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【第4話:かばでぃともってけ】
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お昼休みになり、教室の中が一気に騒がしくなった。
さっそくとばかりにお弁当を広げている男子。
友達同士で机を寄せ合い、皆で楽しそうに会話に花を咲かせる女子。
購買や食堂に走る者などさまざまだ。
ちなみに、貴宝院さんの能力のお陰なのか、徐々にだが、僕に対しての「よくわかんないけどムカつく」という理不尽な状況は脱しつつあるようだ。
その事にちょっとホッとしつつ、僕は鞄からコンビニの袋を取り出した。
「なんだ? またコンビニのサンドイッチかよ?」
「良いだろ。コンビニのたまごサンド好きなんだよ」
僕はだいたい毎日同じメニューだ。
朝に立ち寄るコンビニで、毎日のように卵のサンドイッチと紙パックのコーヒー牛乳の組み合わせを買ってきている。
するとそこへ、小岩井もお弁当を持って集まってきた。
小岩井は、たまに他の女子に誘われていない事もあるけど、昼休みはだいたいいつもこの三人で食べている。
「兎丸、毎日同じ物食べて飽きない? 一人暮らしなんだから、ちゃんと自分で考えて野菜とかお肉も食べなさいよね」
そう。僕は今、一人暮らしをしている。
でも別に、両親が亡くなったわけでも、この街に一人で引っ越してきたわけでもない。
小さい頃からこの何の変哲もない田舎町に住んでいるのだけど、中学の終わり頃に、両親が仕事の都合で海外に行ってしまったのだ。
そのため、僕は「実家で一人暮らし」という、少し変わった状況になっていた。
「晩御飯はちゃんとスーパー寄って、お惣菜を買ってるから大丈夫だよ」
料理は一度挑戦したが、卵焼きが謎の物体に進化したので断念した。
「そう言えば、とまっちゃんの家の近所にあるスーパー、えっと……何て言ったっけ?」
「ん? 『スーパーおいで』のこと?」
今言った、お惣菜を買っているスーパーだ。
個人経営のかなり小さなスーパーだが、お惣菜コーナーが充実していて安くて美味しいので、毎日のようにお世話になっている。
「あそこ今月いっぱいで閉店するらしいぞ」
なん……だと……。
今月いっぱいって、もうあまり日にちが無いじゃないか……。
話を聞いてみると、経営していたお爺さんが腰を悪くしたらしく、急遽決まった事らしい。
「おぉ~い? とまっちゃん? とまっちゃんだけに止まっちゃった? ……くふ、くくくく……」
「本郷……それ、まったく面白くないからね……」
「ぼ、僕のライフラインが断たれた……。あと正、それ全然面白くない」
「うぐっ……俺の渾身のギャグが……」
崩れ落ちる正は置いておいて、これからの食事の事を考えないといけない。
ここは田舎町なので、スーパーもそんなに選択肢がない。
学校帰りに寄れる所だと、あと一軒ぐらいしか思いつかなかった。
「ちょっと今日あたり、『スーパーもってけ』に偵察がてら寄ってみようかな」
「あぁ、もってけか……あそこの惣菜、種類は豊富だが、あんまり旨くねぇぞ?」
「えぇ……そうなのか。まぁでも、ちょっと味見に何種類かお惣菜買ってみるか」
「なんか、高校生のお昼休みにする会話じゃないわよね……」
確かにその通りだけど、僕にとっては生活が懸かっているので仕方ない。
平凡で平穏で平和な食生活を送るためだ。
でも……昨日の貴宝院さんの力、凄かったな……変だけど。
教室の中心で沢山の女子生徒に囲まれる貴宝院さんを横目で眺めると、すぐに視線を切り、僕はたまごサンドを口いっぱいに頬張った。
~
その日の放課後、僕はいつもと違う道を通り、少し遠回りして「スーパーもってけ」に向けて歩いていた。
正と小岩井の二人も暇なら来ないかと誘ったのだが、珍しく二人揃って用があるという事で、今は一人だ。
「確かこっちの路地を通ると近道だったよな?」
あまり通り慣れていない道なので、スマホの地図を見ながら歩いているのだが、僕はかなり方向音痴なので、それでも迷いそうだ……。
まぁ、二人をスーパーなどに誘った理由の半分は、本当は道案内して欲しかっただけなのだけどね。
基本僕はボッチを愛する人だし。
その後一〇分ほど歩くと、目当ての通りに出る事ができ、通りの先に「スーパーもってけ」の看板を見つけた。
「こ、ここか……なんかギラギラしててパチンコ屋みたいなスーパーだな……」
今まで利用していた「スーパーおいで」と違い、店中が凄い数の電飾で照らされ、まるで昼間のようだ。
「ま、まぁ、とりあえず入ってみるか……」
店は思ってた以上に広く、惣菜コーナーを探して店の中をぐるっと一周してしまったが、何とか無事に辿り着いた。
「店の中で危うく道に迷うところだった……」
電飾増やす前に案内表示を増やして欲しいと心の中で愚痴りながら、並べられた惣菜を物色していく。
まずは定番の揚げ物コーナー。
「おっ。普通に美味そうじゃ、ない、か……」
なん、だ……この「鋼の唐揚げ」って……。
目立つポップが飾られており、そこには「さぁ、あなたはこの衣を食い破れるか!?」って書いてるのだけど……。
隣には「鋼のコロッケ」「鋼のエビ天」「鋼のミンチカツ」と続く。
「さ、先にサラダでも見てみようかな……」
とりあえず鋼シリーズは危険すぎるので、先にサラダコーナーに向かう事にする。
「辛さの限界のその先へ『燃える赤のレタスミックス』……」
ざっと見た感じ、「鋼の~」や「燃える赤の~」シリーズ以外も、全てのお惣菜に何らかの二つ名がつけられているようだ……。
なんだ、お惣菜に二つ名って……。
「きょ、今日はもう、お、お弁当にしよう。そうしよう」
お弁当のコーナーは隣のようだ。
とな、り……この惣菜コーナーの隣だと……。
悪い予感しかしない!?
「あれ? 思ったより普通だぞ?」
お弁当コーナーにもあのポップが掲げられていたが、「今日のあなたのラッキーカラーは金色!『黄金のキーマカレー』」と書かれている。
ん? 見た目も普通にカレーに見えるぞ?
「黄金のキーマカレー、一つ八千円(消費税/金粉込み)だと……」
よく見れば、普通のキーマカレーの上に「レンジで温める際は外してください」の文字と共に「金粉ふりかけ」なるものが付けられている……。
「ふりかけ、いらないから!?」
このスーパーの惣菜や弁当コーナーは駄目だ。
他はいたって普通の商品しか置いてないのに……。
正のやつ「あんまり旨くねぇ」とか言ってたけど、「あんまり」とか言うレベルじゃないぞ!!
しかし、あいつここの惣菜の味を知ってるって事は、食ったことあるのか……。
結局僕は、お弁当やお惣菜などは諦め、カップラーメンと、何となく気を使っていますアピールで野菜ジュースを買い物かごに入れ、レジに向かった。
だがこの店、値段だけはかなり安いし、お店で作ってるもの以外は普通の商品なので、結構人気があるようだ。
だから、レジにはかなり長い列が出来ていた。
「はぁ……これから晩御飯どうするかなぁ……」
長い列に少しげんなりし、思わず愚痴とともに溜息を吐いた、その時だった。
「なに落ち込んでるの? カバディカバディカバディ……」
聞き覚えのある声……と言うか、聞き覚えのあるフレーズと共に、後ろから話しかけられたのだった。
さっそくとばかりにお弁当を広げている男子。
友達同士で机を寄せ合い、皆で楽しそうに会話に花を咲かせる女子。
購買や食堂に走る者などさまざまだ。
ちなみに、貴宝院さんの能力のお陰なのか、徐々にだが、僕に対しての「よくわかんないけどムカつく」という理不尽な状況は脱しつつあるようだ。
その事にちょっとホッとしつつ、僕は鞄からコンビニの袋を取り出した。
「なんだ? またコンビニのサンドイッチかよ?」
「良いだろ。コンビニのたまごサンド好きなんだよ」
僕はだいたい毎日同じメニューだ。
朝に立ち寄るコンビニで、毎日のように卵のサンドイッチと紙パックのコーヒー牛乳の組み合わせを買ってきている。
するとそこへ、小岩井もお弁当を持って集まってきた。
小岩井は、たまに他の女子に誘われていない事もあるけど、昼休みはだいたいいつもこの三人で食べている。
「兎丸、毎日同じ物食べて飽きない? 一人暮らしなんだから、ちゃんと自分で考えて野菜とかお肉も食べなさいよね」
そう。僕は今、一人暮らしをしている。
でも別に、両親が亡くなったわけでも、この街に一人で引っ越してきたわけでもない。
小さい頃からこの何の変哲もない田舎町に住んでいるのだけど、中学の終わり頃に、両親が仕事の都合で海外に行ってしまったのだ。
そのため、僕は「実家で一人暮らし」という、少し変わった状況になっていた。
「晩御飯はちゃんとスーパー寄って、お惣菜を買ってるから大丈夫だよ」
料理は一度挑戦したが、卵焼きが謎の物体に進化したので断念した。
「そう言えば、とまっちゃんの家の近所にあるスーパー、えっと……何て言ったっけ?」
「ん? 『スーパーおいで』のこと?」
今言った、お惣菜を買っているスーパーだ。
個人経営のかなり小さなスーパーだが、お惣菜コーナーが充実していて安くて美味しいので、毎日のようにお世話になっている。
「あそこ今月いっぱいで閉店するらしいぞ」
なん……だと……。
今月いっぱいって、もうあまり日にちが無いじゃないか……。
話を聞いてみると、経営していたお爺さんが腰を悪くしたらしく、急遽決まった事らしい。
「おぉ~い? とまっちゃん? とまっちゃんだけに止まっちゃった? ……くふ、くくくく……」
「本郷……それ、まったく面白くないからね……」
「ぼ、僕のライフラインが断たれた……。あと正、それ全然面白くない」
「うぐっ……俺の渾身のギャグが……」
崩れ落ちる正は置いておいて、これからの食事の事を考えないといけない。
ここは田舎町なので、スーパーもそんなに選択肢がない。
学校帰りに寄れる所だと、あと一軒ぐらいしか思いつかなかった。
「ちょっと今日あたり、『スーパーもってけ』に偵察がてら寄ってみようかな」
「あぁ、もってけか……あそこの惣菜、種類は豊富だが、あんまり旨くねぇぞ?」
「えぇ……そうなのか。まぁでも、ちょっと味見に何種類かお惣菜買ってみるか」
「なんか、高校生のお昼休みにする会話じゃないわよね……」
確かにその通りだけど、僕にとっては生活が懸かっているので仕方ない。
平凡で平穏で平和な食生活を送るためだ。
でも……昨日の貴宝院さんの力、凄かったな……変だけど。
教室の中心で沢山の女子生徒に囲まれる貴宝院さんを横目で眺めると、すぐに視線を切り、僕はたまごサンドを口いっぱいに頬張った。
~
その日の放課後、僕はいつもと違う道を通り、少し遠回りして「スーパーもってけ」に向けて歩いていた。
正と小岩井の二人も暇なら来ないかと誘ったのだが、珍しく二人揃って用があるという事で、今は一人だ。
「確かこっちの路地を通ると近道だったよな?」
あまり通り慣れていない道なので、スマホの地図を見ながら歩いているのだが、僕はかなり方向音痴なので、それでも迷いそうだ……。
まぁ、二人をスーパーなどに誘った理由の半分は、本当は道案内して欲しかっただけなのだけどね。
基本僕はボッチを愛する人だし。
その後一〇分ほど歩くと、目当ての通りに出る事ができ、通りの先に「スーパーもってけ」の看板を見つけた。
「こ、ここか……なんかギラギラしててパチンコ屋みたいなスーパーだな……」
今まで利用していた「スーパーおいで」と違い、店中が凄い数の電飾で照らされ、まるで昼間のようだ。
「ま、まぁ、とりあえず入ってみるか……」
店は思ってた以上に広く、惣菜コーナーを探して店の中をぐるっと一周してしまったが、何とか無事に辿り着いた。
「店の中で危うく道に迷うところだった……」
電飾増やす前に案内表示を増やして欲しいと心の中で愚痴りながら、並べられた惣菜を物色していく。
まずは定番の揚げ物コーナー。
「おっ。普通に美味そうじゃ、ない、か……」
なん、だ……この「鋼の唐揚げ」って……。
目立つポップが飾られており、そこには「さぁ、あなたはこの衣を食い破れるか!?」って書いてるのだけど……。
隣には「鋼のコロッケ」「鋼のエビ天」「鋼のミンチカツ」と続く。
「さ、先にサラダでも見てみようかな……」
とりあえず鋼シリーズは危険すぎるので、先にサラダコーナーに向かう事にする。
「辛さの限界のその先へ『燃える赤のレタスミックス』……」
ざっと見た感じ、「鋼の~」や「燃える赤の~」シリーズ以外も、全てのお惣菜に何らかの二つ名がつけられているようだ……。
なんだ、お惣菜に二つ名って……。
「きょ、今日はもう、お、お弁当にしよう。そうしよう」
お弁当のコーナーは隣のようだ。
とな、り……この惣菜コーナーの隣だと……。
悪い予感しかしない!?
「あれ? 思ったより普通だぞ?」
お弁当コーナーにもあのポップが掲げられていたが、「今日のあなたのラッキーカラーは金色!『黄金のキーマカレー』」と書かれている。
ん? 見た目も普通にカレーに見えるぞ?
「黄金のキーマカレー、一つ八千円(消費税/金粉込み)だと……」
よく見れば、普通のキーマカレーの上に「レンジで温める際は外してください」の文字と共に「金粉ふりかけ」なるものが付けられている……。
「ふりかけ、いらないから!?」
このスーパーの惣菜や弁当コーナーは駄目だ。
他はいたって普通の商品しか置いてないのに……。
正のやつ「あんまり旨くねぇ」とか言ってたけど、「あんまり」とか言うレベルじゃないぞ!!
しかし、あいつここの惣菜の味を知ってるって事は、食ったことあるのか……。
結局僕は、お弁当やお惣菜などは諦め、カップラーメンと、何となく気を使っていますアピールで野菜ジュースを買い物かごに入れ、レジに向かった。
だがこの店、値段だけはかなり安いし、お店で作ってるもの以外は普通の商品なので、結構人気があるようだ。
だから、レジにはかなり長い列が出来ていた。
「はぁ……これから晩御飯どうするかなぁ……」
長い列に少しげんなりし、思わず愚痴とともに溜息を吐いた、その時だった。
「なに落ち込んでるの? カバディカバディカバディ……」
聞き覚えのある声……と言うか、聞き覚えのあるフレーズと共に、後ろから話しかけられたのだった。
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