈をさがす。
トクットクットクッ……。
脈はしっかりしているようだ。つづけて頭部が見つかると力を加減してピタピタ頰をたたいてみる。
「ねぇ、どうしたの? まだ生きてるんでしょ~?」
だが、ぐっすり眠りこんでいるのか、うめき声すらあげなかった。
目に見えない相手とコミュニケーションをとるのは大変だ。
「困ったなぁ~、どうしよう?」
死んだように眠っている透明人間を僕はベッドの上に寝かせる。
僕は脱いだ洋服をハンガーにかけ、パンツ一丁になった。
ベッドの上の白いシーツは、大の字に手足をひろげた人間の形にへこんでいた。
僕はベッドの端に腰を下ろした。軽くしぼったタオルで透明人間の全身にうっすらとついた砂ぼこりを拭う。シーツの上の人型は完全に透明になった。その姿をじっと見まわしていたが、そのうちクスクスと笑いだした。楽しそうな表情で冷蔵庫からジャムの瓶を取って戻ってくる。
僕はイタズラっ子のような顔になって、瓶の蓋を取った。人差し指でジャムをすくいあげて、あらかじめ位置を確認しておいた透明人間の股間へそれを持っていく。左手で萎えたチンポをつかんでひんやりしたジャムを肉茎に塗りつけた。
柔らかだった男根はしごくような刺激を受けて、根元から少しずつ硬くなっていく。
僕はクスクスクスクス笑いながら塗りつづけた。瓶が空っぽになったと同時に、僕の手の中の勃起は半勃ちになった。
「すっかりジャムまみれだね~、すっごく美味しそう♡」
僕はなおも笑みを浮かべて、透明な両脚をつかんで左右に開いた。その間に身体を横たえ、ジャムの塔へ唇を寄せていく。完全に勃起した太竿の根元を指先でつまみ、舌を尖らせて一番敏感な亀頭を刺激する。やさしく円を描くように舐め舐めしながら、時々唇を押し付けたり、先割れを吸いあげたりする。
ジャムにまみれた肉棒はピクピク動いて反応する。
「ふふふ、感度いいんだね。なんだかリョウのオチンポみたいで可愛い♡」
僕はうっとりと頰を染めて、左右に張り出したペニスのカリ首をえぐるように舌先で小刻みに刺激した。先端を唇に含んで、頰をへこませてチュパチュパ吸いあげる。
「んん……むうッ」
あまりの気持ちよさに、とうとう透明人間がうめき声をあげた。
僕は剛棒を頬張ったままで唇の端に微笑みを浮かべた。今度は竿のつけ根にぶら下がる玉袋へ攻撃目標を移す。先割れからタラタラと液をもらす肉棒を輪にした指でしごきあげて、袋をふたつとも口に含んでやさしく吸いあげる。
すると目に見えないペニスはカチンコチンにそそり勃ってしまった。
僕は唇をOの形に開いて目に見えない逸物を一心に吸いあげている。
「んう……アキラ?」
透明人間の声を聞くと、僕は目だけ向けてニコッと笑いかけた。唾液にまみれた陰嚢を手の中で転がしつつ、亀頭が喉ちんこにぶつかるほど深々と剛直を呑み込んだ。
僕は調子に乗って、深々と咥えこんだ剛直を口から出したり入れたりしながら、唇と舌で同時に強く刺激する。
ペニスにはち切れそうな衝撃が走る。けれども、僕は射精を阻止するかのように逸物の根元をギュッとつかんだ。
「ダメだよ。イクのは僕の中にして♡」
射精寸前の巨砲はすっかりトロトロに溶けている僕のアナルにズブズブめり込んだ。
「ああッ、やっぱりリョウのチンポだ! とってもいい~、すごく硬いぃ~♡」
僕はうわずった声をあげて透明な巨根を味わった。
「ああ~ッ、いい~ッ♡」
「うぉお~ッ!!!」
僕が完全に昇りつめた瞬間を狙って沸騰した白いマグマが中で爆発する。同時に緊張の糸がプツッと切れ、剛直していた体中の筋肉がぐずぐずと弛緩していく。ジーンとしびれるような快感が下半身にひろがった。
「はッ、はッ、はぁあッ♡」
普段は受け身のことが多い僕だったが、今回は攻撃する側にまわったので、体力の消耗がいつもの倍以上に激しかった。だが、身体の方は完全に満ち足りている。
「意識がないのに襲っちゃって、ごめんね。だけど、とっても気持ちよかったよ♡」
「いやあ、それは良かったぜ」
「ところで、リョウはどうしてこんな体になっちゃったの?」
「さすがは俺のアキラ♡ 透明になってても俺のことを分かってくれて嬉しいぜ!」
リョウは身体が透明になってしまった細かい経緯を詳しく説明してくれた。
「身体が透明になる症状について図書館で調べたんだが、何も手がかりはつかめなかったんだ。アキラに慰めてもらおうと思って、アキラの部屋に来たら知らない間に眠っちまったわけだ」
リョウが一通り説明し終わると、まるで濃く立ちこめる乳白色の霧の向こうから誰かが歩いてくるように、リョウの裸身が白いシーツの上にぼんやりと浮かび上がってくる。最初はまるで幽霊のようにモヤモヤしていて、1分後には完全な姿を取り戻していた。
「あッ! リョウの身体が元に戻った!」
「お、マジかッ!……ホントだ!!! わ~い、やったぜ~♡ きっとアキラとのセックスのおかげだな。これでカスケの野郎に思う存分復讐ができる!」
リョウはカスケに復讐を誓うと、またもや大きくそそり勃ってきた剛直を僕の中に挿入し直して再び腰を激しく動かし始めた。
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