男の子たちの変態的な日常

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10 変態痴漢

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 乗り込んだ電車は乗車率200パーセントといったところかな……。
 信じられないくらい混んでて、人と人とに挟まれて、押し潰されてしまいそうだった。
 右手で手すりをつかみ、左手でカバンをぎゅっと胸に押しつけてじっとしてると、太腿の後ろの方を、何かがすうっとかすめた。
 気のせいかと思ったんだけど、それはもう一度起こった。
 もしかして、チカンッ⁉︎
 けど、こんなに混んでちゃ、逃げられない。
 身体を動かすことすら出来ずに、じっと息をこらえていると、相手の指がズボンに潜り込んできた。

「あんッ!」

 思わず叫んでしまったけれど、車掌さんのアナウンスが流れてたせいで、誰も気づいてくれない。どうしよう?
 チカンです!、なんて言えるわけないか……。
 ビクンと身体が震えた。
 2本の指が、僕の敏感なアソコをキュッとつねった。背筋がゾクゾクしてくる。
 ああ~ん。
 その時、電車がガタンと揺れたはずみでチカンの指が、昨日散々攻められたアナルに、するりと入ってしまった。
 チカンは、手のひらでお尻全体を揉みながら、指で僕を犯してる。ズポズポ、エッチな穴に入れたり出したり、こすったり。
 こんなことをするのは、いったい誰なの?
 ちょっと怒った方がいいかも……と思うんだけど、口を開いたら喘ぎ声が出てしまいそうで、逆に唇をぎゅっとかんでしまう。
 チカンの人に触られてると、徐々にアソコが昂ってきて、同時に、アリンコの大群がザワザワと肌の上をよじ登っていくような快感が……。
 誰か、助けて! これ以上かきまわされたら、僕、イッちゃうかも⁉︎
 チカンは恥ずかしいところを指でイタズラしながら、泣き出しそうな僕を見て楽しんでいる。
 ああ~、もうらめぇえ。
 頭のてっぺんとお尻の割れ目のトコが、妙にムズムズしてくる。
 まさかこんな場所でチカンに遭うとは……。
 超ヤバイよ。みんなに見られたりしたら、変態だと思われちゃう。
 アソコとお尻がムズムズ、ムズムズ。
 チカンのイタズラな指のせいで感じちゃってるよ!!!
 車掌さんのアナウンスが聞こえ、僕はドキッとして身体がビクンと震えた。
 電車のドアが開くと、僕はチカンの手を握ったまま、他の人たちと一緒にホームに出た。
 ベンチの方まできて振り返ると、僕が手を掴んでたのはリョウだった。

「満員電車の中だと他に楽しみがないからな~」
「やっぱりリョウだと思ったよ。ちゃんと僕をイカせてよね……♡」

 小声で頼み込んだ。
 リョウは僕の顔と全身を舐めるように見まわした。
 リョウは制服を脱がせた時の僕の姿を想像して喜んでいる。

「こっちだ」

 リョウは僕の手を掴み、スタスタ歩き出した。
 僕は真っ赤になって、リョウについて行く。
 自分からリョウに、「イカせてよね」ってお願いするなんて……。僕って、やっぱり変態なのかも♡
 リョウにエッチなことばかりされてるせいで、頭が変になっちゃったのかも。
 リョウは、僕を駅の近くの公園へ連れていった。誰もいないのを見計らって男子トイレに飛び込み、僕を個室の奥へ突き飛ばす。
 リョウはカバンを床に投げ捨て、僕のスボンを後ろから脱がせた。

「おとなしくしてろよ」

 僕は壁に両手をつき、震えながら、

「ちゃんと……優しくやってよ♡」

 と肩越しにお願いする。
 リョウはすごく興奮してて、一気にずり降ろしたパンツを乱暴に引きちぎってしまった。
 ヒヤッとした空気が剥き出しのお尻に触れて、ゾクッと大きく身体が震える。

「トイレの中だから声、出すなよ」

 声が出そうになった瞬間、アナルの中に大きくて硬いペニスが押し込まれていく。
 慣れてきたせいか、あんまり痛くない。安心してエッチが楽しめそうだ。
 そんなエッチなことを考えている自分が恥ずかしくて、また身体が熱くなってきた。
 ドクンドクン。
 リョウが腰を押しつけるたび、熱いペニスがアナルの中に侵入してきて僕の身体がはねるように揺れ動く。
 ぶ厚い大きな手が上着のすそから入ってきて、胸を触られると乳首がキューンと硬くしこってくる。
 ズンズンズンと腰を使われ、僕は壁におでこを押しつけながら、必死になって唇をかむ。

「うあッ!」

 低い叫び声とともに、熱い液体がどくどくどくっと僕の中に放出された。
 敏感な乳首をぎゅうっとつかまれ、頭の奥の方に眩しい光が走る。両脚がガクガク震えて、立っていられなくなった。
 よろめく僕の肩に額を押しつけ、リョウは、はぁはぁと荒い息をしている。
 アナルいっぱいに膨れ上がっていたペニスが、空気の抜けた風船みたいにしぼんでいき、ピュルッと外に飛び出した。

「一度じゃ終わらないぜ」
「えッ?」

 ここにくるまでは、クールな体裁を装っていたのに、今じゃ、顔つきがワイルドに変わっちゃってる。

「でも、遅刻しちゃうよ……」
「そんな格好でいけると思ってるのか?」

 制服の胸ははだけられ、右足の途中には、引き裂かれてズタズタのパンツが引っかかってる。
 リョウはスボンを膝のとこまで下げたまま、目の前にしゃがみ込んだ。

「え? 何するの?」

 僕を壁に押しつけ、両脚を抱え込むと、アソコをピチャピチャ舐め始めた。

「あん、イヤ……」

 どうしよう?
 さっきのでイッたと思ったのに、またもや快感の波が、脚と脚の間から全身にひろがっていく。ザラつく舌がアソコにキュポキュポと吸いついて、僕は込み上げてくる快感をこらえきれずにリョウの頭を両手で抱え込んでしまう。

「いや、やめて……。ふはぁ……」

 リョウの頭を、両手で向こうへ押しやろうと思うけど、心とは逆に、自分の方へ引きつけてしまう。
 どうしたらいいの? 身体が狂っちゃう。

「やって、やって、もっとやってぇぇ~♡」

 気が変になったみたいに叫んでしまった。
 クチョックチョッとエッチな音が響いている。

「あぁ~ん」

 誰かに気づかれちゃうかも?

「んくううッ……イクぅうッ!」

 ビクビクビクッ!
 僕の身体が痙攣する。リョウはツンと突き出した乳首に、交互にキスをしてくれた。

「よし、時間がないから今はこれくらいにしとこう。さあ、もう行くぞ♡」

 リョウはそう言うと、僕にズボンをはかせてくれる。
 僕とリョウは一目散に学校へと駆けていった。
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