10 / 206
第二章 旅は道連れ
10 一人目の家族
しおりを挟む
目が覚めました。
川で顔を洗い、拠点へ戻り朝食です。
昨日採ってきた果物は食べ尽くしてしまったので、また後で採って来ないといけませんね。
他にも食べられるものを探すために、今日も森へ行きましょう。
……あ、水筒に水を入れるのを忘れていました。
戻るのも少し面倒ですね、魔法の水って飲めないのでしょうか?
試してみましょうか。
私はコップに手をかざし…そうですね、水を汲むなら思い浮かべるのは、
「水道………うわぁ!」
思ったより勢いよく水が出てしまいました。
コップに水を汲むなら、蛇口全開のイメージはダメですね。
起きて着替えた服がびしょ濡れです。
ひとまず水を鑑定してみましたけれど、『飲用可能』と出ましたので飲んでみます。
普通に水ですね。
「キュイ」
目覚めると居なくなっていたオカメインコが、近くの木の枝からこちらを見下ろしています。
餌でも食べに行っていたのでしょうか。
「キュイ」
「おはようございます」
もう一度鳴かれたので挨拶しました。
昨日までと違って威嚇の鳴き声ではありませんね。
「ギーー!」
あ、また威嚇されました。
何が言いたいのでしょう?
小首を傾げていると、飛んできて私の手に止まり、コップを突きます。
「水が欲しいのですか?
川から汲んできましょうか」
「ギーーーー!」
「魔法で出した水がいいのですか?」
「キュイ、キュイ」
どうやら魔法で出した水を飲みたいようなので、水量を加減してコップ水を出しましたら、頭を突っ込み飲んでいます。
並々と注いだ水を4分の1ほど飲んだ後、体をブルリと震わせて、
『あー、満足』
とでも言いたげに目蓋を閉じ、冠羽もリラックス状態です。
「美味しかったのかな?
普通の水だと思うんだけど」
指を伸ばしこちょこちょこと頬を掻いてやると、グリグリと頭をすり寄せてきます。
チャックを思い出しますね。
「ねえ君、僕の家族になるかい?」
妻とチャックの三人暮らしを思い出し、家族の前での口調に戻りますねえ。
言葉が通じたのか、肩にとまり頬にすり寄ってきます。
これは了承したと思っていいんですかね。
それなら最初の家族は、チャックと同じオカメインコの君がいいです。
「ちょっと待っててくださいよ……オープン」
【亜人化のやり方
心を通わせた生き物を亜人化させる方法は簡単だよ。
生き物には個別の名前が付いていないから、名前をつけると【個】として認められるんだよ。
【個】として認識されて、意思疎通をしたい、一緒に居たい、仲間になりたいって、お互いが思っていたら、亜人になれるんだ。
まずは【個】としての名前を考えて、それに魔力を込めて触れながら口に出そう。
それだけで相手は亜人になれるんだ。
でも注意してね、相手が望んでいないと【個】としての名前を唱えても亜人にはなれないし、場合によっては跳ね返されて、かけた本人が別の生き物になる事があるからね。
無理強いは絶対にダメだよ。
それから、亜人になったからと言ってもずっと一緒に居なくても良いんだよ。
心を通わせて家族になったからと言って、ずーっと一緒に居られるとは限らないからね。
結婚したり、就職したり、寿命の長さが違うから、出会いの分別れもあるよ。
独り立ちする時に、亜人のまま別れるパターンが一番多いね。
【個】の名前を返してもらえば、相手は元の生き物に戻れるから、相手が『亜人はもう嫌だ』と言ったら元に戻してあげようね。
独り立ちする時に元の動物に戻りたい人も居るからね。
その時は【亜人解除】をしてあげようね。
相手が嫌がることをしたらしっぺ返しが来るから、本当に気をつけてよ。 】
成る程、一方的に亜人化させられない様になっているのですね。
別の生き物になるのは怖いですから、キチンと確認しなければなりませんね。
亜人のまま別れた方々の子孫が、今現在各地で暮らして居る亜人の方々なのですかねえ。
出会いもあれば別れもあるのは当然です。
別れの時も、良い関係のままでいたいですね。
「本当に名前をつけていいんだね?」
「キュイ!」
どうやら異論はないようですので、以前一緒に暮らしていたオカメインコと同じ名前…大事な家族の名前にしましょう。
「じゃあ君には私の家族の名前をあげよう。
君の名前は『チャック(ベリー)』だよ」
指先で触れ、名前を告げるとぽうっと光り、彼の体が滲んだと思ったら、ぐんぐん大きくなって人の形になりました。
私の肩の上で……。
当然私はその場で転けて倒れましたよ。
その倒れた私の上でチャックと名付けたオカメインコは、紫色の髪と翼を持つ、10歳くらいの男の子になりました……全裸ですが。
「おお、手がある、足がある!
すげー、指まであるよ!」
自分の手足を見て、とても喜んでいます。
「あー、あー、オレちゃんと言葉話せてる?」
「ちゃんと話せてるよ」
彼は私の胸ぐらを掴み、大声で喋ります。
「あんたさあ、あんた、オレ言いたい事いっぱいだよ!」
「話は聞くから、ひとまず上から降りてくれないかな。
それと今の僕は耳は遠くないからもう少し声を抑えてくれ」
傍目に見ると、全裸の子供に押し倒されている状態です。
あまりよろしくありませんね。
チャックに私の着替えを渡し、着てもらいました。
ズボンはサイズが合わないので、シャツを着ただけですが、太腿辺りまであるから、ワンピースを着ている様です。
ひとまずはこれで我慢してもらいましょう。
彼は捲し立てる様に、一昨日からの私の行動を批判してきました。
魔法の使い方が変だとか、食べられる草や木の実が有るのに、黒焦げの物を食べるのは変だとか、わざわざ食べ物のない所ばかりぐるぐる回るのが変だとか……。
「人間って色んな草や岩を使って料理?とかするんでしょ?
あれが料理なの?
オレがじいちゃんから聞いていたのと全然違うんだけど」
「岩…はわからないけど、料理はした事ないから、とりあえず焼いてみたんだけど、あれじゃあダメだと僕も思うよ。
食べ物も、君が昨日持ってきてくれて、案内までしてくれて助かったよ、ありがとう」
頭を下げると、顔を赤くして、また捲し立てる様に喋りだす。
「だって川向こうって色んな匂いのする草ばっかりで食べ物無いのに、あんたぐるぐる回ってるし!
その上倒れるし!
暖ったかい寝床のお礼しなきゃだし?
別に礼を言われる様な事じゃないし!
お互い様だし!」
なんだか一生懸命で可愛いですねえ。
ほのぼのとしてしまいます。
「笑うなー!」
「すみません」
川で顔を洗い、拠点へ戻り朝食です。
昨日採ってきた果物は食べ尽くしてしまったので、また後で採って来ないといけませんね。
他にも食べられるものを探すために、今日も森へ行きましょう。
……あ、水筒に水を入れるのを忘れていました。
戻るのも少し面倒ですね、魔法の水って飲めないのでしょうか?
試してみましょうか。
私はコップに手をかざし…そうですね、水を汲むなら思い浮かべるのは、
「水道………うわぁ!」
思ったより勢いよく水が出てしまいました。
コップに水を汲むなら、蛇口全開のイメージはダメですね。
起きて着替えた服がびしょ濡れです。
ひとまず水を鑑定してみましたけれど、『飲用可能』と出ましたので飲んでみます。
普通に水ですね。
「キュイ」
目覚めると居なくなっていたオカメインコが、近くの木の枝からこちらを見下ろしています。
餌でも食べに行っていたのでしょうか。
「キュイ」
「おはようございます」
もう一度鳴かれたので挨拶しました。
昨日までと違って威嚇の鳴き声ではありませんね。
「ギーー!」
あ、また威嚇されました。
何が言いたいのでしょう?
小首を傾げていると、飛んできて私の手に止まり、コップを突きます。
「水が欲しいのですか?
川から汲んできましょうか」
「ギーーーー!」
「魔法で出した水がいいのですか?」
「キュイ、キュイ」
どうやら魔法で出した水を飲みたいようなので、水量を加減してコップ水を出しましたら、頭を突っ込み飲んでいます。
並々と注いだ水を4分の1ほど飲んだ後、体をブルリと震わせて、
『あー、満足』
とでも言いたげに目蓋を閉じ、冠羽もリラックス状態です。
「美味しかったのかな?
普通の水だと思うんだけど」
指を伸ばしこちょこちょこと頬を掻いてやると、グリグリと頭をすり寄せてきます。
チャックを思い出しますね。
「ねえ君、僕の家族になるかい?」
妻とチャックの三人暮らしを思い出し、家族の前での口調に戻りますねえ。
言葉が通じたのか、肩にとまり頬にすり寄ってきます。
これは了承したと思っていいんですかね。
それなら最初の家族は、チャックと同じオカメインコの君がいいです。
「ちょっと待っててくださいよ……オープン」
【亜人化のやり方
心を通わせた生き物を亜人化させる方法は簡単だよ。
生き物には個別の名前が付いていないから、名前をつけると【個】として認められるんだよ。
【個】として認識されて、意思疎通をしたい、一緒に居たい、仲間になりたいって、お互いが思っていたら、亜人になれるんだ。
まずは【個】としての名前を考えて、それに魔力を込めて触れながら口に出そう。
それだけで相手は亜人になれるんだ。
でも注意してね、相手が望んでいないと【個】としての名前を唱えても亜人にはなれないし、場合によっては跳ね返されて、かけた本人が別の生き物になる事があるからね。
無理強いは絶対にダメだよ。
それから、亜人になったからと言ってもずっと一緒に居なくても良いんだよ。
心を通わせて家族になったからと言って、ずーっと一緒に居られるとは限らないからね。
結婚したり、就職したり、寿命の長さが違うから、出会いの分別れもあるよ。
独り立ちする時に、亜人のまま別れるパターンが一番多いね。
【個】の名前を返してもらえば、相手は元の生き物に戻れるから、相手が『亜人はもう嫌だ』と言ったら元に戻してあげようね。
独り立ちする時に元の動物に戻りたい人も居るからね。
その時は【亜人解除】をしてあげようね。
相手が嫌がることをしたらしっぺ返しが来るから、本当に気をつけてよ。 】
成る程、一方的に亜人化させられない様になっているのですね。
別の生き物になるのは怖いですから、キチンと確認しなければなりませんね。
亜人のまま別れた方々の子孫が、今現在各地で暮らして居る亜人の方々なのですかねえ。
出会いもあれば別れもあるのは当然です。
別れの時も、良い関係のままでいたいですね。
「本当に名前をつけていいんだね?」
「キュイ!」
どうやら異論はないようですので、以前一緒に暮らしていたオカメインコと同じ名前…大事な家族の名前にしましょう。
「じゃあ君には私の家族の名前をあげよう。
君の名前は『チャック(ベリー)』だよ」
指先で触れ、名前を告げるとぽうっと光り、彼の体が滲んだと思ったら、ぐんぐん大きくなって人の形になりました。
私の肩の上で……。
当然私はその場で転けて倒れましたよ。
その倒れた私の上でチャックと名付けたオカメインコは、紫色の髪と翼を持つ、10歳くらいの男の子になりました……全裸ですが。
「おお、手がある、足がある!
すげー、指まであるよ!」
自分の手足を見て、とても喜んでいます。
「あー、あー、オレちゃんと言葉話せてる?」
「ちゃんと話せてるよ」
彼は私の胸ぐらを掴み、大声で喋ります。
「あんたさあ、あんた、オレ言いたい事いっぱいだよ!」
「話は聞くから、ひとまず上から降りてくれないかな。
それと今の僕は耳は遠くないからもう少し声を抑えてくれ」
傍目に見ると、全裸の子供に押し倒されている状態です。
あまりよろしくありませんね。
チャックに私の着替えを渡し、着てもらいました。
ズボンはサイズが合わないので、シャツを着ただけですが、太腿辺りまであるから、ワンピースを着ている様です。
ひとまずはこれで我慢してもらいましょう。
彼は捲し立てる様に、一昨日からの私の行動を批判してきました。
魔法の使い方が変だとか、食べられる草や木の実が有るのに、黒焦げの物を食べるのは変だとか、わざわざ食べ物のない所ばかりぐるぐる回るのが変だとか……。
「人間って色んな草や岩を使って料理?とかするんでしょ?
あれが料理なの?
オレがじいちゃんから聞いていたのと全然違うんだけど」
「岩…はわからないけど、料理はした事ないから、とりあえず焼いてみたんだけど、あれじゃあダメだと僕も思うよ。
食べ物も、君が昨日持ってきてくれて、案内までしてくれて助かったよ、ありがとう」
頭を下げると、顔を赤くして、また捲し立てる様に喋りだす。
「だって川向こうって色んな匂いのする草ばっかりで食べ物無いのに、あんたぐるぐる回ってるし!
その上倒れるし!
暖ったかい寝床のお礼しなきゃだし?
別に礼を言われる様な事じゃないし!
お互い様だし!」
なんだか一生懸命で可愛いですねえ。
ほのぼのとしてしまいます。
「笑うなー!」
「すみません」
11
お気に入りに追加
55
あなたにおすすめの小説

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる