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66 変態幼馴染〜前編〜
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見慣れた町並みを歩いていくと、僕の家の前に買い物袋を持ったカスケが立っていた。
カスケは僕に気づいたようでパッと、こっちを振り向いた。
「やあ、アキラ♡ 待ってたよ~」
僕の幼馴染であるカスケは元気よく片手をブンブン振りまわしながら、こっちに寄ってきた。僕の目の前まできて、まるでエサにありつく犬のように嬉しそうな顔をして僕を凝視する。
「夕食の材料を買ってきたよ。アキラは一人暮らしだから栄養が片寄ってるんじゃないかと心配でね。だから、ぼくが料理を作ってあげようと思ったんだ♡」
「そうだったんだ。ありがとね、カスケ♡」
いつも超能力やらオカルトに没頭しているカスケだけど、意外にも料理が趣味のひとつだった。
「今夜はねぇ、アキラの大好きな卵焼きだよ~♡ 嬉しいでしょ~」
「いいんじゃない?」
「あ~ッ、アキラってば、あんまり乗り気じゃないね。ひょっとしてリョウと浮気してるんじゃないのぉ~?」
「浮気って……そもそも僕とカスケはそういう仲じゃなくて、単なる幼馴染だし」
「えッ⁉︎ アキラにとって、ぼくは『単なる幼馴染』でしかないの?」
カスケは僕の言葉に打ちのめされて、うるうると涙目になる。
「ひどいよ~、ぼくはこんなにもアキラのことを愛しているのにッ!!! ずっとアキラの側にいたのは、ぼくなんだよ!」
僕が幼い頃、カスケは隣の家に引っ越してきた。僕もカスケも一人っ子だったので、自然と兄弟のような関係を保ちながら成長したのだ。
僕は深々とため息をついて、壁に額を押し付けて泣きマネをするカスケの腕をつかんだ。
「はいはい、お芝居はそれくらいにして、さっさと夕食にしよう」
けれどカスケは壁にしがみついたまま、その場を動こうとしない。しょうがないので、僕もカスケの猿芝居に付き合うことにした。
「あ~もうメンドイなぁ……。――わ~い、今夜は僕の大好きな卵焼きだぁ~ッ!!! う~れしいなったら、う~れしいなぁ♪ カスケの手作り、う~れしいなぁ♪ うひゃひゃ……」
「アキラってば、ホント可愛い~♡ アキラにそんなに喜んでもらえると、ぼくもとっても嬉しいな。さぁ、家の中に入ってご飯にしよう。ぼくもお腹ペコペコだったんだぁ」
僕が無理をしてバカみたいにはしゃぐと、案の定カスケはニコニコ笑って僕に飛びついてきた。
ーーー
カスケは鼻唄混じりで鍋をコンロにかけ、手早く材料を切っていく。
僕は着替えながら、台所で料理をしているカスケを見つめた。
「アキラ~、ちょっとこっちに来てくれない?」
「何か手伝うことでもあるの~?」
すると、カスケは僕の身体を軽々と抱き上げてキッチンテーブルの上に押し倒した。股間の肉茎は僕の体臭をたっぷりと吸い込んですっかり充実している。
「やんッ、カスケ! 何するの?」
「簡単なことだよ。『単なる幼馴染』という仲を2人で一緒に卒業するのさ♡」
カスケの右手は、僕は下半身を覆うズボンの中に侵入している。
「ダメだよ、カスケ。僕、そんな……」
僕は弱々しく抗い始めた。しかし、全力ならともかく中途半端に抵抗したのでは、カスケは欲望をあおるだけだ。
カスケはテーブルに腰かける格好になった僕の太腿に手をのばして、股奥へ強引にこじ入れた。
「カスケ、らめぇ……」
「らめぇ、じゃないだろ? アキラ♡」
テーブルに両手をついていた僕はビクッと身体を震わせた。
「カッ、カスケ~!」
カスケはズボンの中で僕の狭間をなぶり始める。喘ぐように開かれた僕の唇に唇を重ね、ディープに舌を挿入する。
「ん~ッ、アキラぁぁ♡」
僕はテーブルの上にぐったり仰臥してしまい、両脚の膝から下だけをテーブルの下にたらした姿で大切なところをカスケにいじくりまわされる。湧き起こる快感は僕の身体中にひろがって、脚も手もガクガク震えて力が入らない。
「ふッ、ふぅぅうッ! カスケぇぇ、こんなのやだよぅ」
僕はすっかり泣きそうな顔になっている。
「どうして? ここをいじられるとアキラは気持ち良くなっちゃうんだろ?」
「気持ちいいけど、僕がカスケにレイプされてるみたいなんだもん。こんな格好いやだよう」
カスケはズボンから手を抜き、僕の腕をつかんだ。乱暴に起き上がらせて、その勢いで、僕の身体を肩に担ぎあげる。
「やんッ、何するの⁉︎」
カスケは答えず、寝室まで歩いていって、カスケの身体を布団の上に放り出し、有無を言わせずのしかかっていく。
「あんッ、らめぇ! カスケぇぇ、乱暴しちゃダメ!」
僕の悲鳴にはかまわず、カスケは乳首に歯を立てた。軽く嚙むように愛撫されるとプクッと硬くなってくる。
カスケは僕に気づいたようでパッと、こっちを振り向いた。
「やあ、アキラ♡ 待ってたよ~」
僕の幼馴染であるカスケは元気よく片手をブンブン振りまわしながら、こっちに寄ってきた。僕の目の前まできて、まるでエサにありつく犬のように嬉しそうな顔をして僕を凝視する。
「夕食の材料を買ってきたよ。アキラは一人暮らしだから栄養が片寄ってるんじゃないかと心配でね。だから、ぼくが料理を作ってあげようと思ったんだ♡」
「そうだったんだ。ありがとね、カスケ♡」
いつも超能力やらオカルトに没頭しているカスケだけど、意外にも料理が趣味のひとつだった。
「今夜はねぇ、アキラの大好きな卵焼きだよ~♡ 嬉しいでしょ~」
「いいんじゃない?」
「あ~ッ、アキラってば、あんまり乗り気じゃないね。ひょっとしてリョウと浮気してるんじゃないのぉ~?」
「浮気って……そもそも僕とカスケはそういう仲じゃなくて、単なる幼馴染だし」
「えッ⁉︎ アキラにとって、ぼくは『単なる幼馴染』でしかないの?」
カスケは僕の言葉に打ちのめされて、うるうると涙目になる。
「ひどいよ~、ぼくはこんなにもアキラのことを愛しているのにッ!!! ずっとアキラの側にいたのは、ぼくなんだよ!」
僕が幼い頃、カスケは隣の家に引っ越してきた。僕もカスケも一人っ子だったので、自然と兄弟のような関係を保ちながら成長したのだ。
僕は深々とため息をついて、壁に額を押し付けて泣きマネをするカスケの腕をつかんだ。
「はいはい、お芝居はそれくらいにして、さっさと夕食にしよう」
けれどカスケは壁にしがみついたまま、その場を動こうとしない。しょうがないので、僕もカスケの猿芝居に付き合うことにした。
「あ~もうメンドイなぁ……。――わ~い、今夜は僕の大好きな卵焼きだぁ~ッ!!! う~れしいなったら、う~れしいなぁ♪ カスケの手作り、う~れしいなぁ♪ うひゃひゃ……」
「アキラってば、ホント可愛い~♡ アキラにそんなに喜んでもらえると、ぼくもとっても嬉しいな。さぁ、家の中に入ってご飯にしよう。ぼくもお腹ペコペコだったんだぁ」
僕が無理をしてバカみたいにはしゃぐと、案の定カスケはニコニコ笑って僕に飛びついてきた。
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カスケは鼻唄混じりで鍋をコンロにかけ、手早く材料を切っていく。
僕は着替えながら、台所で料理をしているカスケを見つめた。
「アキラ~、ちょっとこっちに来てくれない?」
「何か手伝うことでもあるの~?」
すると、カスケは僕の身体を軽々と抱き上げてキッチンテーブルの上に押し倒した。股間の肉茎は僕の体臭をたっぷりと吸い込んですっかり充実している。
「やんッ、カスケ! 何するの?」
「簡単なことだよ。『単なる幼馴染』という仲を2人で一緒に卒業するのさ♡」
カスケの右手は、僕は下半身を覆うズボンの中に侵入している。
「ダメだよ、カスケ。僕、そんな……」
僕は弱々しく抗い始めた。しかし、全力ならともかく中途半端に抵抗したのでは、カスケは欲望をあおるだけだ。
カスケはテーブルに腰かける格好になった僕の太腿に手をのばして、股奥へ強引にこじ入れた。
「カスケ、らめぇ……」
「らめぇ、じゃないだろ? アキラ♡」
テーブルに両手をついていた僕はビクッと身体を震わせた。
「カッ、カスケ~!」
カスケはズボンの中で僕の狭間をなぶり始める。喘ぐように開かれた僕の唇に唇を重ね、ディープに舌を挿入する。
「ん~ッ、アキラぁぁ♡」
僕はテーブルの上にぐったり仰臥してしまい、両脚の膝から下だけをテーブルの下にたらした姿で大切なところをカスケにいじくりまわされる。湧き起こる快感は僕の身体中にひろがって、脚も手もガクガク震えて力が入らない。
「ふッ、ふぅぅうッ! カスケぇぇ、こんなのやだよぅ」
僕はすっかり泣きそうな顔になっている。
「どうして? ここをいじられるとアキラは気持ち良くなっちゃうんだろ?」
「気持ちいいけど、僕がカスケにレイプされてるみたいなんだもん。こんな格好いやだよう」
カスケはズボンから手を抜き、僕の腕をつかんだ。乱暴に起き上がらせて、その勢いで、僕の身体を肩に担ぎあげる。
「やんッ、何するの⁉︎」
カスケは答えず、寝室まで歩いていって、カスケの身体を布団の上に放り出し、有無を言わせずのしかかっていく。
「あんッ、らめぇ! カスケぇぇ、乱暴しちゃダメ!」
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