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番外編⑩ 大乱交アルファ喪女ブラザーズ〜後編〜

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「はへぁ……あ……あぁ……ひゅごい……ヤバ過ぎぃ~♡」
「ラブ君ったら……もぉ~、感じ過ぎでしょwww」
「なんかぁ……ずっと……イッちゃうぅ……んふぁ~♡」


 うっとりとした表情を浮かべて絶頂の余韻に浸るラブ君を見て、他の男の子たちは熱っぽいため息をつきながら羨望の眼差しを向ける。


「な~に、物欲しそうな目付きで私を見てるのかしら~♡ そんなにがっつかなくても、ちゃんと順番にしてあげるから安心なさいwww」


 ニヤリとほくそ笑みながら私は穂須斗ほすとの方へ移動し、腰を掴む。そして思いっきり肉棒をめり込ませていく。


「そ、そんなッ……いきなり……くぅ、んッ……はぁん♡」


 突然挿入された穂須斗ほすとは背中を仰け反らせる。


「はぁ~ん、貴腐寺院きふじいんさんに朗報だよ♡ この間、実は妊娠しちゃって……」
「あっそ、せいぜい自分で勝手に産んで育てなさい♡ 私は認知しないからwww」


 清々しいほどのクズ発言をしながら私は力任せに腰を振りまくって責め立てる。犯されてよがっている姿を私の前で晒しながら穂須斗ほすとは妊娠した自分のお腹を撫でていた。


「そ、そこらめぇ……あッ、あぁッ、そこはぁ!」


 奥をガンガン突かれ、穂須斗ほすとは堪らずといった感じで声を上げていた。すでに肉棒に翻弄され、息を弾ませながら身悶えしている。
 他の男の子たちの生温かい視線に気づいた穂須斗ほすとは慌てて俯き、視線を逸らした。


「んぁッ、らめぇ……見ないで! こんなとこ……あぁッ、見られたら……あッ、はぁぁッ!」


 周囲の視線を意識すればするほど、穂須斗ほすとの身体は燃え盛る。
 もはや声を抑えることも、快感を堪えることも穂須斗ほすとは諦めて真っ直ぐに絶頂へと駆け上っていった。自然と腰がうねり、ますます強く喪女チンポにしゃぶりついていく。
 その心地よさに射精欲は我慢できないほど膨張していく。


「この締まり……あぁ、我慢できない……喪女砲発射ッ!!!」


 びゅぶぶッ! びゅくッ! どく、どびゅッ! びゅるうぅぅぅ~ッ!!!


「はぁぁぁぁんッ! 来たぁぁ……熱いのッ、中に……流れて……んぁぁ~♡」


 ラブ君と同じく1番深い奥で、種付け射精が始まった。先ほど射精したばかりなのに、凄まじい勢いで精液が吐き出されていく。


「あぁぁ……スゴくいっぱいになっちゃったぁ……」


 もう取り繕う余裕もなく、うっとりと頰を緩ませながら、穂須斗ほすとは中出し絶頂に酔い痴れる。そんな穂須斗ほすとの子宮に最後の一滴までたっぷり注ぎ込む。


☆……出た出た♡ ラブ君とは、またひと味違う、甲乙つけがたい身体ねwww」
「あ……ありがとうこざいますぅ、貴腐寺院きふじいんさ~ん♡」


 イキまくったアクメ顔を他の男の子たちに見られても穂須斗ほすとはもう動揺することなく絶頂の余韻に浸り続ける。
 こうやって男の子たちを並べて次々に犯していくのは、思ったより興奮する。


☆……今度はライアが悶え狂う番ね♡」


 私は続けてライアの方へ移動する。このシチュエーションを楽しんでいるのかライアは嬉しそうに声を弾ませた。


「あ~んッ、やっとオレの番来た系?」
「待たせたわね。さあ、ハメるわよぉ~♡ どりゃ~ッ!」
「きゃうッ! ンッ、あッ、あぁッ! 相変わらず……いきなりぃ~♡」


 若いぶんラブ君や穂須斗ほすとよりも窮屈なライアのΩ穴だったが、それも入り口の部分をくぐり抜けてしまえば、すぐ心地いい感触に包まれる。


「普段は息を吸って吐くにウソをつくライアでも下半身だけは正直者ね♡ 最初からヌルヌルじゃないのwww」
「だって~、みんなのエッチ見せられてぇ……ずっとお預けくらってたんだよ♡」


 焦らされて興奮してしまったらしく、ライアは自分から積極的に腰を振ってきた。


「あ~ら、張り切ってるじゃない。ご褒美にもっとズコズコバンバンしてあ・げ・る♡」
「あざぁ~す、貴腐寺院きふじいんさんにズコズコバンバンしてもらえて光栄ッス♡」


 主導権を奪われそうになりながらも、がっちりと両手でライアの引き締まった尻肉を掴み、派手な音をさせて大きなストロークを繰り返す。
 遠慮なく腰を打ちつけるたびに肌がぶつかり合う乾いた音と、粘膜同士が擦れる卑猥な水音がどんどん大きくなっていく。


貴腐寺院きふじいんさんがオレたちと結婚してくれたら……このまま永遠に入れててもいいんだけどなぁ~♡」
「はぁ~、結婚? いきなり何を言い出すの?」
「そのまんまの意味だよ。ほ~ら、ここに4人分のサインがある婚姻届があるから貴腐寺院きふじいんさんもサインしちゃいなよ~♡ そうすれば、毎日のようにオレたちと乱交が楽しめちゃうんだけどなぁwww」


 知らない間に4人は結託していたらしく、把矢夫ぱやおが婚姻届に私以外のサインを記入していた。


「さあさあ、サインしちゃえば、いつでもどこでも乱交パーティーが開けちゃうよぉ~♡ サ~イ~ン、ほら、サ~イ~ン!」


 完全に理性が崩壊していた私は思わずライアの言葉に唆され、性欲という本能に流されるままサインをしてしまった。
 ハメる側だと思っていた私はΩの男の子たちに見事ハメられてしまったのだ。


「あんたたち……こんなことして絶対に許さないんだからぁ~」


 射精したと同時に我に返った私は急いで婚約破棄するため、婚姻届を奪取しようと把矢夫ぱやおを追うが、他の3人によって取り抑えられ、身動きが出来なくなる。


「こらッ、退きなさい! この変態Ω共め~ッ!!!」


 3人のΩは死ぬ気で私にしがみついて全く離れようとしない。それをいいことに把矢夫ぱやおは私がサインした婚姻届を役所に提出しに部屋から出て行く。


「あぁ~、待ちなさいッ! 私の旦那は1人で充分なの! お願いだから戻ってきてぇ……」


 いくら一α多Ω制が正式に認められているからと言って、他の夫を4人も娶ることになったら、オメガが悲しむのは目に見えている。一体どうすれば……。


「ぎゃああああああああああああああああ~ッ!!!」


 部屋の外から把矢夫ぱやおの悲鳴が聞こえると、ドアが開いて人影が現れた。


「喪子姉さんの夫になっていいのは僕だけだよ~♡」


 そこにいたのはボロ雑巾になった把矢夫ぱやおを片手で抱え上げたオメガであった。


「オメガッ⁉︎ 助けに来てくれたのね!」
「喪子姉さん、男遊びも程々にしとかないと足元すくわれちゃうよ」
「うぅ……ごめんなさい……」


 私にしがみついていた3人のΩは一瞬にしてオメガにボコられ、一目散に逃げ出していった。
 オメガは私がサインさせられた婚姻届をビリビリに破って燃やすと、唇にキスをする。


「今回の件で喪子姉さんもΩの怖さを少しは知ったんじゃない? 本気になった男の子は手段を選ばないんだよ♡」
「ホントそうよね……。男の子ってバカな生き物ではあるけど、けっこう狡猾なところもあるのよねぇ。はぁ~、今回ばかりは私の完全敗北だわ……」
「そんなことないよ! 喪子姉さんが魅力的すぎて他の男が貪欲になってるだけ。むしろ女としては喪子姉さんの完全勝利だよ♡ 自分の妻がモテモテだと、夫の僕は常にヒヤヒヤして困っちゃうんだからね」
「はいはい、せいぜい他の男には気を許さないようにするから、これで許してちょうだい♡」


 そう言うと、私は愛する夫を抱きしめて今度は自分からキスの雨を降らせる。
 改めて夫婦の絆を再確認した私たちは本能の赴くままに遊びではない愛あるセックスを享受するのだった。
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