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第二章 旅は道連れ
36 これ一枚で四役
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出来上がったカードには、ブルースに見せてもらった物と同じく、発行されたギルド名、名前と年齢、種族などが記載されています。
どうやらこの町は【レミトン】と言う様ですね、カードに【レミトンギルド発行】となっています。
名前の後ろに四つに区切られた四角が有り、その区切りの一つが赤色に色付いています。
これはブルースのカードにはなかった物なので、組合員の印か何かでしょうか?
職員さんに尋ねると、その通りだった様で、
「幾つかのギルドに加入する人も居るからね。
普通なら各ギルドでカードが発行されるのだが、組合員は一枚で兼用できるようにしているのさ。
何枚もカードが有ると無くしそうだろ?」
確かに一枚で済むならそれに越した事は無いでしょう。
しかし、複数のギルドに登録する人がいるのでしょうか?
顔に疑問が現れていたのか、引き続き職員さんが答えてくれました。
「冒険者といえども、皆が皆強いわけではないからな。
採取専門にしている奴だと、それだけじゃ食っていけねーからな。
自分で調合して薬師を兼ねてたり、食材系を採取して自分で売ったり、冒険者といえども色々だ。
素材もギルドで買い取りすれば、安定した収入になるし安全だけど、手数料を払いたくないからと、自分らで直接売る奴も居るしな。
ただし、その際のトラブルは自己責任になるから、安心安全なら、ギルドで売ればいい。
自分で売るなら商業ギルドに登録しないと勝手に金銭の発生する取引をしたのがバレると捕まるからな。
最初の登録料と年に一回の会費さえ払っておけば、後は個人で売買してもお咎めないんだから、登録しておくのを勧めるよ」
色々教えてくれていますけど、半分ほどわかっていないのが現状です……。
皆さんこれだけの説明でわかるのでしょうね。
下地がないから、付いて行けていないのか、ただ単に私の頭が……。
とりあえず後でタブレットで確認しましょう。
因みに、冒険者ギルドのイメージカラーは、血湧き肉躍る冒険で【赤】
薬師ギルドは、薬草の【緑】
生産ギルドは、物を作るのに水が必要な物が多い?から【青】
商業ギルドは【金】だそうで、名前の後ろの区切りに、所属ギルドのイメージカラーが塗られるそうです。
受け取ったカードには、血を一滴付けるように言われました。
これで個人の魔力の波動?が登録されて、他人にカードが使えなくするそうです。
このカードは身分証明書兼、キャッシュカード兼、仕事の証明履歴兼、組合員の会員証なので、他人が悪用しようとすれば、色々問題が起きますから、セキュリティに魔力を登録するそうです。
魔力登録なのに、魔力ではなく血液なのかは、使える魔法が攻撃特化だと、直接魔力を通すとカードを破損しかねないから……とか職員さんが仰っていましたけど、私の頭の容量は、すでに限界なので、この辺りも落ち着いたらタブレットで確認しましょう。
何とか登録が終わりましたけど、ここでまた一つトラブルが……。
「なぜ我がランク10なのだ⁉︎」
「だから名前も変わっているし、30年のブランクがあるから、登録しなおしだって言ったろ?」
「登録しなおしはわかるが、一眠り程のブランクなど、我に何の影響もないわ」
「そりゃあ王様トカゲにとったら30年は一瞬かもしれねえけど、一般的に赤子が一人前の冒険者になるくらいの年月だからな」
「納得ゆかぬ!」
カウンター越しに、ブルースと職員が胸ぐらを掴み合い怒鳴り合っています。
しかしながら、ギルド内にいる方々や、他の職員の方々は素知らぬ顔です。
もしかしてこう言ったトラブルは、日常茶飯事なのでしょうか?
オロオロしているのは私達だけです。
殴り合いまでにはなりませんでしたけど、肝を冷やしました。
結果的には、
『あんたならあっと言う間に元のランクまで上がるのは間違いないのだから、一々気にするな』
だそうです。
どんな基準でランクが上がるのかは分かりませんけど、ブルースならあっという間だと言うのは、私も同意です。
とりあえず何とか収まったので良かったです。
主に身分証明書の感覚で登録に来たのに、随分と疲れてしまいました。
このまま宿に戻ってゴロ寝したいですけど、シナトラとの約束もありますし、私の武器も手に入れたいですから、もう一踏ん張りです。
ギルドの裏口へ回り、シナトラの倒した魔物の魔石と、その他の素材の買取をしてもらいました。
なんだかんだで素材はトータルで20万近くなりました。
シナトラの魔石は1万弱でした。
これが高いのか安いのか私にはわかりませんけど、宿がパーティー用四人部屋の素泊まりで1万でしたから、高収入……ですよね?
「やはり若い魔物だったから安かったな。
だが初めのうちはそんなもんだ。
これからどんどん強い相手を倒していけば良い」
ブルースにすれば安い稼ぎの様でしたけど、シナトラにとっては初めての魔物討伐、初めての収入です。
とても嬉しそうにキラキラした目でこちらを見ています。
「これがお金?
これと交換すれば欲しい物がなんでも貰えるの?」
シナトラのワクワクが伝わってきますけど、訂正しないといけませんね。
「確かにお金と物を交換しますけど、何でも手に入るわけではないのですよ」
元動物の彼に、物の価値を教えるのに苦労してしまいました。
今まで森の中で、お腹が空けば獲物を獲って腹を満たし、好きな場所で寝て、見つけた物は全て自分のもの。
そんな生活から、180度違う生活ですから、理解するまでしっかりと導かねばなりませんね。
「えー、果物なんて森に行けば、そこら中に有るのに、何でお金?がいるの?」
「肉なんていくらでも手に入るのに、何でお金を取るの?」
「ご飯は父ちゃんが作ればいいのに、何でお金を出して人からもらうの?」
……うん、少しばかり大変ですね。
一つずつ説明をして、何とか納得してもらいました。
私も気軽にアインやブルースに、いろんなことを聞いていますけど、聞かれる方は大変なのですね。
やはり、調べる事ができるのですから、自分でタブレットで調べるべきですね。
書き込むのが面倒だとか言わずに……。
どうやらこの町は【レミトン】と言う様ですね、カードに【レミトンギルド発行】となっています。
名前の後ろに四つに区切られた四角が有り、その区切りの一つが赤色に色付いています。
これはブルースのカードにはなかった物なので、組合員の印か何かでしょうか?
職員さんに尋ねると、その通りだった様で、
「幾つかのギルドに加入する人も居るからね。
普通なら各ギルドでカードが発行されるのだが、組合員は一枚で兼用できるようにしているのさ。
何枚もカードが有ると無くしそうだろ?」
確かに一枚で済むならそれに越した事は無いでしょう。
しかし、複数のギルドに登録する人がいるのでしょうか?
顔に疑問が現れていたのか、引き続き職員さんが答えてくれました。
「冒険者といえども、皆が皆強いわけではないからな。
採取専門にしている奴だと、それだけじゃ食っていけねーからな。
自分で調合して薬師を兼ねてたり、食材系を採取して自分で売ったり、冒険者といえども色々だ。
素材もギルドで買い取りすれば、安定した収入になるし安全だけど、手数料を払いたくないからと、自分らで直接売る奴も居るしな。
ただし、その際のトラブルは自己責任になるから、安心安全なら、ギルドで売ればいい。
自分で売るなら商業ギルドに登録しないと勝手に金銭の発生する取引をしたのがバレると捕まるからな。
最初の登録料と年に一回の会費さえ払っておけば、後は個人で売買してもお咎めないんだから、登録しておくのを勧めるよ」
色々教えてくれていますけど、半分ほどわかっていないのが現状です……。
皆さんこれだけの説明でわかるのでしょうね。
下地がないから、付いて行けていないのか、ただ単に私の頭が……。
とりあえず後でタブレットで確認しましょう。
因みに、冒険者ギルドのイメージカラーは、血湧き肉躍る冒険で【赤】
薬師ギルドは、薬草の【緑】
生産ギルドは、物を作るのに水が必要な物が多い?から【青】
商業ギルドは【金】だそうで、名前の後ろの区切りに、所属ギルドのイメージカラーが塗られるそうです。
受け取ったカードには、血を一滴付けるように言われました。
これで個人の魔力の波動?が登録されて、他人にカードが使えなくするそうです。
このカードは身分証明書兼、キャッシュカード兼、仕事の証明履歴兼、組合員の会員証なので、他人が悪用しようとすれば、色々問題が起きますから、セキュリティに魔力を登録するそうです。
魔力登録なのに、魔力ではなく血液なのかは、使える魔法が攻撃特化だと、直接魔力を通すとカードを破損しかねないから……とか職員さんが仰っていましたけど、私の頭の容量は、すでに限界なので、この辺りも落ち着いたらタブレットで確認しましょう。
何とか登録が終わりましたけど、ここでまた一つトラブルが……。
「なぜ我がランク10なのだ⁉︎」
「だから名前も変わっているし、30年のブランクがあるから、登録しなおしだって言ったろ?」
「登録しなおしはわかるが、一眠り程のブランクなど、我に何の影響もないわ」
「そりゃあ王様トカゲにとったら30年は一瞬かもしれねえけど、一般的に赤子が一人前の冒険者になるくらいの年月だからな」
「納得ゆかぬ!」
カウンター越しに、ブルースと職員が胸ぐらを掴み合い怒鳴り合っています。
しかしながら、ギルド内にいる方々や、他の職員の方々は素知らぬ顔です。
もしかしてこう言ったトラブルは、日常茶飯事なのでしょうか?
オロオロしているのは私達だけです。
殴り合いまでにはなりませんでしたけど、肝を冷やしました。
結果的には、
『あんたならあっと言う間に元のランクまで上がるのは間違いないのだから、一々気にするな』
だそうです。
どんな基準でランクが上がるのかは分かりませんけど、ブルースならあっという間だと言うのは、私も同意です。
とりあえず何とか収まったので良かったです。
主に身分証明書の感覚で登録に来たのに、随分と疲れてしまいました。
このまま宿に戻ってゴロ寝したいですけど、シナトラとの約束もありますし、私の武器も手に入れたいですから、もう一踏ん張りです。
ギルドの裏口へ回り、シナトラの倒した魔物の魔石と、その他の素材の買取をしてもらいました。
なんだかんだで素材はトータルで20万近くなりました。
シナトラの魔石は1万弱でした。
これが高いのか安いのか私にはわかりませんけど、宿がパーティー用四人部屋の素泊まりで1万でしたから、高収入……ですよね?
「やはり若い魔物だったから安かったな。
だが初めのうちはそんなもんだ。
これからどんどん強い相手を倒していけば良い」
ブルースにすれば安い稼ぎの様でしたけど、シナトラにとっては初めての魔物討伐、初めての収入です。
とても嬉しそうにキラキラした目でこちらを見ています。
「これがお金?
これと交換すれば欲しい物がなんでも貰えるの?」
シナトラのワクワクが伝わってきますけど、訂正しないといけませんね。
「確かにお金と物を交換しますけど、何でも手に入るわけではないのですよ」
元動物の彼に、物の価値を教えるのに苦労してしまいました。
今まで森の中で、お腹が空けば獲物を獲って腹を満たし、好きな場所で寝て、見つけた物は全て自分のもの。
そんな生活から、180度違う生活ですから、理解するまでしっかりと導かねばなりませんね。
「えー、果物なんて森に行けば、そこら中に有るのに、何でお金?がいるの?」
「肉なんていくらでも手に入るのに、何でお金を取るの?」
「ご飯は父ちゃんが作ればいいのに、何でお金を出して人からもらうの?」
……うん、少しばかり大変ですね。
一つずつ説明をして、何とか納得してもらいました。
私も気軽にアインやブルースに、いろんなことを聞いていますけど、聞かれる方は大変なのですね。
やはり、調べる事ができるのですから、自分でタブレットで調べるべきですね。
書き込むのが面倒だとか言わずに……。
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