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最終回 アルファ喪女は貧乳でも尊い
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「あら? 最近ちょっとだけ大きくなってきたかしら?」
私は鏡の前で自分のバストがほんの少しだけ成長していることに気がついた。
「あ~ら、すごい♡ もしかしたら喪女の私でも巨乳になれたりして……いや、無理か」
イチジクのように実ってきた自分の胸に惚れ惚れしつつも巨乳への道は長く遠い道のりだと思わずにはいられない。それほどまでに私は胸が無い喪女なのだ……。
「はぁ~、どうして男って胸の大きさで女を峻別するんだろう? 貧乳の女が被差別階級として扱われる風潮は何とかしてほしいわ。むしろ巨乳の方が見映えが悪いと思うのは私だけ?」
独言りながら新しいブラジャーを購入しに行った。
私の乳首は小さなイチゴのような形状になっており、ブラウスの胸を見ると丸く盛り上がっている。ブラジャーラインがほの明るく透けて見えていた。
生地が薄いせいか、ブラジャーの形状はストラップだけでなく、カップのふちの輪郭まで透けて見えている。
ブラジャーはカップの下の幅がやや広くなっている形で、乳房をすっぽり包み込む三角ブラだ。柔らかいノンワイヤーブラジャーが私には合ってるみたい。
ブラウスの前をはだけると、ブラのふちが見えた。ストラップが一ヶ所ねじれていているのに気づく。新しいブラジャーの着心地にまだ慣れないが、そのうち慣れるだろう。
私はブラジャーに包まれた自分の半球型の乳房を見た。
バストトップは乳首の形は出ていないものの、位置はわかる。
そこを指の爪でコリコリしてみた。
「あッ、あああッ……」
つい感じてしまって、眉間に皺を寄せて忍耐したが、すぐに情けない表情になってしまう。
私は乳首をいじっていた指を目の前に持ってきた。
「私ったら何やってんのかしらwww これじゃ、丸っ切り欲求不満の喪女じゃないのwww」
いきなり私は背後から両胸をギュッと掴まれた。
「だ~れだ?」
「ぎゃあああッ! オメガ、助けてぇ~」
私は驚きのあまり、目の前にあった鏡を後ろの人物へ投げつけた。でも、相手は軽々と私が投げた鏡を受けとめた。
「喪子姉さんってば、可愛い~♡」
オメガの声を聞いて、ぴたっと私は正気に戻ることが出来た。
「も~う、オメガったら! 喪女のペッタンコな胸揉んで楽しいわけ?」
「そりゃあ、そうだよ♡ 愛しの喪子姉さんのだからね。それに最近ちょっと大きくなったよね?」
「気づいてたの⁉︎ Aカップにも満たない乳なのに⁉︎」
「喪子姉さんの身体は毎日じっくりと観察してるからね。少しの変化でも僕にはお見通しだよ♡ きっと、喪子姉さんの身体はまだまだ成長期なんだろうね」
そう言うオメガの瞳が今日は何だか心持ちエッチな目つきに見えた。男の子って、喪女のペチャパイでも興味津々になるくらいオッパイが好きな生き物なのね。
「う~ん、本当に今でも成長期なのかしら~? 正直あんまり実感ないんだけど……」
「それなら僕が良いバストアップの方法を教えるよ。さあ、ベッドの上で仰向けに手足を踏ん張って腰をあげてみて」
「あ、うん……こんな感じでいいかしら?」
私はベッドにあがると膝を折り、頭と胸を大きく逸らしてブリッジのようなポーズをつくった。
「いいよ~、すごくいい♡ それじゃあ、バストアップ運動の始まりだよぉ~!」
オメガはブラジャー越しに胸をくにくにと触ってきた。
「ひッ、うッ、あうッ!」
「喪子姉さん、もしかして感じちゃってる~? 乳首の起き上がるのがブラジャー越しに伝わってきてるよぉ~♡」
「そんなことないような、あるような……」
かなり苦しい姿勢で胸を弄ばれ、私は辛そうに応えた。全身がガクガク震えている。
「じゃあ、このまま右脚をあげてみて♡ 高く、もっと高くだよ~」
私は言われた通りに脚を大きく開いて高々と宙にあげた。スカートがめくれ上がり、私の脚が天を指す。
オメガは人差し指と中指を私の股間にあてがい、ズブズブ中へ沈めていった。
「あッ……こら、やめなさ~い♡」
口では言うものの、私は無抵抗でオメガの指をノリノリで受け入れていく。部屋中に、ぶちゅくちゅと淫らな音がこだました。
「あ~ん、乱暴にしちゃ……もう、バカ♡」
「これもバストアップに必要なトレーニングだよ♡」
オメガは、さらに指を奥へと突き入れ、グリグリと動かした。
「オメガ~ッ、もう、許して♡ このままじゃ、私……」
オメガは私の股からぐちゃぐちゃに掻きまわしていた指を引き抜く。
「あ、ああん。オメガの意地悪~♡」
私の中で行き場のない快楽が渦巻き、神経を掻き乱す。
「喪子姉さんひとりで気持ち良くなるより2人で気持ち良くなった方が断然盛り上がるでしょう♡」
オメガは、片足を高くあげてブリッジをつくり必死に耐えていた私の上にのしかかってきた。オメガの手が私の胸をこねくりまわし、別の手がスカートの中を這いまわる。さらに、舌で私の喉を舐めまわしてきた。
「私、今日はまだお風呂入ってないから汗っぽいわよ……」
「いいんだよ、それで。むしろ入ってない方が喪子姉さんの匂いをより一層楽しめて一石二鳥だよ~♡」
手を動かしながら、オメガは私の唇を塞いだ。つづいて、耳もとに熱い息を吹きかけ、耳たぶを軽く咥える。
私はされるがままだった。震える私を見て愛しく感じたオメガはブラウスの前をはだけさせた。
オメガは半裸でベッドに横たわる私の左の乳首にかぶりついて舌で転がした。右の乳首を手のひらでローリングする。胸を刺激された私は、えも言われぬ吸引感と胸全体を包み込む密着感に、敏感に反応し始めた。
オメガは指を私の股間へと滑り込ませる。そこはもう喪女の蜜で溢れかえっていた。
「喪子姉さんの身体は甘くて、とろけるような舌触りだねぇ~♡」
オメガの頭が下の方へ動き、私の腹のセンターラインを舌でなぞる。
「ああ~、恥ずかしい……あッ、そんなとこ♡」
強がりながらも、私は自ら脚をひろげていく。スカートを腹までまくったオメガはパンツをずり降ろして丸見えの股間に顔を近づけると、指で割れ目を左右にひろげた。
「イヤ~、あんまり見ないで! 恥ずかしいわ……」
「大丈夫、喪子姉さんのオマンコは金塊よりも光輝いてる宝なんだから自信を持って♡」
込み上げてくる恥ずかしさが、快楽のどん底に突き落とす。快楽に身を任せるのが恥辱に感じる。そんな私がオメガには可愛くて仕方ないらしい。
「ほ~ら、喪子姉さんのここが聖なる液でビショビショになってるよ~♡」
指と言葉で責められ、私は恥ずかしさと、切なさと、快感で頭がショートする。
「あッ、あッ、ああッ、もうダメ~!!!」
オメガは私の中に指を入れて振動させながらこねまわし、リズムをつけて弄ぶ。
互いの唇を吸い合い、太腿を交差して絡み合った。
オメガは向かい合う私の脚の間に片足を入れて身体を重ねた。私たちの裸体が密着し、唇と唇、胸と胸がくっつき合う。
私とオメガの性器が互いをむさぼるようにキスをすると、腰が激しく淫らにグラインドを繰り返す。
「はあああッ、も、もう……ひぃっくぅぅぅぅ!!!」
「ぼ、僕も~ッ!!!」
上のオメガが腰を激しく押し付けるのに合わせて、下の私も下半身を揺すりあげる。快感が複雑に絡み合い、ふたりとも頭の中が真っ白になっていった。絶頂の果てに溢れた白濁液が流れ込んでいく。
やがて、私の目から涙が流れた。
「喪子姉さん、どうしたの? どこか痛む?」
「ごめん、何でもないの。ただ、嬉しいと思っただけ……喪女の私を求めてくれる男の子がいることに♡」
「ふふふ、喪子姉さんより素敵な女の人はこの世界にいないよ。これからも僕は喪子姉さんを離さないから。だから、もっと僕を愛して♡」
「あらあら、しょうがない旦那様ですこと。せいぜい私に愛想尽かされないように日々精進することね♡」
そう言うと、私は静かに目を閉じてオメガの唇をとことん吸い上げるのだった。
私は鏡の前で自分のバストがほんの少しだけ成長していることに気がついた。
「あ~ら、すごい♡ もしかしたら喪女の私でも巨乳になれたりして……いや、無理か」
イチジクのように実ってきた自分の胸に惚れ惚れしつつも巨乳への道は長く遠い道のりだと思わずにはいられない。それほどまでに私は胸が無い喪女なのだ……。
「はぁ~、どうして男って胸の大きさで女を峻別するんだろう? 貧乳の女が被差別階級として扱われる風潮は何とかしてほしいわ。むしろ巨乳の方が見映えが悪いと思うのは私だけ?」
独言りながら新しいブラジャーを購入しに行った。
私の乳首は小さなイチゴのような形状になっており、ブラウスの胸を見ると丸く盛り上がっている。ブラジャーラインがほの明るく透けて見えていた。
生地が薄いせいか、ブラジャーの形状はストラップだけでなく、カップのふちの輪郭まで透けて見えている。
ブラジャーはカップの下の幅がやや広くなっている形で、乳房をすっぽり包み込む三角ブラだ。柔らかいノンワイヤーブラジャーが私には合ってるみたい。
ブラウスの前をはだけると、ブラのふちが見えた。ストラップが一ヶ所ねじれていているのに気づく。新しいブラジャーの着心地にまだ慣れないが、そのうち慣れるだろう。
私はブラジャーに包まれた自分の半球型の乳房を見た。
バストトップは乳首の形は出ていないものの、位置はわかる。
そこを指の爪でコリコリしてみた。
「あッ、あああッ……」
つい感じてしまって、眉間に皺を寄せて忍耐したが、すぐに情けない表情になってしまう。
私は乳首をいじっていた指を目の前に持ってきた。
「私ったら何やってんのかしらwww これじゃ、丸っ切り欲求不満の喪女じゃないのwww」
いきなり私は背後から両胸をギュッと掴まれた。
「だ~れだ?」
「ぎゃあああッ! オメガ、助けてぇ~」
私は驚きのあまり、目の前にあった鏡を後ろの人物へ投げつけた。でも、相手は軽々と私が投げた鏡を受けとめた。
「喪子姉さんってば、可愛い~♡」
オメガの声を聞いて、ぴたっと私は正気に戻ることが出来た。
「も~う、オメガったら! 喪女のペッタンコな胸揉んで楽しいわけ?」
「そりゃあ、そうだよ♡ 愛しの喪子姉さんのだからね。それに最近ちょっと大きくなったよね?」
「気づいてたの⁉︎ Aカップにも満たない乳なのに⁉︎」
「喪子姉さんの身体は毎日じっくりと観察してるからね。少しの変化でも僕にはお見通しだよ♡ きっと、喪子姉さんの身体はまだまだ成長期なんだろうね」
そう言うオメガの瞳が今日は何だか心持ちエッチな目つきに見えた。男の子って、喪女のペチャパイでも興味津々になるくらいオッパイが好きな生き物なのね。
「う~ん、本当に今でも成長期なのかしら~? 正直あんまり実感ないんだけど……」
「それなら僕が良いバストアップの方法を教えるよ。さあ、ベッドの上で仰向けに手足を踏ん張って腰をあげてみて」
「あ、うん……こんな感じでいいかしら?」
私はベッドにあがると膝を折り、頭と胸を大きく逸らしてブリッジのようなポーズをつくった。
「いいよ~、すごくいい♡ それじゃあ、バストアップ運動の始まりだよぉ~!」
オメガはブラジャー越しに胸をくにくにと触ってきた。
「ひッ、うッ、あうッ!」
「喪子姉さん、もしかして感じちゃってる~? 乳首の起き上がるのがブラジャー越しに伝わってきてるよぉ~♡」
「そんなことないような、あるような……」
かなり苦しい姿勢で胸を弄ばれ、私は辛そうに応えた。全身がガクガク震えている。
「じゃあ、このまま右脚をあげてみて♡ 高く、もっと高くだよ~」
私は言われた通りに脚を大きく開いて高々と宙にあげた。スカートがめくれ上がり、私の脚が天を指す。
オメガは人差し指と中指を私の股間にあてがい、ズブズブ中へ沈めていった。
「あッ……こら、やめなさ~い♡」
口では言うものの、私は無抵抗でオメガの指をノリノリで受け入れていく。部屋中に、ぶちゅくちゅと淫らな音がこだました。
「あ~ん、乱暴にしちゃ……もう、バカ♡」
「これもバストアップに必要なトレーニングだよ♡」
オメガは、さらに指を奥へと突き入れ、グリグリと動かした。
「オメガ~ッ、もう、許して♡ このままじゃ、私……」
オメガは私の股からぐちゃぐちゃに掻きまわしていた指を引き抜く。
「あ、ああん。オメガの意地悪~♡」
私の中で行き場のない快楽が渦巻き、神経を掻き乱す。
「喪子姉さんひとりで気持ち良くなるより2人で気持ち良くなった方が断然盛り上がるでしょう♡」
オメガは、片足を高くあげてブリッジをつくり必死に耐えていた私の上にのしかかってきた。オメガの手が私の胸をこねくりまわし、別の手がスカートの中を這いまわる。さらに、舌で私の喉を舐めまわしてきた。
「私、今日はまだお風呂入ってないから汗っぽいわよ……」
「いいんだよ、それで。むしろ入ってない方が喪子姉さんの匂いをより一層楽しめて一石二鳥だよ~♡」
手を動かしながら、オメガは私の唇を塞いだ。つづいて、耳もとに熱い息を吹きかけ、耳たぶを軽く咥える。
私はされるがままだった。震える私を見て愛しく感じたオメガはブラウスの前をはだけさせた。
オメガは半裸でベッドに横たわる私の左の乳首にかぶりついて舌で転がした。右の乳首を手のひらでローリングする。胸を刺激された私は、えも言われぬ吸引感と胸全体を包み込む密着感に、敏感に反応し始めた。
オメガは指を私の股間へと滑り込ませる。そこはもう喪女の蜜で溢れかえっていた。
「喪子姉さんの身体は甘くて、とろけるような舌触りだねぇ~♡」
オメガの頭が下の方へ動き、私の腹のセンターラインを舌でなぞる。
「ああ~、恥ずかしい……あッ、そんなとこ♡」
強がりながらも、私は自ら脚をひろげていく。スカートを腹までまくったオメガはパンツをずり降ろして丸見えの股間に顔を近づけると、指で割れ目を左右にひろげた。
「イヤ~、あんまり見ないで! 恥ずかしいわ……」
「大丈夫、喪子姉さんのオマンコは金塊よりも光輝いてる宝なんだから自信を持って♡」
込み上げてくる恥ずかしさが、快楽のどん底に突き落とす。快楽に身を任せるのが恥辱に感じる。そんな私がオメガには可愛くて仕方ないらしい。
「ほ~ら、喪子姉さんのここが聖なる液でビショビショになってるよ~♡」
指と言葉で責められ、私は恥ずかしさと、切なさと、快感で頭がショートする。
「あッ、あッ、ああッ、もうダメ~!!!」
オメガは私の中に指を入れて振動させながらこねまわし、リズムをつけて弄ぶ。
互いの唇を吸い合い、太腿を交差して絡み合った。
オメガは向かい合う私の脚の間に片足を入れて身体を重ねた。私たちの裸体が密着し、唇と唇、胸と胸がくっつき合う。
私とオメガの性器が互いをむさぼるようにキスをすると、腰が激しく淫らにグラインドを繰り返す。
「はあああッ、も、もう……ひぃっくぅぅぅぅ!!!」
「ぼ、僕も~ッ!!!」
上のオメガが腰を激しく押し付けるのに合わせて、下の私も下半身を揺すりあげる。快感が複雑に絡み合い、ふたりとも頭の中が真っ白になっていった。絶頂の果てに溢れた白濁液が流れ込んでいく。
やがて、私の目から涙が流れた。
「喪子姉さん、どうしたの? どこか痛む?」
「ごめん、何でもないの。ただ、嬉しいと思っただけ……喪女の私を求めてくれる男の子がいることに♡」
「ふふふ、喪子姉さんより素敵な女の人はこの世界にいないよ。これからも僕は喪子姉さんを離さないから。だから、もっと僕を愛して♡」
「あらあら、しょうがない旦那様ですこと。せいぜい私に愛想尽かされないように日々精進することね♡」
そう言うと、私は静かに目を閉じてオメガの唇をとことん吸い上げるのだった。
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