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【第19話:かばでぃとウインナー】
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皆でポテトを摘まみつつ、正と小岩井に、貴宝院さんの秘密を打ち明けた次の日。
僕たちは、約束通りにお昼を一緒に食べるべく、皆で屋上に向かっていた。
皆で服の裾を掴み合いながら……。
「カバディカバディカバディ……」
とりあえず屋上へ着くまでは、貴宝院さんの能力に頼ろうと言うことになったので、今は数珠繋ぎになって階段を上っている。
傍から見れば滑稽な姿だろうけど、傍から認識されないので問題ない……と思う事にしている。
「葵那の能力って、やっぱり凄いね~」
「だな! なんかこう、気づかれないで移動するって、ちょっとわくわくするよな!」
昨日、自分たちがその能力によって、貴宝院さんを認識できなくなるという体験はしていた二人だが、こうやって自分たちがその能力の効果を享受するというのは初めてなので、かなり興奮しているようだ。
「……カバディカバディカバディ……」
ただ、その感想を聞いても、今は貴宝院さんは「カバディ」としか答えられないのだけれども。
それでも、自分の能力をこうやって仲間と共有するという体験は嬉しのだろう。
その表情は明るく、少し頬を朱に染めて照れながらも、口元には笑みを浮かべていた。
「ところで、正と小岩井はさぁ。屋上着いてからどうするか決めてるの?」
しかし、そんな二人と違って、僕は不安でいっぱいだった。
だってこの学校では、昼休みの屋上は……リア充の巣窟なのだから!
以前、たまには太陽の下で小説を読むのも悪くはないかと思い、一人で屋上に向かったのだけど、僕はその光景を見て愕然とした。
そこには、カップルや、男女混じって楽しそうに談笑するリア充グループが、屋上を完全に占拠している光景が広がっていたのだ!
「お、恐ろしい……」
「兎丸……あんたねぇ……絶対、どうでも良いこと考えてるでしょ?」
「し、失礼だなぁ。どうでも良い事じゃないぞ? だって、この学校の奴なら誰でも知っている。この学校の昼休みの屋上は、リア充の……」
「あ、着いたわよ。まぁ何とかなるでしょ?」
人が力説しようと思ったら、扉を開けてさっさと先に進んでしまった……。
「せめて、最後まで聞こうよ……」
でも、ここに一人で取り残されると困るので、僕も慌ててあとを追ったのだった。
~
屋上にでると春の気持ちのいい日差しが出迎えてくれた。
まぁ、リア充がはびこる光景も迎えてくれたのだけれど……。
「あ、あそこ。あのあたりなら、比較的近くに人がいないし良いんじゃない?」
小岩井が指をさしたのは、貯水タンクの囲いの横の、あまり外の景色が見えない奥まった場所だ。
少し影にもなっており、わざわざ屋上に来て、あそこでご飯を食べるのも意味のないような場所だけなので、たしかに周りにリア充どもはいなかった。
「……カバディカバディ……」
貴宝院さんもその場所で問題ないと、呟きながら頷いていた。
「そうだな! じゃぁ、あそこで食おうぜ!」
「……カバディカバディ……」
「そうだね。まだあそこはマシだし、良いんじゃないかな?」
「……カバディカバディ……」
さっきから貴宝院さんが、早く会話に混ざりたそうに、僕たちの会話をちらちら見てくるかばでぃ。
早く移動して「かばでぃ」の呪縛から解放してあげよう。
僕たちが貯水タンクの囲いの側まで移動すると、小岩井が鞄からレジャーシートを取り出し、広げてくれた。
「お。気が利くじゃねぇか」
「本郷にそんな事言われるようになったら、私も女子としてちょっと気をつけないといけないわね。最近、二人に毒されてる気がするし」
「ひでぇな。でも、その通りかもな。うははは」
普段、僕たちとよくつるんでいる小岩井だけど、他のクラスメイトとも分け隔てなく話すし、少なくともその時はもっと女の子らしい感じなのも確かだ。
僕は騙されないけどね!
「あっ……貴宝院さん、そろそろもう良いんじゃないかな?」
そんな話をしていると、また貴宝院さんが、会話に混ざりたそうにこちらを見る視線を感じたので、そう言って能力を使うのをやめてもらった。
そろそろ覚悟を決めて堂々と食事をすることにしよう。
「……カバディカバ……ふぅ……はぁ、はぁ、はぁ……じゃぁ、能力を使うのやめるね」
そしていつものごとく酸素ボンベを取り出して吸い始める貴宝院さん。
小岩井は酸素ボンベを見て苦笑いを浮かべていたが、正は「それ道場に置いてあるのと同じだ!」と、なぜか酸素ボンベ談義に花を咲かしていた。
僕も小岩井も、酸素ボンベ談義に混ざれるほどのエピソードも知識も持ち合わせていないので、スルーして食事にしよう……。
「とりあえず、みんな何があっても普通をよそおってご飯を食べる事にしよう」
そして、みんなお弁当を取り出し始める。
ただ、僕は……手ぶらだった。
「はい。神成くん。これ、約束してたお弁当ね」
昨日、一緒にお昼を食べた時に約束していた通り、貴宝院さんが作ってきてくれたお弁当を食べる事になっていたからだ。
不安なのでコンビニ寄りたかったのだけど、昨日の晩、貴宝院さんからメッセージが飛んできて、たまごサンド買ってきたらダメだからと釘を刺されてしまっていたのだ。
大量のメッセージで……。
僕が『やっぱり悪いよ』と一通メッセージを送る間に、五通とか送られて封殺されました。はい。
だからさっきまで、本当に用意してきてもらっているのか、内心どきどきしていた。
だって嘘だったら、僕はお昼抜きになってしまうからね。
「おぉ? とまっちゃん貴宝院の手作り弁当かよ? ファンクラブの奴らが知ったら、絶対に暗殺されるな!」
と、正は「がはは」と豪快に笑っているが、本気で暗殺されそうなので、大きな声で言わないで欲しい……。
「ま、まぁ、僕だって男だしさ。せ、せっかく貴宝院さんが作ってくれるって言うんだから、一回ぐらいは女の子の手作り弁当とか食べてみたいじゃない?」
そもそも母親にすらお弁当を作ってもらったことが無いので、実はちょっと手作り弁当って憧れていたんだよね。
恥ずかしいからそんなこと絶対に言わないけど。
そんな事を内心思っていると、貴宝院さんが思ってもみなかった事を言い始めた。
「え? 一回じゃなくて、これから毎日作ってくるよ? それにそのたこさんウインナー」
今ふたを開けたところだったので、中身に目を向けると、そこには悶絶しそうなほど、かわいらしいお弁当さんがあった。
うん。これは「お弁当」ではなく、「お弁当さん」だ。
よくわかんないけど、たぶんそう……。
そして、貴宝院さんの言うように、確かにそこにはたこさんウインナーが鎮座していた。
「それ、さやかが作ったのよ。これから毎日さやかが一品作るんだって張り切っていたから、しっかり味わって食べてあげてね」
「そ、そうなんだ~ははははは……」
そんな先手打たれたら断れないじゃないか!?
内心、これからどうやってこの秘密を隠し通そうかと考えながら、僕はたこさんウインナーを口に放り込んだのだった。
「おおお美味しいな~。たこさん……すっごい甘いや……」
たこさんウインナーはデザートだった。
僕たちは、約束通りにお昼を一緒に食べるべく、皆で屋上に向かっていた。
皆で服の裾を掴み合いながら……。
「カバディカバディカバディ……」
とりあえず屋上へ着くまでは、貴宝院さんの能力に頼ろうと言うことになったので、今は数珠繋ぎになって階段を上っている。
傍から見れば滑稽な姿だろうけど、傍から認識されないので問題ない……と思う事にしている。
「葵那の能力って、やっぱり凄いね~」
「だな! なんかこう、気づかれないで移動するって、ちょっとわくわくするよな!」
昨日、自分たちがその能力によって、貴宝院さんを認識できなくなるという体験はしていた二人だが、こうやって自分たちがその能力の効果を享受するというのは初めてなので、かなり興奮しているようだ。
「……カバディカバディカバディ……」
ただ、その感想を聞いても、今は貴宝院さんは「カバディ」としか答えられないのだけれども。
それでも、自分の能力をこうやって仲間と共有するという体験は嬉しのだろう。
その表情は明るく、少し頬を朱に染めて照れながらも、口元には笑みを浮かべていた。
「ところで、正と小岩井はさぁ。屋上着いてからどうするか決めてるの?」
しかし、そんな二人と違って、僕は不安でいっぱいだった。
だってこの学校では、昼休みの屋上は……リア充の巣窟なのだから!
以前、たまには太陽の下で小説を読むのも悪くはないかと思い、一人で屋上に向かったのだけど、僕はその光景を見て愕然とした。
そこには、カップルや、男女混じって楽しそうに談笑するリア充グループが、屋上を完全に占拠している光景が広がっていたのだ!
「お、恐ろしい……」
「兎丸……あんたねぇ……絶対、どうでも良いこと考えてるでしょ?」
「し、失礼だなぁ。どうでも良い事じゃないぞ? だって、この学校の奴なら誰でも知っている。この学校の昼休みの屋上は、リア充の……」
「あ、着いたわよ。まぁ何とかなるでしょ?」
人が力説しようと思ったら、扉を開けてさっさと先に進んでしまった……。
「せめて、最後まで聞こうよ……」
でも、ここに一人で取り残されると困るので、僕も慌ててあとを追ったのだった。
~
屋上にでると春の気持ちのいい日差しが出迎えてくれた。
まぁ、リア充がはびこる光景も迎えてくれたのだけれど……。
「あ、あそこ。あのあたりなら、比較的近くに人がいないし良いんじゃない?」
小岩井が指をさしたのは、貯水タンクの囲いの横の、あまり外の景色が見えない奥まった場所だ。
少し影にもなっており、わざわざ屋上に来て、あそこでご飯を食べるのも意味のないような場所だけなので、たしかに周りにリア充どもはいなかった。
「……カバディカバディ……」
貴宝院さんもその場所で問題ないと、呟きながら頷いていた。
「そうだな! じゃぁ、あそこで食おうぜ!」
「……カバディカバディ……」
「そうだね。まだあそこはマシだし、良いんじゃないかな?」
「……カバディカバディ……」
さっきから貴宝院さんが、早く会話に混ざりたそうに、僕たちの会話をちらちら見てくるかばでぃ。
早く移動して「かばでぃ」の呪縛から解放してあげよう。
僕たちが貯水タンクの囲いの側まで移動すると、小岩井が鞄からレジャーシートを取り出し、広げてくれた。
「お。気が利くじゃねぇか」
「本郷にそんな事言われるようになったら、私も女子としてちょっと気をつけないといけないわね。最近、二人に毒されてる気がするし」
「ひでぇな。でも、その通りかもな。うははは」
普段、僕たちとよくつるんでいる小岩井だけど、他のクラスメイトとも分け隔てなく話すし、少なくともその時はもっと女の子らしい感じなのも確かだ。
僕は騙されないけどね!
「あっ……貴宝院さん、そろそろもう良いんじゃないかな?」
そんな話をしていると、また貴宝院さんが、会話に混ざりたそうにこちらを見る視線を感じたので、そう言って能力を使うのをやめてもらった。
そろそろ覚悟を決めて堂々と食事をすることにしよう。
「……カバディカバ……ふぅ……はぁ、はぁ、はぁ……じゃぁ、能力を使うのやめるね」
そしていつものごとく酸素ボンベを取り出して吸い始める貴宝院さん。
小岩井は酸素ボンベを見て苦笑いを浮かべていたが、正は「それ道場に置いてあるのと同じだ!」と、なぜか酸素ボンベ談義に花を咲かしていた。
僕も小岩井も、酸素ボンベ談義に混ざれるほどのエピソードも知識も持ち合わせていないので、スルーして食事にしよう……。
「とりあえず、みんな何があっても普通をよそおってご飯を食べる事にしよう」
そして、みんなお弁当を取り出し始める。
ただ、僕は……手ぶらだった。
「はい。神成くん。これ、約束してたお弁当ね」
昨日、一緒にお昼を食べた時に約束していた通り、貴宝院さんが作ってきてくれたお弁当を食べる事になっていたからだ。
不安なのでコンビニ寄りたかったのだけど、昨日の晩、貴宝院さんからメッセージが飛んできて、たまごサンド買ってきたらダメだからと釘を刺されてしまっていたのだ。
大量のメッセージで……。
僕が『やっぱり悪いよ』と一通メッセージを送る間に、五通とか送られて封殺されました。はい。
だからさっきまで、本当に用意してきてもらっているのか、内心どきどきしていた。
だって嘘だったら、僕はお昼抜きになってしまうからね。
「おぉ? とまっちゃん貴宝院の手作り弁当かよ? ファンクラブの奴らが知ったら、絶対に暗殺されるな!」
と、正は「がはは」と豪快に笑っているが、本気で暗殺されそうなので、大きな声で言わないで欲しい……。
「ま、まぁ、僕だって男だしさ。せ、せっかく貴宝院さんが作ってくれるって言うんだから、一回ぐらいは女の子の手作り弁当とか食べてみたいじゃない?」
そもそも母親にすらお弁当を作ってもらったことが無いので、実はちょっと手作り弁当って憧れていたんだよね。
恥ずかしいからそんなこと絶対に言わないけど。
そんな事を内心思っていると、貴宝院さんが思ってもみなかった事を言い始めた。
「え? 一回じゃなくて、これから毎日作ってくるよ? それにそのたこさんウインナー」
今ふたを開けたところだったので、中身に目を向けると、そこには悶絶しそうなほど、かわいらしいお弁当さんがあった。
うん。これは「お弁当」ではなく、「お弁当さん」だ。
よくわかんないけど、たぶんそう……。
そして、貴宝院さんの言うように、確かにそこにはたこさんウインナーが鎮座していた。
「それ、さやかが作ったのよ。これから毎日さやかが一品作るんだって張り切っていたから、しっかり味わって食べてあげてね」
「そ、そうなんだ~ははははは……」
そんな先手打たれたら断れないじゃないか!?
内心、これからどうやってこの秘密を隠し通そうかと考えながら、僕はたこさんウインナーを口に放り込んだのだった。
「おおお美味しいな~。たこさん……すっごい甘いや……」
たこさんウインナーはデザートだった。
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