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第二章 旅は道連れ
29 村で歓迎されました
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翌朝は、木の実や果物で簡単に朝食を済ませてから、亜人の暮らす村へ出発です。
歩きながらアインに村の事を教えてもらいました。
アインの住んでいた神殿(?)から一番近い亜人の村は、亜人のみで人族は居ないそうです。
森の恵みで生活をするので、純粋な人族では、少々生きていくには厳しいらしいです。
田畑を持たない村なので、もっと拓けた平原近くに住む村や町に、森の恵み(肉や川魚や木の実、果物、薬草にハーブなど)を売り、田畑の収穫物や加工品を仕入れ、生活を成り立たせているのだそうです。
亜人の方々は種族によって得意な事が変わるので、狩や採集の得意な種族が森や山に住む傾向があるのだそうです。
今向かっている村もそういった、狩などが得意な方々が多く住んでいる村です。
無性の方々に名前を与えられて、亜人となった方々の子孫の方々(方々、方々としつこいですかねえ)です。
どんな方々がいらっしゃるのでしょう。
新しい出会いが楽しみですね。
「あ!森の魔王様だ!」
「うわー、お母さん、魔王様が来たよー!」
村に近づくと、遊んでいた子供達が私達に気付き、駆け寄ってきます。
「魔王様、お久しぶりです!」
「まおーさま、あそびにきたの?」
「今日はいっぱい一緒なんだね、魔王様」
嬉しそうにはしゃぐ子供達に囲まれるアインは、とても人気者の様です。
はしゃぐ子供は本当に可愛いですねえ。
「森の魔王様、お久しゅうございます。
大したもてなしはできませんが、どうぞごゆっくりなさって下さい」
村の中きら出てきたのは、身長2メートルはゆうに越す、とても大柄の中年の男性です。
頭には丸いミミがちょこんと付いています。
熊でしょうか?
「お連れの方々もどうぞ」
と、案内されたのは村の中心の家でした。
先程の大柄の中年男性は村のまとめ役のようです。
村人の殆どのミミは三角形でピンと立っています。
シッポから見て犬や猫などの獣人の様ですね。
後は一見人属の様ですけどシッポが有るので、猿の獣人でしょう。
猿の獣人が採取、他の獣人が狩をしているのですかね。
案内された木造の建物は、しっかりとした作りではなく、打ち付けられている木と木の隙間がかなり有りまして……外から覗き放題ですねえ。
「後で説明するからジロジロ見ない!」
チラチラと視線をやっていると、小声でチャックに注意されてしまいました。
果実を絞ったフレッシュジュースと、お茶請けに干し肉を振舞われました……。
この世界ではこの組み合わせが普通なのでしょうか。
アインの前にはジュースと果物が置かれているのを見ると、気を遣ってくれたのかも知れませんが、少々微妙と言いますか………。
アインはまとめ役の熊の獣人に、旅に出る事、分裂したので森は今まで通り、アイン(ヨルゼル)の配下にある事など、必要事項を伝えています。
どうやら【魔王】と言っても【魔族の王様】と言うわけではなく、【広大な森を治めている種族が魔族の王様、略して魔王】の様ですね。
アインはまだ話があるそうなので、私達は別行動で食糧などの調達に行く事にしました。
「必要な物が有れば何でも持って行って下さい。
献上させていただきますので、代金は必要じゃありませんよ」
と言われましたけど、モヤモヤします。
アインが治める土地かもしれませんけど、私達はただの通りすがりです。
無償で品物を受け取るのは、何だか違う気がするのですけど…。
まとめ役(村長と呼んで良いのでしょうか?)の家を出ると、隙間から覗いていた子供達が、わらわらと集まって来ました。
「魔王様のお友達のおじさん達、買い物?」
「ぼくが連れて行ってあげる」
「私がお店教えるの!」
「干し肉なら母ちゃんのが一番美味いぞ」
「肉より果物が良いよね?私が案内してあげる」
ああ、本当に子供は可愛いですねえ。
「順番に案内してくれるかな」
子供達の頭を順番に撫でながら言うと、
「わかった!」
と声を揃えた返事が返ってきます。
本当に可愛い。
「おじさんは何の獣人?」
私の左手を引っ張って歩いている女の子が見上げてきます。
「おれわかるぜ!
ミミもシッポも無いからヘビの獣人だろ?」
右手を引っ張る男の子が得意げに言います。
「じゃあこっちのおじちゃんはトカゲ?」
ブルースに肩車をしてもらっている男の子が首を傾げています。
「ワハハハハ、そんな様なモノだ」
ブルースが笑いながら言うと、男の子は「当たった!」とはしゃいで、肩の上でぴょんぴょんしています。
本当に可愛いです。
「こっちのおじちゃんは……ネコ?」
「惜しい!
僕は森オオネコだよ」
「へーー!緑色なんだね」
「魔法が使えるからね」
胸を張ってシナトラが言うと、子供達は「スゲー!スゲー!」と大はしゃぎです。
本当に可愛いですね。
「お兄ちゃんは翼人?
初めて見た!」
子供達と殆ど背の高さの変わらないチャックは、唯一『お兄ちゃん呼び』です。
私は年寄りですし、ブルースはもっと長生きしていますけど、生まれて一年のシナトラは、子供達より年下だと思うのですけど、背が高いから『おじさん呼び』されていますね。
本人は気にしていないから良いですけど。
そんな大らかなシナトラは良い子ですねえ。
「オレはマネ鳥」
「変わった色してるから、お兄ちゃんも魔法使えるの?」
「………少しだけ」
「凄~い!お兄ちゃん子供なのに魔法使えるんだね!」
「オレは大人だ!」
「え~、俺よりも小さいじゃん」
「マネ鳥の大人は皆俺と同じ背の高さだよ!」
「え~~~」
子供相手にムキになるチャックも可愛いらしいですね。
賑やかな子供達に案内されて、食糧や鍋や食器、着替えに雑貨などで、アインの神殿(?)で不足だった物を分けていただきました。
やはり何も対価を払わないのは気が済みません。
私はこっそり子供達に宝石を渡しました。
「これは案内のお駄賃だよ。
でも今は内緒にしてて、僕達が村を出てから皆で分けてね」
「内緒?」
「そう、しーー、だよ」
人差し指を口の前に当てて「シーー」と言うと、クスクスと笑いながら子供達が真似をします。
子供は内緒話しが好きですからね。
あーーーー!本当に可愛らし過ぎます!
歩きながらアインに村の事を教えてもらいました。
アインの住んでいた神殿(?)から一番近い亜人の村は、亜人のみで人族は居ないそうです。
森の恵みで生活をするので、純粋な人族では、少々生きていくには厳しいらしいです。
田畑を持たない村なので、もっと拓けた平原近くに住む村や町に、森の恵み(肉や川魚や木の実、果物、薬草にハーブなど)を売り、田畑の収穫物や加工品を仕入れ、生活を成り立たせているのだそうです。
亜人の方々は種族によって得意な事が変わるので、狩や採集の得意な種族が森や山に住む傾向があるのだそうです。
今向かっている村もそういった、狩などが得意な方々が多く住んでいる村です。
無性の方々に名前を与えられて、亜人となった方々の子孫の方々(方々、方々としつこいですかねえ)です。
どんな方々がいらっしゃるのでしょう。
新しい出会いが楽しみですね。
「あ!森の魔王様だ!」
「うわー、お母さん、魔王様が来たよー!」
村に近づくと、遊んでいた子供達が私達に気付き、駆け寄ってきます。
「魔王様、お久しぶりです!」
「まおーさま、あそびにきたの?」
「今日はいっぱい一緒なんだね、魔王様」
嬉しそうにはしゃぐ子供達に囲まれるアインは、とても人気者の様です。
はしゃぐ子供は本当に可愛いですねえ。
「森の魔王様、お久しゅうございます。
大したもてなしはできませんが、どうぞごゆっくりなさって下さい」
村の中きら出てきたのは、身長2メートルはゆうに越す、とても大柄の中年の男性です。
頭には丸いミミがちょこんと付いています。
熊でしょうか?
「お連れの方々もどうぞ」
と、案内されたのは村の中心の家でした。
先程の大柄の中年男性は村のまとめ役のようです。
村人の殆どのミミは三角形でピンと立っています。
シッポから見て犬や猫などの獣人の様ですね。
後は一見人属の様ですけどシッポが有るので、猿の獣人でしょう。
猿の獣人が採取、他の獣人が狩をしているのですかね。
案内された木造の建物は、しっかりとした作りではなく、打ち付けられている木と木の隙間がかなり有りまして……外から覗き放題ですねえ。
「後で説明するからジロジロ見ない!」
チラチラと視線をやっていると、小声でチャックに注意されてしまいました。
果実を絞ったフレッシュジュースと、お茶請けに干し肉を振舞われました……。
この世界ではこの組み合わせが普通なのでしょうか。
アインの前にはジュースと果物が置かれているのを見ると、気を遣ってくれたのかも知れませんが、少々微妙と言いますか………。
アインはまとめ役の熊の獣人に、旅に出る事、分裂したので森は今まで通り、アイン(ヨルゼル)の配下にある事など、必要事項を伝えています。
どうやら【魔王】と言っても【魔族の王様】と言うわけではなく、【広大な森を治めている種族が魔族の王様、略して魔王】の様ですね。
アインはまだ話があるそうなので、私達は別行動で食糧などの調達に行く事にしました。
「必要な物が有れば何でも持って行って下さい。
献上させていただきますので、代金は必要じゃありませんよ」
と言われましたけど、モヤモヤします。
アインが治める土地かもしれませんけど、私達はただの通りすがりです。
無償で品物を受け取るのは、何だか違う気がするのですけど…。
まとめ役(村長と呼んで良いのでしょうか?)の家を出ると、隙間から覗いていた子供達が、わらわらと集まって来ました。
「魔王様のお友達のおじさん達、買い物?」
「ぼくが連れて行ってあげる」
「私がお店教えるの!」
「干し肉なら母ちゃんのが一番美味いぞ」
「肉より果物が良いよね?私が案内してあげる」
ああ、本当に子供は可愛いですねえ。
「順番に案内してくれるかな」
子供達の頭を順番に撫でながら言うと、
「わかった!」
と声を揃えた返事が返ってきます。
本当に可愛い。
「おじさんは何の獣人?」
私の左手を引っ張って歩いている女の子が見上げてきます。
「おれわかるぜ!
ミミもシッポも無いからヘビの獣人だろ?」
右手を引っ張る男の子が得意げに言います。
「じゃあこっちのおじちゃんはトカゲ?」
ブルースに肩車をしてもらっている男の子が首を傾げています。
「ワハハハハ、そんな様なモノだ」
ブルースが笑いながら言うと、男の子は「当たった!」とはしゃいで、肩の上でぴょんぴょんしています。
本当に可愛いです。
「こっちのおじちゃんは……ネコ?」
「惜しい!
僕は森オオネコだよ」
「へーー!緑色なんだね」
「魔法が使えるからね」
胸を張ってシナトラが言うと、子供達は「スゲー!スゲー!」と大はしゃぎです。
本当に可愛いですね。
「お兄ちゃんは翼人?
初めて見た!」
子供達と殆ど背の高さの変わらないチャックは、唯一『お兄ちゃん呼び』です。
私は年寄りですし、ブルースはもっと長生きしていますけど、生まれて一年のシナトラは、子供達より年下だと思うのですけど、背が高いから『おじさん呼び』されていますね。
本人は気にしていないから良いですけど。
そんな大らかなシナトラは良い子ですねえ。
「オレはマネ鳥」
「変わった色してるから、お兄ちゃんも魔法使えるの?」
「………少しだけ」
「凄~い!お兄ちゃん子供なのに魔法使えるんだね!」
「オレは大人だ!」
「え~、俺よりも小さいじゃん」
「マネ鳥の大人は皆俺と同じ背の高さだよ!」
「え~~~」
子供相手にムキになるチャックも可愛いらしいですね。
賑やかな子供達に案内されて、食糧や鍋や食器、着替えに雑貨などで、アインの神殿(?)で不足だった物を分けていただきました。
やはり何も対価を払わないのは気が済みません。
私はこっそり子供達に宝石を渡しました。
「これは案内のお駄賃だよ。
でも今は内緒にしてて、僕達が村を出てから皆で分けてね」
「内緒?」
「そう、しーー、だよ」
人差し指を口の前に当てて「シーー」と言うと、クスクスと笑いながら子供達が真似をします。
子供は内緒話しが好きですからね。
あーーーー!本当に可愛らし過ぎます!
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