男の子たちの変態的な日常

M

文字の大きさ
上 下
50 / 348

49 ドスケベ変態バカ〜後編〜

しおりを挟む
 そっと僕の唇にリョウは唇を重ねた。
 甘酸っぱい味がする。じっくりと僕の舌にまとわりついていく。僕の両脚が痙攣したようにぴくぴくと小刻みに動いた。
 リョウが唇を離した。とたんに、僕の口から長い長い喘ぎ声がもれる。

「あああああ~ん……もっとしてくんなきゃイヤ~♡」

 リョウは服を脱いで全裸になると、僕の身体を自由にしてくれた。
 ほどかれ自由になっても、僕は机の上に横たわったままだ。全身から力が抜けてしまったかのように、ぐったりとして身動きひとつしない。
 何もかも脱いで素ッ裸になったリョウが僕の顔の横に立つ。リョウのペニスが僕の顔に向けて突きだされる格好となった。

「さあ、アキラ~♡ アキラの大好物のチンポだぞ。ほら、見ろ! アキラがすっごく可愛いから、こんなにも大きく硬くなって、どくんどくんと脈打ってきちまったんだ」

 僕は潤んだ瞳を本能のままにリョウの股間に向けた。そして、おずおずと手をのばす。

「アキラはホント本能に忠実だなぁ~♡ もう、俺のチンポを食べたくてしょうがないって顔してるぞ~」

 本当にそんな顔をしているかどうかは分からないけど、僕はそっと指でリョウのペニスを包み込むと、愛おしそうにさわさわと撫でた。

「すご~い♡ 熱くて硬くなってる……」

 僕が小さくつぶやく。

「リョウのチンポ、たっぷりと味わってあ・げ・る♡」

 僕はぎこちなく舌をのばす。舌の先がリョウの亀頭に触れた。リョウはさらにペニスを前進させる。僕の唇がリョウの亀頭とぶつかる。僕はちろちろと舌を動かしてリョウの亀頭を舐め始めた。リョウはペニスを握る手にも力が加わる。
 僕はさらに大きく口を開けると、リョウのペニスを呑み込んでいった。僕の左の頰が大きく膨らむ。リョウのペニスがそこにあるのだ。
 僕は上半身を起こすと、もう一度正面からリョウのペニスを喉の奥にまで呑み込んだ。それから頰をすぼめると、顔を前後に動かし始める。

「いつもながら上手いぞぉ~、アキラ♡」

 リョウがデキのいい生徒を褒めるような口調で優しく声をかける。
 リョウは両膝をぐいっと持ち上げると、顔を僕の股間に埋めた。
 リョウの大きなペニスを呑み込んでいた僕の口から、声がもれ、顔の動きがいったんとまる。
 リョウが股間を舐め始めると、僕はたまらずリョウの肉棒を吐きだした。
 僕は吐きだしたばかりのリョウのペニスを握った。リョウが舌を動かすたびに、僕は頭を大きく振る。リョウのペニスで身体を支えるかのように、両手でしっかりと握り締める。

「あん、ああん、あああ~んッ!!!」

 僕の荒い息づかいが保健室に響く。
 僕の股間からリョウが頭をあげた。

「俺のチンポは、もはやはちきれんばかりに燃えたぎってやがるぜッ!」

 リョウは燃える肉棒を握り締めて、僕の股間の前で仁王立ちになった。ペニスの先端を僕の恥ずかしい穴に押し当てる。そのままリョウはペニスを上下に動かす。僕の中にリョウの亀頭が絡みつく。
 リョウがペニスを往復させていると、僕の息づかいはどんどん荒くなっていく。

「ああ、もっと……僕の中を思いきり突っ込んでッ!!!」

 僕の絶叫を満足そうな顔で聞くリョウ。
 リョウはぐいっと腰に力を込めて、前進していった。

「ひいッ!!!」

 僕の頭がのけぞった。
 しだいに僕の動きに呼応してくるようになった。両脚をリョウの腰に絡め、動きに合わせるかのように腰を揺らしている。
 リョウは動きに勢いをつけ、ペニスの根元まで思いきり埋め込んだ。
 硬いペニスが根元まで押し込まれるたびに、僕の口から「あああッ」と言う歓喜の声がもれる。
 リョウは押さえに押さえていた熱情をぶつけるように、ペニスを僕の中に思いきり突き刺し、そして引いた。
 やがてリョウのペニスの先端に快感がむくむくと湧きあがってきた。リョウは腰の動きをさらに速める。快感は幾何級数的にふくらんでいく。

「アキラ、俺のスペルマを受け取れ~ッ!!!」
「ふにゃあ~ッ」

 僕がうめくのとリョウが叫ぶのとが同時だった。
 リョウはひと声うめくと、盛大に射精した。熱くて白いどろどろとした液体が僕の中に炸裂した。
 リョウは僕の中からペニスを引き抜いた。
 まだどくどくと精液を流しているリョウのペニスに僕は顔を寄せていく。
 リョウと目が合うと、小さくうなずいた僕は、すぐにリョウのペニスを頬張った。
 リョウは色っぽい流し目を僕にくれた。
 散々ペニスを僕の唇の中に突くと、やがてリョウは今回2度目の射精を行なった。
 大量に放たれた精液を僕はごくごくと喉を鳴らしながら飲んだ。大好きなリョウの精液を飲むのは気分がいい。
 リョウが放った精液の最後の一滴まで飲み干すと、僕は「あ~ん、美味ちかった♡」と言ったきり、どさりと身体をベッドに横たえた。放課後まで眠りについた。

「今日は保健室で、じっくりおねんねしてな。放課後、俺の甘いキスで起こしにきてやるから♡」
「ありがとう、楽しみにしてるよ♡」

 リョウが耳もとでそう囁くと、僕は放課後まで深い眠りについた。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

男子寮のベットの軋む音

なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。 そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。 ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。 女子禁制の禁断の場所。

こども病院の日常

moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。 18歳以下の子供が通う病院、 診療科はたくさんあります。 内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc… ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。 恋愛要素などは一切ありません。 密着病院24時!的な感じです。 人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。 ※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。 歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

真・身体検査

RIKUTO
BL
とある男子高校生の身体検査。 特別に選出されたS君は保健室でどんな検査を受けるのだろうか?

処理中です...