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53 変態催眠術
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今日は超能力研究部でカスケが何かの実験をするらしく、僕はその手伝いを頼まれて部室に来ていた。
「アキラは眠くな~る。眠くて我慢できなくな~る。まぶたがだんだん重くなってく~る……」
カスケの低く響く声が、僕に催眠術をかけてゆく。
眠っちゃダメ、と念じる努力も空しく、僕の意識はすうっと遠のいていった。ふらっと倒れ込む僕の身体をカスケが抱きとめる。
「ぼくの声は聞こえてるね?」
うなずくと、僕は身体をゆっくりと持ち上げられ、高さ1メートルほどの教卓の上へ座らされた。ふらふらと揺れている肩が支えられた。
「アキラは、ぼくの言うことに従うことが幸せ。そうだよね?」
僕の意識は完全にはなくなっていなかった。しかし、周囲で起きていること、耳朶に囁かれる言葉の善悪を、自分の力で判断できなくなっていた。
僕は無言のままこくりとうなずいた。たれたままの頭をカスケが支えてくれた。眠りに落ちかけたトロンとした表情があらわになった。
「それでは両脚を台の上にあげて。そう、いいよ~♡ 両腕は動かせるかな~?」
僕の腕が、ゆっくりと持ち上げられる。十指がロボットのようにぎこちなく動いた。
「アキラは今、海辺にいるよ。空は晴れ渡り、太陽の光がすごく眩しくて、気温は30度を越えている。とっても暑いでしょ?」
僕はうなずき、乾きを潤そうと唇をそっと舐める。暗示をかけられているせいで、身体がひどく熱い。
「あたりを見まわしても、まだ朝早いせいで海辺にはアキラ以外の人はいない……だから、服を脱いで、海へ入ってごらんよ♡」
言われるままに僕は服を脱ぎ始める。
僕が脱ぎ始めた途端、カスケは「おおッ!」と歓声を上げる。カスケの目が皿のように見開かれた。
僕の身体は海底を漂う藻くずのように、ゆらゆらと揺れている。
「下着が残ってるよ。そのまま海に入ったら、濡れちゃうよね? だから、脱いじゃおう♡」
股間に張りついた白い布地を取り去ってしまうと、股間が剥き出しになった。
カスケのズボンのジッパーが引き降ろされる音が聞こえた。
僕はすっかり裸になってしまった。誰もいない海辺で、真っ青な青空と輝く太陽を見上げているつもりだ。
「海に入るのもいいけど、その前にちょっとオナニーしてみようか」
カスケはニヤリと笑い、僕に命令を与える。
僕の指が、ゆっくり太腿を降りていく。
「エッチなところを指でつまんで、いじめてごらん♡」
僕は恥ずかしいオチンチンにそっと指腹をこすりつけた。反射的にピクッとつま先が跳ねる。お尻を教卓の上でモジモジと揺すりつつ、
「……あ、あ、あはぁあん♡」
肉感的な唇から甘い声をもらした。喉が乾くのか、しきりと舌で唇を舐めている。
「ほら、左手がお留守になってるよ。乳首をモミモミしてごらん♡ そうそう。すごく気持ちよくてたまらないだろ?」
僕は確かに感じていた。背中を弓なりにのけぞらせ、片手で乳首を、片手でオチンチンを愛撫している。息は少しずつ乱れて、秘所から透明の液体がじわりと滲み出した。教卓が振動でガタガタと揺れ始める。
「アキラ、すごく上手だよ。ご褒美にコレをあげるね♡」
カスケはバイブレーターを持ち出した。男根をかたどったもので、長さはたっぷり20センチ以上ある。うねうねと動き出した肉棒を背後から僕の菊門に押し付けた。
「あッ、ああ~ん!!!」
ひときわ高い声をあげながら、僕はバイブを引きつかんだ。その先端をぐいっと押し付ける。小刻みな振動が欲望の炎をかきたてる。
「あッ、あッ……あぁ~ッ♡」
身体をのけぞらせる僕が教卓から落ちそうになり、慌ててカスケがかかえ直す。
「もういいだろう。……ぼくの声が聞こえるね? さあ、目を開けてごらん。ゆっくりとね。そして、自分の身体を見るんだ」
まぶたがゆっくりと開かれる。
「ああ……」
熱く火照るアナルが、馬並みの巨根バイブをぱっくりと咥え込んでいた。自分の両手でアナルの中へ激しく出し入れを繰り返している。
こ、こんなことって……。
暗示によって封じ込められていた僕の意識が、再びゆっくりと浮かび上がってくる。大きく見開かれ、血走ったカスケの双眼が目に飛び込んできた。
「いや……あぁん!」
僕、どうしてカスケが前でオナニーなんかしてるんだろう?
「あッ、あぅッ!」
今すぐやめなきゃ、という意識を裏切って、手はオナニーをつづけてしまう。もう壊れて暴走する蒸気機関車のように、歯どめがきかない。精巧な張型で中をこすりあげ、敏感な部分に刺激を与えていくうちに、あまりの快感で、目の奥が真っ白になって、股間を中心にジィンと身体がしびれてきた。
こんなこと、すぐにやめなきゃ!
頭ではわかっているつもりなのに、どうしてもオナニーがやめられない。
背後から背中を支えていたカスケの手が僕の乳首を揉みしだいていた。乳首の先が充血してプクッと盛り上がり、指の腹でなぞらえ、挟まれてビクビクと震える。
「うッ、うふ~ん、あはぁ~ッ♡」
僕の目尻から涙がポロッとこぼれた。
「んッ、んッ……んくぅう」
「アキラの悶え顔、最高に可愛いよ。もっと悶えさせてあげるから♡」
カスケが僕の手をつかみ、張形をぐいっと中にねじ込んだ。
「ああッ!」
あっという間に、バイブは根元まで深々と中に埋め込まれてしまう。カスケがリモコンのスイッチを切り替えると、バイブの振動がきつくなり、粘膜を揺すり始めた。閉じたまぶたの裏側が、パアッと白くなっていく。同時に、ハァハァというカスケの喘ぎ声が聞こえてくる。
「もっと気持ち良くなってね、アキラ~♡」
ぐいぐい揺すられ、快感が増幅していく。けれど、羞恥が邪魔をしているのか、僕はなかなかイケなかった。ぐっさりと太いバイブでえぐられ、無意識のうちにより深く快感を味わおうと腰を突き出していたが、どうしても絶頂までは達しない。
カスがニヤッと笑って、バイブのスイッチを切り替えた。振動がいちだんと激しくなってくる。
「あうッ!」
激しい衝撃にのけぞった瞬間、僕を捕まえていたカスケの手が緩んだ。その拍子に教卓から飛び降りた。
お尻にバイブを咥えたままの姿で僕は窓から身を踊らせる。
すると、神の生まれ変わりではないかと思えるほどエレガントなリョウが落下してくる僕の下へ、ドンピシャのタイミングでまわりこむ。
「びっくりしたぜ。まさか上から全裸のアキラが降ってくるとはな♡」
リョウは素早く僕をソファーに押し倒した。
「おや? なんだってこんなものを咥えてるんだ⁉︎ 誰かに入れられたのか⁉︎」
リョウは激しい口調で詰問しながら、片手でバイブを引っつかんだ。けれどバイブは、ずっぽりと根元まで埋まっていて、力いっぱい引っ張っても抜けてこない。
「いやぁ~ッ! 痛いよぉ~ッ!」
身悶えして逃れようとする僕の両目から、ポロポロと涙がこぼれ落ちた。
「おい、リョウ! ぼくのアキラを泣かせるとは許さ~ん!!!」
窓からカスケも飛び降りてくると、窮屈になったズボンの前を開き、はち切れんばかりに勃起した男根を露出させて近づいてきた。
カスケは脈打つ太幹をしごきながら一歩前に出た。
その瞬間、リョウの膝が勢いよく跳ね上がった。膝は狙いたがわず、ギンギンにそそり立ったカスケの野太いペニスを直撃した。
「ギャアンッ!」
無防備になっている急所を思い切り蹴りあげられては一溜まりもない。
カスケは全身を痙攣させて、情けない絶叫をほとばしらせた。
「ぐはッ!!!……まさか、しょんな……」
カスケは視界がまわるのを感じて、だらしなく地面に倒れ込んだ。
「アキラは眠くな~る。眠くて我慢できなくな~る。まぶたがだんだん重くなってく~る……」
カスケの低く響く声が、僕に催眠術をかけてゆく。
眠っちゃダメ、と念じる努力も空しく、僕の意識はすうっと遠のいていった。ふらっと倒れ込む僕の身体をカスケが抱きとめる。
「ぼくの声は聞こえてるね?」
うなずくと、僕は身体をゆっくりと持ち上げられ、高さ1メートルほどの教卓の上へ座らされた。ふらふらと揺れている肩が支えられた。
「アキラは、ぼくの言うことに従うことが幸せ。そうだよね?」
僕の意識は完全にはなくなっていなかった。しかし、周囲で起きていること、耳朶に囁かれる言葉の善悪を、自分の力で判断できなくなっていた。
僕は無言のままこくりとうなずいた。たれたままの頭をカスケが支えてくれた。眠りに落ちかけたトロンとした表情があらわになった。
「それでは両脚を台の上にあげて。そう、いいよ~♡ 両腕は動かせるかな~?」
僕の腕が、ゆっくりと持ち上げられる。十指がロボットのようにぎこちなく動いた。
「アキラは今、海辺にいるよ。空は晴れ渡り、太陽の光がすごく眩しくて、気温は30度を越えている。とっても暑いでしょ?」
僕はうなずき、乾きを潤そうと唇をそっと舐める。暗示をかけられているせいで、身体がひどく熱い。
「あたりを見まわしても、まだ朝早いせいで海辺にはアキラ以外の人はいない……だから、服を脱いで、海へ入ってごらんよ♡」
言われるままに僕は服を脱ぎ始める。
僕が脱ぎ始めた途端、カスケは「おおッ!」と歓声を上げる。カスケの目が皿のように見開かれた。
僕の身体は海底を漂う藻くずのように、ゆらゆらと揺れている。
「下着が残ってるよ。そのまま海に入ったら、濡れちゃうよね? だから、脱いじゃおう♡」
股間に張りついた白い布地を取り去ってしまうと、股間が剥き出しになった。
カスケのズボンのジッパーが引き降ろされる音が聞こえた。
僕はすっかり裸になってしまった。誰もいない海辺で、真っ青な青空と輝く太陽を見上げているつもりだ。
「海に入るのもいいけど、その前にちょっとオナニーしてみようか」
カスケはニヤリと笑い、僕に命令を与える。
僕の指が、ゆっくり太腿を降りていく。
「エッチなところを指でつまんで、いじめてごらん♡」
僕は恥ずかしいオチンチンにそっと指腹をこすりつけた。反射的にピクッとつま先が跳ねる。お尻を教卓の上でモジモジと揺すりつつ、
「……あ、あ、あはぁあん♡」
肉感的な唇から甘い声をもらした。喉が乾くのか、しきりと舌で唇を舐めている。
「ほら、左手がお留守になってるよ。乳首をモミモミしてごらん♡ そうそう。すごく気持ちよくてたまらないだろ?」
僕は確かに感じていた。背中を弓なりにのけぞらせ、片手で乳首を、片手でオチンチンを愛撫している。息は少しずつ乱れて、秘所から透明の液体がじわりと滲み出した。教卓が振動でガタガタと揺れ始める。
「アキラ、すごく上手だよ。ご褒美にコレをあげるね♡」
カスケはバイブレーターを持ち出した。男根をかたどったもので、長さはたっぷり20センチ以上ある。うねうねと動き出した肉棒を背後から僕の菊門に押し付けた。
「あッ、ああ~ん!!!」
ひときわ高い声をあげながら、僕はバイブを引きつかんだ。その先端をぐいっと押し付ける。小刻みな振動が欲望の炎をかきたてる。
「あッ、あッ……あぁ~ッ♡」
身体をのけぞらせる僕が教卓から落ちそうになり、慌ててカスケがかかえ直す。
「もういいだろう。……ぼくの声が聞こえるね? さあ、目を開けてごらん。ゆっくりとね。そして、自分の身体を見るんだ」
まぶたがゆっくりと開かれる。
「ああ……」
熱く火照るアナルが、馬並みの巨根バイブをぱっくりと咥え込んでいた。自分の両手でアナルの中へ激しく出し入れを繰り返している。
こ、こんなことって……。
暗示によって封じ込められていた僕の意識が、再びゆっくりと浮かび上がってくる。大きく見開かれ、血走ったカスケの双眼が目に飛び込んできた。
「いや……あぁん!」
僕、どうしてカスケが前でオナニーなんかしてるんだろう?
「あッ、あぅッ!」
今すぐやめなきゃ、という意識を裏切って、手はオナニーをつづけてしまう。もう壊れて暴走する蒸気機関車のように、歯どめがきかない。精巧な張型で中をこすりあげ、敏感な部分に刺激を与えていくうちに、あまりの快感で、目の奥が真っ白になって、股間を中心にジィンと身体がしびれてきた。
こんなこと、すぐにやめなきゃ!
頭ではわかっているつもりなのに、どうしてもオナニーがやめられない。
背後から背中を支えていたカスケの手が僕の乳首を揉みしだいていた。乳首の先が充血してプクッと盛り上がり、指の腹でなぞらえ、挟まれてビクビクと震える。
「うッ、うふ~ん、あはぁ~ッ♡」
僕の目尻から涙がポロッとこぼれた。
「んッ、んッ……んくぅう」
「アキラの悶え顔、最高に可愛いよ。もっと悶えさせてあげるから♡」
カスケが僕の手をつかみ、張形をぐいっと中にねじ込んだ。
「ああッ!」
あっという間に、バイブは根元まで深々と中に埋め込まれてしまう。カスケがリモコンのスイッチを切り替えると、バイブの振動がきつくなり、粘膜を揺すり始めた。閉じたまぶたの裏側が、パアッと白くなっていく。同時に、ハァハァというカスケの喘ぎ声が聞こえてくる。
「もっと気持ち良くなってね、アキラ~♡」
ぐいぐい揺すられ、快感が増幅していく。けれど、羞恥が邪魔をしているのか、僕はなかなかイケなかった。ぐっさりと太いバイブでえぐられ、無意識のうちにより深く快感を味わおうと腰を突き出していたが、どうしても絶頂までは達しない。
カスがニヤッと笑って、バイブのスイッチを切り替えた。振動がいちだんと激しくなってくる。
「あうッ!」
激しい衝撃にのけぞった瞬間、僕を捕まえていたカスケの手が緩んだ。その拍子に教卓から飛び降りた。
お尻にバイブを咥えたままの姿で僕は窓から身を踊らせる。
すると、神の生まれ変わりではないかと思えるほどエレガントなリョウが落下してくる僕の下へ、ドンピシャのタイミングでまわりこむ。
「びっくりしたぜ。まさか上から全裸のアキラが降ってくるとはな♡」
リョウは素早く僕をソファーに押し倒した。
「おや? なんだってこんなものを咥えてるんだ⁉︎ 誰かに入れられたのか⁉︎」
リョウは激しい口調で詰問しながら、片手でバイブを引っつかんだ。けれどバイブは、ずっぽりと根元まで埋まっていて、力いっぱい引っ張っても抜けてこない。
「いやぁ~ッ! 痛いよぉ~ッ!」
身悶えして逃れようとする僕の両目から、ポロポロと涙がこぼれ落ちた。
「おい、リョウ! ぼくのアキラを泣かせるとは許さ~ん!!!」
窓からカスケも飛び降りてくると、窮屈になったズボンの前を開き、はち切れんばかりに勃起した男根を露出させて近づいてきた。
カスケは脈打つ太幹をしごきながら一歩前に出た。
その瞬間、リョウの膝が勢いよく跳ね上がった。膝は狙いたがわず、ギンギンにそそり立ったカスケの野太いペニスを直撃した。
「ギャアンッ!」
無防備になっている急所を思い切り蹴りあげられては一溜まりもない。
カスケは全身を痙攣させて、情けない絶叫をほとばしらせた。
「ぐはッ!!!……まさか、しょんな……」
カスケは視界がまわるのを感じて、だらしなく地面に倒れ込んだ。
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