男の子たちの変態的な日常

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42 変態オモチャ屋さん〜前編〜

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 僕はリョウが働いてるお店の前にいた。
 ドアに『準備中』の札がかかっていたけど、かまわず中へ入っていく。

「……ここは何のお店なんだろう?」

 僕の声を聞きつけて、奥からリョウが顔を出した。

「おぉ、アキラか! 店の方に遊びに来てくれるなんて嬉しいぜ」

 リョウは店内をもの珍しそうに見まわしている僕に目を向ける。

「ここってオモチャ屋さんか何か? 見たことないオモチャがいっぱいあるね。僕、オモチャ大好き~♡」
「ああ、そうさ。ここはアキラの大好きなオモチャ屋さんだぞぉ~♡ なんならアキラも店のオモチャで遊んでみるか?」
「うん、嬉しい♡」

 リョウはカウンターの前を横切って、店の奥にあるドアを開いた。そこには人がひとりやっと通れるほどの階段へとつづいている。階段を降りるともう一枚ドアがあり、その向こうに真っ暗闇がひろがっていた。
 リョウは今まで何度かきたことがあるらしく、すぐに手さぐりで壁のスイッチを入れた。
 部屋の中は壁も天井も床も全てピンクに塗り込められていた。床の真ん中に直径1メートルほどの丸いテーブルがひとつだけ置かれている。
 僕は窓も家具もない部屋を不思議そうに見まわした。

「それじゃあ、遊ぶ前に、これを飲んでおくんだ」

 リョウは壁にはめ込まれているキャビネットの中から、グラスをふたつと透明な液体の入ったデキャンタを取ってきた。グラスに液を注いで、片方を僕に差し出す。
 僕は受け取ったグラスの中に鼻を突っ込み、クンクン匂いをかいでみた。匂いは全然ない。

「これ、何なの?」
「ただのジュースさ。まだ残暑が厳しいだろ? アキラが熱中症になったら大変だからなぁ。今のうちに水分補給しておくんだ」

 リョウはそう説明して、自分のグラスを空にした。

「いただくね~」

 僕もジュースを飲み干した。

「面白いオモチャを持ってくるから、ちょっと待っててくれ」
「は~い♡」

 リョウが出ていくと、僕はテーブルの端にヒップを押し付けるようにしてもたれかかった。
 すると、突然身体に異変を感じてその場にしゃがみ込んだ。

「熱いッ。お腹が熱いよう」

 まるで火の玉が体内で暴れてでもいるように、胃のあたりが熱い。両手でお腹を押さえてみるが、異常な高熱は腹部から全身へとひろがっていく。
 僕は瞳から大粒の涙をポロポロこぼしながら、服を脱ぎ捨てた。テディベア柄のパンツとソックスだけの格好になって、両手で両膝を抱え込む。すると、乳首が太腿にこすれて痺れるような甘い疼きが全身にひろがった。

「助けてぇ、リョウッ!」

 僕はしゃがんでいられなくなり、床の上にペタンとお尻を落とした。何故か全身が敏感になっていて、肌にほんの少し指が触れただけでも甘美な震えが沸き起こる。

「うわ~ん! 僕の身体、変になっちゃったぉ」

 泣きべそをかきながら無意識のうちに指を恥ずかしい穴へソロソロとのばす。桃色の穴に指先が当たって身体がピクッと震えた。

「はふッ」

 小さな喘ぎ声が僕の唇からもれる。なおも指は恥ずかしい割れ目の中心へと向かっていく。

「ああッ♡ 僕、おもらししちゃったよぉ~」

 僕は息を弾ませながら、手についた透明な液を舐めてみた。

「あんッ、おいしい♡」

 甘い声が室内に反響する。

「あッ……やんッ。熱いよぉ♡」

 ほんのちょっといじっただけで、淫らな液が次から次へと溢れてくる。ヌルヌルした液を指先ですくって恥ずかしい穴にこすりつけると、身体の奥から快楽の稲妻が発生して全身を突き抜ける。

「くあッ。ああッ……」

 僕は下腹を突き出すようにして、硬くしこってきた乳首を指で挟む。

「燃えちゃうッ! 僕、モエモエだよぉッ♡ はひぃ!」

 いつの間にかリョウが戻ってきていて、白い喉をのけぞらせて喘ぐ僕の頰を両手で挟み込んだ。
 僕は顔を仰向けにされたままで、自分を見降ろしているリョウを見た。

「あ、リョウ! 僕、身体が熱くて服を脱がずにいられなかったんだ。身体のずっと奥の方が、どんどん燃えるように熱くなってくの。僕、こんなことするつもりじゃなかったのに……。ああん、恥ずかしいのにやめられな~い!!!」

 僕は羞恥に身悶えながらパンツに手を入れて敏感なところをこすりたてる。唇からもれる息は短く弾んでいた。
 僕の乱れ姿を見て、リョウは満足そうにうなずいた。

「さっきのジュースに媚薬を混ぜておいたのさ。身体が火照ってしょうがないだろ~? そのせいでオナニーがやめられないんだ」
「リョウ、助けてぇ。僕の指が勝手に動いちゃうよぉ。こんなのもう耐えられない、お願いだから何とかしてぇ……」

 僕は目を潤ませてリョウに訴えた。

「そんな時にはこのオモチャを使うといいぞぉ~♡」

 リョウは僕の目の前に黒々と光る棒状のものを突きつける。それはまるで育ち過ぎたヘチマのような形をしていた。両端はベニテングタケのように膨らんでいて、表面にはナマコによく似た大小様々なイボイボがいくつも突き出ている。両端をつかんで力を入れると弓状に柔らかくしなった。

「そのオモチャでどうするの~?」
「これでアキラの大事な穴に蓋をするのさ♡ そうすれば、身体の火照りも静まるはずだぞ~」

 そのとたん、僕の頰が鮮やかなチェリーピンクに染まった。

「らめぇ! そんなの入れちゃ~ッ!!!」
「イヤと言っても結局いつものように入れられちゃう運命なんだなぁ~、これがwww」

 リョウは美貌をニヤつかせて僕の肩をつかんだ。
 リョウはフルフルと震えている僕の身体を仰向けにひっくり返し、僕のパンツの中に右手を突っ込んだ。

「あッ♡ らめぇッ、そんなところ触ったら……」

 リョウは抗う僕の肩をつかんだまま、強引に僕の秘部をまさぐった。

「きゃんッ、らめぇ~ッ♡」

 僕は涙をこぼしてリョウの腕にしがみついた。でも、言葉とは裏腹に、僕はリョウのことを貪欲に求めている。僕の裸身は興奮で赤く染まり、大切なところをいじられるたびに太腿がゾクゾクと震える。
 リョウは僕の乳首に唇を押しつけた。尖らせた舌を這わせ、時おり乳首に歯を立てて軽く嚙み跡をつける。

「いやぁ~ん、らめぇ♡ ジンジンするぅ~」
「アキラの淫乱乳首はもう両方とも硬くなってきたぞぉ~♡」
「らめぇ♡ 硬くしないでぇ~」

 僕は両目に涙をいっぱいためて、割れ目をなぶるリョウの腕に手をかける。自分と同じ性別であるためか、リョウの愛撫は男の子が敏感に感じるところを熟知している。気持ちよくって恥ずかしくって、リョウに指技をやめて欲しいのか、もっとやって欲しいのかも、わからなくなってくる。

「アキラは、いじられればいじられるほど身体中が敏感になってくるからなぁ。アソコの濡れ具合も最高にいいし、涙で潤んだ瞳がすごく色っぽくてそそられるぞぉ~♡」
「あッ。ひいぃんッ。らめぇ~♡」

 僕は歯の根が浮くような快感に翻弄されていた。

「よし、アキラの要望に応えて、もういじるのはやめにしよう」

 僕がホッとしたのもつかの間、リョウはパンツから抜いた手のかわりに、黒いバイブを前開きに突っ込んだ。恥ずかしい割れ目を先っぽでぐりぐりとこすりたてる。

「らめぇ~♡ そんなの入れないでぇ」
「ふふふ♡ 今に、もっと奥まで入れてってお願いするようになるさ」

 リョウはバイブの先で割れ目を左右にかき分けて、当てずっぽうにバイブを突き立てる。

「あああああ~ッ♡」

 弾力のある張形を中に挿入された瞬間、僕は大きな声をあげて裸身をのけぞらせた。あまりにも大き過ぎる異物が中をえぐるようにめり込んでくる。

「いやぁ~ッ、破れちゃうよぉ~ッ!」
「平気さ。男の子のお尻の穴は狭いように見えて、実は柔軟性があるんだ。ほら、もう3分の1は入ったぞ。ごらん。アキラのケツからチンポが生えてきたみたいに見えるぞぉ~♡」

 リョウの言葉通り、テディベア柄のパンツの前開き部分から黒いバイブが少しばかり突き出ている。まるで剛直がそそり勃っているようだった。

「いやはや実に素晴らしい! 淫らな眺めだぜ~♡」

 リョウは両脚をぱっくりと菱形に開いている僕をじっと見降ろしながら立ち上がった。
 ズボンのポケットから小さなリモコンを取り出した。スイッチを入れると、僕の恥ずかしい穴に突き刺さった張形がぐねぐねとうごめき始める。
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