男の子たちの変態的な日常

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39 変態プロポーズ

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「なあ、アキラ……」

 リョウは僕を見据えて、あらたまった口調で話しかけてきた。

「……アキラ、俺と結婚してくれッ!!!」

 リョウは照れながらも堂々と言いきった。

「俺はもうアキラのことしか愛せないッ♡ ずっと、ずっと俺の傍にいてほしい!!!」

 リョウは艶っぽい視線を僕に送る。

「気持ちは嬉しいけど……でも、今は待ってほしい」

 僕は戸惑いながら静かに首を振った。

「えぇッ⁉︎ どうして? 何でなんだ⁉︎」

 思わぬ返答を受けて、リョウは周章狼狽した。

「だって僕たち、まだ子どもだし……」

 リョウはため息をつき、肩を落とした。

「――ったく、ヒトが一大決心した末のプロポーズを断るなんて……でも、確かに正論ではあるな」
「ごめんね、リョウ……けど、今日だけは僕のことを大いに好きして♡」

 そう言うとリョウは僕の腰に手をまわし、そのまま引き寄せた。僕の唇へ口づけをして、情熱的に強く吸いたてる。僕も舌先を差しのべて、口腔をしゃぶるリョウの舌へ重ねるように迎え入れた。なおもリョウは積極的に口づけに応える僕の舌を吸いながら、手で尖がった乳首を指で転がす。唇からもれる吐息に、甘い響きが交じり始めた。
 ねっとりと唇を吸い合った後、名残惜しげに離れた僕たちの口を透明な糸がつなぐ。
 2人とも全裸になると、僕はリョウの胸板へ唇をくなくなすりつける。そのまま背をまるめ、そそり立つ男根の先端へ何度も口づけをした。顔を傾けてふくれ上がった肉胴を甘嚙みし、舌先で亀頭を舐めまわす。

「うン……ッ、うんッ。ふぅぅンン……ッ♡」

 亀頭を唇で咥えた。太い肉胴をほっそりした指でしごきたてながら、顔を小刻みに揺すり、唇でエラを刺激する。まぶした唾が滴り、肉棒を妖しく濡らした。そのまま巨大な剛直を口いっぱいに頰張り、絶妙な力加減で吸いたてる。
 精力のみなぎる男根を柔らかい粘膜で刺激され、リョウは心地よさそうに唸った。

「あんッ……こんなに熱くて、硬いなんて……嬉しい♡」

 僕は、しだれかかる髪をかきあげながら口唇奉仕に熱をこめていった。
 僕は赤子をあやすように、舌と唇を優しく肉茎に這わせる。
 唇に感じる熱い脈動が身体の奥でくすぶっていた官能の炎を再び燃え上がらせた。

「ふわぁ……ねぇ、お願い……」
「ああ……いくよ」

 たまらなそうに身をよじって愉悦を訴える僕の身体をリョウは軽々と持ち上げた。はだけた僕の脚をかかえて、アナルへ勃起を突きつける。

「んッ、ああッ……あんッ!」

 僕は大きく膨らんだ亀頭がアナルへ押し入ってくるのを感じて、甘い声をあげた。リョウの首にしがみつき、自ら腰を小刻みに揺する。鋭いエラでアナルの粘膜をこすられ、たまらず両脚を腰に絡みつかせた。
 リョウは僕のヒップをかかえて身体を大きく揺さぶり、吸いついてくるアナルをペニスの先端で鋭くえぐった。

「あ……くぅッ! 奥までくるぅ……ひぃ~ッ、壊……れちゃうぅ。い、いいッ♡」

 アナルがうねうねと締めつけてくる感触を味わいながら、透き通った泣き声をもらす唇を奪う。リョウの手が僕の肌を撫でまわし、硬く脈打つ剛棒が中をかきまわした。
 胃の腑まで届きそうなほど深く突き入れられ、たまらず僕は悶絶寸前になった。かすれた悲鳴をあげて、細い喉を震わせ、四肢でリョウの体を強く締めつけた。なおも突きあげられるまま、仰け反らせた首がカクカクッと揺れる。
 猛々しい愛に僕は酔いしれ、溺れた。

「ひッ……ひぃんッ! ま、また、イッちゃう。恥ずかしい……あぁ~ッ!」

 白くなった頭の中で、まばゆい閃光が走った。鋭い快感で身を貫かれて、エクスタシーに達する。痺れた頭は何も考えられない。
 嫋々としたよがり泣きを噴きこぼし、狭いアナル全体で怒張を締めつけ、絞りたてた。

「アキラ、愛してるよ……」
「あぁッ、ぼ、僕も……愛してるよ♡ ふわンッ、ふわぁあああ~……」

 深い愉悦で身体ばかりか心まで満たされていく。つきることのない悦びの声をあげ、リョウの体へすがりついた。

「あふ……ふわぁッ♡ リョウ、リョウ……ッ♡ あぁ~……ッ!!!」

 髪を振り乱す僕の姿は至極艶やかだった。

「うぅンッ! ンあッ、あぁんッ……リョウ……イ、いいッ♡」

 僕はよがり声を噴きあげて、太い腕の中で身体を反り返らせた。
 喉をさらして、切なげに腰をよじる。リョウの端整な美貌は深い快楽の相を刻み、たおやかな両手が背中を愛おしげにまさぐる。
 男根でえぐりたてられるアナルから、立て続けにエクスタシーの奔流がほとばしる。

「あッ……うんッ! はぁんッ♡ も、もう……イッちゃうぅ~ッ! あぁ~ッ……」

 リョウは激しく腰を律動させて、甘く収縮するアナルを貫きながら、汗を滴らせる肌のそこかしこを吸いたてた。
 絶頂寸前の僕の肌は、ほんのりと紅く染まり、なまめかしい芳香を放っていた。

「ふあ……う、うん♡ イッちゃうのぉ~!!! はあッ、あぁン~ッ……」

 とろけきったよがり泣きをもらし、僕は悦びを訴えた。くびれた腰を激しく揺さぶり、鮮烈な快感を貪る。
 アソコから愛液が噴き出し、痙攣する内腿を伝い落ちた。
 リョウはわななく唇を吸い、差しのべられる舌をしゃぶった。淫らな濡れ音を響かせて舌同士が絡み合い、合わさった口の端から唾液が溢れる。

「あぁ、俺もイキそうだ~ッ!」
「うんッ……きてッ♡ 僕の中にリョウのをいっぱい注ぎ込んで!!! 僕の中をリョウでいっぱいにして‼︎」

 僕はなよやかな首を左右に振って泣き叫び、躍動するリョウの腰を太腿で力いっぱい締めあげた。
 リョウはピストン運動のピッチをさらに速め、より奥深くアナルへと剛直を突き入れた。勃起の先端が、開いたアナルを深くえぐる。

「あひぃ~ッ……ひいぃんッ! らめぇッ……リョウッ、イクぅッ……イクぅ~ッ♡」

 身体の奥底まで蹂躙されて、僕は全身を突っ張らせて絶頂へ達した。熱い悦びの証を浴びせかけながらアナル全体が収縮し、肉棒を食いちぎらんばかりに締めあげた。

「おおッ、い、イクッ!!!」

 甘美な刺激にたまらず、リョウは灼熱の快感が疾った腰を震わせて、熱い精を放った。射精は立て続けに何度も弾け、大量の精液が僕の中へと注ぎ込まれていった。

「ふあッ! あ、熱ッ……溶けちゃうぅッ♡ ふわぁあああ~……」

 野太い肉棒が激しく跳ね、熱いものが中へひろがっていく感覚が心地いい。
 リョウの体の下で反り返った僕の裸身が、ゆっくりと弛緩していった。押しひろげられたアナルから、交じり合った体液が溢れかえる。

「――アキラは永遠に俺だけのモノだ♡ 誰にも渡さないッ!!!」

 うっとりと目を閉じた僕は震える声をもらして喉を喘がせた。
 固く抱き合った僕たちは、どちらからともなく唇を吸い合った。荒い息をもらし、舌を絡ませる。たまらない愛しさが募ってくる。この感触と体温と鼓動の全てが自分に注がれる愛情のように感じられた。
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