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40 変態料理〜前編〜
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学校が終わって僕とリョウは帰路に着いていた。
「リョウ、僕もうお腹ペコペコだよぉ~」
「ああ、俺も腹減ってきたなぁ。アキラを食べちゃいたいくらいだぜ♡」
リョウは油断していた僕を強引に抱き寄せて首筋にかぶりつく。
「うわぁッ!」
僕は頰を紅潮させてリョウを睨みつけた。
「もお~、リョウったら子どもみたいなことを……」
「いいじゃないか。まだ俺たちは大人と呼ぶには早過ぎる年頃だろ?」
リョウは僕の背中に腕をまわして胸に抱き寄せ、唇を素早く奪う。
「んッ。むふッ……」
僕はリョウの胸を弱っちい拳で叩いて抵抗したが、ものの数分とたたないうちに身体から力が抜けてぐったりとなる。ディープキスをしただけなのに感じてしまい、リョウの胸に身体を押し付けていく。
ディープキスをやめると、ようやく「はあ~ッ」と息を吹き出した。リョウを見上げる僕の瞳が涙でウルウル潤んでいる。
「もう、こんなところでエッチなことするなんて!」
「いいねぇ、その顔。そそられるなぁ~♡」
通りがかりの人々が僕とリョウのキスに注目していたことに気づき、僕は恥ずかしくなってリョウの腕をつかんでぐいぐい引っ張っる。
「リョウ、早く家に帰るよ!」
「なるほど、わかったぞ。アキラは早く帰って俺とベッドでエッチなことがしたいんだなぁ~? まったく相変わらず変態だなぁ、アキラは♡」
「もお~ッ! デッカい声で変態的なこと言うな! もう知らないッ!」
僕は両手で顔を隠してひとりだけ先に走っていく。
「おい、アキラッ! そっちは……」
リョウが慌ててとめようとした時にはもう遅く、暴走中の僕は民家の塀に激突して気を失った……。
ーーー
その後、リョウは僕を家に送ってからスーパーで買い物をしてきてくれた。
意識が戻った僕は着替えて、キッチンに立っていた。
シンクの上には玉ねぎやジャガイモが転がっている。
「アキラ、料理なら俺がやってやろうか?」
リョウに話しかけられた僕は真剣な表情でくるっと振り返った。包丁を握りしめた手が緊張でプルプル震えている。
「大丈夫だよ。僕ってバカだけど、カレーを作るのは得意なんだ♡」
「手伝うことがあったら言ってくれ」
「うん」
僕は素直にうなずいて、玉ねぎに包丁の刃を立てる。ところが、ツルツルと刃先が滑り、なかなかうまくいかない。
「くううッ……玉ねぎの分際で人間様に楯突くとは許さん! 我が包丁よ!!! 目の前の邪悪を穿て‼︎」
リョウは僕の言動がヤバ過ぎて見ていられなくなり、キッチンに戻ってきた。
「アキラ……いろいろ大丈夫か? 玉ねぎの皮は手で剥くんだよ。ほら、自分のチンポの皮を剥くのと一緒さ♡」
僕の背後に立ち、後ろから両手をのばして玉ねぎを剥いてやる。
「へぇ~、ぞういうぶうにずるんだぁ。ざずがリョヴ♡」
ツンとくる独特の刺激臭で涙ぐんだ僕は滑舌が変になる。
「ほ~ら、半分剥けた。あとはアキラでもできるだろ?」
「うん!」
僕は玉ねぎを受け取り、皮を剥き始める。
リョウは僕の背後にぴったりくっついたまま、その手もとを見降ろしていた。
「こんな感じ?」
「うまいうまい。次はアキラの新鮮な肉体を俺が美味しく料理してやるからなぁ♡」
言うなり、リョウは僕を両腕で抱きしめるようにして乳首をモミモミし始める。
「あんッ♡ そこはらめぇ……」
僕は甘い声をあげて身をくねらせた。乳首をつままれると、背筋がゾクゾクッとわなないてくる。
「ここがダメなら、こっちはどうだ~?」
リョウは調子に乗って右手を下腹へ滑らせていく。
僕はギクッとしてその手をつかんだ。
「やっぱり乳首をモミモミしたい!」
「うわ~、らめぇッ! 僕の乳首が勃っちゃ~う♡」
リョウは僕の肩に顎を乗せるようにして、敏感なツボミをコロコロ転がす。
「もぉ~、リョウがそんなにいじるから僕の乳首がすごいことになっちゃったじゃない」
「そんなこと言って、ホントはもっといじって欲しいくせに♡」
僕は思わず「うん」と即答してしまった。
「気持ちいいから、もうちょっとだけ触っててもいいけどさ……」
僕は息を弾ませて背後に立つリョウにもたれかかっていった。
「あんッ♡ 僕、痺れてきちゃう」
ふと気づくと、太腿の裏側にリョウの勃起が当たっている。
「デリシャスなアキラの身体に俺のとっておきのスパイスを入れてやるからなぁ♡ これで味わい深い極上の料理に仕上がること間違いなしだ」
リョウは僕の乳首を揉みながら、耳もとに囁いた。
僕は腕から逃れようとして身をよじる。だが、リョウは両腕に力を入れてきつく抱きしめ、首筋に舌を這わせて乳首を揉みつづける。
「入れるなら早く~! 僕のことをオツな絶品料理にしてよね、シェフ♡」
僕は自分のヒップをリョウへ突き出す。
リョウはズボンを脱いで硬くそそり勃っている剛直を剥き出しにした。
「リョウ、僕もうお腹ペコペコだよぉ~」
「ああ、俺も腹減ってきたなぁ。アキラを食べちゃいたいくらいだぜ♡」
リョウは油断していた僕を強引に抱き寄せて首筋にかぶりつく。
「うわぁッ!」
僕は頰を紅潮させてリョウを睨みつけた。
「もお~、リョウったら子どもみたいなことを……」
「いいじゃないか。まだ俺たちは大人と呼ぶには早過ぎる年頃だろ?」
リョウは僕の背中に腕をまわして胸に抱き寄せ、唇を素早く奪う。
「んッ。むふッ……」
僕はリョウの胸を弱っちい拳で叩いて抵抗したが、ものの数分とたたないうちに身体から力が抜けてぐったりとなる。ディープキスをしただけなのに感じてしまい、リョウの胸に身体を押し付けていく。
ディープキスをやめると、ようやく「はあ~ッ」と息を吹き出した。リョウを見上げる僕の瞳が涙でウルウル潤んでいる。
「もう、こんなところでエッチなことするなんて!」
「いいねぇ、その顔。そそられるなぁ~♡」
通りがかりの人々が僕とリョウのキスに注目していたことに気づき、僕は恥ずかしくなってリョウの腕をつかんでぐいぐい引っ張っる。
「リョウ、早く家に帰るよ!」
「なるほど、わかったぞ。アキラは早く帰って俺とベッドでエッチなことがしたいんだなぁ~? まったく相変わらず変態だなぁ、アキラは♡」
「もお~ッ! デッカい声で変態的なこと言うな! もう知らないッ!」
僕は両手で顔を隠してひとりだけ先に走っていく。
「おい、アキラッ! そっちは……」
リョウが慌ててとめようとした時にはもう遅く、暴走中の僕は民家の塀に激突して気を失った……。
ーーー
その後、リョウは僕を家に送ってからスーパーで買い物をしてきてくれた。
意識が戻った僕は着替えて、キッチンに立っていた。
シンクの上には玉ねぎやジャガイモが転がっている。
「アキラ、料理なら俺がやってやろうか?」
リョウに話しかけられた僕は真剣な表情でくるっと振り返った。包丁を握りしめた手が緊張でプルプル震えている。
「大丈夫だよ。僕ってバカだけど、カレーを作るのは得意なんだ♡」
「手伝うことがあったら言ってくれ」
「うん」
僕は素直にうなずいて、玉ねぎに包丁の刃を立てる。ところが、ツルツルと刃先が滑り、なかなかうまくいかない。
「くううッ……玉ねぎの分際で人間様に楯突くとは許さん! 我が包丁よ!!! 目の前の邪悪を穿て‼︎」
リョウは僕の言動がヤバ過ぎて見ていられなくなり、キッチンに戻ってきた。
「アキラ……いろいろ大丈夫か? 玉ねぎの皮は手で剥くんだよ。ほら、自分のチンポの皮を剥くのと一緒さ♡」
僕の背後に立ち、後ろから両手をのばして玉ねぎを剥いてやる。
「へぇ~、ぞういうぶうにずるんだぁ。ざずがリョヴ♡」
ツンとくる独特の刺激臭で涙ぐんだ僕は滑舌が変になる。
「ほ~ら、半分剥けた。あとはアキラでもできるだろ?」
「うん!」
僕は玉ねぎを受け取り、皮を剥き始める。
リョウは僕の背後にぴったりくっついたまま、その手もとを見降ろしていた。
「こんな感じ?」
「うまいうまい。次はアキラの新鮮な肉体を俺が美味しく料理してやるからなぁ♡」
言うなり、リョウは僕を両腕で抱きしめるようにして乳首をモミモミし始める。
「あんッ♡ そこはらめぇ……」
僕は甘い声をあげて身をくねらせた。乳首をつままれると、背筋がゾクゾクッとわなないてくる。
「ここがダメなら、こっちはどうだ~?」
リョウは調子に乗って右手を下腹へ滑らせていく。
僕はギクッとしてその手をつかんだ。
「やっぱり乳首をモミモミしたい!」
「うわ~、らめぇッ! 僕の乳首が勃っちゃ~う♡」
リョウは僕の肩に顎を乗せるようにして、敏感なツボミをコロコロ転がす。
「もぉ~、リョウがそんなにいじるから僕の乳首がすごいことになっちゃったじゃない」
「そんなこと言って、ホントはもっといじって欲しいくせに♡」
僕は思わず「うん」と即答してしまった。
「気持ちいいから、もうちょっとだけ触っててもいいけどさ……」
僕は息を弾ませて背後に立つリョウにもたれかかっていった。
「あんッ♡ 僕、痺れてきちゃう」
ふと気づくと、太腿の裏側にリョウの勃起が当たっている。
「デリシャスなアキラの身体に俺のとっておきのスパイスを入れてやるからなぁ♡ これで味わい深い極上の料理に仕上がること間違いなしだ」
リョウは僕の乳首を揉みながら、耳もとに囁いた。
僕は腕から逃れようとして身をよじる。だが、リョウは両腕に力を入れてきつく抱きしめ、首筋に舌を這わせて乳首を揉みつづける。
「入れるなら早く~! 僕のことをオツな絶品料理にしてよね、シェフ♡」
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