25 / 44
【第25話:叛逆の魔王軍】
しおりを挟む
「予言通りに光と闇を併せ持つ者と出会えたのでな。私も身分を明かそう。私の本当の名は『アグニスト・フォン・ラドロア』。この国の王太子だ」
最初イグニスと名乗っていた貴族が、そう言って変身の魔道具の効果を解くと、小太りの男の姿が掻き消え、そこには精悍な顔つきの引き締まった肉体を持つ若い男が立っていた。
そして、従者と思われた男も同じ魔道具を使っていたようで、同じく変身を解く。
すると、こちらは全身鎧に身を包んだ、近衛騎士の様相へと様変わりしていた。
「へぇ~これは驚いたな。変な感じはしてたけど、まさか変身の魔道具だとは思わなかったよ」
「私も違和感だけで、まさか変身されているとは思いませんでした。そのような事を可能にする魔道具があるのですね」
少しの驚いただけのステルヴィオと、感心して興味深そうな視線を向けただけのアルテミシア。
その思っていたよりも冷静な反応に、逆に軽く驚かされるアグニスト王太子だったが、隣に立つ近衛騎士のギムに促されて話を再開する。
「あぁギム、わかっている。ステルヴィオ殿、失礼した。あなたがいつ現れるかまでは預言では示されていなかったものでね。ここまでは身分を隠させて貰っていたんだ」
そう言って軽く頭を下げるアグニスト王太子の姿に、他の面々がようやく正気を取り戻す。
「って、ステルヴィオ!? 何普通に会話してるんだよ!? あ、アグニスト殿下も! な、なぜあなたがこのような所に!? と言いますか、そんな簡単に頭を下げてはいけません!」
ある意味、面識のある勇者レックスたちが一番驚いていたかもしれない。
そして、何度か話をしたことがあるレックスが、冒険者に頭を下げるという行為を慌てて制止する。
だが、とうの頭を下げられた本人と、頭を下げた本人は全く聞く耳を持っていなかった。
「いや。彼ら次第でこの国の命運が決まるのだ。むしろ頭を下げて何か少しでも好転するなら、私は喜んで頭を下げるぞ?」
「いやぁ~、さすがにただ頭を下げられただけで動くつもりはないけど? えっと、アグニスト殿下でしたっけ? さっきからあんたが言っている預言と言うのが気になるんだけど、聞かせてくれないか?」
その不遜な物言いに、レックスが慌ててステルヴィオに駆け寄ろうと立ち上がるが、意外にもそれを止めたのは近衛騎士のギムだった。
「レックスさん、構わない。アグニスト殿下はむしろ対等に接したいと思っておられる」
「しかし……」
反論しようとしたレックスだったが、無言で首を振る近衛騎士のギムを見て、言葉を飲み込んだ。
そして、その様子をちらりと見てから、アグニスト王太子は話を再開した。
「気になると言うのは、どうしてでしょうか? 聖光教会の神託は、それほど珍しいものでは無いと思うのですが?」
「まぁ普通ならそうなんだがな。アルの事ならともかく、オレは聖光教会の神からは嫌われているとばかり思っていたんだけど? どうせ色々話すつもりで来たから言っちまうけど、オレのギフトに加護を与えたのは、神は神でも……魔神だぜ?」
ステルヴィオのその『魔神』という言葉に、周りが騒然となった。
そして、その疑問を代表するようにレックスが尋ねる。
「す、ステルヴィオ……魔神というのは、あの魔神なのか?」
「あの魔神ってのが、どの魔神をさしているかわからないが……『魔神シルバアラ』と言えばわかるか?」
ステルヴィオの『魔神シルバアラ』という言葉に、アルテミシア以外の皆が思わず息を呑んだ。
この世界には多くの神々が存在する。
聖光教会は、その数多いる神々を信仰する宗教なのだが、その中に『魔神シルバアラ』は含まれていない。
その理由は有名だ。
魔神シルバアラを、魔王たちが信仰しているからだ。
「どうする? オレたちと共に歩むか? それとも……敵対するか?」
そう言ってステルヴィオが凄んで見せたのだが……答えたのはレックスではなく、アグニスト王太子だった。
「あぁ、そんな事ですか。敵対するわけがありません。是非、共に歩ませて下さい」
しかし、ホッと胸を撫でおろしてそう答えるアグニスト王太子と違い、周りはなぜそんな簡単に受け入れられるのかわからない様子だった。
「なっ……アグニスト殿下、宜しいのですか? あの魔神ですよ? いってぇ、どういうことなんですか?」
そして、受け入れられないギルドマスターのメルゲンが、恐る恐るそう尋ねた。
聖光教会では『魔神シルバアラ』は悪の化身のような扱いを受けており、その神に加護を受けたギフトを持つというステルヴィオを恐れ、疑念を抱いてしまうというのは、当たり前の反応だった。
「これはクロアナ枢機卿から聞いた話で、他言無用でお願いしたい話なのだが……元々我々が『魔神シルバアラ』と呼び恐れる神も、ただの神の一柱に過ぎない尊ぶべき神だったらしい。それを魔王が信仰していたという事実を知った教会の者が、外聞を気にして後から信仰の対象から外してしまったそうだ」
「へぇ~、それはオレも知らなかったな。まぁ昔から『暴力の権化』として有名な神だったらしいけどな」
「ゼロ様が言うには、その『暴力の権化』というほどの力持つ神だったので、魔王も信仰の対象として『魔神シルバアラ』を選んだらしいですよ」
実際には「らしい」というより、本人がそう言っていたので事実そうなのだが、アルテミシアはそう言って補足した。
「ん? ゼロ様と言うのは、いったい? それと失礼だが、君はもしかしてアラジア王国の……」
「はい。亡国、アラジア王国の勇者アルテミシアと申します。ですが今は……」
これまでは周囲には公表していなかった事実をさらりと口にする。
そして、しっかりと前を向き、アグニスト王太子を始めとした皆を見回してから、力強い口調で言葉を続ける。
「今は……ステルヴィオ様の眷属であり、ステルヴィオ様を新世代の魔王と仰ぐ『叛逆の魔王軍』所属、『影狼騎士団』騎士団長アルテミシアとお覚え下さい。そしてゼロ様は、ステルヴィオ様の筆頭眷属であり……」
そこで一度言葉を切り、
「あの原初の魔王バエル様、その魔王です」
堂々とそう言ったのだった。
最初イグニスと名乗っていた貴族が、そう言って変身の魔道具の効果を解くと、小太りの男の姿が掻き消え、そこには精悍な顔つきの引き締まった肉体を持つ若い男が立っていた。
そして、従者と思われた男も同じ魔道具を使っていたようで、同じく変身を解く。
すると、こちらは全身鎧に身を包んだ、近衛騎士の様相へと様変わりしていた。
「へぇ~これは驚いたな。変な感じはしてたけど、まさか変身の魔道具だとは思わなかったよ」
「私も違和感だけで、まさか変身されているとは思いませんでした。そのような事を可能にする魔道具があるのですね」
少しの驚いただけのステルヴィオと、感心して興味深そうな視線を向けただけのアルテミシア。
その思っていたよりも冷静な反応に、逆に軽く驚かされるアグニスト王太子だったが、隣に立つ近衛騎士のギムに促されて話を再開する。
「あぁギム、わかっている。ステルヴィオ殿、失礼した。あなたがいつ現れるかまでは預言では示されていなかったものでね。ここまでは身分を隠させて貰っていたんだ」
そう言って軽く頭を下げるアグニスト王太子の姿に、他の面々がようやく正気を取り戻す。
「って、ステルヴィオ!? 何普通に会話してるんだよ!? あ、アグニスト殿下も! な、なぜあなたがこのような所に!? と言いますか、そんな簡単に頭を下げてはいけません!」
ある意味、面識のある勇者レックスたちが一番驚いていたかもしれない。
そして、何度か話をしたことがあるレックスが、冒険者に頭を下げるという行為を慌てて制止する。
だが、とうの頭を下げられた本人と、頭を下げた本人は全く聞く耳を持っていなかった。
「いや。彼ら次第でこの国の命運が決まるのだ。むしろ頭を下げて何か少しでも好転するなら、私は喜んで頭を下げるぞ?」
「いやぁ~、さすがにただ頭を下げられただけで動くつもりはないけど? えっと、アグニスト殿下でしたっけ? さっきからあんたが言っている預言と言うのが気になるんだけど、聞かせてくれないか?」
その不遜な物言いに、レックスが慌ててステルヴィオに駆け寄ろうと立ち上がるが、意外にもそれを止めたのは近衛騎士のギムだった。
「レックスさん、構わない。アグニスト殿下はむしろ対等に接したいと思っておられる」
「しかし……」
反論しようとしたレックスだったが、無言で首を振る近衛騎士のギムを見て、言葉を飲み込んだ。
そして、その様子をちらりと見てから、アグニスト王太子は話を再開した。
「気になると言うのは、どうしてでしょうか? 聖光教会の神託は、それほど珍しいものでは無いと思うのですが?」
「まぁ普通ならそうなんだがな。アルの事ならともかく、オレは聖光教会の神からは嫌われているとばかり思っていたんだけど? どうせ色々話すつもりで来たから言っちまうけど、オレのギフトに加護を与えたのは、神は神でも……魔神だぜ?」
ステルヴィオのその『魔神』という言葉に、周りが騒然となった。
そして、その疑問を代表するようにレックスが尋ねる。
「す、ステルヴィオ……魔神というのは、あの魔神なのか?」
「あの魔神ってのが、どの魔神をさしているかわからないが……『魔神シルバアラ』と言えばわかるか?」
ステルヴィオの『魔神シルバアラ』という言葉に、アルテミシア以外の皆が思わず息を呑んだ。
この世界には多くの神々が存在する。
聖光教会は、その数多いる神々を信仰する宗教なのだが、その中に『魔神シルバアラ』は含まれていない。
その理由は有名だ。
魔神シルバアラを、魔王たちが信仰しているからだ。
「どうする? オレたちと共に歩むか? それとも……敵対するか?」
そう言ってステルヴィオが凄んで見せたのだが……答えたのはレックスではなく、アグニスト王太子だった。
「あぁ、そんな事ですか。敵対するわけがありません。是非、共に歩ませて下さい」
しかし、ホッと胸を撫でおろしてそう答えるアグニスト王太子と違い、周りはなぜそんな簡単に受け入れられるのかわからない様子だった。
「なっ……アグニスト殿下、宜しいのですか? あの魔神ですよ? いってぇ、どういうことなんですか?」
そして、受け入れられないギルドマスターのメルゲンが、恐る恐るそう尋ねた。
聖光教会では『魔神シルバアラ』は悪の化身のような扱いを受けており、その神に加護を受けたギフトを持つというステルヴィオを恐れ、疑念を抱いてしまうというのは、当たり前の反応だった。
「これはクロアナ枢機卿から聞いた話で、他言無用でお願いしたい話なのだが……元々我々が『魔神シルバアラ』と呼び恐れる神も、ただの神の一柱に過ぎない尊ぶべき神だったらしい。それを魔王が信仰していたという事実を知った教会の者が、外聞を気にして後から信仰の対象から外してしまったそうだ」
「へぇ~、それはオレも知らなかったな。まぁ昔から『暴力の権化』として有名な神だったらしいけどな」
「ゼロ様が言うには、その『暴力の権化』というほどの力持つ神だったので、魔王も信仰の対象として『魔神シルバアラ』を選んだらしいですよ」
実際には「らしい」というより、本人がそう言っていたので事実そうなのだが、アルテミシアはそう言って補足した。
「ん? ゼロ様と言うのは、いったい? それと失礼だが、君はもしかしてアラジア王国の……」
「はい。亡国、アラジア王国の勇者アルテミシアと申します。ですが今は……」
これまでは周囲には公表していなかった事実をさらりと口にする。
そして、しっかりと前を向き、アグニスト王太子を始めとした皆を見回してから、力強い口調で言葉を続ける。
「今は……ステルヴィオ様の眷属であり、ステルヴィオ様を新世代の魔王と仰ぐ『叛逆の魔王軍』所属、『影狼騎士団』騎士団長アルテミシアとお覚え下さい。そしてゼロ様は、ステルヴィオ様の筆頭眷属であり……」
そこで一度言葉を切り、
「あの原初の魔王バエル様、その魔王です」
堂々とそう言ったのだった。
0
お気に入りに追加
177
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である
megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
闇の錬金術師と三毛猫 ~全種類のポーションが製造可能になったので猫と共にお店でスローライフします~
桜井正宗
ファンタジー
Cランクの平凡な錬金術師・カイリは、宮廷錬金術師に憧れていた。
技術を磨くために大手ギルドに所属。
半年経つとギルドマスターから追放を言い渡された。
理由は、ポーションがまずくて回復力がないからだった。
孤独になったカイリは絶望の中で三毛猫・ヴァルハラと出会う。人語を話す不思議な猫だった。力を与えられ闇の錬金術師に生まれ変わった。
全種類のポーションが製造可能になってしまったのだ。
その力を活かしてお店を開くと、最高のポーションだと国中に広まった。ポーションは飛ぶように売れ、いつの間にかお金持ちに……!
その噂を聞きつけた元ギルドも、もう一度やり直さないかとやって来るが――もう遅かった。
カイリは様々なポーションを製造して成り上がっていくのだった。
三毛猫と共に人生の勝ち組へ...!
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる