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【第35話:振り出し】
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その光景をぼんやりとただ眺めている事しか出来なかった。
ゲンと呼ばれた男は、いつの間にか両手に杭のようなモノを持っていた。
嫌な予感がしたオレは、すぐにウォリアードッグたちに止めるように、何かをするその前に、ゲンと呼ばれていた男を倒すように指示したのだが……間に合わなかった。
ゲンは飛びかかってくるウォリアードッグを無視して、倒れている二人の男の胸に杭を突き立てたのだ。
「ぐふっ……魔王様、この世界の全てを魔王様に」
ウォリアードッグの攻撃を避けもせず、血まみれになりながらも、味方だった者たちに禍々しい杭を打ち込むその姿は、狂っているとしか思えなかった。
「な、なんてことを……」
ゲンは間違いなく、かなりの強さだった。
だから、ウォリアードッグたちに指示を出す時も、手加減などはさせなかった。
まさか、こんな事になるとは……。
「捕まえて、教団のことを聞き出そうと思っていたんだが……せめて、冥福を」
祈ろう……そう口にしようとした時だった。
杭を刺されて息絶えたはずの二人の男の身体が、大きく脈動した。
「ゆ、ユウト⁉」
「ユウトさん!?」
二人の言葉をどこか遠くに聞きながら、オレはいつの間にか自分が宙を舞っていることに気付いた。
「がはっ……」
一瞬意識が飛んでしまっていたが、何とかすぐに取り戻し、空中にいるうちに姿勢を立て直して何とか受け身をとる事に成功する。
「ぐっ!? だ、大丈夫だ!」
霊槍カッバヌーイは……手元にある!
オレは無意識化でも霊槍カッバヌーイを手放さなかった奇跡に感謝しつつ、すぐさま構えを取った。
「な、なによ、あれ……」
「美姫……あれから、感じるんだけど……」
オレを吹き飛ばした正体。
それは、胸に杭を打ち込まれた二人の男。
いや……男だったモノと言った方が正確だろうか。
その姿は人に近い。
だが、身体は二回り以上大きくなり、服を破って現れたのは筋骨隆々の青白い肌。
そして、頭には一本の大きな角が生えていた……。
「な、なんで? なんで、魔人になってるのよ……」
「なんだって? ミヒメ! あれが何か知っているのか!? まじんってなんだ!?」
前世の知識でなら、魔人、もしくは魔神という言葉をオレは知っている。
だが、この世界ではそんな存在は聞いた事がなかった。
「え、えっとね。ユウトさん。神様が言うには、魔王が復活するときにその先兵として現れるのが魔人って聞いたんだけど、その時教えて貰った特徴が一緒なの……」
「ででででもでも! 人が魔人になるなんて聞いてないよ!?」
どういう事だろう?
神様があえて教えなかったのだろうか?
それとも……神様すらも把握していない異常事態が起こっているのだろうか……。
「ユウトさん! 危ない!!」
考えながらも決して油断はしていなかった。
だけど、魔人と思われるそいつらの動きに、オレは反応が遅れた。
「かはっ⁉」
大きく上がった身体能力が無ければ即死していたかもしれない。
咄嗟になんとか槍で受けたにもかかわらず、オレはそれほどの衝撃を受けていた。
「なんて力だ……ウォリ……くっ」
よく見れば、ウォリアードッグたちはすでにもう一体の魔人と戦闘に入っており、四匹がかりでなんとか抑えてくれているような状況だった。
いや……四匹がかりでも、明らかに押されている!
せめてこっちの一体はオレが何とかしなければ……。
「はぁぁ!!」
裂帛の気合いと共に突きを繰り出す。
だが、魔人に素手で簡単に弾かれた。
「っ!? まだまだー!!」
凄まじい膂力で弾かれ、突きを放つごとに手が痺れるほどの衝撃を受けるが、霊槍カッバヌーイの切先は鋭く、魔人もさすがに無傷とはいかないようで、攻撃の隙を与えない事にはなんとか成功している。
だけど、いくら身体能力が上がったからと言って、いつまでもこんな猛攻は続けられない。
「ならば、これでどうだ!!」
突き出した槍を弾かれた勢いそのままに、くるりと身体を回転させると、魔人の脚を狙って斬り払った。
「がぁぁ⁉」
良し!! このまま畳みかける!
魔人の脚を深く斬り裂く事に成功したオレは、片膝をつく魔人の肩に、腕にと立て続けに突きを放ち、ダメージを重ねていく。
「ふっ!! はっ!!」
そこからも槍を大きく回転させて二連続で斬り払い、ようやく魔人の守りが崩れたところで、胸に向けて渾身の突きを放った。
「はぁぁぁっ!!」
やった!! 手ごたえ十分!
残り一体なら、皆で力を合わせれば何とかなるはず!
そう、希望を描いた時だった。
「ユウト!!」
「ユウトさん!!」
二人の声が聞こえて振り向いた瞬間、ウォリアードッグが吹き飛んできて、まともに受けてしまう。
「かはっ」
衝撃に耐えきれず吹き飛んでしまったが、それでもなんとか気力で立ち上がり、状況を把握しようと振り返った。
「がぁぁぁぁぁぁ!!」
オレの元へ、もう一体の魔人が咆哮を上げて斬り込んでくる。
しかもその手には、ククリナイフが握られていた。
不味い⁉ ダメージで思うように動けない!?
しかしその刃は、オレには届かなかった。
二人の少女が受け止めてくれたから。
「……ミヒメ、ヒナミ……」
「も、もう私たちも戦いに参加してるからね!」
「ちょっと怖いけど、頑張るから!」
どうやらオレが一体の魔人との戦いに必死になっている間に、ミヒメとヒナミの二人は、ウォリアードッグたちのサポートに入ってくれていたようだ。
今は、生き残っているウォリアードッグ二匹が魔人の相手をしてくれているが、魔人の持つククリナイフに、こうしている間にも傷ついていく。
思った以上にウォリアードッグたちと魔人では、力に差があったのだろう。
くっ……ウォリアードッグも既に仲間だというのに……。
だけど、弔うのは少し待ってくれ。
オレは足元で倒れている一匹に心の中で謝り、前を向く。
そして、残った一体の方の戦いに加勢しようと一歩踏み出した。
「残り一体だ! オレも今から加勢す……がっ!?」
だが、後ろに気配を感じて咄嗟に槍の柄でガードすると、同時に凄まじい衝撃が襲ってきた。
「ば、馬鹿な……」
そして、その正体を見て愕然とした。
「どうして……心臓を貫いたはず……」
そこには倒したはずの魔人が、暗い笑みを浮かべ、面白そうにこちらを見下ろして立っていた。
こうして魔人との戦いは、最悪の形で振り出しへと戻ったのだった。
ゲンと呼ばれた男は、いつの間にか両手に杭のようなモノを持っていた。
嫌な予感がしたオレは、すぐにウォリアードッグたちに止めるように、何かをするその前に、ゲンと呼ばれていた男を倒すように指示したのだが……間に合わなかった。
ゲンは飛びかかってくるウォリアードッグを無視して、倒れている二人の男の胸に杭を突き立てたのだ。
「ぐふっ……魔王様、この世界の全てを魔王様に」
ウォリアードッグの攻撃を避けもせず、血まみれになりながらも、味方だった者たちに禍々しい杭を打ち込むその姿は、狂っているとしか思えなかった。
「な、なんてことを……」
ゲンは間違いなく、かなりの強さだった。
だから、ウォリアードッグたちに指示を出す時も、手加減などはさせなかった。
まさか、こんな事になるとは……。
「捕まえて、教団のことを聞き出そうと思っていたんだが……せめて、冥福を」
祈ろう……そう口にしようとした時だった。
杭を刺されて息絶えたはずの二人の男の身体が、大きく脈動した。
「ゆ、ユウト⁉」
「ユウトさん!?」
二人の言葉をどこか遠くに聞きながら、オレはいつの間にか自分が宙を舞っていることに気付いた。
「がはっ……」
一瞬意識が飛んでしまっていたが、何とかすぐに取り戻し、空中にいるうちに姿勢を立て直して何とか受け身をとる事に成功する。
「ぐっ!? だ、大丈夫だ!」
霊槍カッバヌーイは……手元にある!
オレは無意識化でも霊槍カッバヌーイを手放さなかった奇跡に感謝しつつ、すぐさま構えを取った。
「な、なによ、あれ……」
「美姫……あれから、感じるんだけど……」
オレを吹き飛ばした正体。
それは、胸に杭を打ち込まれた二人の男。
いや……男だったモノと言った方が正確だろうか。
その姿は人に近い。
だが、身体は二回り以上大きくなり、服を破って現れたのは筋骨隆々の青白い肌。
そして、頭には一本の大きな角が生えていた……。
「な、なんで? なんで、魔人になってるのよ……」
「なんだって? ミヒメ! あれが何か知っているのか!? まじんってなんだ!?」
前世の知識でなら、魔人、もしくは魔神という言葉をオレは知っている。
だが、この世界ではそんな存在は聞いた事がなかった。
「え、えっとね。ユウトさん。神様が言うには、魔王が復活するときにその先兵として現れるのが魔人って聞いたんだけど、その時教えて貰った特徴が一緒なの……」
「ででででもでも! 人が魔人になるなんて聞いてないよ!?」
どういう事だろう?
神様があえて教えなかったのだろうか?
それとも……神様すらも把握していない異常事態が起こっているのだろうか……。
「ユウトさん! 危ない!!」
考えながらも決して油断はしていなかった。
だけど、魔人と思われるそいつらの動きに、オレは反応が遅れた。
「かはっ⁉」
大きく上がった身体能力が無ければ即死していたかもしれない。
咄嗟になんとか槍で受けたにもかかわらず、オレはそれほどの衝撃を受けていた。
「なんて力だ……ウォリ……くっ」
よく見れば、ウォリアードッグたちはすでにもう一体の魔人と戦闘に入っており、四匹がかりでなんとか抑えてくれているような状況だった。
いや……四匹がかりでも、明らかに押されている!
せめてこっちの一体はオレが何とかしなければ……。
「はぁぁ!!」
裂帛の気合いと共に突きを繰り出す。
だが、魔人に素手で簡単に弾かれた。
「っ!? まだまだー!!」
凄まじい膂力で弾かれ、突きを放つごとに手が痺れるほどの衝撃を受けるが、霊槍カッバヌーイの切先は鋭く、魔人もさすがに無傷とはいかないようで、攻撃の隙を与えない事にはなんとか成功している。
だけど、いくら身体能力が上がったからと言って、いつまでもこんな猛攻は続けられない。
「ならば、これでどうだ!!」
突き出した槍を弾かれた勢いそのままに、くるりと身体を回転させると、魔人の脚を狙って斬り払った。
「がぁぁ⁉」
良し!! このまま畳みかける!
魔人の脚を深く斬り裂く事に成功したオレは、片膝をつく魔人の肩に、腕にと立て続けに突きを放ち、ダメージを重ねていく。
「ふっ!! はっ!!」
そこからも槍を大きく回転させて二連続で斬り払い、ようやく魔人の守りが崩れたところで、胸に向けて渾身の突きを放った。
「はぁぁぁっ!!」
やった!! 手ごたえ十分!
残り一体なら、皆で力を合わせれば何とかなるはず!
そう、希望を描いた時だった。
「ユウト!!」
「ユウトさん!!」
二人の声が聞こえて振り向いた瞬間、ウォリアードッグが吹き飛んできて、まともに受けてしまう。
「かはっ」
衝撃に耐えきれず吹き飛んでしまったが、それでもなんとか気力で立ち上がり、状況を把握しようと振り返った。
「がぁぁぁぁぁぁ!!」
オレの元へ、もう一体の魔人が咆哮を上げて斬り込んでくる。
しかもその手には、ククリナイフが握られていた。
不味い⁉ ダメージで思うように動けない!?
しかしその刃は、オレには届かなかった。
二人の少女が受け止めてくれたから。
「……ミヒメ、ヒナミ……」
「も、もう私たちも戦いに参加してるからね!」
「ちょっと怖いけど、頑張るから!」
どうやらオレが一体の魔人との戦いに必死になっている間に、ミヒメとヒナミの二人は、ウォリアードッグたちのサポートに入ってくれていたようだ。
今は、生き残っているウォリアードッグ二匹が魔人の相手をしてくれているが、魔人の持つククリナイフに、こうしている間にも傷ついていく。
思った以上にウォリアードッグたちと魔人では、力に差があったのだろう。
くっ……ウォリアードッグも既に仲間だというのに……。
だけど、弔うのは少し待ってくれ。
オレは足元で倒れている一匹に心の中で謝り、前を向く。
そして、残った一体の方の戦いに加勢しようと一歩踏み出した。
「残り一体だ! オレも今から加勢す……がっ!?」
だが、後ろに気配を感じて咄嗟に槍の柄でガードすると、同時に凄まじい衝撃が襲ってきた。
「ば、馬鹿な……」
そして、その正体を見て愕然とした。
「どうして……心臓を貫いたはず……」
そこには倒したはずの魔人が、暗い笑みを浮かべ、面白そうにこちらを見下ろして立っていた。
こうして魔人との戦いは、最悪の形で振り出しへと戻ったのだった。
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